Simen Johan

2006年03月31日(金) 7時45分

Untitled #89, from the series Evidence of Things Unseen (2000)


Untitled #90, from the series Evidence of Things Unseen (2000)

Simen Johan

アメリカの写真家Simen Johanの作品です。だから何なのと言われると困るけど、サンシャイン国際水族館にはブタもいるよ。

Luigi La Speranza

2006年03月29日(水) 21時44分

The Garden of Lust and Obsession (2002)

ATELIER-GALERIE LA SPERANZA Fine Art phant.-surreal Realismus (Germ/Engl)

オーストリアの画家Luigi La Speranzaの公式サイトです。風変わりな生き物がいっぱいで楽しい。

上に貼った絵のモチーフになっているのは、ヒエロニムス・ボス「快楽の園」の中央パネル。画面中央手前になんだか唐突な感じで魚が一匹描かれていますね。


The Garden of Earthly Delights (Detail, 1504)

元ネタの「快楽の園」にはこんな感じでさかなを小脇に抱えたり、お御輿みたいに担ぐ人たちが大勢描かれています。


The Garden of Earthly Delights (Detail, 1504)

同じく「快楽の園」よりムール貝。さかなとムール貝とはふたつでワンセットなのです。すなわち魚が男性器、ムール貝が女性器のアレゴリーとなっており、合わせて性的な快楽を意味することになります。

翻ってLuigi La Speranzaの絵を見るに、ボスと違って裸の男女は遠慮なく絡み合っちゃってて、アレゴリーも何もありませんよね。さかなが所在なさげに見えるのも道理なわけです。

あ、ボスの絵はここから引っ張ってきました。

Masterpieces of Painting - Hieronymus Bosch

愛の駒遊び

2006年03月29日(水) 0時01分

"Les echecs amoureux" Evrard de Conty, 1496-98 より

http://gallica.bnf.fr/Catalogue/noticesInd/MAN00830.htm

Mermaids on the Webで見た人魚の絵が気になってしばらく探していたのですが、うれしいことにネットで見付けることができました。何の本なのかさっぱりわからないけど、素敵な挿絵がいっぱいなので紹介しちゃいます。

まず上に貼ったのは海の神様のネプチューン。ギリシャ神話のポセイドンです。この絵の左下の人魚を探していたのです。


ネプチューンを称えて人魚とともにラッパを鳴らす魚たち。間違って呑み込んでしまわないか心配でたまりません。


ほかの絵も少しだけ。農耕の神様のサトゥルヌ。ゴヤの「我が子を食らうサトゥルヌス」と違って、至って普通に子どもを食べているのが可笑しい。ほかの子も平気で足元に群がってるし。


戦いの女神ミネルヴァ。ギリシャ神話のアテナです。フクロウの盾がかっこいいです。弱そうだけど。

その他の絵はリンク先でご覧下さいませ。ていうかこの本一体何なのか、ご存知の方がいたらコメントかメールで教えて下さい。お願いします。


追記。上のアドレスのページは消えてしまったけど、InternetArchiveのキャッシュで閲覧することができます。(リンク

Lealand Eve Richard

2006年03月28日(火) 20時57分


Children's Book Illustration Portfolio and Editorial Illustrator - Lealand Eve - New York, NY

アメリカのイラストレーター、Lealand Eve Richardのサイトです。Lealand Eveまでが通り名なのかな?よくわからないけど。


さかなじゃないけど顔がちゃんとわかる絵を一枚。この人が描く女の子は表情が絶妙だと思います。

ところでこの人の絵、以前Hugoさんyoniさんかの過去記事で見たような気がするのだけど、どっちで見たんですっけ。
今度から人んちでいいの見たら即座にぱくらないとだ。

Lloyd Walsh

2006年03月26日(日) 18時46分

Untitled (2003)


Untitled (2003)

Lloyd Walsh

アメリカの画家Lloyd Walshの作品。いいですこれ。すごくいい。動物単品でこんなに魅力的な絵を描く人はなかなかいないかもしれません。
ほかに印象的なのは、静物画よろしくテーブルの上でしどけなく四肢を投げ出すキリンとか。そこはかとない色気が漂っていて好きです。

環海異聞

2006年03月26日(日) 18時30分
環海異聞 (九大デジタル・アーカイブより)

