iPhone+モバイルプリンタを業務活用――シーエフ・カンパニーがソリューション開発 / 2010年03月26日(金)
 シーエフ・カンパニーが、iPhone向け業務アプリ内のデータをモバイルプリンターに出力可能にするソリューションを開発した。商品は受注生産ベースで提供し、価格はオープンプライス。

 業務用に作り込まれたiPhone/iPod touch向けアプリのデータをWi-Fi接続されたモバイルプリンタに送り、印刷することが可能。印刷用のプリンタは「LK-P11W」と「LK-P20W」を用意した。アプリにマイクロテック製のePrint SDKを組み込むことで印刷に対応しており、業務用アプリの作り込みやePrint SDKの組み込みについては、シーエフ・カンパニーがサポートする。

 iPhoneは業務用途の導入事例が増え始めており、シーエフ・カンパニーによれば、業務アプリのデータを出先でプリントしたいというニーズも増えているという。同社では初年度5000台の販売を見込んでいる。

 なお、シーエフ・カンパニーのサイトでは、iPhoneとプリンタを連携させてプリントする様子を動画で確認できる。

(プロモバ) 3月26日12時21分配信 +D Mobile
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000022-zdn_m-mobi
 
   
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サイブリッジら、共同出資による戦略 PR 会社「プレッジ」を設立 / 2010年03月26日(金)
株式会社サイブリッジ、株式会社バリュープレス、および paperboy&co.創業者の家入一真氏は、2010年3月25日、共同出資により戦略 PR 会社「プレッジ」を設立したことを発表した。

プレッジは、サイブリッジが持つ Web 制作・システム開発の技術と、バリュープレスが持つ PR 分野での統計データやノウハウ、また paperboy&co.の創業者である家入氏のアイディアを統合し、ワンストップでクライアントに提供する戦略 PR 会社。

PR コンサルティングでは、プレスリリースや広告価値換算、レピュテーション調査、炎上対策のほか、実務面における広報体制の構築からイベント企画、記者発表といった企業の広報業務全般を請け負い、その過程で発生する Web サイトをはじめとしたインターネットツールは、サイブリッジが制作する。

さらに、ソーシャルアプリや Twitter、Ustream といった新興インターネットメディアを活用した次世代型 PR プランも構築するという。サービスの価格帯は、1プロジェクト300〜1,000万円程度を予定。

【3月26日12時21分配信 japan.internet.com
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000009-inet-inet
 
   
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キム・ヨナ準備万全、「精神的にも回復した」 / 2010年03月26日(金)
【トリノ24日聯合ニュース】フィギュアスケートの世界選手権で大会2連覇を狙うキム・ヨナが、最終目標に掲げていた冬季五輪金メダル獲得を実現して以来の「空虚感」を克服した。
 イタリア・トリノで24日(韓国時間25日)に公式練習を行ったキムは、「これまで体は問題がなかったが、精神的には(バンクーバー冬季)五輪ほど良くなかった」と打ち明けた。トリノに到着してからの練習で、調子を取り戻したという。
 キムはバンクーバー冬季五輪終了後、心身ともに疲れ切った状態だった。世界選手権への準備のなか、一時は練習を休むなど苦しい時間を送り、自ら「目標にしていた金メダルを獲得し、精神的に緩んだ面もあるようだ」と語っていた。
 しかし、この日の練習では、活気あふれる表情でミスのない演技を披露。コンビネーションジャンプもほぼ完ぺきに成功させた。前日は1日休養しており、コンディションが良くなったと満足感を示した。



【3月25日12時26分配信 聯合ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100325-00000012-yonh-spo
 
   
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話題の大作アニメ「宇宙ショーへようこそ」の特別映像が到着 / 2010年03月26日(金)
 アニメーションの企画、制作を行うA-1 Picturesのオリジナルアニメーションで、第60回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門(Kplus)にノミネートされるなど、注目を集める「宇宙ショーへようこそ」。同作品が2010年6月より新宿バルト9、シネ・リーブル池袋ほかで公開されることが決定した。

そのほかの写真

 6月の公開に向けて「宇宙ショーへようこそ」の公式Twitterがスタート。Twitterでは、現在開催中の東京国際アニメフェア2010(TAF)会場からのスタッフのつぶやきが楽しめる。また、公式サイトでは最新の特別映像も公開中。期待の大作アニメとして話題を集める同作品。劇場に足を運ぶ前にこちらをチェックしておきたい。

