ダイエット臭を解消!

September 14 [Mon], 2009, 19:15

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ダイエット臭という言葉を聞いたことがありますか?

ダイエット臭とは、ダイエットによって偏った食事をしていると発生する口臭や脇臭などの体臭を言います。

ダイエット臭にはスッパイ臭いやアンモニアの臭いなどがありますが、これはすべて異常な代謝によって発生するものです。

しかし、異常な代謝と書きました、正確に言うと『正常な代謝ができないため、しかたなく代替的な方法で行った代謝』と言ったほうが正しいです。

ちなみに代謝とは、摂取した食べ物をエネルギーとして変換する過程で用いられる言葉です。
早い話、栄養素をエネルギーに変換することを『代謝』と言います。


■■ダイエット臭の原因
専門用語を使ってダイエット臭を説明すると、ちょっとわかりずらくなるのでできるだけ簡単に説明します。

まず、体の中には臓器がいろいろありますが、その中で重要なのが心臓です。
そして一番重要なのがです。

脳はいろいろな感情を支配する神経の元締めのようなものですし、体の機能を正常に保つための司令塔でもあります。


しかし、脳も臓器の一部なので、脳を動かすためのエネルギーが必要になります。
その脳のエネルギーとして使われるのが、米やパンに多く含まれる炭水化物から分解されるブドウ糖というものです。

脳はブドウ糖以外をエネルギー源として利用することができません。


砂糖も糖質ですので、ブドウ糖に変換されますが、砂糖の場合血糖値の上昇が激しいため、体脂肪として体に貯蔵されやすくなります。

もちろん炭水化物もブドウ糖に分解されるわけですから、多量に摂取すると体脂肪になりやすくなります。


ダイエットするときは、この炭水化物や砂糖に分類される糖質の摂取をコントロールすることが重要ですが、行き過ぎたダイエット方法には、糖質の摂取を厳しく制限するダイエットというものがあります。


糖質を制限すれば体脂肪を増やすことはなくなりますが、脳の栄養を絶つことにもつながります。


脳は体の中で一番重要な臓器。
その臓器のエネルギーがなくなるというのは、生命体にとっては極めて危険な状態です。

極めて危険な状態を回避すべく、脳は脂肪やタンパク質を分解して糖質を作ろうとします。
※体内にあるタンパク質とは筋肉や皮膚、内臓です。


特に体脂肪を分解することで糖質を新たに生み出そうとするわけですが、脂肪のままではエネルギーとして利用できないため、脂肪酸というものから糖質を作り出します。
※これを糖新生と言います。


これは体が通常行っているエネルギーの代謝ではないのですが、実のところ体の代謝効率が良い状態であるのなら、少々脂肪酸から糖質が作られても問題はありません。

しかし、極端なカロリー制限や偏った食事をしていると、体本来が持っている発熱のための代謝(体温の恒常)や、エネルギー変換の代謝がスムーズに行われなくなります。

このような状態を、『代謝効率が落ちている』、『体が省エネ状態』、『体の飢餓状態』などと言います。


このようなときに、糖新生のような通常とは違う代謝方法が行われると、脂肪酸をスムーズにエネルギーとして変換できなくなるのです。

そのときに生み出されるのがケトン体というもので、これがダイエット臭として悲惨な臭いを撒き散らすわけです。


■■ケトン体や乳酸
ケトン体はダイエット臭に代表されるもので、甘酸っぱい臭いのする酸性の物質です。
このほかにも、代謝効率が悪い状態で糖新生が行われると、乳酸というものが発生します。

体から甘酸っぱい臭いがしたり、口からアンモニア臭がするのは、ケトン体や乳酸が原因です。


ダイエット臭という言葉は『体から(強烈な)臭いを発生させている』場合に用いられることが多いですが、何もダイエットをすると必ず発生するというものではありません。

極端なカロリー制限や、偏った食事(特に、炭水化物の摂取を制限する食事)を行うダイエットをしていると、ケトン体や乳酸が体内で生成され、ダイエット臭を発生させる可能性があるというわけです。

また、ダイエットの意図がなく、『炭水化物を摂取しない日が何日か続いている』というような状況であっても、ダイエット臭が発生することもあります。


要は、ダイエットをしていようがしていまいが、『体の代謝回路を、臭いの原因であるケトン体や乳酸が極端に発生するような状態』にしてしまうと、ダイエット臭が発生するというわけです。


■■ダイエット臭の解消
ダイエット臭を解消するする方法はかなり簡単です。

・炭水化物をキチンと毎食摂取する。
・有酸素運動をして代謝効率を高める。


上記の二つを行うだけで、ダイエット臭は簡単に消えます。

そもそも、脂質やタンパク質から糖新生を行うという代謝方法は、通常ではそんなに行われない代謝なんです。

ですから、炭水化物を摂取して通常の代謝方法(ブドウ糖によるエネルギー代謝)に戻してあげれば、わりと短い時間でダイエット臭というのは消えます。



そもそもダイエットというのは、脂質(体脂肪)をエネルギーにすることが目的ですが、毎食キチンと炭水化物を含む栄養素をバランスよく摂取し、カロリーオーバーにならないように管理した上で、有酸素運動などで脂質(体脂肪)のエネルギーを使用するというのが正しいダイエット方法と言えるのです。

ダイエット臭というのは、いきすぎた食事制限や、栄養への無頓着さが招くものです。


知らず知らずのうちにダイエット臭を発生させないよう、日頃から栄養バランスについて気にかけるようにしましょう♪

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