今朝の夢『引率』

June 08 [Wed], 2011, 8:40
山あいを走る列車に乗っている。キャンプかなにかの引率のようで、周囲には小さいこどもたちが大勢騒いでいる。
視界が急に開けたかと思うと、眼下に集落、そしてその向こうには海も見えた。
再び両側に山並みが迫ってきた。トンネルのようなところをしばらく走ると、列車は駅に到着した。

駅は高い陸橋の上にあった。ホームから見下ろすとそこは小さな町だった。
都会でも目にすることがある企業の看板が三階建てほどの小さなビルの屋上に載っている。通りをオート三輪が走って行く。その横を、荷物を抱えたおばさんが歩いて行く。
ホームの一角が凸の字型に出っ張っていて、そこがそのままエレベーターになっている。おれはこどもたちを載せると下行きのボタンを押した。
まだ小学校にも入っていないような小さなこどもが、柵から身を乗り出した。頭が大きくて、バランスを崩して今にも外側に落ちてしまいそうだ。
「ほら、あぶないから身を乗り出さない!」
おれはそう叫んだがこどもは聞く耳を持たないで、へそのあたりを柵に載せて体を揺らし始めた。思ったとおり頭がくるんと回ってこどもは柵の外に落ちた。瞬間、横にいた中学生くらいの男子が柵を越えてこどもを抱えた。柵の外にはへりが出ていて、こどもたちは下に落ちずにすんだ。乗客たちが安堵のどよめきを上げた。

ホームの真下にもうひとつホームがあって、路面電車のような小さな車両がおれらを待っていた。乗り込むとすぐに、車両はすべるように走り出した。
林の中を右に左に大きく傾きながら車両は走る。線路は上下にたゆんでいるようで、車両は何度も跳ねた。そのたびこどもたちが歓声を上げた。
そうだった。ここには3日前にも来たのだった、とおれは思い出していた。それまで初めて見たと思っていた景色は3日前にも見たはずだ。そうだ。確かに見た景色だ。間もなく車両は終点に着くだろう。そしてさらに小さなトロッコに乗り換えるのだ。

思ったとおり、車両は間もなく終点に到着した。
ホームの階段を降りると、コンクリートに囲まれてひんやりとした駅舎の中だ。トイレに行くというこどもたちを待ってしばらくぼおっとする。駅舎の壁には観光ポスターが貼ってあるが、節電のためか照明が暗くてよく見えない。向こうにキオスクがあって、そこだけぼんやり明るくなっている。
キオスクの先に進むとまぶしい光が射し込んで、外に出た。登山客のグループが集まっているすぐ横にトロッコ乗り場があった。切符売り場のところには列を作るように鉄製の柵がじぐざぐに置かれていて、ボーイスカウトの制服のこどもたちが並んでいた。少し年長の少年が二人、列の最後尾でふざけてじゃれ合っている。
「おい、邪魔だぞ」
おれが言うと少年たちは、すいませんと頭を下げて道をあけた。おれは自分の引率するこどもたちを列に並ばせた。
ふとおれは、自分が裸足であることに気がついた。靴をどこに置いて来たのだろう。さっきの路面電車か、それともその前の列車か。どうも列車のような気がするなあ。
そんなことを思いながらこどもたちを並ばせ終わって気がつくと、おれらの前後には鉄の柵が閉じられていて、もはや列から動くことが出来なくなっていた。さてはさっきのボーイスカウトのふたりの仕業だな。おれは少し離れたところに立っている、リーダーらしき大人を呼んだ。
「おたくのこどもが、こんなことをしやがった。早く出してくれ」
「ありゃ、これは困りましたなあ」
リーダーらしき大人はボーイスカウトの帽子を胸のあたりに持って顔を扇ぎながら近寄って来てそう言った。
「しかしうちらもねえ。カギ持って無いしねえ」
首を傾げて鉄の柵を眺めるが、外してくれそうな気配はない。おれはだんだんいらいらしてきたが、なにしろこどもたちと共に柵の中に入ったまま身動きがとれないので、ただもう早く出してくれと言うしかなく、しかし同じことをバカみたいに何度も言うだけというのも芸がないし大人げないし、これはまったくどうしようもないなあ、と思うのだった。

