82回オスカーファッション編 / Red Carpet Fav 

March 11 [Thu], 2010, 16:27
みなさん、こんにちは。毎年密かな楽しみとなりましたオスカーRed Carpet Fav、今年も元気にいってみたいと思います

今年は授賞式自体も少し変わっていたような感じがしたのですが、セレブのみなさんのドレスもかなり”自由奔放で冒険的なもの”が目立ち、品格よりも新鮮さをアピールしたドレスが着られていたように思います

今年多くのセレブが選んでいたデザインに、ストラップレスのタイトなトップにフリフリのボリュームタップリのフリルをあしらった感じの物が目につきました。デミー・ムーアもこのタイプのドレスで登場。去年のドレスよりも肩や腕の筋肉モリモリが目立たず、今年はフェミニンに決まっていました。

デミーのドレスのようなピーチカラーと薄いグレーが今年の流行なのでしょうか?この色合いのドレスを着ていたセレブが多かったように感じました。薄い色合いで柔らかい感じ、フェミニンな軽さが特徴でしょうか


ジェニファー・ロペスとデミー・ムーア

あと、不思議な事に、みごと助演女優賞を獲得したモニークを始め、多くのアフリカンアメリカンの女優さん達は、なぜか絵の具の青色を思わせる『ブルー』を思い合わせたかのように着ていたように思いました。これはただの偶然なのか?それとも何か意味があるのか?ちょっと気になります。私は自分がこの手のブルーが苦手なせいか、自分では絶対着たくない色なんですが、ダークな肌にはこのブルーはとても上品に見えますね


モニークは絵の具のような(?)ブルーで


そして私の選んだ今年のワースト系ドレッサーは?と言いますと、まずはこのお二人

プレゼンターを勤めたキャリー・マリガンゾーイ・サルタナ嬢であります。キャリーのキュートな顔立ちは私の大の好みなんですが、このドレスはウ〜〜〜ン.....と言う感じ。ストラップレスのトップ、生地が重いのか、デザインのせいか、顎からドレスのトップまでのラインが長く見えてしまって、それに輪をかけてボトムのドレスのフロントが大きくカットされて足がかなり見えるため、全体的に胴長で足が短く見えてしまいました。

ゾーイの方もこのクス玉をいっぱいくっ付けたようなドレスには仰天。こちらも又、フロントのスリットが大きく足がかなり見える感じ。まあデザイン的にもこれだけ重りを付ければ、前を大きく開けない事には歩く事が難しいでしょうから必然的なのでしょうが、こうして二人揃って足を見せられると、やはり私の好きなエレガントさがどこかへ飛んで行ってしまうんですよね。二人とも美しいだけに余計に残念。


二人でお揃い?前足がかなり露出された感じのドレス

そして、今年のワーストさんは、色んなサイトでも言われているようですが、シェーリーズ・セロンのこのドレスですかね。色合いは決して悪くないし、スレンダーな彼女にピッタリなアウトラインではあるんですが、それら全てをブッ飛ばしてくれたのが、まるで誰かが後ろから胸に手を当てているような、このオッパイ隠し。ディオールのデザインらしいんですが、最初に見た時、なぜかプッと笑えてしまいました。失礼をお許し下さいませ。


シャーリーズさん、せっかくおキレイなのに.....

あと、いつもよくわからないのが、サーラ・ジェシカ・パーカー、この人のドレス。去年はウエディングドレスにベルトをしたようなドレスで『?』でしたが、今年もまたグレー&イエローでとてもユニークなデザインのドレスを着ておられました。このドレスはみなさん賛否両論のようですが、私はダメかな。グレーが強すぎるし、デザインもスッキリ流れない感じ、メイクと合わせると『シャム猫』のよう。まあ美しいには美しいんですが....好みの問題ですよね


サーラ・ジェシカ・パーカーはモダンなデザインがお好き???


そして、そして、最後は私の選んだ今年のRed Carpet Favouriteは、ジャジャ〜〜〜〜ンキャメロン・デュアスです

シンプルなA形デザインのドレスですが、とてもエレガント。控えめなゴールドカラーではありますが、氷の上に金粉が舞うような美しさ、本当に上品です。地味な色合い、デザインでも、キャメロンぐらい顔の明るい人が着ると、本当にドレスが活きますね

デミー同様、キャメロンも今年は去年ほど肩や腕が筋肉質っぽく見えないですし、ヘアースタイルも去年のボサボサと比べたら遥かにゴージャス。これがキャメロン・デュアス???って、最初に見た時は驚きました。今年のWOW!!!!セレブです


上品な色とデザイン、キャメロン今年は最高です

その他のWOWなセレブは、この方々です

上品な薄いピンクのワンストラップドレスを選んだクィーン・ラティファは、太めセレブのお手本です。とにかく美しい


これはゴージャス。ヘアーもピッタリ決まってます。

ヘレン・ミレンの空にフワフワ舞いそうな軽い柔らかさを感じるドレス。今年流行のグレーのドレスでは、このドレスが好きですね。ヘアーカラーともマッチしていて、とても上品。年齢を重ねた美しさが引き立ちます。


フェミニンな柔らかさがエレガント。羽のようなグレー。

今年は黒のドレスを着ている人が少なかったように感じましたが、そのせいもあってか、クリステン・スチュワートのブラックドレスが印象に残りました。よく見たら去年ダイアン・レーンの着ていたドレスに似ていますが、ブラックのストラップレスマーメイドは、一番無難で間違いが無い感じ。失敗したくないのならこのタイプのドレスを選ぶかな。


やっぱり見てて安心なのはこのタイプかな

一見普通に見過ごしてしまいそうなサンドラ・ブロックのこのドレス。よ〜く見ると実に繊細でゴージャス。グレーではなく、シルバーで光る感じに主演女優賞獲得への決意を感じましたね。実際オスカーを手にした彼女を見ると、ドレスが更に品格を増す感じがしました。ヘアースタイルはあまり好きではないですが、このドレスには似合っているかもしれませんね。


よく見るとかなりゴージャス。まさに主役の為のドレスですね

こうして見ると、私のドレスの好みは、やはりコンサバティブなのでしょうね

この他にも今年は色んな色の混ざった柄物のドレスや、民族衣装っぽいデザインのドレスを着ているセレブも結構いたように思います。


ベストであろうと、ワーストであろうと、自分が好きな、自分しか着れないようなドレスを着てレッドカーペットを歩き、みんなの熱い視線を浴びることがセレブの醍醐味なのかもしれませんね。今年も私達を楽しませて下さったセレブのみなさん、お疲れさまでした。来年も又楽しみにしています!どうぞヨロシク



82回アカデミー賞は変な感じ 

March 10 [Wed], 2010, 7:00
みなさん、こんにちは。今年も終わりましたアカデミー賞授賞式。なんかこれが終わると、日に日に春が近くなるカリフォルニアであります

