シルバー(ポケスペ) 

2009年12月22日(火) 21時43分
一日中気を張り続けていたためか、今日は疲れた。



好きな人と一緒に過ごすというのは神経と体力を相当すり減らす。
それでもあの人に少しでも良く思われたいと思ってしまう。


姉さんの隣に座りあの人と向かい合って食べた昼ご飯。味なんか全く覚えていないが姉さんと楽しそうに会話をするあの人の笑顔は忘れられない。

何を聞かれても、あーとか、うーしか言えない俺を見て姉さんはずっと笑っていた。





「そっか、シルバーももうそんな年かァ…」


帰り道、頑張んなさいよと言って俺の背中を押す姉さんの手は昔ほど大きくはないと思えた。


だけどとても温かかった。






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姉さんの友達を好きになったシルバー。
自分が大人に近づいていくのを何となく感じる感じ←

シルバー(ゲーム) 

2009年12月10日(木) 15時25分

「会おうと思えばいつだって会えるんだから」
だからそんな顔するんじゃない、と言って彼女は俺の髪を一束掬った。


相変わらず白くて細くて綺麗な指をしていると思った。その指に軽く触れてみる。少し触れただけで体中の血液が沸騰したかのように熱くなり、下を向いたまま顔を上げることが出来なかった。




カントーから来た彼女はジョウトのジムも制覇し、もう此処に留まる理由はなかった。
それでも彼女がジョウトに居たのは俺の特訓に付き合うためだった。




「俺も、あなたについて行きます…」

「シルバーはまだここでやる事があるでしょ?」


俺がチコリータを盗んだ日、あいつはワニノコをもらって旅にでた。あいつにはこれまで一度も勝てたことはない。
彼女が言っているのはこの事だ。

いつの間にか、彼女のそばにいられるなら強さなんてどうでもいいとさえ思っていた。それに気づいた彼女はシンオウへ行く、と俺に別れを告げた。




いつになく着込んだコートやマフラーが揺らぐことのない彼女の決意を表していた。




「風邪、引かないように…気をつけて下さい」


その一言を言うのに一体どれだけの時間がかかっただろう。





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このネタで連載とかやりたいかも

レッド(ポケスペ) 

2009年12月03日(木) 14時01分
例えば、グリーンがやったように俺がイエローと山に籠もってポケモンバトルを教えてやるとする。


そうしたらアイツはやきもちを妬くだろうか。



ゴールドと修行したときはまだアイツとはそういう関係じゃなかったし、例えそういう関係だったとしてもアイツの事だから「後輩にムチャさせないようにね」とかそんな一言で片付けられてしまいそうだ。
なんかアイツ、俺には全然興味を示さないから、たまにはアイツにも嫉妬とかしてほしいんだけど…



さっきのたとえ話をアイツに聞かせてやろうと思って家へ行ったら、アイツとグリーンが二人で囲碁をしてた。


ああもう、あれだけ男を家に入れるなって言ったのにっ!




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レッドさん好きです

グリーン(ポケスペ) 

2009年11月27日(金) 14時13分
ジムリーダーという仕事は案外暇なようだ。
ジムの控え室は彼の趣味で和の香り漂うデザインになっている。



「にゃー」



何のまねだ、と言いたげな冷めた目で私をみている。
それでも私は気にすることなく胡座をかいて本を読んでいる彼の足に頭を乗せて下から顔を覗き込む。



「エネコのまねだよー」


彼の無言の問いかけに私は答える。
しかし彼の冷めた視線は既にたくさんの紙の束に印刷された活字へと向けられていた。

可愛くエネコのもねまねをして彼の気をひく作戦は失敗に終わり、私は諦めて外へ遊びに行こうと頭を起こした。


その時、肩を掴まれ起きあがろうとした方とは反対の方向へ力を加えられまた彼の膝へと逆戻り。



「…どこに行くんだ?」

彼はパタンと本を閉じ、ジッと私の顔を見ていた。


「わ、私はずっとここにいるよ?」




彼はその答えに満足したようで、フッと微笑して私の頬から首のラインを撫でた。
どうやら彼の気を引く作戦は成功したようだ。



なんだか本当にエネコになった気分だった。

ゴールド 

2008年11月20日(木) 15時02分
ねえ、私はいつからこんな風になってしまったと思う?


夜寝る前も、朝起きてからも、出かけるときも、帰ってきてからも…
寝ても覚めても君のこと考えてる。



「ゴールド…」



すべり台とベンチくらいしかない小さな公園で、私はひとり、君の名前を呟く。


会いたい。けど会ってどうすることもない。私とゴールドは単なるご近所サン。ゴールドには最近良い友達や先輩が出来たようで私の入り込む隙なんて1ミリもない。


もともと私の入り込む隙なんてなかったんだろうけど…




好きだよ、ゴールド。

それはもう狂おしいほどに。でもこの気持ち君には一生伝えない。だって君を困らせるような事はしたくないから。

なんてちょっといい子ぶってみた。



ひとりで何やってんだ私。


「早く家帰ろっと…」



虚しい…
でも本当に本当に好きなんです。





たまには悲恋も。

シンジ 

2008年11月17日(月) 22時05分

「まったく…つかえないな」


え、つかえないって私の事かしら。
道端で偶然ぶつかってどういう訳かこの人とバトルをすることになった。
別に私はポケモンをバトルの為に連れ歩いているわけじゃないし、負けて当然だろう。
この人はジムバッジをいくつか持っているらしいし、私は人生で4回くらいしかバトルした事無い。


何かよくわかんないけど失礼な男だ!まったく。


「何ボケッとしてるんだ。早く渡せ」

「え、渡せって何を…?」

「賞金だ。負けたトレーナーが払うのは当然だろ」


えー…賞金!?
何これ?カツアゲか何かですか。
そんな、私は今おつかいの真っ最中で余分なお金なんて持ってませんけど!



