福島原発 メルトダウン 影響と可能性

March 15 [Tue], 2011, 22:23

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福島原発 メルトダウン 影響と可能性
東日本大震災では多数の被害があり、多数の方がお亡くなりになりました。お亡くなりになられた方々の御冥福を心よりお祈り申し上げると共に、被害に会われました方々やご関係者の方がたに心よりお見舞い申し上げます。

福島県にある福島原発における爆発事故によって、メルトダウンを心配している方も多いと思います。私もそのうちの一人で、私は小さいころ福島県の本宮市に住んでいたため、今回の東日本大震災の被害と原発の状況には非常に心が痛む思いです。

そこで色々と調べてみた結果を紹介します。なお、私は専門家ではございませんので、事実関係の裏付けが取れていない情報もあるかもしれませんが、その点は了解いただいた上でお読みいただければ幸いです。

■■メルトダウンとは?
メルトダウンとは炉心溶融のことで、原子炉の加圧容器や格納容器から放射能が漏れる原子力事故のことをメルトダウンといいます。

メルトダウンと聞くと、過去に起こったロシア・チェルノブイリでの原発事故の悲劇を連想される方が多いのですが、メルトダウンにも規模があり、チェルノブイリでのメルトダウンは大規模な原発事故と言われています

■■福島原発でメルトダウンが起こったとした場合の規模は?
福島原発で絶対にあってはならないことですが、もしメルトダウンが起こった場合、どのような規模になるのかですが、専門家の意見ではチェルノブイリのような大きな被害にはならないという意見が多いです。

理由は、まず原子炉の作りが異なるからです。チェルノブイリ原子炉はロシア独自の技術で作られた黒鉛原子炉です。福島原発を含む日本の多くの原発は水を減速材として使用しています。

また、福島原発を含む日本の原子炉には、原子炉を包み込む格納容器がありますが、チェルノブイリ原子炉は格納容器はありません。

チェルノブイリ原子力事故は、燃えやすい黒鉛を減速材として使っていたこと。原子炉の制御棒を抜いていたこと。メルトダウン時に格納容器がなかったこと。

これらの要素が重なって放射能が爆発的に周囲に散布されてしまったため、大惨事となってしまいました。

■■そもそも原子力はどうやって発電するの?
ここで気になるのが原子力発電に使われている様々な装置や仕組み等です。減速材、冷却水、燃料棒、原子核、中性子、核分裂、核爆発など、それぞれの単語はわかっていても、どのように作用するのかいまいちわからないことが多かったので少しまとめてみました。

まず減速材と呼ばれているものですが、減速材は原子力発電には欠かせない存在です。

原子力発電のメカニズムは、ある原子核に中性子がぶつかると原子核が分裂することで発生するエネルギーを電気に変えるという仕組みです。

原子力発電で使われる原子はウランという物質です。このウランに中性子をぶつけると、ウラン原子はバリウム原子とクリプトン原子に分裂します。

原子核が複数の原子核に分裂するから核分裂です。この時に発生するエネルギーを電気に変えるのが原子力発電です。

この核分裂後に中性子は再びばら蒔かれるのですが、中性子は何も障害がない状態だと高速で移動します。このままの状態だと、ウランに中性子がぶつかってもうまくウランが中性子をとりこまず核分裂がおきません。

減速材とは、中性子の移動スピードを減速させることで、ウランにぶつかって起こる核分裂をスムーズにする働きがあります。

また、核分裂時には熱が放出されるのですが、その熱を冷ますのが冷却水というものです。

制御棒は燃料棒の間に存在するもので、中性子とウランがぶつかるのを制御する(つまり、核反応そのものを制御する)棒をいいます。制御棒は上下に動かすことで核燃料と中性子の核分裂の制御を行います。

通常核分裂によって中性子は2個〜3個発生するのですが、制御棒はこの中性子を吸収する働きがあるため、核分裂のスピードを制御することができるのです。

原子力発電は、核分裂の連鎖反応によるエネルギーを電気に変える発電方法ですが、この連鎖反応が高速で進むと核爆発になります。

原子力発電において、中性子のスピードや数をコントロールすることは非常に重要なことなのです。

■■福島原発 メルトダウンは起こるの?
大規模なメルトダウンが起こるのは先に書いた核爆発が急激に進むことが挙げられます。

福島原発の場合は、地震発生時に原子炉自体の活動は止まっているため核爆発が起きることはないと思われます。

その理由として、もし制御棒がキチンと作動しておらず核分裂が続いている状態だとしたら、中性子の数は核分裂ごとに多くなりその分核分裂は急速に進みますので、すでにメルトダウンは起こっているはずです。

つまり、原子炉の核分裂反応は地震発生時に緊急停止システムによって制御棒が正常に機能し、核分裂が停止している可能性が極めて高いと推測できます。

ただし、核分裂時に発生する熱は非常に高温であるため、冷却水がないと燃料棒が溶け出したり原子炉内部の圧力が高まり原子炉が破裂する恐れがあります。

とは言っても、原子核分裂が急速に進むためにおこる核爆発とは違います。

メルトダウンは炉心融解と呼ばれている放射能漏れ事故のことですが、急激な核分裂による核爆発と格納容器内の圧力上昇による原子格納容器破損では、放射能拡散レベルがまるで違います。

さらに、原子炉内の圧力を低下されるために安全弁を開くことで放射能は少し漏れますが、原子格納容器が破損を回避できますのでさらに放射能漏れ被害は小さくなると思われます。

■■福島原発 メルトダウンの影響と可能性
上記の内容はネットで原子力発電の仕組みから構造、チェルノブイリメルトダウンの原因などを調べてまとめた内容です。

ニュースソースは原子力発電所のホームページやウィキペディアなど、信頼性の高いと思われるサイトです。

繰り返しになりますが、私自身の見解も若干入っているため絶対確実の情報ではないことを改めてご理解下さい。

ただ、信頼できると思われるサイトの情報をまとめると、福島原発の原子力事故はチェルノブイリのような大惨事にはならない可能性の方がはるかに高いと思われます。

もちろん被ばくしないために安全圏に避難することは重要ですが、いたずらに不安にならず、冷静に対応することが一番重要なのではないでしょうか。


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  • URL:http://yaplog.jp/saruzabesu/archive/522

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