突然の別れ

October 31 [Wed], 2012, 23:16
先日、友人から突然のメールが届きました。

『言おうか迷ったけど。。Yさん(元カレ)が今朝亡くなったよ。』

友人は、Yの先輩の奥さん。
アタシとYが引き合わせて結婚した2人。

だから、Yと別れてからもこの友人からYの情報は聞かなくてもまわってきた。


でも、あまりに突然の内容に状況が理解できず


「ねぇ。どういうコト?ウソでしょ?」


アタシは、それだけしか言えなかった。
Yとアタシは、もう随分前に3年ほど付き合っていた。

短い期間ではあったけど、彼の実家に毎週行って彼の家族にも温かく迎え入れられ殆ど週末婚みたいな感じで過ごしていた。
Yは、とても頑固で「オンナは3歩下がってついて来い」的なタイプのヒトだった。

だから、アタシはいつも何かにつけて怒られて泣いていた。
それでも、Yが大好きだった。

Yは、元々走り屋で運転は凄く上手かった。
アタシと付き合いだした頃には、走り屋は卒業してたけど。。。

走り屋仲間だった先輩達と仲良く色違いのパジェロを購入して林道に走りに行くのに夢中だった。
アタシは、いつもYの助手席に乗り一緒に林道にもたくさん行った。
県外まで遠出をしてキャンプしたり、近場でバーベキューもやった。
Yの妹と弟の結婚式にも法事にまで出席させてもらった。

仲間達とバカやってるYを見てるのが楽しかった。

Yの笑顔が大好きだった。


でも、些細な出来事で別れる形になってしまった。
アタシは、別れる気は全くなかったけどYの気持ちは変わらなかった。

別れて半年経った頃に1度会ってもらったけど、その頃にはアタシにも彼氏がいたのでヨリが戻るコトはなかった。


Yが結婚する話を耳にした時。。何故かショックだった。


でも、幸せになって欲しいと思いYに手紙を送った。
返事はもちろんなかったけど、読んで貰えてると思ってる。



何年かしてアタシの実家近くにYが引っ越してきたと聞いた。

Yは、付き合ってた頃に


「俺は、元カノに会いたくないからこの辺りには来たくない」


と言ってた時があった。

当時のアタシは、もちろん元カノの存在を知らないので普通に聞き流していたけど、Yが元カノであるアタシの家の近所に越してきたのが理解できなかった。

時々。。。。

「元気かなぁ。。」

なんて思いながらも年月は過ぎていった。

そんな矢先の訃報。
信じられない気持ちでイッパイだった。

部屋に戻り、ベッドに腰掛けた瞬間。。。。



止め処なく涙が溢れて止まらなくなった。

別れて何年も経っているヒトなのに。。。。

信じられない気持ちと当時の気持ちが蘇ってYの笑顔ばかりが頭の中を駆け巡った。



現実を受け入れられないまま仕事をしても身が入らず自分自身でこの状況にも驚いた。
何をしていても涙が溢れそうになる。
運転していてYとよく聴いていた曲がカーステから流れてくると止め処なく涙が溢れ止まらなくなった。

昨日、現実を受け止められないままYのお通夜に参列してきた。

親族の席には、あの頃のままのお母さんや弟達がいた。
焼香をしようと列に並んだ瞬間、妹と目が合った瞬間。。。



「ぁ。○○ちゃん。。。」



と気づいてくれた。
もうそれだけで、さっきまでガマンしていた涙が溢れて止まらなかった。

遺影のYは昔と変わらない笑顔だった。

棺の中で眠るYは、元々痩せていたけど更に痩せてしまっていた。
でも、穏やかに眠っていた。

今にも起き上がって

「オマエ何をしにきたんだ!?」

と言い出しそうなくらいに。。。。


Yのお母さんも弟も

「○○ちゃん、ありがとう」

そう言ってもらえただけでアタシは何も言えなくなり、ただ泣くばかりだった。
妹にもお礼を言ってもらえてそれが嬉しくてまた涙が溢れた。

何て言っていいのかわからなくなった。
そして何故か

「また連絡するね」

としか言えなかった。
言いたいコトはたくさんあったのに。。。

義弟もアタシを覚えていてくれて本当に嬉しかった。


Yの家族に再会出来てアタシはあの頃の気持ちが蘇って更に泣いた。


会場の外には、会社の仲間や走り屋だった頃の仲間達がいた。

みんなと会ったのも本当に久しぶりだったのにアタシを覚えていてくれた。
アタシとYを出逢わせてくれたM先輩もアタシを気遣ってくれた。

昔と変わらず温かく接してくれるのが嬉しかった。


Yとの思い出話をする度に涙が止まらなくなるアタシを気にしてK先輩が慰めてくれた。
バカな話をして気を紛らわそうとしてくれてるのにYの話になった途端にまた泣いてしまうアタシ。

そんな感じで21時半頃までK先輩は、アタシに付き合ってくれていた。

K先輩と話をしていてアタシとYが付き合ってた頃の話や別れた後の話をいっぱいしてもらった。

Yは、末期のガンだった。
今年の初めに既に余命半年と告知も受けていたと知った。

どんなに辛かっただろう。
どんなに悔しかっただろう。
自分の家族を残して旅立たねばならないなんて。。。


そんな時、ふと思い出した。
Yの訃報連絡をもらう少し前。。。。

アタシの目の前に1匹の黒いノラ猫が通った。
ノラ猫だから寄ってこないと思ったけど、呼んでみたら鳴きながら寄ってきた。
すごく人懐っこいノラ猫だった。
ずっとアタシにまとわりついて離れなかった。
アタシ自身も今年に入っていろいろいなコトが重なり気持ち的にも不安定だった。

でも、このノラ猫に凄く癒された。

その後の訃報。






そうか。あのノラ猫は、Yだったんだ。
Yがアタシにお別れを言いに来てくれたんだ!


他人からどう思われようとアタシはそう思う。
Yは、アタシを見ていてくれた。
ずっと離れた場所からずっと。。。。


Yは不器用なヒトだったんだと改めて痛感した。

Yは、アタシに罵声を浴びせてばかりだったけどそれがYのアタシに対する愛情表現だったのだと今になって理解した。

Yは、Yなりにアタシを心から思ってくれていたんだと痛感した。
若かったアタシは、そのコトを理解できないまま不安でイッパイだった。

Yとは結婚も考えていた。

ヨリを戻していたらどんな人生になったのだろう。。。



今日は、Yの葬儀があった。

さすがに元カノだから行きづらかったのもあるし、葬儀中に涙が止まらなくなり収集がつかなくなりそうなので行くのはやめた。
アタシは、離れた場所からYの冥福を祈った。


今もYとの思い出に浸りながら昔の写真を見つめている。



Yの笑顔が大好きだった。
ずっとYの隣で笑っていたかった。




Yに出逢えて本当に良かった。

志半ばでこの世を去るのは本当に悔しかっただろうし辛かっただろうね。

アタシが相手ならカナーリ八つ当たりしてただろうね。


今まで本当にお疲れ様でした。

そして、アタシを好きになってくれてありがとう。
アタシもYを心から愛してました。


これからは、ゆっくり休んでください。


まだ現実を受け止められずに戸惑っているアタシがいます。
でも、少しずつでも前を向いていける様に頑張ります。


Yと過ごした日々は、アタシの一生の宝物です。



Yのご冥福を心よりお祈りいたします。
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