小説『それでも人生に』 序 

2004年10月06日(水) 4時52分
仏壇がある座敷の灯りをつけた。座布団に正座してマッチを手に取った。マッチは少し湿気っていて、三回目で漸く火がついた。その火を蝋燭に移してマッチは火消しに入れる。線香入れから三色ある内の一本、緑色の線香を選んでその先端を蝋燭の炎の上端に近づけた。炎の上端が最も高温だと小学校の理科で習った。線香を軽く振って火を消し、垂直に灰の中に立てる。

線香とは、人がいずれ灰になることの象徴なのだろうか。以前は誰にも聞こえないくらいに弱く二度鐘を鳴らしていたが、今は坊主の真似をして勢い良く一度だけ叩く。音色は少しずつ小さくなりながら、長い時間を掛けて無へと収束していく。

私は目を瞑らない。膝の上に軽く手を合わせて父親の遺影を見る。術後に出社して、退院祝の花束を受け取っている時の写真だ。女性社員に手渡されてニヤニヤしている。そんな表情をしている父親の写真はあまりなかった。「あんまり恐い顔をしている写真じゃ睨み付けられている様で嫌だね」と私ら遺族三人で選んだ写真だった。頬は極端に痩せこけて目尻の皺が目立つ。それから位牌に刻まれた戒名を頭の中で音読する。最後に仏壇全体を見る。供え物や花、仏の絵、仏壇の上に置かれた祖父母と父親の弟の遺影。

彼らが私のこれからの人生を支配しているように思えてならない。幸せにして下さい、なんて祈らない。ただ、彼らの力を感じながら仏壇をぼんやりと眺めている。

今日の日記「毎日楽しいです」 

2004年10月05日(火) 22時10分
こんばんみ!
夕飯前だ! 腹減った!

今日のニュース。
「うちの名字言ってみろ」 オレオレ詐欺撃退
73歳男性 警察の防犯劇ヒント
  「オレオレ詐欺」とみられる不審な電話を受けた東京都文京区の無職の男性(七三)が、警察が企画したオレオレ対策の「防犯劇」を見ていたことから犯行を見抜き、教わった通りに「うちの名字は」と迫って相手の男を撃退していたことが五日、分かった。(産経新聞)

面白いですねえ。いいアイディアです。老人を標的にするなんて嫌ですねえ。もうすぐ全人口の25%が65歳以上の「老人」になるそうです。うちの母なんか見ているとまだまだ若いと思いますけどね。

今日の自分。
午前中は勉強していました。全体の50%の復習が終わりました。いいペースです。午後はブログの読者登録をたくさんしてしまいました。定期購読者もついてくれました。やっぱり読まれてナンボです。ランクアップしたいです。

歴検の勉強も少ししました。これで歴史が好きになれるといいんだけどな。

今日は大雨でしたね。ほとんど家から出ずに過ごしました。シエスタもしました。目を酷使しているせいか、首の後ろが凝ります。僕は視力が右0.1以下、左が1.0とばらついているのでどちらかの目に負担がかかっているのだと思います。たいてい眠れば治りますね。目に熱さまシートを貼って寝ると気持ちいいだけでなく、治癒に効果的な感じです。どうぞお試しあれ。

なんだかにわかに忙しくなってきました。24日まで漢検の勉強をする。並行してパステル画を描く。12月の歴検にもエントリーしたい。翻訳の勉強もしたい。金曜日までにDVDを3枚観て返却しなくてはならない。

これで忙しいとかいっていたら働いている方が怒りますね。どうでもいいこと、自分の好きなことで忙しいなんていっている。毎日ブログの更新をするのも楽しみです。おかげさまでしあわせです。精神障害者がしあわせなんてあり得るのか? などといつもの疑問を投げかけてしまいますが、浮浪者だって犯罪者だって自分がしあわせを感じたらそれでいいんですよね。

そんなところでしょうか。今後の予定はブログの更新と勉強。ときどきフレンズを観る。明日もあさっても同じです。
それではナイス水曜日をお過ごしください。

今日のお言葉
地味に忙しい。
(まったり)
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