【3月26日12時36分配信 RBB TODAY
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000012-rbb-ent
 
   
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チャ・テヒョン 『過速スキャンダル』以降2年ぶりに映画復帰 / 2010年03月26日(金)
韓国俳優チャ・テヒョンが、『過速スキャンダル』以降2年ぶりに映画『チャンプ』でスクリーン復帰することが、制作会社の発表で明らかとなった。

チャ・テヒョンのプロフィールと写真

同作品は、視力を失った競馬騎手と競走馬の“友情と挑戦”を描く。2004年、釜山慶南(キョンナム)競馬公園でのデビュー以降、通算13回の優勝をあげた競走馬ルナの実話だ。

チャ・テヒョンは、高い勝率を誇る騎手だったが不慮の事故で妻を失い、自身の目にも重症を負ったことで、180度異なる人生を歩んでいくスンホを演じる。
スンホの娘役には、子役のキム・スジョンがキャスティングされ、『角砂糖』(2006)のイ・ファンギョン監督が演出を手がける。

制作費として60億ウォンが投じられ、撮影は済州島や釜山、日本で行われる予定だという。


【3月26日11時10分配信 WoW!Korea
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000003-wow-ent
 
   
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トヨタ訴訟を前に審問で競い合う弁護士ら / 2010年03月26日(金)
 【サンディエゴ】トヨタ自動車に対する訴訟が全米のどの司法管轄区で開かれるべきかを決定するため20数人の弁護士らが判事団を前に一人1分半の弁論を繰り広げる予定だ。

 トヨタ車の意図しない急加速事故で、各弁護士はトヨタに対する訴訟で代表となるために自分の地元で行われるよう躍起となっている。トヨタは今回、世界で約800万台のリコール(回収・無償修理)を発表している。焦点となっているのは巨額の弁護士費用で、ほんの一握りの弁護士だけが手にできる。公判が開かれる場所に近い弁護士が、訴訟で代表役を務める可能性が高い。

 全米で、死亡事故やけが、さらにリコール問題で所有車の価値が低下してしまったことに対するトヨタの責任を問う約100件の訴えが起こされている。しかし、複数の司法管轄区にまたがる訴訟を監督するJPML(Judicial Panel on Multidistrict Litigation)と呼ばれる判事団は、訴訟プロセスを円滑にするために、これらの訴えを少数の訴えにまとめ、一つ、もしくは幾つかの司法管轄区に限定するものとみられる。

 これにより、数人の弁護士だけが実際に訴訟で原告の訴えを展開できることになる。弁護士らは非公式だが激しい競争の下で、訴訟を代表するリーダーを自ら決定するが、その際、任命された判事もそのプロセスに加わる。

 弁護士らは25日、全米19管轄区のうちのひとつで公判が開かれればよいとしているが、トヨタは同社の米国拠点があるカリフォルニア州での公判を望んでいる。判事団は公判を開く場所をどの管轄区にでも決定でき、その数の決定に関しても大幅な裁量権を持っている。この決定は今後2-6週間で明らかにされる見込み。

 トヨタ広報担当者は、同社のコメントはないと回答している。

【3月26日9時57分配信 ウォール・ストリート・ジャーナル
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000302-wsj-int
 
   
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GSK社製2368万回分を解約、違約金なし―輸入新型ワクチン / 2010年03月26日(金)
 余剰が見込まれる新型インフルエンザの輸入ワクチンについて、厚生労働省は3月26日、英グラクソ・スミスクライン(GSK)社との契約変更に向けた交渉の結果、当初購入予定量の約3割に当たる2368万回分を解約することで、おおむね合意したと発表した。違約金はなく、約257億円の経費を節約したとしている。

 厚労省は昨年10月にGSK社から7400万回分、スイスのノバルティス社から2500万回分の計9900万回分を1126億円で購入する契約を結んでいた。ノバルティス社とも現在解約に向けて交渉中という。


【3月26日11時29分配信 医療介護CBニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000000-cbn-soci
 