今年は最初の1時間ぐらい見逃しましたが、それでも一応キャッチアップ。それにしても何か去年程ビシッと決まってないと言うか、何か変な感じの後味が残った今年の授賞式。恐らく今年から採点システムの変更などがあった影響かもしれませんが......。


早速見に行ってきました『Avatar』(アバター)

前評では、『Avatar』(アバター)『The Hurt Locker』(ハート・ロッカー)、元夫婦監督の一騎打ちか?と言われ話題になっていた感があるのですが、いざ蓋を開けてみると、『Avatar』(アバター)は技術的な部門を除いては、全て受賞を逃す結果となりました。今回ノミネートされた作品では『Avatar』(アバター)と『Julie & Julia』(ジュリー&ジュリア)だけ見ていたせいもあってか、『Avatar』に監督か作品かどちらかでも受賞して欲しかった気がします。

それでもやはり内容的にはイラクで爆弾処理の任務をする米兵を扱った『The Hurt Locker』の方が、娯楽を越えて訴えるものがあったのでしょうか。まだ見ていない映画なので何とも言えませんが、何年か前の『In The Valley Of Elah』(告発のとき)のような映画なら大好きなので、かなり期待して見てみたいと思っています。


重そうですが是非見てみたい『The Hurt Locker』(ハート・ロッカー)

今回アカデミーでは、今まで5本だった作品賞ノミネートを倍となる10本に増やしました。その理由には興行的に成功を収めた人気作品がノミネートされず、あまり知られていない作品が受賞する傾向を改善し、テレビ中継の視聴率低下に歯止めをかけること。それと同時に多くの作品にスポットを当てることによる映画興行全体のアップの目的があったと、はしごしたサイトに書かれていて、なんとなく納得。

それでもやはり私は今まで通りの5本の方が賞(ショー?)としての風格があり、アカデミーらしい気がしますが、映画界も元を正せば興行収入、視聴率etc....結局のところ『お金』に繋がる事が最も大切なのかもしれませんね。映画を芸術ととらえるアカデミーが魂を売ったと捉えるか、芸術をより多くの人達に受け入れてもらう為の改善と捉えるかは、人それぞれでしょうね。

ちなみに興行成績では『AVATAR』はトップ、『The Hurt Locker』はノミネート10本のうちの8位だったそうです。

さらに今年変更されたのは作品数だけではなく、採点法にも至るそう。今まではアカデミー会員が、5本のノミネート作品から単純に1本を選んで投票すれば良かったのが、今年は10本のノミネート作品に1〜10位の順位をつけて投票し、その数字の合計が最も多い作品が受賞するという方式がとられたそうです。

なので今までのように、より多くの人達が1位に選んだ作品ではなく、1位の票がまったく入らなくても作品賞に選ばれることがあるわけです。なので今回のような採点法では、受賞した『The Hurt Locker』(ハート・ロッカー)が1位の投票を最も多く集めたかどうかは不明なため、作品賞にふさわしいか疑問視する動きが一部には起きているのだそうです。う〜ん、これも複雑ですが、やはり今までの採点法の方が、簡潔でわかりやすい気がしますが、必ずしも本命が受賞するとは限らないスリルは今回の方があるのかもしれませんね。


まあ、そんな固い話しは専門の皆さんにお任せするとして、映画好きは、ただただ自分の感覚に忠実に、自分自身の感覚で映画を楽しんでゆきたいな〜なんて思います。去年はアカデミーの後、ノミネート作品をかなり見たんですが、重い映画が好きな私にしては珍しく、ミッキー・ローク主演の『レスラー』が一番好きでした

今回もこうしてアカデミーが終わると、早く映画が見たくてウズウズしてきてしまいますね

まずは、イギリス映画大好き人間としては外せない、ティーンの女の子と年上の男性の愛を描いた『An Education』。昔見た『愛人/ラマン』みたいな感じなのかな??イギリス映画は静かにグッとくるところがたまりません

興味をそそられる映画『An Education』(17才の肖像)

そして今一番見たい映画は、何と言っても『Precious』です。もうどんな内容かあらすじを聞いただけで涙。勇気と希望を与えてくれる映画は、私の栄養剤です

今一番見たい映画『Precious』(プレシャス)

私はブラッド・ピットの出る映画とあまり相性が合わないようなんですが、『Inglorious Bastards』(イングロリアス・バスターズ)は時代が第2次大戦中、それもナチスの絡んだ内容なので、今回は期待出来そう。ぜひ見てみたいです。

ブラピ主演の『Inglorious Bastards』(イングロリアス・バスターズ)

今回は主演男優賞ノミネートのモーガン・フリーマンだけで終わってしまいましたが、クリント・イーストウッドの作ったこの映画『Invictus』(インヴィクタス)は、今から見るのが楽しみです。ネルソン・マンデラを演じられる人と言ったら、やはりモーガン・フリーマンしかいないでしょう。元々雰囲気が似てませんか

モーガン・フリーマンがマンデラに!『Invictus』(インヴィクタス)

コメディー女優の枠を破って評価された『The Blind Side』(しあわせの隠れ場所)のサンドラ・ブロック。なんとなく同じようにコメディー路線から脱し、シリアスな役柄が評価されオスカーを取った『エレン・ブロコビッチ』のジュリア・ロバーツのようなものを感じます。どんな役柄を演じたのか見てみたいです。

サンドラ・ブロックの新境地『The Blind Side』(幸せの隠れ場所)

おっと、気がつけば大好きなジョージ・クルーニ様の映画が入っていないではないか。これはいかん。今年の終わりまでには絶対見るからね


かなり長くなりましたが、『ちょっと偏ってないかい???』と言うのが、私の今回のアカデミー賞に対する感じでした。

映画人への追悼コーナーでも、昨年亡くなったファラ・フォーセットはしっかり飛ばされていましたしね。アカデミー賞でプレゼンターまでしたことがあるし、40年もアカデミーの会員だったのにね。1日後に亡くなったマイケル(ジャクソン)は歌手なのにちゃんと追悼コーナーで紹介されてるんですもの。これではライアン・オニールやテイタムが憤慨するのもわかります。
 
そして最後の止めは『The Cove』(ザ・コーヴ)のドキュメンタリー賞受賞。別に私が日本人だから言う訳ではないですが、このラディカルすぎる、ちょっと偏ってないかい???映画の受賞には萎えました。メキシコ移民の問題を描いた『Which Way Home』や、食物インダストリーの知られざる部分を描いた『Food, Inc.』の方が、訴えるものがあると思うのは私だけ???


