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ペプチドワクチン がん 治療『最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学』で、ペプチドワクチンによるがん治療について紹介されていました。
ペプチドとは、おおさっぱに言うとたんぱく質が分解されたもののことです。
たんぱく質はアミノ酸が100個以上つながっているものを言います。
通常たんぱく質を摂取すると、分解⇒吸収という流れをたどります。
たんぱく質は吸収されやすいように細かく分解されていき、アミノ酸にまで分解されて吸収されます。
たんぱく質がちょっと分解され、アミノ酸が2個〜数十個つながっているのがペプチドと呼ばれています。
ちなみに、たんぱく質のことをペプチドよりも大きい塊という意味で、『ポリペプチド』と呼ぶこともあります。
さて、『最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学』で紹介されていたペプチドワクチンによるがん治療ですが、まだ臨床試験の段階を超えていません。
しかしながら、ペプチドワクチンによるがん治療の効果は、実験段階ではありますが、癌に対する効果がかなり期待できるように感じられました。
試験では、ペプチドワクチンを数回接種した患者のガン細胞を調べ、注射後のがん細胞の増加とがん細胞の拡大をもとに実験の成否を判断していました。
(番組内では『安全か否か』という表現をしていました。)
ガン細胞も増えておらず、細胞の拡大化も見られなかった被験者は、ペプチドワクチンの接種実験では安全と評価されました。
実験の段階とはいえ、がん細胞に対して治療の効果が見られたというのは非常に嬉しい結果です。
ペプチドワクチンががん細胞に対して効果がある理由は、ズバリ免疫細胞の活性化にあります。
最初にもお話ししたとおり、ペプチドというのはアミノ酸の塊りです。
そしてペプチド(つまりアミノ酸の塊り)は、がん細胞にも付いています。
ペプチドワクチンを打つと、体の免疫細胞が外敵と思い込み、『敵襲〜!!増援体制に入れ〜!!』ということで免疫細胞が増加します。
増加した免疫細胞はペプチドワクチンの排除を始めるのですが、そのとき一緒にがん細胞のペプチドも攻撃対象にしてしまいます。
そしてがん細胞も殺してしまう。
これがペプチドワクチン接種の狙いです。
『最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学』では、この効果を狙ったがん治療の臨床実験を紹介していたというわけです。
この治療方法なら副作用の心配も少ないでしょうし、抗がん剤治療に耐えられない患者に対しても有効なのではないでしょうか。
残念なことに、ペプチドワクチンの実用化は5年ほど先になるようですが、今現在がんで苦しんでいる人たちの為にも、できるだけ早い段階での実用化が実現してほしいと心から思います。
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