   
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筑波大の赤ちゃんロボットは日本の出生率を高められるか?−米メディア / 2010年03月26日(金)
 筑波大学大学院人間総合科学研究科の研究チームが、赤ちゃん型ロボット「YOTARO(ヨタロウ)」を開発した。このロボットは、人間のぬくもりと肌の色を表現したいというアイディアから作られた。赤ちゃんの感情をプログラムで再現しており、ガラガラを振るとクスクスと笑ったり、くすぐり過ぎると不機嫌になったり、本当の赤ちゃんのような動作を行う。

 表情豊かな顔には柔らかいシリコンを使用し、頭の中に差し込まれたプロジェクターの光で皮膚の色を反射させている。顔や体を触られると皮膚下のタッチセンサーが検知し、表情を変化させたり、手足を動かす仕組みになっている。また送水ポンプによって、くしゃみをしたり、鼻水をたらすこともできるという。

 開発した学生らは「小さな赤ちゃんの純真無垢なうれしそうな表情を体験して、本当の赤ちゃんが欲しいと思ってくれるといい」と若者たちに、子育ての楽しさを知ってもらうきっかけになればと期待している。

 このニュースは欧米の複数のメディアで報道され、米国のメディアは「日本の赤ちゃんロボットは出生率を高められるか」と題して報じている。日本の出生率は1.37で、米国の2.12や英国の1.84と比較して、先進国の中でもっとも低い点を説明。また、2015年までに国民の4分の1以上が65歳以上となり、出生率が増加しないと、50年以内に3分の1の人口が減少するとし、これによって、日本は深刻な経済情勢に直面すると指摘している。(編集担当:桐山真帆子・山口幸治)

【3月24日12時52分配信 サーチナ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100324-00000037-scn-sci
 
   
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【クラリオン70周年】本格AVナビから二輪でも利用できるPNDまで ニーズで選ぶラインナップ / 2010年03月26日(金)
2010年で設立から70周年を迎えるクラリオン。同社が現在展開しているカーナビゲーションシステムは、およそ3つのラインナップに分けられる。

[関連写真]

ハイエンドHDDナビの『クラスヴィア』、SSDを搭載する中核モデルの『スムーナビ』、そしてPNDの『ドリブトラックス』だ。機能や用途、そして価格といったニーズでチョイスできる品揃えだ。

ところで、クラリオンはGPSと自律センサーとの組み合わせによるハイブリッドの自車位置検出技術や、音声によるルート案内機能など現在のナビには当たり前となっているテクノロジーを他社に先駆けて採用したメーカーである。もちろん、現在の製品群でもナビゲーションで長年の実績を経てきた同社のナビゲーションのノウハウは惜しみなく投入されている。今回は、これらモデルラインナップの位置づけと主要機能を解説しよう。


■『CRASVIA』(クラスヴィア)…ハイエンドならではの充実のAV機能

クラリオンの最上位シリーズとして位置付けられるHDDナビが、クラスヴィアだ。

NX809は昨年夏に登場した最新モデルで、注目の新機能はプローブ情報を活用した「オンライン交通情報探索」。Bluetooth携帯電話で独自の交通情報をダウンロードし、VICSを超える広いエリアを対象に渋滞回避を実現。

より高精度なルート案内をもたらす。AV機能も最上位モデルらしい充実ぶりで、SDカードスロットとUSB端子を標準装備し、パソコンに保存されているMP3/WMA/AACファイルをナビのHDDに転送できる。iPodにもオプションの接続ケーブルで対応。フルセグ地デジチューナーを内蔵し、DVDのVRモード対応や、DOLBY社のサラウンドシステム搭載など、AV機能にも魅力を感じる一台に仕上がっている。

NX808もラインナップするが、こちらは一昨年よりの継続モデル。NX809は、NX808に「オンライン交通情報探索」を追加して細部をリファインしたモデルだ。


■『Smoonavi』(スムーナビ)…SSD搭載でコストパフォーマンスを追求した中核モデル

クラリオンの主力であり、他社に先駆けてSSDを記録メディアとして搭載した2DINモデルがスムーナビ。ハイスペック順にNX609、NX309、NX209の計3モデルをラインナップする。

NAX609は、プローブを活用する「オンライン交通情報探索」に対応した最上位モデルで、8GBのSSDを搭載。全国1171都市の市街地図情報や充実した目的地検索データを収録し、さらに最大1000曲のCDリッピングまでも実現。シリーズ中、唯一フルセグチューナーを採用した機能充実モデルで、コストパフォーマンスは非常に高い。

