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最近話題になっている109円旅行。これは、クーコムという会社のトクートラベルという旅行サービスで行っている旅行プランです。
でもさすがに109円はひどい旅行しかできないだろうと思っていたのですが、なんと2食付きのちゃんとした宿があったんです!
■■クーコムって??
クーコムは旅行代理店です。といっても、従来のようなパックツアーを主体とした代理店ではなく、個人旅行を主体とした代理店です。
もともと、趣味レベルから始まった旅行紹介サイトですが、宿泊施設は旅行会社との提携が強いため、一定以上の宿泊料金を『一律』で設定していることが多く、我々旅行者にとっては「これだけ部屋が空いているのに、どうしてこんなに料金が高いの??」と思うことも多々あります。
その「なぜ?」「どうして?」に、真っ向から立ち向かったのがクーコムです。
■■なぜ安いの?
「一泊二食付き15,000円」という旅行プランがあった場合、この15,000円の価値はどこにあるのかというと、ほとんど料理代金です。
でも考えてみてください。その料理ってその旅館でしか食べられないものなんでしょうか?例えば、蟹を食べる旅行プランだった場合、地元の人は本当にそんなにお金を出して蟹をたべているんでしょうか?
地元特産の材料ならもっと安くで食べているはずです。
地元の店に行けばもっと安く食べられるはずなのに、旅館で食べるからバカ高いお金を取られる。だったら泊まる分の料金だけ払って、食事は外で取った方がかなり安上がりで、しかも地元特産のおいしい料理が食べれるのです。
「本当に必要なものさえ揃っていれば良し」という考えをもとにしているため、こんなに安いのです。
■■満足する旅行はできないの?
トクートラベルでは、客の要望にあったものが提供されるというよりも、自分の要望にあったプランを自分で組み立てるといったほうが正しいです。
大名のような旅行がしたいのでしたら、そのように自分でプランを組み立てればいいですし、109円宿のように安くで泊まれる場所を探したいのであれば、そのような宿をトクートラベルで自分で探せばいいのです。
■■従来の旅行代理店との違いは?
本当の満足は、個人個人で違うもの。従来の旅行代理店では、画一的なものを画一的なマージンを取りながら画一的に提供しているに過ぎません。
最近ではどの旅行代理店も融通が利くようになってきましたが、本当に個人旅行を楽しみたいというのであればトクートラベルが一番です。
逆に、旅先では何から何まで世話をしてもらいたいというのであれば、他の旅行代理店の方が良いかもしれません。
ともあれ、旅行業界は今までのような旅行プランの提供ではなく、嗜好の細分化に伴う「客のニーズや利益を先行させた目線」というものが必要になっています。
この分岐点に真っ先に着目したのがクーコム株式会社です。
■■109円旅行の理由
109円旅行のカラクリは、従来の旅行代理店との一体化から脱却し、客のニーズに答える本来の正しい営業スタイルを取り戻した宿泊施設が行った、一種のパフォーマンスプランです。
つまり、
@、平日など客の利用がほとんどない時期に部屋を格安で開放する
A、話題性提供のために109円という宿泊料金を設定する
と、こういった流れです。
知名度を上げるために、一種の出血大バーゲンを行っているという感じですね。
ですので、109円=とんでもないボロ屋というわけではありません。
そんな宿泊施設を紹介していたら、トクートラベルという旅行プランサービスは流行りませんし、クーコムも潰れてしまいますからね^^;
■■今までこのような格安旅行プランがなかった理由
今まで「109円の宿」のような格安旅行サービスがなかったのは、旅行に関する段取りのすべては旅行会社が取り仕切っていたため、宿泊施設側が「勝手なことをすると旅行代理店から村八分にされる危険がある」という恐れを抱いていたのと、宿泊施設側自身が「客目線な立った営業の仕方を忘れた」といった流れがあったためだと推測できます。
昔からの悪習が進化を止めていたといった感じです。今の日本の政府と同じような感じですね^^
もちろんこれは旅行代理店が悪いわけではなく、だからといって宿泊施設が悪いというわけではありません。変化というのはなかなか自分からできるものではありませんし、「今まで大丈夫だったんだから変化する必要はない」と考えたくなるのは、経営の世界でも一緒です。
でも、昨今の不況の中ではそんなことも言っていられませんので、ようやく『必要なこと』『不必要なこと』を取捨選択する姿勢が見られ始めたということです。
トクートラベルの格安旅行プランや109円の宿というのは、常に客の目線にたった視点で旅行プラン(というよりも宿泊料金情報)を提供している結果と言えます。
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