悲運の王女、90年ぶり「帰郷」 宮廷衣装、韓国に寄

July 31 [Fri], 2015, 12:34
朝鮮王朝最後の王女で、日本人華族と結婚し、悲運の生涯を歩んだ徳恵翁主(トッケオンジュ、1912〜89),淫インモラル。その宮廷衣装などが、所蔵する文化学園服飾博物館(東京都渋谷区)から韓国の文化財庁に寄贈され、王女の渡日から90年後に「帰郷」することになった,五便宝。24日、東京都内で覚書が交わされた。

徳恵翁主は、朝鮮王朝第26代の王?高宗(コジョン)の末娘として、日本統治下に生まれた。25年に東京の女子学習院に留学し、4年後、母の死に接して精神に変調をきたした。旧対馬藩主?宗(そう)家の当主?武志伯爵と結婚し、長女が生まれたが、病状は回復せず50年代に離別。56年には長女が失踪する悲劇に見舞われた。62年に韓国に帰り、入院生活をへて77年近い多難な生涯を閉じた。

韓国では、90年代のテレビドラマや2010年にベストセラーになった小説などで広く知られる「悲運の王女」だが、日本ではなかば忘れられた存在だった。