NX309は、NX609から交通情報提供サービスやBluetooth機能を省いたモデルで、8GB・SSDにCDリッピング機能を搭載するなど、基本機能はNX609と同仕様。「オンライン交通情報探索」を必要としないユーザーに最適な位置づけとなる。NX209は、さらにDVD再生などのAV機能の一部を省いた廉価モデル。地デジはNX309/NX209ともワンセグとなる。


■『DrivTrax』(ドリブトラックス)

1月上旬に、それまでのDTR-P7DTの後継モデルとしてDTR-P7DT TypeIIを新発売した。

新モデルのポイントは、新たにエコ走行・安全走行をサポートする「エコドライブモード」を搭載し、それ以外にもオービスの設置箇所を任意登録できたり、徒歩/自転車モードを追加したこと。地図表示は見やすさを重視して10段階の切り替えに対応した。

また、ナビの音声案内は、基本以外に男性/女性の声を新たに追加可能。さらに必要に応じて市街地図データを追加する機能もオプションで用意している。地デジにはワンセグで対応する。

Bluetooth接続のヘッドセットから音声案内や音楽データを出力できるのがDTR-P50。モニターサイズや内蔵メモリーの容量はP7DTと同じであるものの、ルート案内もバイクユーザーに最適な大型の矢印によって行なわれ、バイク用取付ブラケットも別売で用意されている。

《レスポンス 会田肇》

【3月26日11時0分配信 レスポンス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000006-rps-sci
 
   
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僕から出版社にお金を分配する未来――電子書籍出版秘話 / 2010年03月26日(金)
 Amazon Kindleで読める日本語マンガ「AOZORA Finder Rock(青空ファインダーロック)」。1月下旬に日本語のマンガとしてはKindle Store初となる、この試みを行ったのが、コミックバーズの「大東京トイボックス」などで知られる、2人組の漫画ユニット「うめ」。うめの原作/演出を担当する小沢高広氏に聞いた。【山口真弘】

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誠 Biz.ID 価格設定(0.99ドル)についてはいかがですか。

小沢氏 そうですね、今回のものに関しては実は適正だと思っているところがあって、いまこれ26ページなんですね。そうすると、単行本というのはだいたいA5版ならだいたい120〜150ページ程度なんで、これがいま1ドル100円だとして600円だと思うと、6倍するとだいたい150ページくらい。まあそんなもんかなという感じがしていて。(注:価格は当初2.99ドルに通信費2.00ドルを加算した計4.99ドルだったが、現在は値下げし0.99ドル+通信費2.00ドルの計2.99ドルとなっている。通信費2.00ドルはKindleで購入する際の固定費で、著者の側ではコントロールできない)

誠 Biz.ID 今後まとまった作品が出てくるとして、同様にページあたりの単価を逆算して出てくることになるんでしょうか。違う価格体系、例えばほかがこの価格だからいくら、という考え方もあると思いますが。

小沢氏 値段設定は正直これからどんどん動いてくるところだと思うんですが、原稿料を出版社が出しているか否かという問題があるんですね。今回の作品に関してはそれ自体でペイできる原稿料をいただいているので、まあ、売り上げは正直どうでもいいんです。ただ、一切そういうのは抜きにして、自分で描いてこれだけでやりますとなった時に、どうなるかという試算はまだ正直ちゃんとはしていないですね。もうすこしデバイスが普及しないときついかなという気はします。

誠 Biz.ID かつて音楽アルバムはiTunesの登場によって価格がバラバラになったわけですよね。マンガもいままで単行本という同じような形だったわけですが、逆にこの本にはこれだけ原価がかかったのでこの価格で売りたいとか、継続して次の巻も出すにはこれくらい必要とか、価格設定というのは電子書籍になって作家目線で決められるようになるんじゃないかという気もします。そのあたりはいかがですか。

小沢氏 おそらく過渡期にありうるのは(本と電子書籍を)両方出すということですね。モノで買いたい人は買うというのがまず過渡期にあって、普及して本の値段より(電子書籍の方が)いいよねとなった時にどうなるか。ただ、単行本自体の価格というのは上がってないようでけっこう上がってるんですよ。(マンガ編集者の)竹熊健太郎さんなどはマンガの単行本は1000円いくらにしないと原稿料は出ないよねという話をしてらっしゃいますし。