まあ、それでもこんな私のブログ日記自体が、私の独断と偏見に満ちているのでしょうが。恐らくアカデミーは去年のショーが素晴らし過ぎただけに、今年はなんだか違和感が残ってしまったのかもしれませんね。ここまでお付き合い下さった皆さん、お疲れさまでした & ありがとうございました!今年も思いっきり映画を楽しみましょうね。それではみなさん、さよなら、さよなら、さよなら
 


新しい家族が増えました:D 

March 06 [Sat], 2010, 7:05
みなさん、こんにちは。3月に入り、我が家にもとうとう新しい家族が増えました。そう、そう、この「新しい家族が増えました」っていうの、もう一度言ってみたかったんですよね。娘が生まれて以来使った事の無かったこのセリフ、やっと使えました

とは言っても、我が家の新しい家族は、この人(?)であります



グレイタビーのチェスナッツちゃんであります。なかなかキュート、かわゆいでしょ?


Beatrix Potter の "Tom Kitten" に似ていませんか?

3月に入っても雨ばかりのここベイエリア、そんな雨続きの日に1日だけあった晴れの日を見計らって行ってきました、アニマルレスキューセンター。

かねてからマイホームへ引越したら猫を飼ってあげると娘に約束していた私達なんですが、大判叩いてレザーのソファーセットを買った夫くんは、猫がソファーを引っ掻いたり、家を汚すのは嫌だと言い出し、猫の話しは宙に浮いてしまっていたのでした

が、しかし、そんな夫くんがどうした風の吹き回しか、アニマルレスキューのサイトをはしごして、お気に入りの猫を見つけたのです

以前にも一度同じような事があったんですが、その時は欲しい猫を書いてアダプション(猫を引き取る)申込書を送ったにもかかわらず、シェルターからの返事は「NO」だったのでした。夫くんが断りの理由を聞いてもはっきりした説明がもらえず、夫くんは完全に猫を飼う興味を無くしてしまったのです。そんな事があったので、我が家はきっと猫には縁がないんだ.....と、諦めようとしていた矢先だったのです。そんな時に夫くんから、「この猫、メチャクチャ可愛いだろ」と言って、サイトに紹介された猫の写真を見せられたので、結構驚きました。

それでも今までのアップダウンに散々振り回された私も娘も、きっとまた土壇場で夫くんの気が変わってボツになってしまうかもしれないし(本当によくそうなるので)、最後まで半信半疑でいたのです。あまり喜びすぎると後が辛いもんね。

それでも今回は、とうとう行きましたよ。このレスキューセンターは、家から車で10分ぐらいの所にある個人経営のもので、前に申込書だけ見て断ってきたシェルターとは大違い。電話で夫くんの気に入った猫がいるか尋ねると、いつでも見に来て下さいとのこと。善(?)は急げ、早速みんなで見に行く事になりました。


こんな子が出迎えてくれました

ブドウ畑と菜の花畑の中にある小さなアニマルレスキューセンターには、7匹の猫と犬達、そしてなんとエミュー(ダチョウに似た大きな鳥)まで飼われていました。猫ちゃん達のいる小屋へ入れてもらうと、うちの小猿娘はもう大喜び。夫くんは、自分のお気に入りの『チェスナッツ』をなんとか手なづけようと頑張っていたようですが、この猫ひどく臆病で、部屋の隅に逃げてしまい、なかなか顔を見せてくれません。娘も私も、すごくフレンドリーな『ヴォッカ』くんの方が、よく遊んで気に入ったのですが、やはりこの元気は間違いなく夫くんの心配通り家をメチャクチャにしてしまいそう。仕方なく私も娘も今回は夫くんの言う通り、大人しい方の猫を選ぶ事に同意。それでも娘は『ヴォッカ』のことが少し気にかかるようでした。


黒猫の『キキ』とトラ&白のミックス『ヴォッカ』、どちらも可愛い

実は、そういう私も結構『ヴォッカ』がどうなるのか気になったのですが、このシェルターは動物の数も多くなく、アットホームな個人経営のセンターで、収容動物が多くなりすぎて処分するというような感じではないのが、せめてもの救いでした。こういう所で人懐っこい動物を見ると、本当に後ろ髪を引かれますね。連れて帰ってあげられないのが申し訳なくって.....ましてや、大きくなったら処分されてしまうとか言う所だと、罪の意識なしでは帰れません。

センターのナンシーさん(動物好きのとても優しい方です)の話しでは、普通のシェルターでは、猫達は3年経っても貰い手がなければ処分されていくのだそう。私達がもらった『チェスナッツ』と(すでにもらわれて行った)もう1匹の猫などは、ここから車で6時間も離れた所のカウンティから送られてきたのだそう。こんな良心的なセンターに送られてきた動物たちは、せめても不幸中の幸い、結構ラッキーなのだと思います。

アダプションの値段も1才未満の猫でも75ドルと、他のシェルターよりもうんと安く、不妊手術もトイレトレーニングもすべて済まされているので安心です。おまけにマイクロチップのIDも埋め込んでくれたので迷子になっても安心。「お家に懐いたらせひ写真を送ってね」と言うナンシーさんにお礼を言いい、こうして『チェスナッツ』は、目出たくレスキューセンターを後にしたのでした

それでも、元がストレイキャット(野良猫)のチェスナッツ、家で飼われるのは初めての経験とあって、もう最高におののいているのがわかりました。家に着き、キャットバスケットを開けると、一瞬の隙に飛び出し、どこかへ雲隠れ。私も夫くんも、そして娘も、みんなで家中を猫探し。結局1時間経っても見つからず、ナンシーさんに電話。「絶対家のどこかにいるはずなんだけど見つからないんです」と夫くん。電話をきって、仏間のソファーからリビングルームをぼんやり見ていた夫くんが、フッと「暖炉の下が怪しい!」と言い出す。「ええ〜暖炉の下って、あんな狭い所にどうやって入るわけ???」と、私と娘が言うのも聞かず、暖炉の前の木製の突き出しを持ち上げると、なんといました、チェスナッツこんな狭い所に信じられないような狭い隙間から入り込んでいたのです。さすがはお猫さま。これは人間にはとても想像がつきません。やはり野生の力はすごい


こんな暖炉の下に潜り込んで隠れてました

始めっからそんなドタバタのあった、我が家の新メンバーでありますが、日に日に私達に慣れてきています。この頃では、一人になると淋しいようで、すごく可愛い声で鳴いて私達を呼びます。娘もすっかり(猫の)お姉さんらしくなり、PCの前で費やす時間がめっきり減り、夫くんも私も大喜び


初めてやって来た日のチェスナッツ&メロディ

きっとこれがベストのタイミングで、ベストの猫がやって来たのだと思う今日この頃であります










思い出を詰める箱、シャドーボックス完成 

February 28 [Sun], 2010, 23:19
みなさん、こんにちは。桜や菜の花が咲き乱れ、いよいよ春がやって来るな〜なんて思っていたら、今朝は濃霧で寒いのなんのって.....気がつけば娘はまた咳をして風邪を引き、学校を休まなければならない状態。急に暖かくなったり、寒くなったりで季節の変わり目は案外風邪など引き易いのですよね

