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足つぼ療法が効果的な理由

現在、人気急上昇の足つぼ療法ですが、実はこのつぼ療法は歴史が古く、針灸の起源は、古代中国にあります。人間の身体の特定の場所を温めたり、あるいは石などで刺激したりすると、治療効果があることを今からおよそ2000年以上昔の当時の人はすでに知っていたのです。

医学者たちは、どの場所に刺激を与えると、どのような病気に効果があるのか経験を積み上げ、そしてそれらの成果を一冊の本にまとめました。それが今日残る最古の医書『黄帝内経』です。

日本に伝えられたのは、414年といわれますが、そして江戸時代には、日本独特の針灸治療が生まれました。しかし江戸時代に発展をあげた針灸治療でしたが、明治維新以後は、西洋医学の導入のなかで衰退していきました。

再び注目されたのは、ニクソン大統領が訪中したときに、大統領が中国で針麻酔を受ける様子がテレビ放送されたのをきっかけでした。

現在では、特につぼが集中する足つぼ療法が注目されています。しかし、ツボを治療するとなぜ、効果があるのでしょうか?

体が健康であるというときには、気血のエネルギーが全身に、滞りなく円滑にめぐっています。それがある場所で流れが滞ったり、停止したりすると苦痛が出てきます。これは、経路のエネルギーの循環が悪化しはじめた証拠ととらえることができます。

そして、特定のツボのところでエネルギーの流れが停滞していることを探り、その特定のつぼに針や灸をおこなって刺激を与えることで、エネルギーの流れを取り戻し、症状を緩和し、機能を回復させるのです。

つまり、ツボは病気が現れる場所であり、同時に治療のポイントにもなるのです。最近では、レーザー針を針治療に応用するようになりました。

つぼ刺激による効果

足の裏にはつぼが集中していることから、つぼ療法のなかでも特に足つぼは有名ですが、つぼ、すなわち経穴は、身体全体に広がっています。足つぼ、「ちょっぴり痛いけど・・・気持ち良い!」のですが、身体に対しての効果、影響は次のようなものです。

■消化器・呼吸器・泌尿器系の器官を調節する
胃や小腸などの消化器の運動・分泌機能が低下している場合に、つぼ刺激を行うと、その機能が亢進します。逆に、亢進している場合には、つぼ刺激によって抑制する効果があります。つまり正常な状態にもどすように働くというわけです。

■血液・リンパ液の循環を活発にする
血液やリンパ液などの体液の流れを良好にする効果があり、流れをよくすることによって、身体のすみずみまで栄養物をゆきわたらせます。また老廃物が取り除かれることによって、、細胞が活性化され細胞本来の働きができるようになります。

■神経系に影響を与え、痛みを抑える。
つぼを刺激すると、モルヒネに似た物質が体内にでき、この作用によって痛みが抑えられるといわれます。

■内臓の働きを調整する
つぼ刺激した部分だけでなく、特定の内臓にも刺激を与えて、正常に動くように調整する効果があります。

■体調を整える
人間の身体には、いつもベストの状態を保とうとする恒常性保持機能があります。つぼ刺激などによってこの恒常性保持機能を高めて、全身の体調を良好にする働きがあります。

つぼ刺激の注意点と行ってはいけない人

足つぼを刺激すると、痛いとも気持ち良いので、ついつい病みつきになってしまいます。しかし、やりすぎは禁物です。また、人によって、体調によってはつぼ刺激をしないほうが良い人もいます。

足つぼ刺激は、1日に15分から30分が程度といわれています。1日に15分から30分が目安といわれています。なるべく夕食のあと、2時間後のリラックスしたときに行うと効果があります。病気の種類や程度によって、治療日数はかなり違います。

急性の場合は比較的早く治りますし、慢性の病気は、数ヶ月、数年かけて出てきた病気ですので、治すのにもやはり数ヶ月、数年の長期間の治療年月が必要となります。

途中で治療を中断したり、あまりに間隔をあけたりすると、治療効果をさげることがありますので、症状が思わしくない場合は、毎日または隔日で治療が必要なこともあります。ある程度、症状が緩和されたら、週に2回ぐらいのペースで行うと良いでしょう。

老化による変形性脊椎症など骨の異常による病気には対しては、効果は期待できません。また、胆のう炎や癌でも腰痛は起きることがありますが、その場合もつぼ刺激では効き目はありません。つぼ刺激に頼っていたばかりに、治療が手遅れにならないよう、注意が必要です。

つぼ刺激療法は、熱があるときや極端に身体が衰弱しているときは、行わないでください。その他、足を怪我している場合や、脳出血、脳血栓の直後、悪性腫瘍、妊娠中、心臓病や重い腎臓病、不整脈がある場合などは刺激してはいけません。

また治療の前後は、すぐに入浴したり飲酒をするのは避けたほうがいいといわれます。

整体・カイロプラクティックとは

よく耳にする整体とカイロプラクティックですが、どう違うのでしょうか。

整体とは、「骨(関節)や筋肉の歪みを人の手(時には足も)でもって改善する民間療法」のことをいいます。整体とは、整体師により背骨や骨盤のズレや歪みを手技で矯正することです。背骨や骨盤の歪みを正常な状態に戻すことで、身体があるべき機能を取り戻し、健康を取り戻すことができるのです。