誠 Biz.ID PDFで売ってしまった方がいいのでは、という話もありますよね。

小沢氏 本当にその、PDFで売っちゃえよという気がするんです。もちろんAmazonで70%オプションという話とかは景気よく話されてはいるんですが、自分で売っちゃえば100%ですからね。PDFを売っちゃいけないという決まりはないですし。

 PDFだと何がいいかって、Kindle DXに対応した600×800ピクセルの高解像度データが作れるんですね。で600×800ピクセルになったらもうルビまで読める。いまの日本の紙印刷の美術書の技術とかってすごいんで、画集のような形のものは正直まだまだだと思うんですが、マンガの場合グラデーションの階調がある程度飛んじゃってもそんなにマンガの面白さって変わんないんですよね。いずれそこは解消されるはずの部分なので、あまり神経質にならずにどんどんやっちゃっていい気はしますね。できる限りのベストは尽くすけれど、やらないという選択肢は違うかなと思います。

 そうなった場合のメリットは、Amazonとかの倫理基準が関係なくなるんですね。ここ数日、iPadよりもKindleの方がマンガビュワーとして可能性があるんじゃないかという気がしてきまして。Apple(のApp Store)でこのあいだ、グラビア系の一斉削除事件があったじゃないですか、あれとか見てると怖いなという気がして。いまちょうど非実在青少年の件が話題になってますが、あれよりも恐ろしいことを一瞬でやってるんですよね。あれはまだ法律なんでどういうふうに運用されるかという段階があったりするんですが、Appleって作品を一瞬で消す、怖いなっていう気はしていて。

 そういう意味ではjailbreak(英語で脱獄の意。App Storeで販売や配布をしていない、Appleが認めていないアプリをiPhoneやiPod touchにインストール可能にすること)をしない限り、iPadで自由にコンテンツを見ることっていうのはどこまでできるのかなと。もちろん内容に踏み込んで消せるわけはないんですが、それを考えるとPDFでどんどん売っちゃうというのは面白いなと思ってて。iPadならiComicとかありますし、販売とかまで考えるとこっち(=PDF売り)の方がユルそうかなという気がしていて。モノクロでとりあえず大丈夫ですし。

●個人で出してる作家さんいますよね、って言えるだけでもだいぶ違う

誠 Biz.ID この記事の読者には、おそらくKindleによる電子出版に興味がある人は多いと思うのですが、小沢さんとしてはいかがでしょう。おすすめでしょうか。

小沢氏 そもそもKindleでの電子出版を始めたきっかけというのが、一応これは1月24日の夕方にやっていたんですが、実はやるって決めてから1週間くらいしか経ってないんですね。思い立ったのは。日本電子書籍出版社協会というのが記事になっていたんですね。大手出版社二十数社が集まって2月中にどうのこうのという記事もあって、その中で確か講談社の野間(省伸)副社長が、デジタル化で出版社が作品の二次利用ができる権利を著作者とともに整備していくということを言ってて、その一文がなんど読んでも理解できなかったんですね。Amazonが著作者に直接交渉して電子出版を図れば最初に本として刊行した出版社はなにもできない、とも言ってて。これに非常に頭に来まして。だってあんたら絶版にしてんじゃん、ていう。

誠 Biz.ID 絶版にして塩漬けの状態にしているという。

小沢氏 そうですね、権利だけ持っていってて。一般的な出版契約書っていうのは、3年後か5年後くらいでどっちかが更新しないよと言えば契約関係を破棄できるんですね。なのでそこで破棄してしまえば、出版権を次どこに委ねるかというのは自由で、出版社を自分で見つけてアピールして売ったっていいわけですし、もちろん電子書籍化したいといったっていいわけです。ここ5年か10年くらいの間に結んだ出版契約書というのは実は電子出版に関する契約はほとんど書いてあるんですよね。(印税率は)たいていは15%ですね。それでも一般の書籍(の印税率10%)に比べたら高いんだからいいじゃんという話なんですが、これは実売ベースの数字なので、ぜんぜんお金の入り方が違うわけです。