雨が降ると何か一段とダラ〜ッとダラけてしまう私ですが、それでも今日は大決心をして、中途半端で放ってあったシャドーボックスを思い切って仕上げてみる事にしました。

かれこれ一年以上前にIKEAで小さなシャドーボックスを買い、意気揚々としていた私ですが、最初の2つは案外ササッと作ったものの、最後の1つは何のアイディアも浮かばないまま時間だけが過ぎてしまい、全く忘れ去られ状態でした

このシャドーボックスは白枠で14cm x 14cmの大きさで、奥行きが4.5cmになっています。

普通のスクラップブッキング用のフレームと違って奥行きがある分『物』をディスプレーすることができるのが楽しみだったりします。

1つ目のシャドーボックスは、もう随分前に作った物なんですが、1989年11月にベルリンの壁が壊された4ヶ月後、ベルリンに遊びに行った時に買ったおみやげ『ベルリンの壁のかけら』をディスプレーしてみました。



当時はまだ部分的に壁が残っていて、崩された壁を小さなかけらにしておみやげとして売ったり、自分で壁を削って持って行けるように、壁の前で観光客にハンマーを貸してお金儲けをしている人達が結構いたんですよね

そんな少しお祭りっぽいエキサイティングな雰囲気に負けて、ついつい買ってしまった壁のかけらなんですが、今となっては結構貴重なおみやげとなりました。こんな小さな壁のかけらですが、悲しい歴のいっぱい詰まった一片、タンスの肥やしにしておくのは勿体ないので、こうしていつでも見られる所に飾る事が出来て壁も喜んでいるような気がします。

娘がもう少し大きくなって世界史の勉強を始めたら、このベルリンの壁のかけらを見せて、色々歴史の話しなどしてみたいです。



シャドーボックスのベースとなるLO(レイアウト)には、まさに当時を象徴するドイツのバンド、スコーピオンズの『Wind of Change』の歌詞を書いてみました。カラーペーパーに白黒プリントした私の半横顔がちょっと不気味なボックスになってしまいましたよね。ハハハ




2つ目のシャドーボックスは、娘が初めてカーラーで髪を巻いた時の写真をベースに作ったものです。



まだまだ色気づくようなお年頃ではなかった娘ですが、ハナ・モンタナやテレビ番組で見るスター達のまねがしてみたかったのか、紙を巻くカーラーが欲しいと、自分のお小遣いから一番安いスポンジのカーラーを買って大満足の様子。一人で髪を巻けないので手伝ってあげると大喜びで、そんな姿がなんとも女の子っぽくて可愛いな〜とか、思わず細い目がより目が細くなってしまった私でした。



そんな娘の初めてのスポンジカーラーの1つを記念(?)にボックスに入れてみました。ベースのカラーはピンクにして、リボンとか使って、女の子っぽくキュートなボックスにしてみたかったのですが、出来上がるとこんな感じになりました


そして最後のボックスが、今日やっと仕上がった『オバマ』ボックスであります。このボックスにはオバマが勝利した大統領選挙のキャンペーンバッジとステッカーを記念に収めてみました。



今では当時のような熱狂的な支持は影を落としてしまった感のあるオバマ政権ですが、それでもあの選挙の日のことは、いつまでも私の記憶の中に残り続けていく事と思います。私たちの住んでいたマリン郡はシスコと並んで、アメリカでもとてもリベラルな土地柄のせいか、選挙のキャンペーン中もマケインの支持者に殆どお目にかかりませんでした。アメリカは大きな国なので国内で時差があるのですが、一番時間の遅い西海岸の投票が終わったと同時に(西海岸の州の開票前に)すでにオバマの勝利宣言がされたぐらいで、もう夜道で会う人、職場で会う人みんなが気勢を上げての大喜び、9.11以来落ち込みっぱなしのアメリカ人の心からの歓びの表現に、素直に感動してしまった私でした。



まあ、余談はこれぐらいにして。ボックスの方は、ベースにオバマのキャンペーンステッカーとバッジを貼り、フレームのグラスの部分に娘とお友達の楽しそうな写真を白黒コピーしたものを直接内側から貼ってみました。私達や多くのアメリカ人がオバマを選んだのは、私達の子ども達の為、アメリカの未来の為であったと思います。そう言う意味でもどうしても娘達、これからのアメリカを背負って行く子ども達の『笑顔』が欲しかった。アメリカの将来が明るいものになりますようにという願いを込めてこの写真を貼ってみました。それなので、ほとんどよく見えませんが、写真に赤のラブオンで”for the future”と入れてあります。

あとはフレームにステッカーの一部とPP(パターンペーパー)を細く切ったものを貼り、カリフォルニアの州花であり、戦没者慰霊の象徴でもあるポピーの花を端に付け、アメリカの国旗をグルーで付けて出来上がり

ほ〜ら、やればできるじゃない。本来小さな箱なので、写真1枚をアレンジしたら出来上がってしまうのですが、とにかくスクラップブッキング6ヶ月間のご無沙汰が祟ってか、こんな小さな作品を作るのにすっごい時間がかかってしまいました。やはりこういう事は常にしていないと頭が固くなっていくものですね。

そう言えば先月のマーサ・スチュワートの雑誌でシャドーボックススクラップのアーティストの方の作品が紹介されていてすっかり魅せられてしまい、今回のシャドーボックスよりも大きなサイズの物を4つも買い込んでしまった私。思い立ったらすぐ実行!そういう人になりたいのですが、出来上がりはいつになることやら.....








6ヶ月ぶりのスクラップブッキング 

February 18 [Thu], 2010, 8:48
みなさん、こんにちは。あれよこれよとしているうちに、早いものでもうバレンタインズデーも終わり、日に日に春らしくなってきた今日この頃。気がつけば、趣味のスクラップブッキング(SB)から実に6ヶ月も離れてしまっていた私。先月当たりからボチボチ復帰したいな〜と思いながらも、やはり6ヶ月のブランクは思ったよりもシリアスで、レイアウト(LO)にしたい写真を机に並べてみても何も閃かないのです

そこで、写真選びからではなく、スケッチ選びから始めてみることにし、すっかりご無沙汰していたPencil Linesさんのスケッチで作れそうな物が無いかチェックしてみることにしました。

いつも言ってるようにサークル(丸)の入ったレイアウト(LO)が苦手な私なんですが、復帰一番に選んだスケッチは、なんとサークルの入ったレイアウト(LO)、スケッチNo. 169。


Pencil Lines Sketch #169

このスケッチを見た時にピンと来たのが、去年の暮れ近くに娘がお友達のケイティーちゃんを家に呼んでスランバーパーティーをした時のピンぼけ写真。私達家族は、みんなそれぞれマイホームに引っ越した時の夢があったんですが、娘の小さな夢というのが、このお友達を招いてお泊まりをする『スランバーパーティー』だったのです。

