Judith Schaechter

2006年02月27日(月) 22時43分

Dream of the Fisherman's Wife (2004)

Parables in Glass: Stained Glass Artwork by Judith Schaechter

アメリカのアーティストJudith Schaechterのステンドグラス作品。どの作品もかっこいいなー。

うちのアート紹介では必ずしもベストと思える作品を貼っているわけではないから、魅力を伝えられたかどうか不安なことがたまにあるけど、今回はそういうわだかまりがあんまりありません。

後記。公式サイトができたようです。(新しい記事にリンク

ウリッセ・アルドロヴァンディ

2006年02月26日(日) 20時39分


Ulisse Aldrovandi - Dipartimento di Filosofia, Universita di Bologna

ウリッセ・アルドロヴァンディによるシュモクザメもどきと無闇にめでたい魚。
先日紹介した『怪物誌』(後記。良いページがあったので過去記事削除しました。新しい記事はこちら)とは別の書物の図版です。イタリア語のページなのでさっぱりわからないけど、10分冊の膨大な量から推すに死後に編まれた全集ですかね?
あ、図版を見るには"2. Tavole acquerellate di Ulisse Aldrovandi"に進んで次のページの青字の"Consulta"をクリックします。

アルドロヴァンディは16世紀イタリアで活躍した博物学者。医学や植物の研究からキャリアを始め、やがて動物の研究に打ち込みましたが、著書の大半『怪物誌』同様死後にまとめられました。
同時代のコンラッド・ゲスナーピエール・ブロンらとは交友があり、ついでに図版もお互い結構な部分が被り合っています。

この全集とおぼしき図版群は、ところどころとっちらかっていて適当なのかポリシーがあるのか図りかねる分類や、突然現れる変てこな生き物におどろかされて、眺めるのがとても楽しい。以下に変なのを少しだけ貼っておくので、あとは各々お楽しみ下さい。



下の人はなんなんだろう。矢がささってますけど。

あーそれにしてもほんと、こんな良いものが見られてしみじみと幸せです。インターネットの神様どうもありがとう。

Kilfish

2006年02月24日(金) 21時14分

Kilfish4

先日のGerald de Jesusに続くうらやましいシチュエーションその2。キビナゴとか小イワシみたいな小魚ならもっと素敵。ちなみにこの絵はトップのフラッシュからのキャプチャーなのだけど、中に入るとさかなはあんまりいません。がっかりです。

あと宣伝なのですが、別館の armchair aquarium annex めったに更新しないと言いつつ記事が増えてきてたりします。よかったら見てみて下さいまし。

ギュスターヴ・ドレ画『ガルガンチュアとパンタグリュエル』

2006年02月23日(木) 21時27分

"Gargantua and Pantagruel, Illustrated, Book 4" より

Five books of the lives, heroic deeds and sayings of Gargantua and his son Pantagruel by Francois Rabelais
Paul Gustave Dore Illustrations

ポール・ギュスターヴ・ドレによるラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエル』の挿絵です。巨人ガルガンチュアの息子パンタグリュエルが鯨を仕留めた場面。

挿絵だけ見たい人は上のほうのサイトを下にスクロールして"Illustrations by Gustave Dore"ってところをどうぞ。下のほうのサイトでは『神曲』、『聖書物語』など他の仕事も見られます。どれも美しいけど、ラブレーのは原作がぶっとんでいるだけに楽しいな。残念ながら?スカトロジックなエピソードの挿絵はないけど。

Michal Chelbin

2006年02月22日(水) 12時19分

Beauty (1999)

Michal Chelbin Photos

アメリカの写真家Michal Chelbinの作品。上に貼ったようなのより、子どもを写した写真のほうが印象深いです。どうでもいいけど外国の方は金魚好きだよね。

キルヒャーのサイト見つけてからこっち、ネタはあるのに記事書く気になりません。いまだにぼーっと図版眺めて過ごしてます。まだ見てない人は騙されてと思って見てみて下さい。本当に素晴らしいから。

Gerald de Jesus

2006年02月20日(月) 22時09分

Pisces fish (2003)

Gerald de Jesus Art and Stuff

アメリカの画家Gerald de Jesus。ポップでかわいらしいけど物憂げな表情の作品が目立ちます。この絵なんてすごいうらやましいシチュエーションなのに!