今朝の夢『通いのホームレス』

April 01 [Fri], 2011, 8:41
夕方の通勤電車に乗っていた。
つり革につかまって窓の外を眺めていると、前に座る中年の男性が足元の袋から大きなものを取り出して膝の上に載せた。ギターにしては大きく、洋梨のような形をしている。少し不格好なそれをチューニングし始めた男性の隣に座っていた若い女性が立ち上がった。
「これはギターのようですが、ちょっと変わった楽器なんですよ」
男性は楽器を琵琶のように抱えてつま弾き始めた。
「演奏中に弦の張り替えが出来るんです」
そういうと女性は馴れた手つきで弦の張り替えを始めた。男性は演奏を続けている。
「こうして低い音の弦に替えてゆくことで、演奏はどんどん低い音になります」
「すると、最後にはこのギターがベースに?」おれは思わず問いかけた。
「なるはずはありません。ていうかギターじゃないですし」
若い女性はそう言うと弦の張り替えをやめて座ってしまった。男性も演奏をやめてしまった。なんだか気まづい空気が流れた。

おれが向かっていたのは新橋のような駅だった。
ホームを降りて改札をくぐって、そのまま通路を歩いて行くと次第にあたりは広くなった。コンコースの片隅、薄暗い格納庫のようなところの奥に、数人の人影が見えた。おれはここでホームレスの見習いをするのだ。
近づくとみんなはおれを歓迎してくれた。特にリーダーのような人はいないようで、みんながそれぞれ段ボールや古い布団を持って来てくれる。おれは見よう見まねで自分のスペースを作った。
それからしばらく、みんなと様々なことを語り合った。ホームレスは年令性別さまざまで、一様に言えるのはやたら明るく楽しそうだということだ。地べたにいる埃っぽさを除けば、繁華街や公園にいるのと何ら変わらない。
ひとりの若いホームレスとはなぜか文学の話になった。
「『チャンスの誕生』という本を読んだことはあるか?」
「読んでません」
「おれもだ。ていうか見たこともないんだ。ほんとうにあるのかどうかも分からない。もし見つけたら持って来てくれないか」
不思議なことをいう人だと思いながら、おれはうなずいた。

帰宅ラッシュの時間になって、通路を行き交う人々の数が増えて来た。
通りかかる人々は嫌な顔をせずに、こちらを笑顔で眺めていく。中には足を止めてホームレスと話し込む人もいる。しゃがみこんで地面に並べられた何だか分からない商品についてあれこれ尋ねている人もいる。あたりはなんだか祭りかイベントのような賑やかな感じになってきた。おれは特になにをするでもなくそれを後ろで眺めている。
いつの間にか、元からいるホームレスと通りかかった人の区別がつかなくなってきた。座り込んで酒を酌み交わす輪がいくつも出来ている。あとからあとからその輪の中に人々が入り込んでくる。その中におれは昔の会社の同僚の姿をみつけた。
「よう、久し振り」声をかけると相手はびっくりした様子だ。
「なにしてんだよ、ホームレスやってるのか?」
「見習いだよ、見習い。ところでどう、最近は?」
相手はあたりをちょっと見るとしゃがみこんでこう言った。
「めちゃくちゃだよ。会社が急に不動産屋になっちゃってさ。散々だよ。やばいよ」
意味がちょっとよく分からなかったが、なんだか大変なことになっているらしい。

その後も宴は続いた。
人々の中には他にも大勢の知り合いがいた。だが、みんなおれに気付く様子はなく、まるで初めて会ったかの様子で、そのまま親しくなって呑みながら色々話しているのは、なんだか居心地がいいんだか悪いんだかわからない、とても変な気分だ。
どうして誰もおれだと思わないのだろう。
いつの間にか宴は通路からコンコースを抜けて駅前広場にまで広がっていた。
広場には屋台が建てられ、ドラム缶で火が焚かれ、美味しそうな匂いが漂ってくる。匂いに誘われて行ってみると、最初に布団とかをくれたホームレスのおばさんがなにやら料理を作っていた。
「あの人は元々は有名なホテルでコックをやってたんだ。腕は確かだよ」
別のホームレスがそう教えてくれた。程なくおばさんが皿一杯に持った料理を持って来てくれた。一口食べてびっくりした。薄暗いこととホームレスという偏見から期待は全くしていなかったのだが、これは確かに絶品だ。
「うまかろう? よしよし」おばさんは満足げにそううなずくと、再び料理に戻った。