なのでこの二人はスーパーハイパーで、まるでキャッキャッとサル状態だったのですが、そんな楽しい雰囲気から、スケッチにある苦手なサークル(丸)=手描きのレインボウにしてみたいという誘惑にかられ、早速ペンで描き描きしてみました。

復帰第1弾なので、あまり凝った事もせず、タイトルはスタンプしたものをペンで縁取りしてカットし、貼付けて終わり。



写真の四隅をペンで縁取りして、ジャーナルも書くスペースがなかったので、写真に直接ペン書きしてしまいました。このLOはペンとスタンプだけで殆どが出来てしまう、エコエコエコノミーLOであります



お気に入りの写真とか、キレイに撮れた写真でLOを作る時などは、かなり力を入れて良い物が作れるよう試行錯誤するのですが、このLOのように写真自体はピンぼけであまり上手く撮れていないけれど、思い出バリューだけは十分にあるような写真でLOを作る時には、少しリラックスしてLOで遊べれる気楽さが好きだったりします。娘が大きくなった時にこのLOを見て、始めてのスランバーパーティーを思い出してくれたら嬉しいな〜とか、一人で密かに思う母であります


さて、もう一つの方のLOは?と言いますと、こちらも超簡単レイアウト。あまりにも長い間スクラップブッキングをしていなかったせいか、何かを作りたいのだけれど、アイディアが形にならず時間ばかりが過ぎていく、そんな時の強い味方がSB(スクラップブッキング)雑誌。色んな雑誌をペラペラめくりながら目の保養をするんです、私。そこでピンとくるLOがあると、そのLOスケッチに合う写真がないか写真を探し、うまく写真が見つかれば、あとはパズルのようにスケッチに写真を当てはめて色やデザインを選び出来上がり!。こう言ったしくラップブッキング”リフト”は、とっても簡単な上、LO作りの感覚をつかむのにとっても役立つと思います。

なので私はブランクの後や、行き詰まって焦った時などは、必ずいつも”リフト”をしてみることにしているんです。

今回のリフトは、アメリカの2大SB雑誌の一つである『Scrapbooks etc...』のNOVEMBER/DECEMBER 2009号に掲載されていたPamela YoungさんのこのLOを参考にさせて頂きました


by Pamela Young from Scrapbooks etc...

4" X 6"の写真を4枚使ったシンプルさと、なんと言ってもオレンジのペイントのインパクトにすっかり魅せられてしまい、早速このLO用に去年のサンクスギビングの横写真4枚を選んでみました



ここで紹介されていたテクニックは、アクリルペイントをブラシで大雑把に塗った上にタイトルを乗せるといったものだったのですが、簡単なのにそれでいてかなりのインパクトがあり、秋の雰囲気にピッタリ

エンベリなどもオリジナルのLOと同じようにパンチで抜いた葉っぱを散らし、アクセントにはサンクスギビングのシンボル『ターキー/七面鳥』のステッカーにカラーティッシュで羽を付けたものをペタリ。左下と右上の写真の端にブラッズでライン模様を入れて出来上がりで〜す



こんな感じで久々のSBを楽しんだ私。このいきに次はこれまた途中で中断して放りぱなしにされているシャドウボックスの仕上げを頑張ってみたいと思います

それでは次回のアップまで、みなさんお元気で!アディオース


靴下で作るサル / ”チャチャ”the Christmas Monkey 

January 24 [Sun], 2010, 11:08
みなさん、お久しぶりです。なんとお正月以来、初めてのブログ更新であります

ご察しの通り、何もかもが中途半端状態で、ブログに書けるような何かが無かった私なんですが、ここにきてやっと1つのプロジェクト(?大袈裟ですが)を終わらせましたYEY

それは何か?と言いますと、クリスマスに自分用のプレゼントとして買った”靴下で作るサル”キットのおサルなのであります。昨年のバースデーに作った白ザル、『HiHi/ヒヒ』 the Birthday Monkeyに続く2匹目は、命名『ChaCha/チャチャ』the Christmas Monkey。キットに入っていた靴下が茶色だったので、ヒヒのような白ザルではなく、茶ザルです。おまけに靴下のかかとの部分が赤になっているので、口の周りとおしりが赤いのです。



2匹仲良く並んでいる姿を見た夫くんは、「これ売れるぞ!」とか言っていたんですが、私のオリジナルではないと知って、「な〜んだ」だそうな。靴下からこんなおサルや、色んな動物を作っちゃう、これを一番最初に作り出した人は本当にスゴイですよね



材料は靴下、おまけに手縫いで超簡単。少々不細工でも、それが又味があって可愛い。思わずもっともっと作りたくなっちゃう魅力、マジでハマってしまいますね



日本から始まったこの靴下アートは、ここアメリカでも注目のようで、とうとうキットまでできてクラフトショップで売られるぐらい。こんなアーティスティックなアイディアが私にも沸いてきたら、明日はミリオネアーかも、なんていう邪念が、2匹のサルを見ながらフッと頭をよぎる私でありました

明けましておめでとうございます。 

January 01 [Fri], 2010, 23:33
みなさん、新年、明けましておめでとうございます。
2010年が、みなさんにとって素晴らしい年となりますよう
心よりお祈り申し上げます
本年もどうぞ宜しくお願い致します


昨年同様、酷い風邪に苦しむ年末年始となってしまいましたが、こうして家族で新しい年を迎えられる私は、本当に幸せです。タイムスクエアーの時計が午前零時を告げ、そこら中の人達が歓声を上げて、キスしたり、ハグし合う派手な年明けシーンを見ながら、フッと『2010』の数字を見て思う。”『2050年』には、私は何をしているのだろうか?、これから40年後、私は生きているだろうか?夫くんはどうだろう?娘は私達と過ごしたお正月を覚えていてくれるだろうか?...”なんて考えてしまいました。おそらく私も、夫くんも2050年のお正月を迎えるには相当の努力が必要だと思います。

そう思うと、やはり毎年毎年、一年一年を、一日一日を大切に生きてゆきたいな〜って思いますね。たとえ病気でも自分なりの最高のお正月を家族と過ごしたいです。そう思ったら、不思議にこんな時に風邪を引く自分に対する情けなさというか、怒り(?)みたいなものが消えていきました。


”おはぎ”が大好きな小猿ちゃん

朝ボチボチと起きて食器を洗い、おせちの用意をし、娘が毎年楽しみにしている『きなこおはぎ』を一緒に作る事に。毎年同じ我が家のお正月メニュー。私自身、日本にいる時から”おせち”がそんなに好きでないので、自分で作ったりはしないんですが、シスコの日本食材店で売られている”おせち”の単品から、好きな物だけ選んで買って来るのです。