ヘッケル『自然の芸術的形態』(再掲)

2006年02月19日(日) 19時12分

"Kunstformen der Natur" 1904 より

Ernst Haeckel: Kunstformen der Natur

前のヘッケルの記事のところは繋がらないようなのでこっち載せときます。

図版だけさっさと見たい人は"Index aller 100 Tafeln"から入って"Tafel 001"から"Tafel 100"ってとこをどうぞ。ひとつの絵に4つリンクがあるけど、高画質の下3つは繋がりません。

キルヒャー『支那図説』

2006年02月19日(日) 16時07分

"China Illustrata" Athanasius Kircher, 1667 より

Athanasius Kircher's China Illustrata

実はこれ、オンラインで公開されているのを先日知ったばかりで下調べも何にもしてません。でもあんまりすごいから一日も早く紹介したくて。適当なことを書くかもしれませんが、リソースの素晴らしさに免じて許して下さい。

とりあえずキルヒャーとその著書『支那図説』について簡単にご紹介。

アタナシウス・キルヒャーは17世紀ドイツ生まれのイエズス会士にして、数学、物理学、地質学、医学、言語学、宗教学など多方面で活躍した学者さんです。この後デカルトやニュートンなどが現れて学問の細分化・専門化が進行するのでキルヒャーはルネサンス的な知性を発揮した最後の大人物ともいえます。

彼は若い頃宣教師として中国に赴きたがったそうですが、希望はかなえられず、ローマに留まって文献を元にエジプトや中国、南北アメリカなどの地域研究を行いました。その成果がまとめられた『支那図説』は当時の第一級の研究書であり、またイエズス会の世界観を窺がう上で大変貴重な資料でもあります。

まあそんな話は置いて、現実と空想とがないまぜになった図版が本っ当にため息が出そうなぐらい素晴らしいのです。
最初に貼ったのは漢字で「海馬」と書かれた謎の動物。


フルーツバットぽいです。すごい悩ましい姿ですね。


太祖と皇帝の像かな?質感が生身の人と変わらなくて悪夢のような光景。


Lake Chinってどこだ。真ん中に誰か浮かんでる。


ぜんぜん中国ぽくない石造りの塔。

他の図版もいっぱいです。是非とも大きい絵でご覧になって下さいませ。

Jan Svankmajer

2006年02月16日(木) 22時48分

Natural Science Tab.3 (1973)


An Arcimboldesque Head (1975)

Jan Svankmajer: Alchemist of the Surreal

これも有名ですよね。チェコのアニメーション作家、ヤン・シュヴァンクマイエルの絵などが見られるページ。オテサーネクからの俄かファンの私が言うのもなんだけど、この人のは動いてなんぼという気がしないでもなかったり。

Animation of Heaven Hell!

ここ行くと短いけどアニメーション作品の一部があります。気に入ったらDVD買いましょう。短編集もアリスもファウストも去年発売されたばかりでまだお店にありますよ。

関係ないけどリンクからたどれるChristiane Cegavskeって人のは絵もスカルプチャもすごく魅力あるね。アニメーションもちゃんとみてみたい。

シーボルト『日本動物誌』

2006年02月16日(木) 22時36分
今夜は方々で既出っぽいところを適当に貼り付けて寝ます。



"Fauna Japonica" Philipp Franz Balthazar von Siebold, 1842-1850 より

シーボルト『日本動物誌』

シーボルトの持ち帰った標本と下絵とをもとに編まれた『日本動物誌』。博物学メニューに戻ると『日本植物誌』などもあります。
これはこれですごく綺麗だけど、日本人絵師の描いた下絵も見てみたいな。川原慶賀とか、ちょっと変わったタッチの面白い絵を描く人だし。

愛人楠本滝とイネの母子など周辺の人間関係も興味深いです。ここでは書きませんけど、ネットにもいろいろなエピソードが落ちてるようなので、気になる人は検索かけてみて下さいまし。