 いろんなところの法務にも確認したんですが、Kindleの場合、オプションつけて70%もらう場合でも、著者にはやっぱり15%しか払えない、いまの契約のままだとそうなります、という話で。Kindleとかを想定していない段階で作っている契約書なんで、もちろんそこは今後改善されていくとは思うんですが、Kindleで出すのはそんなに難しいの、出版社に絶対代わってもらわなくちゃいけないのっていう疑問があって。

 選択肢としてもちろん出版社にそういうふうな法務の部分も含めてお願いしたいという人もいれば、それはそれでいいと思うんですね。でも、個人で出したいという人もいっぱいいると思うんですよ。で、そのために誰でもできることだよというのを明らかにしたかったというのが、今回の動機として実はいちばんあって。少なくとも誰かがやっちゃえば、でも個人で出してる作家さんいますよねって言えるわけで、それだけでも違うと思うんですよ。なのでどんどんそこは発信していって自由にしたいなという思いがありますね。そういう意味で新しい関係というか、そういうのを作れればいいじゃないかなというところです。

誠 Biz.ID 大同団結してない出版社の方が面白い気がしますね。

小沢氏 僕がいま持ちかけているのも、入ってないところです。せっかく入ってないんだからやりましょうよ、っていう。入っちゃったら負けですよという。横並びで何もしないよーと言ってるだけですから。

 もちろんお金うんぬんの話はあるんですが、それ以上にマンガ界はちょっと問題がいろいろ多いので。とくにマンガ家と編集の問題というのはほんとに根深いところなので。佐藤秀峰さんの件だったり雷句さんの件だったり、竹熊さんもよく言っているように作家と編集の信頼性が壊れてるというのが多いですね。

 うちも勝手にセリフを直されたりとか。担当が2人いたんですけど片方の担当が具合が悪いと言ってもう1人の担当と打ち合わせをして、その翌日にネームを送ったらその日出席していなかった担当からクレームが来るんですね。ほぼ打ち合わせ通りなんですが、打ち合わせの内容を聞いていないと言うんです。こういう打ち合わせをしたんだという著者経由で伝言をしたりするんですね、それで、いやそれじゃダメだからやり直しって、なに? って。普通の社会人的にはダメな慣習がまかり通っちゃってるんですよ。

 ただそれでもやっぱりマンガってどこか「憧れの産業」的なところがあるので、「お前がいなくてもほかに描く人いるよ」と買い叩かれているんですよね。

●電子化をやりたい一番の理由は、面白いものをどんどん描きたいから

小沢氏 もちろんそうでない編集さんもいっぱいいて、いまはもうそうじゃない人たちとしか仕事はしていません。ちゃんと最後に著者の味方ができる人とじゃないと仕事をしたくないんですね。出版できる力というのをこちらも持てば、いろんな意味で、正しい意味で対等になれる。そのうえじゃないといいコンテンツが作れないと思うんですね。そうすると結果おもしろいものがどんどん出てくるだろうし、実は電子化をやりたい一番の理由は、面白いものをどんどん描きたいという、そこにあったりします。

誠 Biz.ID 意思疎通ができなかったり作品が市場に出るまでに自分の意思が通らないことがあって、それに対して市場と直接パイプを持つことによって健全化を図っていく、自分が作りたいものを作っていくということですね。

小沢氏 セリフを勝手に直されるというのは、平気でやられましたよ。直してやってるからこれだけ見れるものになるんだ、感謝しろ、と真顔で言われたこともあります。でもそれってネットで言えば他人のブログに文章を書いてお前の発言だって言ってるようなものですよね。編集って一部の雑誌を除いて表に名前が出ないじゃないですか。それで最終的なアカウントの乗っ取りみたいなことをやられてしまうと、こちらは名前出してるわけなんで、どうなの、というのがありますよね。こっちの方がいいと思ったからといってどんどん変えちゃうんですよ。好きを嫌いに変えるくらいのことは平気でしますね。

誠 Biz.ID ストーリー変わっちゃわないんですか。

小沢氏 変わっちゃいますよ。例えば、すねた顔で嫌いと言うことで好きという気持ちを表すという表現がありますよね。それを分かりにくいから好きに変えちゃう。そういう感じなんですよ。