自分で作るのと言ったら”煮物”と”おはぎ”だけなんですが、”おはぎ”なんておせちにしちゃうのは、我が家だけでしょうね


我が家のなんちゃって『おせち』です

そうですね、今年の抱負と言ったほどではないんですが、今年は地に足の着いた一年にしてゆきたいと思います。なんて言うと、かなり抽象的かもしれませんが、私はよく頭の中が嵐状態になってしまって、何もかもしなくっちゃ、しなくっちゃ、しなくっちゃとプレッシャーをかけるわりには、最終的になにも物になっていないというのが常なので、今年はあれもこれもと欲張りをせず、まず目の前にある現実から、出来る事から『確実に』物事を成してゆきたい決して焦らず、ずるけず、諦めずを心に忍耐強く頑張っていきたいと思っています。

そう、おそらく今年は私にとっては、花が開く年と言うよりは、地を整え、根を張る年になりそうな気がします。きらびやかな結果はすぐには出なくとも、その日を夢見て一日一日を大切に生きてゆきたいですね。


キャロラインに服を作ってあげた小猿ちゃん

元旦の一日、おせちを作り、遅いお昼ご飯をすませ、私は何時間か横になり、夫くんと小猿娘はクリスマスにもらったwiiで遊んだり、それぞれDIYをしたり、お人形のお洋服を作ったりして、のんびりと楽しんだようです。


2日間でプロになっちゃったwiiの達人

私も夜になって、やっと少し元気が出て来た感じです。明日はもっと元気になって、溜まりに溜まったホリデーグリーティングカードを書き上げたいと思います。トホホ....やはり今年も超マイペースで我が道を行く私であります。

みなさん、こんな私ではありますが、

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

2010年、良い年にしてゆきましょうね







ゆく年くる年 

December 31 [Thu], 2009, 21:30
みなさん、今年もいよいよ大晦日となりました。もう少しブログをアップしたかったんですが、今年も昨年同様、クリスマス風邪にやられました。土曜日辺りから喉が痛くなり、火曜日にはとうとう声が出なくなってしまい、もうしんどいのなんのって。見かねた職場のマネージャーが、急きょ次の日の私の仕事をしてくれる人をアレンジしてくれ、お休みさせてもらう事になりました

ず〜と今までも仕事から戻って薬を飲んで寝るを何日も繰り返していたんですが、特に一昨日、昨日は、もう狂ったように寝まくりました。何を隠そう、大晦日になって、もし風邪が良くなったら、シスコのジャパンタウンに買い物に連れて行ってやるとの夫くんの言葉が励みになっているという。一応今朝起きたら、鼻と声はまだ少しおかしいものの、喉の痛みはなくなったようでホッとしました

そんなこんなの大晦日、今年一年を振り返ってみると、私達フリードランド一家の2009年は、珍しく変化のある一年となったように思います。

私の今年の3大アチーブメント(そう言えるかはわかりませんが)と言うと、やはり
1)8年ぶりの渡英
2)マイホームの購入
3)自動車運転免許の取得

でしょうか。

これらは私(私達)がアメリカへやって来て以来、ずっと“きっといつかは”と夢見ていた事でした。

ティーン時代の夢が叶って暮らす事のできたロンドン。結婚し、出産し、夫の国アメリカへ戻ることになった時の、あの淋しさといったらありませんでした。

あれから8年、がむしゃらにアメリカ生活に頑張って来た私ですが、やはりロンドンを愛する気持ちに変わりはありません。あの街、人々、そして何と言ってもお友達は、私の一生の宝ものです。私にとってのロンドンは、憧れから故郷へと私の中で変わっていったのが、今回とてもよくわかりました。

悲しいですが、もうロンドンで暮らす事はないだろうという事実は、認めざるを得ない事なのでしょうね。それでもやはり、2、3年に一度ぐらいは帰りたい私の第二の故郷です。









そしてイギリスから戻って、本格的に購入する家を探し始めた私達。人の不幸の上に幸せを築くような後ろめたさが少しありますが、昨今の経済破綻などで、家のローンを払えない人達が急増し、バンク所有で売りに出される家が急増し、ここらへんでも家の価格がかなり下落しました。今なら私達にでも家が買えるかもというかすかな光が見えたのも今年でした。

それでもやはり、シスコや今まで住んでいたマリン郡などは依然として価値が下がらず、私達には手が出ないので、結局その周辺の街で探し始め、3度目のオファーで、やっとマイホームへ移る事ができました。

新しい家、街での生活は、私や娘にとっては、新しい環境へのチャレンジがいっぱい。娘は学校に慣れるのに苦労しているようで、昔のお友達を懐かしむ姿を見ると、本当にこちらまで切なくなります。
私も今までのように職場も、学校も、病院も、歯医者さんも、スーパーも、ショッピングモールも、殆ど必要な所へは歩いて5、6分もあれば行けてしまうような所で暮らすのとは訳が違い、新しい家での生活には、どうしても車の運転が必要不可欠となり、否応無しにこれにチャレンジする事になりました

そして、そして、今年、12月に入ってやっと実地をパスし、カリフォルニアのドラーバーズライセンスを手に出来たのです。



実は私、アメリカに来たばかりの頃(8年以上前ですが)、ドライビングテストを受けた事があったのです。イギリスもそうなんですが、こちらも筆記は簡単なんですが、問題は実地。それまでイギリスでドライブしていてハンドルと車道が反対なので慣れるが大変だったのと、レッスン代がすごかったのとで、先生から試験はまだ早いと言われていたのに無謀にもトライ。みごとに落ち、もう一度トライして落ちたので諦めました。

カリフォルニアでは筆記試験合格の後、1年の内に3回まで実地試験をすることができます。

それから2年後ぐらいに仕事を始め、もう一度筆記を受けたのですが、今度は仕事が忙し過ぎて時間がないのと、やはりレッスン代が高過ぎるのとで、とうとう実地試験を受けずじまいで終わってしまっていたんです。

今回、家が決まってすぐ8月の終わりには筆記試験を受け、一応今度こそ!決意。またあの高いレッスン代を考えると頭が痛かったんですが、驚いたことに、今度の先生は5回ぐらいレッスンを受けたら、「君ならもう大丈夫だから、すぐにどこでも空いてる所で実地テストの予約を入れなさい」とおっしゃるではありませんか。えええ!本当ですか?!って、本当に嬉しかったんです

人間と言うのは不思議なもので、褒められたり、自信がでてくると、かなり強気になれるものなんですよね。とは言っても、やはり最初の実地は落ちましたでも、この先生、「運が悪かっただけだから、すぐに次の予約を入れなさい」とおっしゃるので、落ち込む間もなく、すぐに次の試験へ。今回は間をあけなかったのがよかったのか、どうにか無事にパスできました。

