March 11 [Fri], 2005, 7:24
ブリストルのパブOLD DUKE(オールド・デューク)。今夜の演奏は中年ブルースバンドWitch Doctor Blues
イギリスは地方都市に行っても普通のパブやバーで生演奏の音楽を聴くことが出来る。演奏している人達も、必ずしも若い人ばかりでなく、ほとんどおじいさんのようながギターを持ってシャウトしまくっていたりする。ステージの前では酔っ払いおやじがわけのわからないことをほかの客に話しだしたりして、ようは普通の場末の飲み屋なのだ(笑)。この日は小雪がちらつき凍える外を見ながら、ブリストル産のビタービールをのんだ。
毎日なにがしかのライブ演奏がある
March 11 [Fri], 2005, 6:11
今日のお題 NLP・心理学・催眠言語
左からジューディス・俺・アイルランドに住むジャネット
先週末、ブリストルでアメリカからジューディス・デロジエJudith DeLozierを講師に迎えた4日間にわたるNLPセッションを受けてきた。今回はメタファー(喩え)、信念、メタ・プログラムなどを扱い、それらとからだの感覚(physiologyフィジオロジー)と神経の働き(neurologyニューロロジー)をつなげていく体験的な実習を行った。ジューディスの体験的なNLP手法(東京のNLP研究所の手法もそうである)はジョン・シーモアの教授法が極めて論理的に説明されていくのとは対照的だ。とくにDANCING S.C.O.R.E.(ダンシング・スコアー)というモデルや、Identity Matrix for Self-Conceptという「信念とメタファーの冒険」ともいうべき実習は非常におもしろかった。
さて、実習3日目の夜にアイルランド人のマイケルが奇妙なことを言い出した。「英語で書かれた本を読むのはいやだReading English books is terrible」と言う俺に彼がこう訊く。
How are you TERRIBLISING reading English books?
(どうやって英語の本をいやに感じさせているの?)
terrible(テリブル=「いやだ」と言う意味)と言う単語のかわりにhorrible(ホリブル=「とてもいやだ」「不愉快」「恐い」)もしくはuncomfortable(アンコンフォタブル=「不愉快」「不安」の意)を使うと彼はすぐさま
How are you HORRIBLISING it?
How are you UNCOMFORTABLISING it?
(どうやってそれをいやな気分にさせているの?)
と訊いてくる。聞きなれない言葉にぼーっとする俺。
つづく(続きは下の「続きを読む」をクリック)
March 10 [Thu], 2005, 5:00
土台に焼物の破片をも巻き込みながら大きくそびえるガジュマルの木(那覇市壺屋南窯)
今日、1月の頭に提出した『現代中国映画』コースの論文が返ってきた。そして今日俺は一つの結論を下した。
つまらないことだが、俺は抵抗している。『英語で論文を書く』ということに抵抗している。どうしてかというと、英語の論文というのはたとえ文科系であっても、やたらと『議論』や『批判的姿勢』と言う形式にこだわっていて、どうやら俺が今まで日本語で書いてきた『文学的』な『味』のある文章はまったく論外なのだ。
それはわかっていた。
しかも、それは単純に『フォーマット(形式)』の問題で、いい点が取りたいのなら、それに合わせた書き方をすればいいだけのはなしだ。が、しかし、どうしてもそれを俺の『日本人』としてのアイデンティティが許さない(笑)。こういう論文では日本人は往々にして『議論をしていない』と言う評価を下されがちである。俺も今回『議論を提起しておらず、問題解決も成されていない』という採点者の評価をもらった。
