イスラームのお勉強@フスハー
April 13 [Wed], 2005, 10:37
わたしの友人の家族にアズハル大学でシャリーア(イスラーム法)を勉強をした秀才がいらっしゃいます。その方にいろいろとイスラームについて教えてもらっていたのですが、残念ながら彼は英語を話しません。エジプシャンなのにアンメイヤ(口語)で話さず、いつもフスハーというかしこまった正則アラビア語(文語)でわたしに話すのですが、アンメイヤしか分からないわたしには本当になにがなんだか分かりませんでした。彼いわく『フスハーで話す方が楽!』だそうです。ぅそーん。
フスハーはアラブ諸国の共通語で書籍・雑誌・新聞などの文章はもちろん、公的な場での会話やテレビニュースなどでも使われています。ムスリムの聖典『クルアーン』もこのフスハーで書かれています。それに対してアンメイヤは口語で普段の会話に使われていますが、文字になることは少なく、文字になったとしても私信やマンガのせりふ、歌の歌詞などです。
文法面はフスハーがVSO型が好ましいとされるのに対して、(エジプト)アンメイヤはほぼ100%SVO型なので分かりやすい。日本語では標準語と方言というものがありますが、標準語はだれでも話せますし、理解できますが、アラビア語のフスハーは勉強しないと話せない、文法が難しい、アンメイヤとは全く異なった言語という面で、日本の標準語と方言とはまた違ったものです。強いて言うなら現代語と古文の関係の方が近いような気がします。
たとえば『あなたのお名前はなんですか?』と聞く場合
フスハー:マー イスムカ?
アンメイヤ(エジプト):イスマック エー?
どうして同じアラビア語なのにこんなにも変わってしまうのでしょうか。
彼に礼拝の名前とラクア(回数)を説明してもらっていたときのこと。一通りの名前とラクアを説明してもらった後に
『ではSarah殿、あなた様はアスル(午後の礼拝)のラクアは何回か覚えてらっしゃいますでしょうか?』(フスハーなのでわたし的にはこんな感じに聞こえる)
と突然聞かれて、わたしはそのとき全く覚えていなかったので
『ヤ〜ニ〜〜(えーとー)、タラータ(3回)!!』
『・ ・ ・ ・ ・ 』
『…サラーサ』
『フスハーで言っても間違っているものは間違っております!!(怒)』
答え:4回
そして彼と一度一緒にタクシーに乗る機会があったのですが、そのときもまたドライバーにフスハーで話しています。値段の交渉になって、彼は5ポンドを払い降りようとしたら、ドライバーがあと1ポンド足りないと言っています。そのドライバーに向かって彼は
『■%*◎▲@#※∀¶&◎■%*◎▲@◎▲@#※∀¶&◎!!!』
『エ?何?なに?』
『ハドリタック(あなた様は)¶&◎■%■%*◎▲@#※∀カスィール(たくさん)¶&◎■%*◎▲@:■%*』
『・ ・ ・ ・ ・ ・』
(ハドリタックとカスィールだけ聞き取れた。上出来。)
『#※∀¶&■%*◎▲@¶&◎■%*◎▲@、シュックラン』
『はぁ〜(ため息)』
ドライバーのおじさんも降参みたいです。
彼の言っていることが全くわからなかったとき、近くにいたアラブ人に彼のフスハーをアンメイヤに翻訳(?)して通訳(?)してもらっていました。同じアラビア語なのに、フスハーになるとまったく感じが変わるし、そして何より聞き取りにくい。わたしの友人から彼にフスハー禁止令が出ていたにもかかわらず、その2秒後には何事もなかったようにフスハーで話しかけてくれていました。次はフスハーの家庭教師もお願いしなくては。
文法面はフスハーがVSO型が好ましいとされるのに対して、(エジプト)アンメイヤはほぼ100%SVO型なので分かりやすい。日本語では標準語と方言というものがありますが、標準語はだれでも話せますし、理解できますが、アラビア語のフスハーは勉強しないと話せない、文法が難しい、アンメイヤとは全く異なった言語という面で、日本の標準語と方言とはまた違ったものです。強いて言うなら現代語と古文の関係の方が近いような気がします。
たとえば『あなたのお名前はなんですか?』と聞く場合
フスハー:マー イスムカ?
アンメイヤ(エジプト):イスマック エー?
どうして同じアラビア語なのにこんなにも変わってしまうのでしょうか。
彼に礼拝の名前とラクア(回数)を説明してもらっていたときのこと。一通りの名前とラクアを説明してもらった後に
『ではSarah殿、あなた様はアスル(午後の礼拝)のラクアは何回か覚えてらっしゃいますでしょうか?』(フスハーなのでわたし的にはこんな感じに聞こえる)
と突然聞かれて、わたしはそのとき全く覚えていなかったので
『ヤ〜ニ〜〜(えーとー)、タラータ(3回)!!』
『・ ・ ・ ・ ・ 』
『…サラーサ』
『フスハーで言っても間違っているものは間違っております!!(怒)』
答え:4回
そして彼と一度一緒にタクシーに乗る機会があったのですが、そのときもまたドライバーにフスハーで話しています。値段の交渉になって、彼は5ポンドを払い降りようとしたら、ドライバーがあと1ポンド足りないと言っています。そのドライバーに向かって彼は
『■%*◎▲@#※∀¶&◎■%*◎▲@◎▲@#※∀¶&◎!!!』
『エ?何?なに?』
『ハドリタック(あなた様は)¶&◎■%■%*◎▲@#※∀カスィール(たくさん)¶&◎■%*◎▲@:■%*』
『・ ・ ・ ・ ・ ・』
(ハドリタックとカスィールだけ聞き取れた。上出来。)
『#※∀¶&■%*◎▲@¶&◎■%*◎▲@、シュックラン』
『はぁ〜(ため息)』
ドライバーのおじさんも降参みたいです。
彼の言っていることが全くわからなかったとき、近くにいたアラブ人に彼のフスハーをアンメイヤに翻訳(?)して通訳(?)してもらっていました。同じアラビア語なのに、フスハーになるとまったく感じが変わるし、そして何より聞き取りにくい。わたしの友人から彼にフスハー禁止令が出ていたにもかかわらず、その2秒後には何事もなかったようにフスハーで話しかけてくれていました。次はフスハーの家庭教師もお願いしなくては。
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