「あの…私トバリまでおつかいに行く最中で賞金を渡す程もお金もってないんですけど…」

「本当につかえない奴だな…オレの家もトバリにあるから一緒に来い」

「え、ちょっと!」


私の言うことなんてお構いなしに彼は私のリュックをひっ掴んで私を引きずるように歩き出した。




何でそうなるのよっ!







シンジなりのナンパ。

…なんだコレ?









フシギダネ 

2008年11月08日(土) 21時48分


フシギダネ。

私の可愛い可愛いちっちゃな相棒。


今日も私とフシギダネは家の中でソファにもたれて映画を見ながらバリバリおせんべいをかじってた。



『僕が死んでも君は、生きろ…』
『嫌よ!貴方が死ぬなら私だって』


映画もいよいよ終わりに近づくと私の涙腺は崩壊していた。

ズビっと鼻を啜りながらグシグシと目を擦る私。

すると突然私の目の前に一枚のハンカチがひらり。


ハンカチを持っている蔓を辿るとやっぱりフシギダネだった。


不安そうな顔してダネダネ言ってる。

泣かないでって言ってるのかな?


そんなフシギダネがあまりにも可愛くて愛しくて映画の最後はあんまりよく見てなかった。


主人公は結局死んだのか、生きてるのか。
あの女の子は幸せになれたのか…。
まあ、映画なんかどうでもいいや。



結論、フシギダネ。

私の可愛い可愛いちっちゃな幸せ。





L・O・V・E!ラブリー!フシギダネッ

鉢屋 

2008年08月01日(金) 14時05分


「ねぇ鉢屋…暑いんだけど」



私の背中にベッタリ張り付いている鉢屋をなんとか引き剥がそうと悪戦苦闘中。
鉢屋と付き合う前はこういうのにも憧れてたけど、実際なってみると思ってたほど良いもんじゃない。
いや、コレがたまにだったらすっごく嬉しいけどね。
こう毎日毎時間…っていうか常に張り付かれていると流石に…



「何かこんだけ暑いと溶けそうじゃね?」
「そう思うなら離れてよ」
「このまま2人で溶けてさ、蝋みたいに固まって1つになったらいいのにな?」
「えーそんなの嫌すぎ」







だけど嬉しいあなたの言葉。





暑いですね。

ゴールド(ポケスペ) 

2008年07月13日(日) 21時15分


「先輩、大好きっス」
「あーはいはい」


ちょっとゴールド…
そんなにくっつくと暑いから離れなさい。
なんてもう何十回も言ったけど、今の彼には何を言っても無駄みたいだ。


「今日もレッド先輩の所にいくんスか?」
「そうだよ」
「こんな暑い中、毎日毎日よくやりますね」
「そういう君も毎日私に付いて来てるじゃない」
「そりゃー先輩の事が好きッスから」
「はぁ…」



このナンパボーズ!と言って頭を小突いてやろうと思ったら突然ゴールドが抱きしめてきた。
ビックリするくらい力強い。



「レッド先輩のどこがそんなにいいんスか?俺みたいな男前そうそう居ないッスよ」
「…ん?」


何を勘違いしてんだこの子は。
私がレッドの事好きだと思って…それで毎日こんな必死に付いてくるのか。
私とレッドを2人きりにしないように…。
こういうところが可愛いんだよな、ゴールドは。



「俺みたいな男前って…顔だけならグリーンの方がカッコいいと思うけど」
「あぁ!もう、何でいつもそうやって俺にばっかやきもち妬かせるんスか!」


なんでって、君が好きだからだよ。




ゴー愛してるw

潮江 

2008年04月06日(日) 9時31分
普段はニコニコ笑って愛想のいい私はあまり敵を作らないタイプの人間だ。



でも、たまに凄く自分以外の人間が鬱陶しくて仕方がない時がある。



うるさい…
私の部屋の近くでギャーギャー騒ぐな。



そんな事を考えていると頭の上から声が聞こえた。


「眉間にすげーシワ寄ってんぞ」


見上げれば潮江。


「そこで何してんの」
「お前が委員会に来ないから呼びに来たんだろーが」
「今日はそんな気分じゃ無いんでお引き取り下さい」
「はぁ…またかよ」


潮江はこの学園で唯一、陰険な私を知っている人物だ。
何故か潮江の前では自分を取り繕う気が失せる。


「潮江…が好きだ」
「お…おぅ…あの、あれだ。その…田村とかも心配してるから早く来いよ」

真っ赤になった潮江がしどろもどろに言った言葉。
ホントは潮江が一番私の事心配してるくせに。


「しょうがない。三木の為に行くか」


そう言って立ち上がると潮江は慌てて私を座らせた。


「やっぱりお前は来なくていい!お前の分は俺がやってやるから」







さいご三木に嫉妬しちゃった潮江。
何でこんなに嫉妬系好きなんだろう私。

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