問題は二つ。まずは、毎回のことであるが、論文を返されるごとに俺自身が「なんの議論をする必要があるのか」「なんの問題解決をする必要があるのか」と思うことだ。つまり「英語で論文を書くときに求められている目的」がわかっていない(笑)。もう一つの問題は、それをわかりたくないということだ。それがわかってしまうと西洋式に「完全に洗脳されてしまう」ぐらい思っている(笑)。英語圏のグローバリズムのようなものに巻き込まれて、日本に帰ってからその先兵になるのはいやだ。そんなわけで、英語式な考え方を拒否して、結果として、がんばったのにあまりいい点数がとれずへこんだりしているわけだ。つづく(続きは写真の下の「続きを読む」をクリック)
ブリストルでNLPを学ぶ仲間と共に
March 09 [Wed], 2005, 4:24
那覇市壺屋の「南窯(ふぇーぬかま)」の登り窯と『しっぱいのツボ』
いま一つの手ごたえを感じている。もう少しで手が届きそうな感じ。
2年前台湾にいる時に台北市青年公園プールというところに毎日泳ぎに行っていた。太陽がさんさんと照りつける中、屋外の50メートルプールの水中から見上げる水面は明るく、みずいろに輝いていた。俺は腕で水をかきながら思った「もう少しで、もう少しで手が届く」。
何に手が届くのか。それは、俺のからだが、どこにいてもいたずら心で満たされるのを感じる時、答を手にしている自分に気づくのだろう。
March 07 [Mon], 2005, 2:00
休日の昼下がり、田舎のパブに行ってもみんなして新聞を読んでしまうイギリス人たち
高校入学の日に俺の前の席に座ったクラスメイトが、今オックスフォードの大学院に留学しているという連絡をくれた。今週末は彼がうちを訪問しに来る。じつに15年ぶりの再会となるわけだが、なんとも楽しみ。彼はこちらに来る前は医者をやっていたというけど、いったいどういういきさつでこっちにくることになったのか興味深い。
土曜日の夜はフィンズベリー・パークにあるカリビアン料理を食べに行く予定。ベトナム、カリビアンもしくは日本料理など、ロンドンで何か食べたいものがあるかと問うたら「広島風のお好み焼き屋はないのか」と言うので、日曜日の昼は俺が手作りのお好み焼きを作ってやることにした。たぶん満足してくれると思う。(笑
March 04 [Fri], 2005, 11:58
イングランド中部の町レスターのソマリア料理屋で会食
おきなわに引っ越した相棒が日本の音楽をたくさん送ってくれた。その中で一番はまっているのがRIP SLYME(リップ・スライム)のMASTERPIECE(マスターピース)というアルバム。うーん。特にGALAXYって曲はしびれます。「黄昏サウンド」もいい。セリフと音楽がすごく一体化している珍しいユニットだと思う。ラップにありきたりの「深いメッセージ性」がないのも好感が持てる。もうカラオケ練習してます。日本に帰ったら、誰か俺と一緒に掛け合いしてくれる人募集中です(笑)。オレンジレンジの曲の掛け合い出来る人も募集しております(笑
もう一つ、今日初めて聞いてみたのがサンボマスターの「青春狂騒曲」という歌。これ、初めて聞いた時はこの人達「僕ら」とか「おれたち」とかを連発してはずかしかったのだけど、なんか、俺が最近忘れていた「パワー」を思い出させてくれる感じで元気が出る。
♪悲しみはほほをつたって
♪涙は河になるだけ
なんか忘れていた、熱い思いが、、、(爆
でも、こういうのってやっぱり生きていく上でけっこう重要なのかも。英語の曲では、こういう根本なところを満たしてもらえないのです。日本語は素晴らしい。日本人バンザイ!!

