闇金ウシジマくんってすごい! 

December 04 [Sat], 2010, 16:21
『闇金ウシジマくん』(やみきんウシジマくん)は、真鍋昌平による日本の漫画作品。通称「ウシジマくん」。2004年から『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で不定期連載されている。


2010年10月より、山田孝之主演で毎日放送制作によりテレビドラマ化された。

丑嶋薫が経営する『カウカウファイナンス』は、10日5割の超暴利闇金融。カウカウファイナンスに訪れる客およびその関係者の様々な人間模様が描かれる。

「〜くん」とギャグ漫画を思わせるタイトルに反して物語は各エピソードの中心となる人物の視点で進み、丑嶋はそれらの人物に接触する狂言回し的存在(よって丑嶋が全く登場しない回も多くある)。一般的に社会の底辺で生きている者たちの閉塞感や不道徳、心の弱さと、そこから起因する各自の経済的失敗から丑嶋に金を借り、さらにどん底へ転落する生活が始まり、場合によっては廃人になる様子がリアリティ溢れたグロテスクな手法と露骨で卑猥な表現で描写されている。

キャラクター

主人公 丑嶋馨(うしじま かおる)
本作の主人公。『カウカウファイナンス』の社長。23歳。身長185cm。
短髪でリムレス(縁なし眼鏡)をかけ、顎鬚を生やしている。ヒップホップ系ファッション(主にパーカーやティンバーランドを愛用)、耳には6つのピアス、チタン製の金ネックレス、筋骨隆々で背が高く大柄で、まさに強面のイメージを持たせる風貌をしている。
頭脳明晰で冷静沈着、卓越した判断力と実行力で、若くして裏社会の修羅場を幾つも乗り越えてきた歴戦の猛者。その実力とカリスマ性は、部下はもちろん一部同業者や協力企業からも畏れと尊敬を集め、零細企業ながらヤクザや警察ともパイプを持つといった表現で描写されている。
審査はどこよりも厳しく、負債者の前では「田嶋」の偽名を名乗り、その陰で彼らを「奴隷くん」と呼び容赦なく取立て、集金は1円たりとも負けない。反面、返済意志のある者やどん底から立ち直ろうとしている者に対してはある程度寛大な態度を見せ、自分が認めた者(丑嶋の出した入社試験をクリアした芳則や立ち直りの意志を見せた宇津井など)に対しては積極的に褒める。また、乗り合わせたタクシーの運転手が取り立て相手であっても乗車料金はきっちり払うなどの筋を通す。
喧嘩の強さは中学の頃から有名で、「頭めがけて金属バットをフルスイングできる」別世界の人間として恐れられていた(転校してきたクラスでクラスメイト全員からリンチを受け、退院後お礼参りとして自身をリンチした者一人一人に報復している)。個性的なポロシャツやジャージを着ていることが多い。亡き母が飼っていたウサギを中学生の頃から大事に飼っており、現在でも4代目のウサギ16匹をペットシッターも驚くほどこまめに世話している(ウサギの名前には全て「うー」が入っている)。愛車は後期型エルグランドだったが、ハマーH2に乗り換えた。喫煙者だが、車内禁煙、靴の汚い者は自分の車に入れない(やむを得ない場合は靴にビニール袋をかぶせる)他に、電車の吊り革をティッシュを介して掴むなど、潔癖症な一面を持つ。また、どのような場面でも汗をかいたり、同情に誘われたり、おどけてしまったりすることは一度もなく、たまに軽く微笑む程度で表情の変化はあまり見られない。しかし、親友である竹本を自らの闇金業者としてのポリシーで強制労働行きにした際は、車内で顔を覆い、号泣しているかのような描写がされている。劇中ではよく刺身や焼き鳥を食べている場面が見られ、人から「うまいか?」と聞かれると素直に「うまい!」と返す一面もある。また、自宅でウサギと遊ぶ際は普段からは考えられない言動もする。
自身の職業を「人並み以下でありながら人並みの生活をしているクズの人生に終止符を打つ職業」と称し、「世の中は奪い合い、俺は奪(と)る方を選ぶ」と、独特な観点でのプライドを持っている。『スピリッツ』誌面アオリ文では「ダークヒーロー」とも表現されるが、債務履行が不可能となった債務者を樹海に裸で拘束した上、虫が集るように体に蜂蜜等をかけた状態で放置したり(その後拘束から解放された描写はなく、具体的な生死は不明)、自堕落で借金を重ねるだけの者に対しては最後の最後まで徹底的に搾取したりと、単なる悪質な犯罪者であるとも言える。誌上公募での「悪役キングコンテスト」では圧倒的な投票数で1位を獲得している。

