「告白」 

2010年07月25日(日) 2時49分
映画化されたようで、ちょっと興味を持ちました。
会社の人が持っていたので借りて読了。

どうやら「後味が悪い」「薄っぺらい」という
評価しない派と「よくできている」派に評価がわかれている模様。
私は結構好きです。
読まれた方は「好き」という言葉を使うのは
ちょっと躊躇するかもしれないない内容ではありますが。

「感動した」「感動をもらいました」
「泣けた」とかいうしょーもない陳腐な小説もどきが
ヒットを飛ばす昨今ですもの、こういう小説のほうが
なんぼかマシ、そしてマトモ、とも思えます。

自分の子供を殺した生徒への復讐、その関係者の「告白」に
よって物語は進められていきます。
確かに「ご都合主義」「設定が安易」のような
『イマイチ派』さんの意見はもっともなところがありますが
それがなんだというのでしょう?
作者はそうはいってもページを捲らずにはいられない
読者の心理を鷲掴みしています。
登場人物に共感できない、救いがない、という意見も多々見受けましたが
そもそもそういう設定なんじゃないのかな。
共感はできないけれど、実は自分の心にも必ずある
矛盾で自分を正当化してしまう愚かさ、醜さ、弱さ、残酷さ。
そういうものを作者なりに書ききりたかったのではないでしょうか。

なんかねーこの小説をつまらない、っていう人は
趣味ももちろんあるでしょうけど
「潔癖性」のひとに近いものを感じますね。
うんこするくせに「人の座った便座はきたない」と平気で言う。
みたいなね。はは。
超久しぶりなのになぜかちと毒はいてしまったわ

有吉佐和子「芝桜」のモデル 

2008年03月15日(土) 3時45分
知らなかったのですけど・・・・
私は有吉佐和子さんはこの上ない素晴らしい作家だと
思うのですが、どうやらご存命中はその評価が正統ではなかった
らしい・・・。ご本人のヒートアップする性格も(笑)ある程度
反映された結果らしいのですがね。
その作品の構成が破綻しているとか、批判する人も結構いるみたい。
ですが、そもそも小説は誰とも変えられない一人の小説家の
すべてを含み込んで読むからこそ面白いのでは?
たとえ引用した時代背景が間違っていたとしても、その間違い
を物とも言わせない筆力、それこそが作家に求められるものでは
ないでしょうかね?
重箱の隅つつき回したって、かなわないと思うのですが。

「禁断のパンダ」美味い。 

2008年02月09日(土) 1時03分
「チーム・バチスタの栄光」を文庫になってから読んで
「くぅ〜もっと早く読めば良かった・・・」と後悔したので
今年はっ第6回2008年『このミステリーがすごい!』大賞受賞作
「禁断のパンダ」を読みましたとも!

・・・うむむまさしく「このミステリー、すごい」です。
最後の最後まで楽しませてもらいました。
細かい事ですけど本の装丁もステキ。
帯に「★★★の美食ミステリー」とあるように、舞台は
とあるフレンチレストラン、主人公は高級レストランでは
ないけれど、フレンチスタイルのビストロを営む新進気鋭のシェフ。
ひょんなことから事件に巻き込まれていくわけですが、
美食ミステリーとあるように、読んでいて心躍るような
メニューの、味の表現が素晴らしいです。
途中まではお料理好きで、素晴らしいレストランを
食べ歩くことも好きな友達の顔を浮かべて、
「きっと彼女が読んだら喜ぶだろうな」ぐらいに思っていました。

今読むしかない!「お帰りなさい朝青龍」 

2008年01月23日(水) 1時10分
ご存知、脚本家で横綱審議委員の内館牧子さんが
ご自分の週刊朝日「暖簾にひじ鉄」での連載から
「横審リポート」の抜粋でまとめた本です。
もう、この本は今、この時期に読むしかないっ!
今場所、満員御礼が続く相撲ですが、この一冊を読めば
さらに相撲が面白くみられる事間違いなしっ!!


世間では「朝青龍VS内館牧子」という図を
執拗に作ろうとしていますが、まったくもってこれって
男マスコミのいやらしいとこが見事に表れていますね。
内館さんが男性だったらここまでヒネまがった報道は
されていないはず。朝青龍を応援する人も減っているはず。
女性の内館さんがまっとうなことを言うのが「許せない」
「生意気」という目に見えない感情が動いているように
思います。「内館牧子?ああ、朝青龍にいちゃもんつけてる
女だろ?」と言う人はまず、襟を正して読め!と思いますヨ。

「祝宴」ディック・フランシス 

2008年01月05日(土) 5時06分
復活後ディック・フランシスの第二弾。
著者名がディック・フランシス&フェリックス・フランシス(息子)に。
ディック・フランシスの作品はかつて奥さんが書いている、などの
中傷もあったのですが、むしろ奥様と力を合わせて作品を作って
いた、というほうが正しいのでしょう。作品を読むとその膨大な
知識情報の必要さがわかるので、協力者は必要なのだと思います。
それを息子が引き継ぐとは、結束の堅い家族なのだなぁ。
もしかしたらディック・フランシスご本人が亡くなっても
その名をブランドのように冠してフェリックス氏とそのまた子供が
受け継ぐ・・・とかしていったらすごいなっとか思ってしまいました。

「医龍」中毒性あり! 