今日はなんとなく日本の古書を取り上げたい気分なので、先日からのロシアつながりで『環海異聞』を紹介します。

18世紀末、仙台石巻からの出帆直後に遭難した若宮丸は数ヶ月の漂流を経てアリューシャン列島に漂着しました。生き残りの乗組員はバイカル湖南の都市イルクーツクなどに十年近く滞在し、首都ペテルブルグに上がってロシア皇帝に謁見します。その後世界一周船に同乗してヨーロッパ、南米、ハワイなどを経由して長崎に戻ってきました。

ちなみに出港時に十六名いた乗組員のうち、生還したのは僅か四名だったとか。この四名からの聞き取りがまとめられたのが全十五分冊の『環海異聞』です。


セイウチの図。セイウチはやや魚なので、当ブログで取り上げるのにためらいはないのですが・・・この絵はちょっとセイウチに見えないね。


犬ぞり。ころころした犬が小型の日本犬ぽくてかわいい。


ロシア皇帝に謁見。子どもの塗り絵のようです。


首都ペテルブルグの見世物。


世界一周の航海より、マルケイサ島(どこ?)の男女。

拾い読みしかできないけど、自然から衣食住、言語に至るまで事細かに記録された漂着からイルクーツク滞在あたりが面白いですね。図版も多くてとても興味深い書物です。

Adolf Born

2006年03月25日(土) 7時08分

Finds of Christopher Columbus (2004)

ArtForum - Adolf Born - Printing, painting, illustrations

チェコのイラストレーター・アニメーション作家Adolf Bornの「コロンブスの発見」というリトグラフです。

コロンブスというと航海日誌に人魚の目撃談を記したことでも有名です。
ラス・カサスがまとめた1493年1月9日の記録にごく簡潔に
「提督(コロンブス)は波間を跳ねている三頭の人魚を見た。それらは絵に描かれているように美しくはなく、かろうじて人間のような顔をしていた」
みたいなことが書かれています。うろおぼえなので正確じゃないけど。

この人魚の正体は海獣のマナティのことだと言われていますが、なんであれを人魚だと思うのかと不服な方はおられませんか?っていうか私がそうなんですけど。むちゃくちゃ不満です。
船乗りは女性に飢えていたからあれが人魚に見えたという俗説もあるけど、コロンブス一行の航海はこの頃はもう終盤で、さんざん変わったものや現地の女性も目にした後です。第一目撃した本人が「美しくなかった」と書き残しており、まったく心ひかれた様子がありません。

個人的には船乗りたちは人魚を海の怪物の一種とみなしていて、美しい女性の姿をしているとは端から思っていなかったと考えれば納得はできます。実証してみせる力はないので言うだけ言ってそれっきりにしちゃうけど、きっとそうに違いないよ。うん。


Fishing Market in the Netherlands (Detail, 2004)

同じくAdolf Bornの人魚の絵。いい絵だなー。この人のこういう絵がいっぱい載ってる絵本があったら欲しい。

Gia Chikvaidze

2006年03月23日(木) 22時59分

Fishing (2000)

Golden Deer Art Gallery

今日も旧ソ連の人の絵を貼ります。グルジアの画家Gia Chikvaidze。
こういう荒々しいタッチの絵は是非とも生で見てみたいな。

関係ないけどたっぷりの睡眠と水族館に行く暇がほしい。

Vladimir Gvozdev

2006年03月21日(火) 22時39分


gvozdariki

ロシアの画家Vladimir Gvozdevの作品。
無愛想に絵だけ置いてあったので何ていうタイトルなのかわかりません。上のみたいな普通の絵もいいし


こういうメカメカしい動物シリーズも素敵。


かっこいいのでもう一枚。カメレオンはあまり魚ではありませんけど。

旧ソビエト連邦圏っていい絵描きさんがいっぱいいるよなー。
ロシア語がわかればもっといろんな作品が探せるのでしょうか。アルファベットぐらいは読めるようになっとこうかな。

Aaron Jasinski

2006年03月21日(火) 22時24分

Eve Fights Off the Shadows (2004)

Aaron Jasinski

アメリカのイラストレーター・ミュージシャンのAaron Jasinskiの作品。
腐敗してるげな脛の質感が良いです。変におどろおどろしくないところもツボ。