肺がん PDT治療(光線力学的治療)の効果

November 27 [Fri], 2009, 19:05

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肺がんを切らずに治す新しい治療方法、それがPDT治療(光線力学的治療)です。

先に申し上げますが、PDT治療(光線力学的治療)はすべての肺がんに効果があるわけではありません。

肺の末梢部位に出来てしまった肺がんは治療できませんし、末期の肺がんにも効果が薄いといわれています。

しかし、肺がん患者の3割はPDT治療が有効で、医師の見解によると『PDT治療や通常の肺がん手術で、(有効的範囲の症状にある肺がん患者)のほぼ100%は完治する』とまで言われています。

PDT治療(光線力学的治療)の方法は、まず『フォトフリン』や『レザフィリン』という化学変化を起こす物質を注射で体内に入れます。
その物質が肺に展開しているがん細胞に付着。
そこにレーザーで光を照射することで、がん細胞が死滅します。

PDT治療に使われるレーザーは、熱で焼き切る細胞とは異なり、ほとんど熱を発しません。
レーザーの光に手をかざしてもほとんど熱を感じないくらいです。

PDT治療に使われる『フォトフリン』や『レザフィリン』という化学物質は、光をあてることによって化学変化を起こします。

具体的には、肺の がん細胞に付着した『フォトフリン』や『レザフィリン』が、レーザーの光を照射することで活性化します。
その後、活性化した状態から普通の状態に戻るときに活性酸素を作り出します。

この活性酸素が がん細胞を死滅させるというわけです。

ちなみに、このPDT治療は切開する必要はなく、時間も様々ですが1時間もかかりません。

先進医療に分類されますが、高額医療費制度を使えば10万円ほどの費用で済みます。

肺がんは恐ろしい病気でしたが、この治療方法のおかげで多くの患者が救われることになると思います。

ただし、冒頭でも申し上げたとおり肺の末梢部分や末期の肺がんにはあまり効果がありません。

ですが、早期発見の肺がんには、PDT治療(光線力学的治療)は非常に有効な治療方法であることは間違いありません。

まずは、早めの検診やセカンドオピニオンなどのリスクヘッジなどで健康に関して意識を高め、不運にも肺がんと診断された場合に医師と検討してみると良いと思います。

今後、PDT治療(光線力学的治療)がさらに進化し、体のあらゆる部位の がん にも効果がある治療方法になればと思います。


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