ここカリフォルニアでもイギリスでもそうなんですが、仮免さえ持っていれば(運転免許を持っている成人が同乗していれば)普通に路上を運転できるのです。イギリスではそれでも『L』字を付けていたんですが、ここではそんなものもなく、みんなに混じって走っています。今回は夫くんの車でかなり運転になれましたので、夫くんの車でテストを受けたのも私にとってはかなり安心だったのです。

ここでは赤信号でも「禁止」とされてない限りは、安全なら右折してもよかったり、交通ルールがイギリスとは微妙に違うんですが、何と言うか、基本的に禁止されている事以外はなんでもありなので、慣れてしまえば案外楽かもしれませんね。なんて、今はライセンスの有る身だからこんなこと言ってられるんでしょうが。当面は安全運転で近場だけで頑張ってみようと思っています。



こんな風に過ぎていった2009年。大晦日の年越しそばも食べ終わり、今年もあと3時間で終わろうとしています。毎年、毎年、大人も、子どもも成長してゆくものなのだと、つくづく感じるこの頃。今年のクリスマス、サンタからのプレゼントとして買った、今年の年女と言ってもいいほど当たりまくったスーザン・ボイルのCDを聞いていて、なんかググッとくるものがありました。中でも歌詞&曲ともにとっても心に響いた曲、『PROUD』を聞いて、今年最後のブログにしたいと思います。



今年も『すくらっぷハウス』に遊びにいらして下さったみなさん、本当にありがとうございました。

明年がみなさんにとって、ご多幸で素晴らしい年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

Wishing you a Very Happy New Year!!!!

明年も、本年同様にどうぞ宜しくお願いいたします


昭和の歌謡曲(松田聖子の魅力) 

December 26 [Sat], 2009, 23:11
子どもの頃の大晦日というと、なぜか『レコード大賞』とか、『紅白歌合戦』といった歌番組を家族と一緒にこたつで見ているといったシーンが記憶に残っている私。

高校へ通い始めて以来、洋楽にしっかり染まってしまい、レコ大も紅白も全然気にならなくなってしまったのですが、それでもそんな私でさえも、当時『ただ者ではない』というオーラを感じていたのが、あの松田聖子ちゃんでした。

甘くて伸びのあるキャンディーヴォイスはもちろん、華奢な身体つきと、細く尖った顎、決して日本人好みの大きな瞳とかではなくとも、とにかくその雰囲気全てが可愛い。

当時は山口百恵ちゃんの引退に続き、ピンクレディーやキャンディーズといったアイドルも次々に引退し、歌謡界もちょうど新しいアイドルを求めているといった、まさに絶妙のタイミングで現れたのが聖子ちゃん、彼女だったように思います。

『裸足の季節』でソニーからデビューするまでも、ご両親に芸能界入りを認めてもらうのに大変であったと聞きます。そんな彼女も2曲目のシングル『青い珊瑚礁』で大ブレイクするわけですが、当時はそのあまりにも可愛すぎる言動が災いしてか、彼女のような女の子を形容する『ぶりっ子』と言う言葉までできてしまったぐらい。

これまた当時、かなりの人気を誇っていたTV番組『ザ・ベストテン』での『青い珊瑚礁』初の1位獲得のシーンでは、その泣き方までが、うそ泣きだとか、涙が出ていないとか、散々言われましたが、それでもそんな風に言われれば、言われるほど、人気が益々上がっていく感じで、まさに向かうところ敵無し状態でしたね。



松田聖子の歌唱は勿論なんですが、私が聖子ちゃんの大きな魅力の1つだと思うのが、育ちの良さが所々で伺われること。上のベストテンのビデオでもそうですが、ご両親のことを他人には必ず「父」、「母」と言うところなんか、当たり前のようなんですが、本当に美しいと思ってしまいます。特に若い人達の日本語が乱れていく中、きちんとした美しい日本語を聞くと、それだけでその人の品の良さがわかる感じがしますね。

そして松田聖子と言えば、やはりあのキャンディーヴォイス。当時は彼女のような声のアイドル歌手もいるにはいましたが、彼女はその声の力、伸び、表現力、『歌唱』という面では飛び抜けていたように思います。

私が好きな聖子ちゃんソングは?というと、チューリップの財津さんが作った曲、『チェリーブラッサム』と『花一色』ですかね。



『チェリーブラッサム』は、それまでの聖子ちゃんソングと少し違った感じで、当時は本人も「最初は歌いにくかったんですが、歌うほどに気持ちがわかる歌」といった事を語っていた記憶があります。

このビデオのブルーの衣装なんか、本当に聖子ちゃんにピッタリで、当時の女の子達(もちろん私もしました)がこぞってマネした『聖子ちゃんカット』も本当に完璧。その後ベリーショートにヘアカットするまでの、この聖子ちゃんカット時代の松田聖子が、歌唱、容姿ともに一番好きです。



この当時は、まだ日本のクラシックな小説の映画化がされていた時代で、山口百恵の『伊豆の踊り子』や『潮騒』などをはじめ、聖子ちゃんも『野菊の墓』で主演していました。公開から何年後かにTVで見たんですが、やはりストーリーがしっかりしているので、なかなか良い映画にできていたように思います。特に主題歌の『花一色』は、悲しいメロディーラインはもちろん、その詩の美しさ、そしてそれを歌う透き通った聖子ちゃんの伸びのある歌声がパーフェクトマッチ。本当にいい曲だと思います。財津さんがこんな曲を作れるのも少し意外でしたね。


うちの弟などは、当時リアルタイムで聖子ちゃんを見聞きしていたせいか、私なんかより遥かに通で、「松田聖子はおもしろい」と言うような事を言っていたのを覚えています。

今こうしてYOUTUBEなどで見てみると、聖子ちゃんのコントやインタビュー、ちょっとした受け答えや動作などからも、可愛いぶりっ子人形ではないことがよ〜くわかります。それどころか、本当のキャラはかなりひょうきん。上手に地を出していたというか、結構地のままでいっていたように思います。

ぶりっ子、ぶりっ子、と世間で叩かれても、「えっ、そうですか?、そうかな〜?、そうですね」みたいにガハハと笑い飛ばせる彼女だからこそ、芸能界という世界を悠々と渡っていけたのかも。実に賢く、逞しいです。




当時アイドルとして売られていたので、あまり評価されていなかったようにさえ思える彼女の歌唱力や表現力は、今こうして彼女が他の人達の持ち歌を歌うのを聞いたりすると、それがいかに質の高いものであったかが本当によくわかります。古い歌から新しい歌、演歌にいたるまで歌えるアイドルは大したものです。このせっちゃん(南こうせつ)とのデュエットなんかも絶品の素晴らしさ。イルカと『なごり雪』を歌っているものもありましたが、あの声で歌にグイグイ吸い込まれていく感じがします。何と言うか、酔わせてくれるんですよね。