明るくなってきた。
「じゃあ、また明日」と口々にそう言いながら人々は帰って行く。
見ているとホームレスも段ボールをたたんで、薄汚い服をこざっぱりしたものに着替えて、駅のほうに向かって行く。なんだ、通いのホームレスなのか、と思いながら、おれもみんなと一緒に駅のほうに向かった。

今朝の夢『異国を彷徨する』

March 26 [Sat], 2011, 5:08
大丈夫、ほんとうに大丈夫だから、
などと独り言を言いながらおれはイタリアのような石畳の雑踏を歩いている。
人混みを掻き分けて石造りの螺旋階段を上がると、そこは小さな広場でこどもたちが風船売りを取り囲んでいた。なにやらめまいがする。おれは広場を抜けて反対側の螺旋階段を降りると、目の前の大きな建物に入った。それはガラス張りの現代的なビルで、こちら側からビルの反対側の大きな道路が見える。おれはそのガラスに囲まれた喫茶店に入って行くようだ。

そこからあまり記憶が定かではない。
おれはこの国に一緒にやって来た仲間とはぐれて田舎道を歩いていた。
ふと見上げると大きな工場の通用口のようなところにおれは立っていた。
奥にはレンガで縁取られたアーチ型の入り口のある、古く大きな建物が見えて、その奥に赤い大きな布が天井から吊られてゆらゆらと揺れているのが見えた。

気がつくとおれは小さな会議室のソファと壁の間に体を丸めて眠り込んでいた。
誰かが会議室に入ってくるのが分かった。薄目を開けて見ると、それがはぐれた同僚のひとりだということに気付く。しかし睡魔には勝てず、おれは再び眠りに堕ちる。
再び目が覚める。
ソファかと思ったのは大きなベッドで、会議室と思ったのは仮眠室かなにかだったようだ。大きなベッドが3つか4つ並んでいて、そのベッドとベッドの間のわずかな隙間におれは体を丸めて眠り込んでいた。
体を起こすと、ベッドには知らない外国人の男が寝ていた。おれは音を立てないように立ち上がると、そっと部屋を出た。

そして螺旋階段を降りてくると、ここだったんです。
おれは事務机に座り目の前の白人の男にそう説明していた。あたりは銀行かなにかのカウンターの中のようだ。天井が二階分の吹き抜けになっていて、大勢の人が働く声が響いている。さっき降りて来た螺旋階段が向こうに見えた。螺旋階段はバルコニーのようにぐるりと壁伝いに取り囲んだ二階に続いている。
おれは田舎道から見えた工場の赤い布のことと、仮眠室のことを話した。
「ここには仮眠室などないが」
外国人の男は螺旋階段のほうを見ながらそう言った。
カウンターの向こうにはロビーがあり、その向こうはガラス張りになっていて、表の大きな道路が見える。
外は薄暗いが大勢の人が行き交っているのが分かる。壁の時計をみるとまだ午前三時だ。
なるほど日中は暑いからこういう時間から働いているんだな、とおれは思った。
正面の自動ドアから浅黒い肌の小柄な女性が入って来た。彼女はロビーの守衛に声を掛けると、カウンターの中に入って、周囲と挨拶を交わしながらこちらにやって来た。
「彼だよ」白人の男がそう言っておれを指さした。女性はかすかにため息をつくと、あとはまかせて、というようなことを言って白人の男を追い払った。

同じようなことを聴かれてから、おれは女性に従って銀行のような建物を出た。
建物の前は大きな五叉路で、彼女と同じような浅黒い肌の人々が、古びたトラックや荷物を引く牛と混じりあうように行き交っている。どうやらここはタイかインドかそんなところらしい。女性は馴れた様子で広い五叉路を横断していく。おれは慌てて彼女に付いていく。
歩きながら、女性はメモ帳を取り出すとなにか書き付けておれに渡した。
「人工乳房の水分量の調整方法」メモにはそう書かれていた。

