202回 ブログでコメンテーター「笑って過ごしましょう。」
December 28 [Wed], 2011, 9:27

先日、私たちの教会の建物があった地区の方たちが入居している仮設住宅の集会所に行ったときのことです。集会所には、これまで訪れた方たちの写真が掲示されていました。仙台市長の写真もありました。20枚くらいの大判の写真のなかに、フランク・シナトラではなく、フランク・サナ寅さんという方の写真がありました。渥美清さんが演じていたフーテンの寅さんと同じ衣装を身にまとった方です。どんな芸をしたのか、トークをしたのか全く分かりませんが、名前が面白いと思いました。尤も、フランク・シナトラを知っている、つまり、若くない人でないと、この面白さはわからないでしょう。
私たちの教会は3.11大震災以後、海岸の近くから、今は内陸地に移転して、そこで教会の活動をしています。今年の夏に、ダジャレと言いましょうか、ユーモアが大好きなある牧師先生が訪ねて来られました。海岸近くの教会跡地に行きますと、そこは十字架の塔が立っています。建物は見事に流出し、塔しか残っていません。たいていの方々は、私に気を使うのか、それとも、状況を見てショックを受けるのか、皆さん一様に寡黙になられます。私もその方たちに合わせてベラベラと喋ることは控えます。しかし、そのT先生は言いました。「ここには十字架の塔しか無いなあ。塔しか無い。トウシカナイトウシカナイ。内藤だから塔しか無いか。」と言いました。そしてまたしばらくして、この十字架の塔はインターネットの写真では大きく見えるけど。実際に来てみて見ると、小さいぞ。ちいさいど。チーサイド。シーサイドチャペル。」と言いました。それほど面白くはありませんでしたが、何しろユーモアの大御所の先生ですので、私も苦笑いをしていましたが、どちらかと言えば、私も元々はユーモア大好き人間ですから、それまで頭の中にはあったものの、使えないジョーク(ダジャレ)ということで、ひそかに胸の中にしまっていたものを表に出すことになりました。私は「先生。もっと面白いのがありますよ。震災(シンサイ)を受けたので、シーサイドではなく、シンサイドチャペルというのはどうでしょう。」と言いますと、その先生「負けた。」と言って笑ったのであります。
その後、そのT先生は、私が「シンサイドチャペル」と言って明るくしていたと、その部分だけ取って、T先生が牧会する教会の週報に載せていましたが、正確に言うと、T先生が二回もダジャレを飛ばすので、仕方なく(笑)T先生に合わせて、そう言ったのです。
こういった話は出す時期や場所を間違えますと、お叱りを受けてしまいそうですが、明るく楽しく笑って生きることは決して悪いことではありません。最近のマジメな研究によっても、笑うと、体の中に善玉の細胞が活動するのだそうで、精神病などには一番効果があるようです。ですから、よく笑う人は長生きする可能性大と言えるようです。
「…真理はあなたがたを自由にします。(ヨハネ8:32)」と聖書は言っています。案外、大真面目に会議などしているときは、色々気兼ねして、本音で物事を語りにくいところがあり、ストレスを感じたりするものです。しかし、ジョークを言い合える場ですと、本音で語るので、真実がそこにあり、自由を感じます。2012年、あんまりマジメになり過ぎないで、大いに笑って、楽しく元気に、そして真実に過ごしたいものです。
- 牧師のブログでコメンテーター |
- URL |
- Comment [0] |