柄崎貴明(えざき たかあき)
『カウカウファイナンス』のNo.2。格闘家を目指していた時期があり、その強さは有名。丑島とは中学の頃からの付き合いで、彼を深く尊敬しており、丑嶋からの信頼も厚い。ただ、出会った当初は、クラスのボス的存在だった自分に、当時転校生の丑嶋が反抗的な態度を取った為にクラスメイト全員を強制的に引き連れて集団でリンチしたが、丑嶋の退院後にお礼参りを受けた。
会社の金銭の管理を任されている。「ゲイではなく『人間として』丑嶋のことが好きなのだ」と自分に言い聞かせている。毎年大晦日は船橋の実家で母と丑嶋の3人で過ごしている。加納とはいつも会話がないが仲が悪いというわけではない。仕事熱心で電話の対応のしすぎで耳から膿が出たほど。丑嶋が逮捕された時期は被害者に話を付けに行ったり、事務所を警察の強制捜査の前に移動したりと丑嶋に身を尽くした。カーナビ付きの車で道に迷うなど、方向音痴。
加納(かのう)
長髪で、髭を生やしている。肥満嗜好の持ち主。「キレると何をするかわからない」らしい。仲は悪くないが柄崎とはいつも会話がない。連載当初から登場しているが、あまり経歴が描かれていない。当初は柄崎とコンビを組んでいたが、現在は高田とコンビを組んでいる。「加山」という偽名を使う。中学生の頃はクラスで柄崎に次ぐ不良であり、丑嶋をクラスメイト全員でリンチしたが、退院した丑嶋から完膚なきまでに叩きのめされている。ドラマ版では登場しない。
小百合(さゆり)
『カウカウファイナンス』の紅一点で、受付嬢をしている。一般的感覚から外れたファッションセンスを持っている。
高田(たかだ)
第1話で入社した若者。20代で、丑嶋より年上。入社前はサパークラブで働いていたが、酒で肝臓を悪くしたため辞めている。最初は怯えていたが、次第に慣れていくも、冷徹になりきれない一面もある。再登場時は頭髪が伸び、髪色が上下で金色と黒のプリンになっていた。マサル入社後は彼の世話係を任せられる。社内で唯一の美形である為、携帯電話の電話帳には女性の債務者が多い。また、自らのルックスを生かし女性警官を情報屋として利用している。非常に面倒見が良く、丑嶋への復讐を誓うマサルでさえも高田に対しては尊敬の面を見せる。
ドラマ版では最初から『カウカウファイナンス』の社員であり、性格や髪型が再登場以降のものに近い。
加賀勝(かが まさる)
通称:マサル。「ヤンキーくん」編で登場。貧しい母子家庭に育ったからか、高校にも行かず無為に過ごしていたが、愛沢とトラブルを起こし『カウカウファイナンス』に連れて来られたことがきっかけで入社。その後、愛沢に殺されかけ丑嶋に助けを求めるが、会社の顧客名簿を盗んで"副業"をしていたため見殺しにされる。しかし、間一髪で高田に助けられ、もう一度『カウカウファイナンス』で働くことになる。自分を見殺しにした丑嶋を恨み、復讐の機を窺う。「目つきの悪いチビ」と言われるが力は強く、風貌はヤンキーそのものである。意外にも母親思い。足がよっちゃんイカより臭い。
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