やがてあたりは人けもなくなり、おれたちは英国風の半地下の古い建物に辿り着いた。彼女は鉄条網が張られた目立たぬ格子扉を開けると、太い配水管の間をすり抜けて、小さな扉の前に立った。
「私が案内できるのはここまで。さっきのメモのことよろしく」
彼女はそう言うとおれを扉の中に押し込んだ。
そこはどうやら駅の裏口のようなところで、奥には大きな階段があり、その下に切符売り場らしき窓口があるのが見えた。
しかしおれはそこへ行く必要は無いようだ。彼女が目配せするほうを見ると、細く長い階段が続いている。おれはうなずくと階段を上った。途中振り向くと、さっきの小さな扉の向こうで彼女が手を振っているのが見えた。

細い階段を登りきるとそこにもまた窓口が並んでいたが、おれはそのままフロアを横切って大階段に向かった。大階段を何事もないような風を装って降りて行く。
階段の下に白人女性がいるのが見えた。
「あの、すいません」すれ違いざまに白人女性が声を掛けてきた。
「ずいぶんお会いしてなかったのですけど、大丈夫ですか?」
「え?」
「ずいぶんお会いしてなかったのですけど、大丈夫ですか?」
彼女はそう言っておれの目を覗き込むようにした。

今朝の夢『長い階段の駅』

March 16 [Wed], 2011, 8:13
お笑いタレントとテレビ局の女子アナウンサーと共に列車に乗っている。
女子アナウンサーは独身で、普段から番組ではお笑いタレントからからかわれる役回りで、今日はおれがその女子アナウンサーと付き合っちゃえよ、とからかわれている。

駅に着いた。
おれたちは乗り換えるために列車を降りると、さらに長い階段を下って広いコンコースに出た。コンコースは古びたコンクリート造りで、天井はとても高く、ぱん、と手を叩くといい感じで反響する。天井近くに何か大きな絵が飾ってあるが照明が暗いのと埃をかぶっているのとで、何の絵かは判然としない。
さて次に乗る列車は、と見回すが案内板や時刻表の類いのものが全くない。スタッフの誰かが二番線だというので、二番線ホームへの長い階段をみんなで上がった。
息を切らしてホームに辿り着いた。見上げるとホームの上には「一番線」と書かれた札が下がっていて、線路を隔てた向かいの「二番線」の札が下がったホームに、今まさに列車が入って来るところだ。なんだなんだ。おれたちは慌てて長い階段を駆け下りて、二番線ホームへの階段を駆け上った。

息も絶え絶えになりながらホームに上がると、列車は今まさにドアを閉めて発車したところだった。おれたちはへたり込んだまま列車を見送った。
何でホームを間違えたのだろう、と言っていると、かしゃんと軽い音がした。見上げるとさっきまで「二番線」と書かれていた札が回転をして「八番線」に変わったところだった。なんだなんだ。線路を隔てたさっきのホームは「六番線」となっている。これではいつまで経っても二番線には行けないぞ。おれたちは取り敢えず長い階段を下りた。

コンコースの真ん中あたりに案内カウンターがあって女性の係員がいるのが見えた。さっきはこんなの無かったよな、と思いながら、おれたちは行き先を告げてホームはどこか尋ねた。女性係員はにっこり笑うと手元の表をちらりと見て、
「あちら、二つ目の階段ですね」
と左手を肩の高さにあげて首をかしげた。よく通る声がコンコースに響いた。「ね」の残響の中、おれたちは示された長い階段を再び上った。
ようやくホームに上がると、頭上でさっきの軽い音がして「二番線」が表示された。線路の彼方から黒煙を上げて列車がやってくるのが見えた。

今朝の夢『いつかみた映画ではなかった夢』

March 15 [Tue], 2011, 7:09
暗い坂道を上っていると上から、ある有名女優そっくりの女の子が泣きながら歩いて来た。どこかでみた場面だと思い、同時に泣かせたのは自分だと思い、いやいやそう思わせておいて実は巧妙な仕掛けなのだと思った。

