
アカデミー賞8部門を受賞した作品。
監督は「ミリオンズ」のダニー・ボイル、脚本は「フル・モンティ」の
サイモン・ビューフォイによるイギリス映画です。
有名スターは出てこないし、舞台はインドだし、超低予算で作られた作品なのに
オスカーを取っちゃいました!コレって、スゴイ事です!
賞に輝いたので、全国のシネコンでも上映される事になって、公開日に見れました。
普通だったら単館系の作品だから、地方まで回ってくるのに
半年はかかってたところ・・・ありがたいです!
作品は、ホント、素晴らしい!ブラボー!文句のつけようがありません!
アカデミー賞を見直しちゃったな〜(笑)
スクリーンからは、駿足で駆け抜けるような疾走感が溢れ、
パワーとエネルギーが押し寄せ、もうゾクゾク!圧倒されました!
貧困と富が混在しているインドの中で、幼い主人公たちが生き抜いてゆく生命力に
グイグイ引っ張られます。
主人公は、インド、ムンバイのスラム育ちのジャマール。
全く無学の彼が、クイズショーで次々と正解を言い当て、誰も勝ち残った事のない
最終ステージまで迫るのです。
作品は、3つのシーンを行ったり来たりします。
クイズショー「クイズ$ミリオネア」に出演しているシーン。
警察に拘束されて、ひどい拷問を受けるシーン。
少年時代から今までの回想シーン。
この3つのシーンを行ったり来たりするうちに、こうなるのは「運命だった」と
わかるのです。どうやったら、こんなスゴイ脚本が書けるのかしらん(笑)
ジャマールにとっての「運命」とは「初恋」で、全ては彼女に続く道だったと思う。
人間ドラマでもあるけど、純愛ドラマにもなってます。
そして、ジャマールの兄の存在。
裏社会で生きる兄は、ジャマールの初恋を奪った憎いヤツ。
でも、最後の最後には、いつも弟を守ってくれる、兄弟愛のドラマでもあるのです。
クイズの「ファイルアンサー」の高揚感、
インドを全力で疾走するようなスピード感、
そして、ピュアなラブストーリー。
素晴らしい!としか言いようがない秀作でした。
エンドロールでは、インド映画ではお決まりのダンスシーンが・・・
ついつい胸が熱くなる余韻・・・”映画、バンザイ!”って思った。
こんな感動に出会えるから、映画を見る事をやめられません。
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