誠 Biz.ID それはいわゆる出版社さんに属する問題なのか、個人の編集者さんに属する問題なのか、どちらなんでしょう。

小沢氏 もちろん皆が皆そんなことをするわけじゃないです。ただ、一定確率でいますね。100人に1人とかじゃなくて、そういうブラックな人が感覚的には10人に2〜3人はいます。作り手と信頼関係を作れる編集じゃないと淘汰されていく気がしますね。というか、淘汰されると思って電子化を進めています。

誠 Biz.ID 現状では「もうオレは紙媒体はやめて、電子書籍一本でいくんだ」とはならないと思うんですが、今後電子書籍がある程度の売り上げを見込めるようになってきたら「じゃあどうなんだ」という話も当然ありますよね。

小沢氏 あります。じゃあ編集という職業が不要なのかというとそこはまた別の話で、作家と個人的に契約する編集、印税を案分するとか、そういう形で一緒に組んでやるよっていう。いま基本的に編集部に付いているわけですよね。いろいろ契約だったり正社員だったり、形態はいろいろですけれど、それが作家と組む形にだんだんスライドしていく気はします。

 マンガ編集者の機能というのは、一般誌の編集さんと違ってすごく幅広いんですよ。場合によってはほぼ原作者だったり、ネームという、いちばん最初のラフな下描きがあるんですが、そこまで編集が作る場合もあるんですね。かと思えばただ上がってきたものにセリフを貼るだけというのもあるし、そこは作家と編集の関係性によっていろいろだと思うんですよね。

 例えばその、スポーツものに詳しい編集さんとか、この作品にはこの人というふうに、いままでみたいな編集部中心じゃなくて作品中心でバンドのようにやるとか、そういうふうな感じでチームを作っていくというスタイルに変わっていく気はしますし、そうなっていくと面白いのかなという気はします。なので今の編集者のうち何割かは、原作者になっちゃうような気もしますね。名乗った方がいいんじゃないですか、という人もたくさんいるんで。

誠 Biz.ID イメージとしては、浦沢直樹さんと組まれている……。

小沢氏 長崎(尚志)さんですね。

誠 Biz.ID あの人にわりと近いのかなという。

小沢氏 そうですね。あの人たちの関係っていうのが、やっぱり5年後10年後のマンガ界の世界かなという気はします。あの2人はすごく強い信頼関係で作っていってるんですね。浦沢さんがどんな編集部に行こうとも、長崎さんがついてきて見てるというような。それは社内的に、会社人的には超法規的でありえない話かもしれませんけど、浦沢さんが描かれているマンガは面白いし売れてるし、結果を出してると。すべてがすべてそのやり方をやったら売れるわけじゃないでしょうけど、少なくとも浦沢さんの作品に関しては長崎さんとの信頼関係がベースにあったのは間違いないので、そういう意味では先の話でいうところの、編集部についてその権威で仕事をしようとしている人達はだめだろうなという気はしますね。

誠 Biz.ID 現状をお伺いしていると、竹熊さんのブログ(たけくまメモ)に書かれているようなことが現実になっているんだなと。

小沢氏 あのまんまですよ、ほんとに。

●僕にAmazonからお金が入って、僕から出版社にお金を払う

誠 Biz.ID 今後の展開を聞きたいのですが、今回の「AOZORA Finder Rock」を例えば写植を直して海外に売ったりしないのでしょうか。

小沢氏 あ、今やってます。「誰か翻訳して」とブログで呼びかけたところけっこうな数のオファーをいただきまして、いま英語版とフランス語版とドイツ語版をやってます。

誠 Biz.ID 海外版が出るとなると、売り上げの数も変わってきますね。

小沢氏 そうですね、国内は正直実験でやってるんですが、日本のマンガを翻訳して海外に行った時に、実際買う人はどのくらいいるのかなと。こんどは売り上げ自体が実験になると思ってるんですね。日本語版に関しては出すこと自体が実験だったんですが、今度はそういうところを試してみようかなと思っています。

誠 Biz.ID 海外だとページをめくる向きの問題があると思いますが、そこはどうなるんでしょう。

小沢氏 字だけ差し替えるつもりです。いまは海外でマンガを出す場合はほぼ日本と同じ開きになってるんですね。うちも何カ国かで出してもらってるんですが、ぜんぶ綴じは一緒です。日本のサブカルチャーに対してはオリジナルを尊重しろという話がいっぱいあって、最低限度の文字だけ置き換えるというスタイルが多いですね。いまは描き文字くらいのカタカナだったら読める人が増えてきているんで。