自宅の下の階で給食が配られているらしい。おれは上の階で弟に、
「マグカップを持っていきな」と言う。
弟がコーヒーカップを持っていこうとしたので、
「ちがうちがう、マグカップだって」と一緒に探す。
給食にマグカップを持って並ぶところから、この巧妙な仕掛けは始まるのだ。そして最終的にさっきの女の子を泣かせることになるのだ。おれは知っている。これは以前どこかでみた映画だ。だからおれは今度こそ騙されないんだ。弟はたしか仕掛ける側だったはずだが、どうやらすっかり忘れているようだ。おれの代わりに行かせよう。そう思ったのだった。
ふすまの陰から、同じく仕掛け側の大人がひとり、こちらを見ていた。

以前どこかで観た映画だと思ったが、そうではないことに夢を見ているおれが気付いた。
であればこれから起こる筈の出来事は記憶に留めておかなければ。そして作品に、小説に、映画にするのだ。
そう意気込んだ途端に夢は汐が引くようにさあっとフラットになって行き、瞬く間に詳細は掻き消えて、これまでここに書き付けたこと以外は、跡形も無くなってしまった。

今朝の夢『旧友に会う』

March 14 [Mon], 2011, 9:38
仕事で見知らぬ地方都市に呼ばれた。
指定されたホテルは駅前に建つ大きなもので、指示どおりチェックインをすると最上階の部屋に案内された。中に入ってびっくりした。まるで南の島のコテージのようではないか。ナチュラルではあっても高級そうな家具は、ただ豪華なだけではなく実に生活感に溢れ、今日からすぐにでもここで生活を始められそうだ。いくつもある部屋を見て回って、ようやくリビングに落ち着いたところで、玄関いや入り口のドアが開いた音がした。誰かが来たようだ。
ほどなくリビングに現れたのは、学生時代の友人だった。何十年ぶりだろう。おれは立ち上がって再会を祝した。
「お前が呼んだのか」
「そうだよ。いい部屋だろ」
「ああ」
「当分ここを使ってもらっていいよ」
友人はなんというか、成功者の余裕に満ちていた。
「儲かってんのか」
「まあまあかな。田舎だし。たかが知れてるよ」

食事にでも行こうということになって、おれは友人に連れられてダイニングバーに来ていた。軽くのんで、もう一度再会を祝して、しばらくダーツをやって楽しんだ。ダーツは久し振りでなかなか的まで届かない。
「最近やってないからなあ」
「すぐ思い出すよ」
酒は美味かったしダーツは楽しかったので、おれから話を振ることもなかったが、いつになっても友人は仕事の話を切り出す気配がない。もしかして、こうして遊ぶことが仕事なのかなあ、それはおいしい話だなあ、とおれは思った。

今朝の夢『人工の森』

March 11 [Fri], 2011, 8:17
何かの研修に来ている。
映像を見せられる。ビルの壁面を縦横無尽に這うように移動する、白い全身タイツの人らしきもの。一体これはなんだ。我々に明かされたのは、その全身タイツの素材が光を特殊に反射するもので、それによって角度を変えると目に見えなくなるということだった。そんなことより壁面を移動するあの技術も大したものでは。と、思っているうちに研修は終わった。

先輩と帰路に着く。
研修の会場は都心の高層ビルの中にあって、一階ロビーから外に出ると、そこにはちょっとした人工の森のようなものが作られていた。
先輩がそわそわしている。どうやらタバコが吸いたいらしい。このところ、たとえ屋外でも喫煙禁止の場所が多く、このビルの周辺にも禁煙の看板があちこちに見える。どうやらその人工の森を抜けると、喫煙所があるらしい。
我々は森の中の遊歩道を進むことにした。

遊歩道はすぐに花壇のようなコンクリートの縁になって、そんなに高さは無いのだがかなり不安定になった。しかし先輩のそわそわはどんどん過剰になっていくので、小走りのような感じで先を急いだ。
森の木々、と言っても身を屈めた我々よりも少し高いくらいの植え込みなのだが、その枝には片手に乗るくらいの小さな茶色い猿が鈴なりになってこちらを見ていた。猿は人には馴れているらしく威嚇してくることはなかったが、少し歩みを止めると、途端に肩とか頭にじゃれついてきた。猿の背中にはコウモリのような羽根が生えていて、それを使って高い位置からも滑空して絡み付いてくる。慌てて我々は再び走り出した。