整体は、肩こりや腰痛、ぎっくり腰、四十肩、五十肩、四十肩、頭痛、手足のしびれ、不眠症、生理痛や生理不順、便秘、冷え性、不妊症などにも効果的といわれています。また整体は、美容・老化防止やダイエットなどの効果もあると言われています。

カイロプラクティックのカイロ(CHIRO)とは「手」、プラクティック(PRACTIC)とは「療法」という二つの組み合わせによって、カイロプラクティックという言葉が生まれました。アメリカのダニエル・デービッド・パーマーによって、1895年に体系化され、現在では、世界60ヶ国に普及されています。

カイロプラクティックは、まず体全体の歪みを判断し治療の進め方を決めていきます。そして、体全体の骨格や関節の歪みを矯正し、歪みが原因で生じるあらゆる症状の改善を導いていくものとされています。

大きな枠で捉えれば、カイロプラクティックも整体の部類に属しますが、整体は東洋で生まれたのに対し、カイロプラティックは、西洋(アメリカ)生まれです。

整体は、身体を全体的に見て診断し不調をきたしている部分に対して施術をしますが、カイロプラクティックは、「背骨(脊椎)」という部分的な歪みを改善することに主眼を置いています。

ただし看板からだけでは判別しにくく、便宜上カイロプラティックという言葉を日本語に訳した形として整体と名乗っている施術院もありますので、整体なのか、カイロプラティックなのかはわかりづらいのが現状のようです。

体本来のバランスを整えて個々人の持つ自然治癒力を引き出すという点では、どちらも共通しています。

病気予防・美容にも効果がある整体

日常の無理な姿勢の積み重ねや疲労、ストレスなどで身体のバランスは徐々に崩れ、身体の歪みから肩こりや腰痛、頭痛、不眠などの症状の出ることが多いと言われています。整体はこのような身体の歪みを治し、不快な症状を解消してくれます。

整体は、筋肉の疲れやむくみをほぐして和らげ、関節のズレや縮みを元に戻し、身体を正常なあるべき位置に戻してくれます。内臓も血液の循環が促され活発になります。骨格を正常な元の位置に戻せば、肩こりや腰痛、頭痛、不眠などといった生活習慣病は緩和され、健康な状態に戻ることができるでしょう。

整体は、美容にも効果があります。真っ直ぐで美しい骨格は美しい立ち姿のシルエットを作ります。猫背、O脚、X脚などは、全て背骨・骨盤の歪みからきているものといわれています。身体の歪みを治す整体を受けることでこうした悩みを解決することができます。

整体は健康面ではもちろんのこと、スタイルを良くしたい、綺麗になりたいといった美容の面でもとても優れていますので、多くの方々に整体は支持されています。

背骨の歪みは身体の神経の働きを悪くさせ、骨盤の歪みは内臓の機能を低下させます。代謝が悪くなることによって、脂肪が溜まりやすくなり、その結果太りやすくなってしまいます。またむくみの原因にもなります。

女性特有の、便秘・生理痛・生理不順・吹き出物、不妊症も身体の歪みが原因のひとつです。しかし整体により背骨・骨盤を元の位置に戻せば、内臓の機能も正常に働き血液の循環も活発になり、これらの悩みは大きく解消されます。

整体とは健康に良いだけでなく、女性特有の悩みも解消してくれる効果があります。

整体師になるには

整体を治療する者を「整体師」と呼んでいます。

整体師は、国家資格ではなく民間資格となります。民間資格とは、民間の企業や団体が独自に設けた資格で、聞きなれた民間資格には、ファイナンシャルプランナーや医療事務、TOEICなどがあります。

整体師になるには、専門のスクールに通うのが一般的ですが、通信教育でも資格取得できます。資格取得までに必要な費用は、スクールによって幅がありますが40万円〜200万円くらいとなっているようです。

必要な期間は6ヶ月〜2年くらいです。経験がものをいう仕事ですから、まずは整体院や接骨院、病院などに就職して経験と知識を積んでいきます。資格取得後すぐに独立開業とはいきません。

整体師は、医師ではないために病的判断や手術、注射、鍼灸、レントゲン等は禁止されています。また、薬などの調合や投与も禁止されています。更に、名称をつける際には、医院やクリニック、診療所といった用語は使用できないことになっています。

このように整体院には色々な規制はありますが、これといった設備投資を必要とせず、患者さんが寝転がれる空間さえあればいいので、すぐに開業できるのが整体院の強みです。でもそれだけに、整体師さんの腕と知識が重要になってきます。

病院では治りにくかった精神的な内面やリハビリ的な効果には重宝されている面もあることから、使いわけて利用される方が増えてきています。

手に職をとお考えの方は、整体の施術者である整体師になる道を考えてみてはいかがですか?