Never Surrender

December 30 [Wed], 2015, 22:58
2015年がようやく終わりに近づいて参りました。
雑感をまとめるよりも、ただ過ぎ去るのを待つ方が容易く感じられるつらい1年でした。
人の子なればいつかは迎えなければならない親の死。ふとした瞬間に最期の一日が思い出され、衝動に駆られます。
意欲を持って取り組んだ仕事も結実せず、結果論者からすれば無為に過ぎた一年と言えましょう。

ただ、そんな中で一緒に悲しんでくれたのが、音楽でした。
悲憤のメロディを耳に叩き込むと、父を見殺しにした自責の念が音の流れに重なって少しずつ昇華される、そんな気になれたのです。



「首を振る」というまったく意味のないことを命がけでやるようになったのは、己の胸に満ちた死の翳りに光を与えんとする無意識の働きであったことは想像に難くありません。
その音楽を巡る世の中の動きにも悲しいことはたくさんありましたが、「屈しない」ことこそが音楽の教えでありましょう。
もう無駄な期待や不毛な決意に新年を塗れさせるつもりはありませんが、つらいときは拳を握り、悲しい時には首を振り、己を押し流そうとする冥(くら)い奔流に屈せず、許される限り生きていこうと思います。

ラウドパーク所感:その他 雑感

October 28 [Wed], 2015, 6:02
At The Gatesを観ている途中から、締め付けられるような頭痛がして参りまして、以降はフロアに行くこともかなわずに客席からチンマリと鑑賞です。

Helloweenは代表曲のオンパレードなのは良かったですが、編曲や演奏は割と大雑把な印象を受けました。
Keeper of the Seven Keysが長い曲なのは周知ゆえ縮めることはやむを得ないでしょうが、最大のハイライトである♪Throw the second key〜からDisease〜のくだりをきっぱり切り捨てたのは非常に残念。そこまで切るなら曲そのものをやらなくても良かったんじゃないかしら?

そしてトリはMegadeth!…でしたが、頭痛に耐えかね帰途につきました。
正直に言って、上手なトリビュートバンドのような案配だったので…
新譜をつくれば一体感も醸成されるものでしょうか?

といった感じにバタバタと観て回ったラウドパークでした。
前日まで行けるかわからなかったという個人的な緊張感はさておいて、各アーティストも短い持ち時間で緊張感あるステージを繰り広げてくれたと思います。
単独で観てみたいアーティストを発掘するまたとない機会。
来年の顔触れに今から期待しましょう。

ラウドパーク所感:SOLDIER OF FORTUNE feat. Mike Vescera

October 21 [Wed], 2015, 17:39
LOUDNESSの弦楽器陣を従え(支えられ?)、Mike Vesceraが登場しました。
グループ名の通り、LOUDNESSの同名アルバムのラインナップ(ドラムは死去しているので当然別人ですが)で当時の楽曲をプレイする、いわばノスタルジアの塊です。

Mike Vesceraと言えば黒光りしそうなほどにコッテリした強烈なハイトーンがその代名詞。
未だ衰えぬその強靭な喉は、強靭過ぎて常時上擦り気味ではありましたが最後までフェイクなしで歌いきり、大きな喝采を受けておりました。

ただ、終盤突然出てきた巨人の星は完全に蛇足。
あれは要らなかったな…

ラウドパーク所感:At The Gates

October 20 [Tue], 2015, 21:44
Extreme Stageにて観たのは北欧メロディックデスメタルの起源At The Gates。
フロアは左右それぞれにモッシュピットが疾(はし)り、バンドもご満悦の様子。
演奏はさすがのタイトさで、痙攣気味に疾走する2ビートは首を振るには速すぎて…それでも首の動く限りヘッドバンギングに興じました。
新譜からの曲も盛り上がっていましたが、やはりSlaughter of the Soulの曲は歓声が違います。
最後に演奏された超名曲Blinded By Fear、イントロが流れ始めた途端に悲鳴のような歓声がフロアを包み込んでおりました。

今年戻ってきたExtreme Stageは相も変わらず文化祭のような設(しつら)えで、怖い音楽を演奏するには明るく眩しすぎる舞台ですが、白日の下にさらされたTOMAS LINDBERGは終始笑顔でとっても楽しそうに見え、観ているこちらも幸せな気分になれました。
それはそれで良いのかしらん。