猿たちの視線を浴びながら、縁のかどを曲がる。ふと足元を見ると、遊歩道の上にはアリが列をなしていた。列の先頭には大きな虫がいた。すでに息絶えているのかじっとしている。アリたちはその虫が生んだとおぼしい卵を担ぐといま来た道を引き返す。卵を生んだ虫を折り返し地点にして、アリの列が二列出来ているのだ。
しかし急ぐ我々に、彼らを避ける余裕は無かった。ぷちぷちと、イヤな感触が靴越しに爪先に伝わってくる。首筋をイヤな汗が流れる。

ようやく視界が開けた。
高台になったここからは、都心のビル街が見下ろせる。すぐ近くには研修のあった高層ビル。そして人工の森のような植え込みは延々と街のほうに続いているのがわかった。喫煙所はどこだ。そう思っていると、ひたいに脂汗をにじませた先輩が何も言わずに再び走り出した。おれは後に続いた。

今朝の夢『あのお方のおすまい』

February 22 [Tue], 2011, 8:18
モデムらしきものが複数繋がった配線をし直しているが、
なんだかこんがらがって分からなくなっている。
これでは接続が切れてしまうし配線は二度と元に戻せなくなってしまうと焦る。
すぐ近くにはこのモデムらしきものを使って通信をしている者がいて、
接続が切れればすぐにばれてしまう。
「まだ直らないの?」とそいつから声が掛かる。
もう少し、と答えながらそちらを見ると、まだ接続は切れていないらしい。
もう訳が分からないし、壊してもいやなのでこのままにしておこうかと思う。

作業をしていた場所から外に出たらしい。
周りを森に囲まれた静かなところ。地面には白い玉砂利が敷き詰められている。
向こうに白木の柱と緑色の屋根が見えた。
行ってみるとどうやらそこは駅らしい。明治時代とかその頃の駅を移築したのだろうか。つまりここは明治村とかそんなところか。
駅の向こうに人の気配を感じて振り向くと、小柄な老人が立っていた。
グレーの地味なスーツを来て、ほんの少し背中が曲がっている。
どこかでみたことがあると思ったら、やんごとなきあのお方だ。
「ようこそいらっしゃい。ごゆっくり」
老人は笑顔でそう言うと、森の中に消えた。
ここはあのお方のお住まいか。おれはそこで作業をしていたのか。

列車が来た。やはり明治村とかにあるみたいな、小さな古びた機関車だ。
おれは列車に乗った。

途中の駅で降りると、目の前には大きな門が聳えていた。
城郭の門のようでもあるし、お寺の寺院のようでもある。
門をくぐった先は広場になっていて、向こうに大きな平屋の建物が見えた。
国立博物館を連想したが、それほど大きくもない。白い壁に緑色の屋根。
その手前に人だかりがしているので近づいて見ると、観光客らしき人々に囲まれて
あのお方がいた。求められるままに握手などしている。
さっきの駅からもうここに来たのか、とちょっと驚いたが、たぶん車で先回りしたのだろうと思った。
森の小道から広場にやって来た人々の中に知り合いの顔があった。
「あれ、あのお方、向こうの入り口でお会いしたばかりだよ」
人だかりを見て知り合いがそう言った。
どうやらあのお方は、あちこちに現れるようだ。まるでミッキーマウスみたいだと思った。

猿もほしいかな(BlogPet)

December 13 [Mon], 2010, 10:03
depyuはエッグマフィンがほしいな。
猿彦もほしいかな?

*このエントリは、ブログペットの「depyu」が書きました。

猿(BlogPet)

December 06 [Mon], 2010, 9:30
きょう猿彦と、地下っぽい提出するはずだった。

*このエントリは、ブログペットの「depyu」が書きました。
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P R
■プロフィール■
【名前】
後前原猿彦
【性格】
楽天家
争いは好まない
【趣味】
夢をみること
呑むことと食べること
笑うこと
【モットー】
明日できることは、今日やらない
■筆者近影■
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