誠 Biz.ID なるほど。海外展開以外にはいかがですか。

小沢氏 次の段階として「出版社を通して(Kindle版を)出しませんか」と僕の方から出版社に持ちかけてます。その場合の印税率などを含め「相談しながら、やりましょう」という形で法務の人を交えて話をすすめています。

誠 Biz.ID それは小沢さんから出すということでしょうか。それとも出版社さんの名前で出すということでしょうか。

小沢氏 それも含めて相談しています。もしうちでやるとしたら、前代未聞の話なんですが、僕にAmazonからお金が入って、僕の方から出版社にお金を払うという、もしかするとそれこそ世界初みたいな、ヘンなお金の動きが発生する可能性はあります。

誠 Biz.ID もしそうなると出版社の存在価値って何? ってことになりますね。

小沢氏 竹熊さんが言っていた法務的な部分と、もう1つあり得るとしたら銀行的な役割というか、もっとプロデュース寄りの話が考えられますね。お金出します描かせます、そのへんの生活を保証します、例えば5000部分の印税は先に払います、仮に5000部行かなくてもそれは結構です、そのかわり5000部超えた場合にいくらください、というお金の動かし方をする組織というのは出てくるかなという気がしてるんですね。

 あと、どこかがお金を出さないと新人が育たないというのは非常に危惧しています。うちも今は出版社に損はさせない形のものは作ってる自負はあるのですが、デビューしたてのころというのは、当時モーニングでやってたバガボンドだったり、いろんな諸先輩のお金で食べさせてもらっていたので。そういう意味では、雑誌ってそれがいちばん面白いと思うんですよね。玉石混交で、その中からキラ星のように出てくる人は出てくるわけで。そういう形でお金が若い子にも回るシステムというのは、電子書籍の時代になってもやらなくちゃいけないと思います。

誠 Biz.ID 市場がシュリンクしていく中だとキビシイですね。電子書籍のコンテンツがちゃんと欲しい人に行き届くインフラができれば懸念も解消できると思いますが。

小沢氏 そうですね。ただ電子書籍は伸びていくところで、本当に数年かかるかかからないかだと思うので、あまりそこは悲観はしていないです。

誠 Biz.ID いまのうちに作品を描き貯めていくという考え方もあるんじゃないでしょうか。

小沢氏 あるでしょうね。ただそれ以前に、すでに貯まっちゃってる人が多いと思います。うちはいま買えない作品というのは全部で100ページちょっとくらい、読み切りだったり単行本未収録のものだったりと単行本1冊分もないんですが、それでもモーニング時代に出したマンガはいちど絶版になったものを幻冬舎さんに出し直してもらっていま買えるというだけで、たまたま運が良かっただけなんですね。なので、そこで出せてない作品を数千ページ持ってる方ってけっこういらっしゃるんですね。1冊200ページとして10巻分はあるという人は。

誠 Biz.ID 過去に単行本を出して絶版になったというものですね。

小沢氏 そうです。もう古本屋を丹念に回るしかない状況のものはたくさんあるので、まずはそこがいちばん簡単に動くのかなという気はします。ただ、それだけではほんとうに普及しない気もします。例えば手塚治虫全集とかって、家にあれだけの量を置ける人はなかなかいないじゃないですか。なのでそれこそ、表紙やカラーページだけ美術書並の印刷できっちりしたものを一冊作って、あとは電子書籍の権利と合わせて何万円という形であれば、簡単にできそうな気がします。

誠 Biz.ID ただ、それだけだと現状の読者の満足度を上げるのはできるんでしょうけど、市場拡大にはなかなかつながらないですね。

小沢氏 そうなんですね。拡大するのはやっぱり、おそらくAmazonだったりAppleが今の日本の出版社に求めている、紙媒体の発売と同時に新作を出すという、それでしか市場は拡大しないと思います。それまでは微増でしょうね。ただ、それはもうすぐなると思いますよ。もしくは電子書籍オリジナルで爆発的な何かが出るかですね。

【3月25日15時25分配信 誠 Biz.ID
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100325-00000036-zdn_b-sci
 
   
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