2008年01月03日(木) 2時32分
『チームバチスタの栄光』を読みつつ平行して偶然
『医龍2ーTeam Medical Dragon』を観ました。
ちょうど本でもバチスタ、テレビでもバチスタ、
頭の中がメディカル・エンターテーメント化状態です!

『医龍』はマンガでもドラマでもとても人気があるそうですね!
あいかわらず遅いわたくし。で、まずはドラマの『医龍』を
DVDで一気鑑賞。2はそのまま録画。やーハマりました(笑)
主演の坂口憲二さんは実はドラマとかでは初めて観たのです。
「柔道やっているさわやかな人」とゆーイメージだけでしたが
はまり役でしたね。2があったのも納得です。やっぱり
「事件は現場で起こっているんだっ」ってカンジですね。
でも・・・でもでも怒られちゃうかもしれないけど、結構
笑える箇所も満載でした・・・

「チームバチスタの栄光」映画はどうかな・・・ 

2008年01月03日(木) 1時46分
さてさて、今更ながら『チームバチスタの栄光』を読みました。
さすが”このミス”大賞に輝いた作品、面白かったです。
作者が現役の医者であることが、より医療シーンに深みを
もたせていると思います。
この作品のプロット自体はよくあるもので、むしろ基本的な
ことを全て押さえている、といってもいいでしょう。
私はこれを読んで故・景山民男さんの『トラブル・バスター』
を思い出しました。

あけまして。 

2008年01月03日(木) 0時55分
明けましておめでとうございます。
年末は怒濤の年末進行により死ぬかと思いました・・・
28日会社ではあちこちの部署で納会やっているのに
ふつーに仕事してたもんよ・・・
歳取ると年々楽になるのがふつーなのに、
年々ハードル上がってる気がします・・・・
そして本日にいたるまで寝違え(?)で首まわらず。
ひじょーにさい先悪い出足です。わはは、私らしいです。

ガリレオ 

2007年10月21日(日) 1時09分
東野圭吾さんの人気シリーズがドラマ化されましたねー
最初ポスターを観た時は「あれー?なぜ女性?」と
思っていたのですが、ドラマ用に新キャラクターとして
つくられたのですね。

原作ではガリレオこと湯川とミステリの定石ともいえる
”ワトソン”役が草薙という刑事だったのですけど。
ドラマ第一話を観た感じは、思っていたより原作に
忠実だったのでおどろきました。
草薙の後輩、という役柄で柴崎コウさんが出て来た時点で
けっこう話も変わるのかなーと思っていたのですが。

「探偵ガリレオ」(ガリレオシリーズ第一作目)の解説によると、
作者のガリレオ湯川のイメージは佐野史郎さんだったとか。
(余談ですけど、佐野史郎さんご自身の解説、すごく上手い!
どっかのストーリー羅列する小説家もどきと大違い!)
ふーむ、もしドラマ化されなかったら
「予知夢」も「容疑者Xの献身」も湯川の顔を佐野さんで
想像しながら読んでいたかも。ドラマ化されるということで
3冊とも読み返してみたのですが、もう顔は福山さんの
顔で(笑)映像イメージってすごいっす!

旗揚げおめでとう「きのうのつづき」 

2007年10月14日(日) 2時55分
ランニングシアターダッシュという劇団が大好きでした。
残念ながら解散してしまいましたけど。
解散公演は劇団の十八番である演目。
昔は観に来ていたけれど、今は・・・・という人達も
足を運んで、大阪の劇団なのに東京公演も盛況でした。

終わりはいつもドラマチックなんですよね。
でも、劇団の人達も、観客にもドラマチックでも
なんでもない日常が続いていくわけで。

ここまで入れ込める劇団はもう二度と無いだろうなぁ、
と思っていたら、劇団員の何人かの人達で新しい劇団を
作る事がわかりました。嬉しかったなぁ。
大好きだった人達が、どんな理由があるにせよ、
応援していた側としては置きざりにされたような、
寂しい気持ちになるものです。
帰ってきてくれた・・・・
そんな気持ちになりましたヨ!

新しい劇団は「空晴(からっぱれ)」
待ちに待った旗揚げ公演、観に行ってきました。
大阪の劇団なのに、なんと(経営的にも大変だろうに)
東京公演から。勝手に「心意気、受け取ったぜぃ!」
てな気分ですよ。できれば初日に行きたかった・・・・

お話は・・・・芝居のネタバレは御法度。
なので内容は書きませんが、期待を裏切られる事はなかった。
もともと脚本家の岡部尚子さんの書くものは大好きでしたし
その才能もすごいと確信していましたから。
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気がついたら2008年から更新しておりませんでした。2010年の今まで、色々ありましたわー。もはや誰も閲覧しないこの場所で、こっそりと更新しようかな・・・と思います。秘密部屋ね(笑)
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