ラウドパーク所感:浜田麻里

October 14 [Wed], 2015, 8:15
見に来られなかった職場の先輩から託され、浜田麻里を観ました。
これが自分には大当たり!
80年代ジャパニーズメタルの王道を行く曲調に、呼び捨てにすることが恐れ多いほどに強力な麻里様の歌唱が相俟って、フロアは魔法をかけられてしまいました。
往年のファンと思しき諸先輩方はエアギターに興じ、自分のようなヒヨッコ達は拳とヘッドバンギングでステージに応じます。
楽器陣を遠ざけ幻想のように光を受けながらの独唱では、咳払いひとつでも壊れてしまいそうな緊張がオーディエンスにも漲ります。
それだけにアカペラを歌い上げたときの歓声、そしてバンドサウンドに立ち戻ったときの解放感は爽快そのもの!
途中から加わった高崎アキラは、それまでの上品なバンドアンサンブルを忘れさせるような暑苦しいトーンで、美女と野獣さながらに女王陛下の歌唱に絡みついていきます。


といった感じで、すっかり魅了された自分は入門者としてベスト盤を買うことに決めました。
しっかし、美魔女ってのは麻里様のためにある言葉だなあ…
80年代からの活躍を思わせるのは、両肘を腰につけて拳を外側に突き出すバブル世代のノリノリポーズだけでした。

ラウドパーク所感:GYZEについて

October 13 [Tue], 2015, 7:40
日程をやりくり(?)して観てきたラウドパークの感想を断続的に記します。


オープニングアクトのGYZEは、作品への評価が非常に高いので気になっていたバンドです。
固定客がそこそこいるようで、フロアにはバンドTシャツを着たファン多数。
曲も知らんと前列に飛び出した自分ですが、楽しく首を振れました。
というのも、良くも悪くもChildren of Children of Bodomといった風情の曲調なので、聴いたことがなくても首振るところ・聴き入るところが大体わかるのです。
フロアも早くも大盛り上がりで、午前10時10分からモッシュピットもウォールオブデスまでも出来てしまうヤンチャぶり。
ちょっと音が悪くてリズム隊の活躍は霞んでしまいましたが、今後手頃なフェスに出ていたら観てみたいと思いました。

高校の文化祭ステージではない

October 11 [Sun], 2015, 15:56
久々のエクストリームステージはやっぱり音が悪いが、アットザゲイツはいいね!

習性

October 11 [Sun], 2015, 10:35
妻よ子よ、今日は約束があるんだ…

午前10時10分からウォールオブデスができておった、
そんな素敵な約束の地、ここはラウドパーク!

ENDLESS NIGHTMARE Release Live

October 07 [Wed], 2015, 5:52
久々のライブは単身の参戦。日本の3バンド対バンです。
知名度はさておき、個人的にはLoud Park並みに楽しみにしていました。
というのも、トップバッターのHorn Your Senseからして
機会があれば観てみたいとかねてより願っていたからです。

そのHorn Your Sense、実にユニークです。
90年代末期のメロディックデスメタル黎明期の音が
何故かスウィングジャズと出会ってしまった禁断のハイブリッドサウンド。
その異形は、ライブにこそ真の姿を見せることがハッキリとわかりました。
激烈な2ビートを刻みながら、あたかも飛行機が離陸するかの如く
ダンサブルな横ノリが漂いはじめる不思議なステージ。
挙げ句の果てには、曲間MCに合わせてミラーボールまで回り出す始末。
自分もモッシュ小僧どももタテに暴れたりヨコにスウィングしたりと実に忙しい。
彼らの持ち時間45分は、実にあっという間に過ぎ去りました。


モッシュ小僧どもから遠ざかるべく壁際に移動して臨むのは、
中堅のMardelasなる初見のバンド。
ヴォーカルが紅一点で、どうやら彼女がリーダーのようです。
脇を固める楽器陣が実にタイトで、
特にツインギターとベースの弦楽器隊は
細かなフレージングやハーモニーを
愉しげにビシビシと決めていきます。
初めて耳にした自分でも実に気持ち良く首が振れる、
小気味良いステージでした。