そんな聖子ちゃんも大人になり、結婚、出産、離婚、再婚、スキャンダルなんかもありましたが、それでも今でも日本一のディナーショウの女王であり続ける彼女。彼女が本来持つトークと歌唱の素晴らしさあってのことだと思います。

夢の海外進出にも何度もトライして頑張る姿なども、同じ80sから現在まで第一線で頑張り続けるマドンナに共通する点が多くあるように思いますね。

本物と言うのは、いつまでも輝き続けていくものなのでしょうね。色々形は変わっても、音楽を愛し、音楽に生きる、プロの姿は見聞きする者に音楽以上のものを与えてくれるような気がします。

聖子ちゃん、おばあちゃんになっても歌い続けて欲しいですね。
そのうち、一度でいいから、聖子ちゃんのディナーショウとか行ってみたいな〜なんて、フッと思った年の暮れであります。




今年も風邪ひきクリスマス 

December 25 [Fri], 2009, 23:35
みなさん、こんにちは。今日はこちらもクリスマスデー。なのに朝の6時から仕事の私は、お昼前に仕事から戻ってダウンしました!!。喉がヒリヒリ、体中からインターフェロンが出て風邪と闘っているのがわかるぐらい身体が熱っぽくてヒリヒリする感じ。2、3日前から嫌な予感がしていたんですが、昨日のバタバタが引き金になったのでしょうか。インフルエンザで寝込んでいた、去年のクリスマスの悪夢が蘇ります

昨日はクリスマスイブというので、もう街中みんなが忙しいっていった感じで、私も例に漏れず。ウィッシングリストに『wii』と書いてお願いしていた娘は、そのせいかどうか、今年はサンタが来てくれるよう、今までにない力の入れようで、昨日はクッキーの材料を買いに行くよう押しまくられました

夫くんは、男の人独特(?)のショッピングアレルギーで、特にクリスマス前などはショッピングモールの駐車場に近づくのさえストレスと言った具合なので、仕方なく免許取りたての私が行く事に。アメリカはイギリスと車道が反対なので、慣れるまで大変でしたが、それでもロンドンのように道が狭くないのは有り難いです。お昼前に出向いたお陰で、どうにかうまくパーキングスペースも見つけられ、『絶対、駐車場で車をぶつける』という夫くんの心配をよそに、小猿嬢とルンルンになって戻ってまいりました

クッキーはドウを作るのが面倒なので、冷蔵してある出来合いのドウを買って来て型抜きしました。とにかく猿ちゃん(娘)が何の準備もせず、順番無視でお料理を始めるのでハラハラなんです。我が家の場合、子どもと楽しくクッキーを焼くといったほのぼのさはなく、私はいつも娘にお小言を言い続け、娘はそれを全く無視して我が道を行く!と言った感じ。寛容になりたくても、ガミガミ言わずにいられない、私も結構子どもかも...って、娘とお料理する度に思います。やっぱりA型なんですよね(関係ないって?)。


誰が食べるの?このクッキー???

娘はクッキーだけでなく、なにやら私の部屋から紙を持ち出して、クリスマスツリーのトップに飾るエンジェルも手作り。せっかく作ってくれたので、サンタが来てくれる予定の大きなツリーのてっぺんに飾ってみました。


娘の作ったツリートップエンジェルです

夕食が終わって、みんなで『It's a wonderful life』の映画を見ていたのですが、今夜は遅くまで起きているとサンタが来てくれないといけないと思ったのか、娘はさっさとパジャマに着替え、サンタがわかるようにメモまで書いて、ツリーの下にクッキーとミルクを置くと、歯磨きをしてベッドに行ってしまい、夫くんと目が・・に。


ツリーの下にサンタさんへのクッキーを

そう言えば、余談ですが、食事のあとご近所の家々のお庭イルミネーションを楽しみながら散歩していると、今まで見た事のない、もんのすごいイルミネーションの家に遭遇しました!写真では、あの光の洪水みたいな明るさが全然出ていないんですが、とにかく度肝を抜かれました。おまけにこのお家、音楽まで流れていて、通りから見るとまるでファンフェアーの遊園地のよう。これはアメリカ人でないと出来ない演出かも。不況とか、省エネとか、グローバルウォーミングとか、どこ吹く風って感じで、人のいない部屋に電気が付いているだけで、キリキリする我が家には、とってもマネできないスケールに、なぜか感動すら覚えてしまった私でした。


実物はもっと凄い!ビックリデコレーション大賞

そんな感じで慌ただしかったイブが終わり、クリスマスは朝6時から仕事の私。5時には起きなくっちゃと目覚ましをセットしていたんですが、なんとその前に小猿ちゃんがツリーを見に階段を駆け下りる音で目が覚めました。5時前に起きるなんて.....。本当は仕事に行く前にサンタからのプレゼントをツリーの下に置くつもりだったんですが、昨日寝る前に置いておいて正解でした。

私はそのまま仕事に行き、帰って来ると、小猿嬢と夫くんは案の定wiiで遊んでおりました。おお!これはいいぞ!風邪で疲れた私は、そんな二人をよそに、薬を飲んでベッドで休む事2、3時間。これでだいぶ元気になりました。



一日中ダラダラと何かを食べている夫くんも、風邪気味の私も、全然お腹がすかず、結局クリスマスディナーもステーキとサラダぐらいで終わり、朝5時前に起きた小猿嬢はさすがに眠たそうで、今夜も又はやばやと床についてゆきました。



それにしても、サンタクロース、いつまで続くのだろうか...。去年は学校で「サンタなんていない。プレゼントをくれてるのは親だ」と言う子がいて、「本当なの?」と聞いてきた娘。ああ、きっとこれが最後のサンタクロースかな...なんて少し淋しく思っていたら、なんと今年は今までにない力の入れようでサンタさんにウィッシングリストを書いて送っていた娘。

それを見てゾッとする親。『wii』とかって、そんなに簡単に書かれても困るのであります。それなのに、やはりサンタになってしまうなんてね

親と子ども、どちらが先にサンタを諦めるか...この勝負は、こうして又来年へと持ち越されていくのでしたHo Ho Ho !!!! Merry Christmas


プロフィール
  • 名前:Name: Toppi /トッピ(子ども時代のニックネームです)
  • アメリカ人の夫、娘と3人でカリフォルニアで暮らしています。今でも住み慣れたイギリスが大好き。この頃は子どもの頃の思い出のある日本にも帰りたいと思う事たびたびです。
    80sポップや、世界のお料理も大好き! 特にインド料理、ロンドン、娘のおしゃべりは永遠に好きな物です☆
    コメントの返事が遅くなってしまうことも度々ですが、どうか又遊びにいらして下さいね☆多くの方と知り合えたら嬉しいです。
    どうぞヨロシク☆☆☆










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