長々とした場面展開を経て、
21時近くにトリのTHOUSAND EYESが登場!
我知らず最前列に躍り掛かります。

リスナー歴は先月からと非常に浅い私。
ディスクユニオンのメルマガでバンドを知り、
ググって出てきたトレイラー
衝撃を覚えたのがキッカケです。

9月に発表された新譜から曲順通りにまずは2曲。
この2曲が凄い!
JudasPriestのように(!)合唱が湧き起こるメロディアスなリフが
寸分の隙もないリズム隊に支えられ
殺人的なスピードと音圧で聴き手に襲い掛かります。
彼ら目当ての観客で最前列は既に圧死寸前ですが、
みな酸欠の金魚のごとく顎を突き出し(?)
ヘッドバンギングに興じます。
奔流となって襲い掛かる楽器陣、
それを切り裂くかのようにシャウトを叩きつける
Dougen氏のヴォーカルがまた強烈!
でもMCの間は実に優しそうな眼をしていて、
人間の良さが垣間見えます。
喉の不調で一時は話す声すら出なくなったそうで、
このステージに立てたことが嬉しいと話す氏に
われら観客は惜しみなく拍手を贈ります。

人間性と言えば、恐ろしいまでの存在感を
ステージで放っていたのはベースのAKIRAさん。
プレイもさることながら、ステージやや左手に立っているだけなのに
眼が釘付けになります。怖いもの見たさでしょうか…

曲は激走かブラストの択一なので、
首が休まるヒマがありません。
ツラい、ツラいのだけれど身体が2ビートを求めるので、
腰を落とし歯を食いしばりながら必死に首を振る自分。
さながら部活の夏合宿です。
暴風雨の如く荒れ狂うステージが終わり、
悲鳴にも似た熱狂的なアンコールに応じて演奏されたのは
3バンド混成軍によるPainkiller!
自分は一観客でしかないのだけれど、
翌日まで声が出なくなるほどに大合唱したのでした。



Holy MosesしかりSatanしかり、これまで一人で見に行ったライブは
生涯忘れ得ぬ感動を覚えてきました。
今日のライブはその系譜に新たに刻み込まれました。
渋谷のサイクロンなる小さなハコに加え
空調は故障、そしてあの観客の熱気!
まだまだ思い出すだけで衝動に駆られる…

抜け殻になった俺

August 09 [Sun], 2015, 12:25
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高校まではサッカー・ラグビー・ハンドボールと体育会系を渡り歩くも、大学でトチ狂って英語部に入部。4年間の執行猶予を終えて恙無く駿河台に君臨する紫色の大学を追い出され、社会の虚構に取り込まれる。
人々(と自分の生活)に安寧をもたらすべく、防災設備メーカーに2005年4月から勤務。管理職の職務を無視する上司の悪辣な仕打ちと100時間/月を越える時間外勤務で2007年には心神耗弱で休職となるも、現在は復活。
2009年10月に結婚、同年12月に突然の部署異動、翌10年9月には長女誕生と激動の日々を辿る。

知力・体力・資力いずれも欠格者ながら人様並みの人生を送らせて頂いております。


ちなみにこのブログは2004年7月から始めている模様。始めたころは紅顔の学生だったのにね…
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Entrance of The Mazes
社会を動かす歯車のひとつとなった管理人の日々における心身の軋みっぷりをとりあえず書いとこうか、的な日記。
人は旅により旧き己に気付き、新たな己への革新を始める。そんな立派なことなんて毛ほども考えずに綴る旅行記。
今まで行った飲食店の数々を記す探訪記。
CDレビューやら音楽に関する小さな随想やら。
己の思考システムの範疇で理解できないものに対して攻撃的に排除しようとする衝動にまかせて綴る真面目なハナシ。
かつてのTVKの看板番組であったSakuSakuに関するボヤキ。
Power of The Inner Strength
要するにこのブログ内リンクですな。
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自転車で23区を回ろう!という低偏差値企画。
忍びの里・伊賀で己のルーツを辿ろうとする低偏差値企画。
卒業間近の貴重な自由時間を目的意識のない旅によって徹底的に浪費しようと試みる低偏差値企画。
Warrior of The World United
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メタル版Wikipedia的な情報サイト。英語が使われていますが難しいものではないと思うので、日本語ソースの似たような情報に飽き足らない方にオススメ。
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Pictures at an Exhibition
2005年3月1日、TVK(テレビ神奈川)の看板番組・SakuSakuにて紹介された作品を展示しております。
METALLICAのMASTER OF PUPPETSのジャケットを主題にしたパロディです。
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