レスター近郊の田舎の村の教会。中世のの司教の別荘。イギリスはやはり田舎がよい。
March 02 [Wed], 2005, 10:27
フラットメイトに教わったフレンチトースト
今日はロンドン郊外のセント・オーバンズSt. Albansというところに週一のNLP勉強会に行ってきた。先週もきていたジョッシュと言う催眠療法を勉強している人がまた来ていて、今回は俺がクライアント役になって催眠のデモンストレーションをしてもらうことになった。
今回はイギリス人3人を前にして、「英語が母語の人複数と話をする時に、自分が無視されていると感じること」についての問題を投入した。
なかなかおもしろい経験で、久しぶりに日本のNLPで体験したような心地の良いトランス状態を体験した。ジョッシュが誘導するままに、だんだんとリラックスして、最後に自分が想像したイメージは暖かい土砂降りの雨に自分が戸外で打たれ、体に気力が充満しているところの映像だった。この状態がとても気持ちが良い。むかし見た映画「台風クラブ」を思いだした。
ゆっくりとトランスから戻ってきて、セッションが終わったあとは、みんなでNLPの技法や考え方との違いについてディスカッション。俺はこのジョッシュのことが好きだったので、しっかり信頼感があって素晴らしい体験となった。
ディスカッションが終わって帰る時に「英語のネイティブスピーカーを前に、こんな問題を話したのは初めてで自分にとってもチャレンジングだった」と話をしたら、この勉強会の場所と毎回素晴らしいディナーを用意してくれているリジーが「実は、わたしはあなたがいっていたこと最後までよく理解できなかった。でも、もう少し話せばわかるかも知れないよね」と言ってくれた。
ジョッシュの催眠セッションの中で「英語で複数のイギリス人と会話している時に、何回言葉の意味を質問しても無視されることがあって、そういう時になんで無視するのか、イギリス人が何を考えているのかわからなくて不安になることが多い」と言ったりしたので、リジーがこういう返事をしてくれたことに「今日はいってよかったな」と思った。
今日の夕食は彼女が焼いた手作りパンとパスタのスープ。イギリス人とのつきあいにも楽しい思い出が増えてきた(笑)
アールグレイティーでいただきます
February 27 [Sun], 2005, 6:59
去年のロンドンの桜。うちの近くで桜が見れるまであと一月ぐらい
(昨日からつづく)
『この話し合いに参加していいですか』
それは、俺の心の悲鳴でもあった。もし、これを俺がセミナー参加者に言えば「もう何ヶ月もいっしょにやって来てるのに、今更何を言ってるの?」と言われるだろう。実際に俺が話した参加者の多くは、俺の英語が上手なので困難を感じるとは思わなかったとも言っている。しかしだ、頭ではわかっている。でも気持ちは『この話し合いに参加していいですか』なのだ。
先日、日本にいる相棒からメールが送られてきた。それは「学習障害(LD)」のチェックリストだった。聞く・話す・読む・書く・計算する・推論するの5項目からなり、「0:ない」「1:まれにある」「2:ときどきある」「3:よくある」の4段階で回答する。各領域ごとに合計点を出し,12ポイント以上の領域が一つでもあれば 「学習上に(LD的な)困難を有する」と判断するというもの。俺はイギリスで大学の授業を受ける際と言う条件でこのテストを行ったところ、「聞く」の項目で12点という高得点をだし、
英語で授業を受ける時に「学習上に(LD的な)困難を有している」ということが確かめられた。
「聞きもらしがある」「個別に言われると聞き取れるが、集団場面では難しい 」「指示の理解が難しい」「話し合いが難しい(話し合いの流れが理解できずついていけない)」などの項目で得点が高かった。「外国語でやるんだから当たり前だろう」と頭ではわかっていても、現実に感じるリアリティーは次元が違う。そうか、これじゃあ日本にいる時のようにはいろんなところで満足できないのも当然だ。こういうことに俺は何年間も苦しんできたのか。(つづきは下の「続きを読む」をクリック)
February 26 [Sat], 2005, 6:38
冬の「チュルチュル・トゥリー」
「現代のエスプリ 2001年2月号」(至文堂)を読む。特集は「ひきこもり」。ひきこもりにここ2年ぐらい興味があって、本を読んだりしていた。2月という月は俺にとって鬼門だ。毎年調子が悪くなることが多い。あまりに毎年調子が悪くなるので、だんだんと意識するようになってきた。果たして今年もめぐってきた。しかも予想以上に。
2月14日からうちの大学はリーディング・ウイークといって自習週間になった。というわけで授業はおやすみ。それから今日にいたるまで、俺は名実ともに引きこもってしまった。外に出かけたのは2月18日から20日まで英国中部のノッティンガムのそばにあるラフバラという田舎町に友達を訪ねていったこと、22日にロンドン郊外へのNLP勉強会、そして23日の中国人の友だちとあったことだけだ。そして、先日買ってきたマック版の「シビライゼーション3」と言うシュミレーションゲームをずっとやっていた。
「現代のエスプリ」の中で唯一最後まで読んだ記事は萩原康博さんの「わがひきこもり体験を越えて」だった。この記事だけがひきこもりの当事者から書かれたもので、ほかの記事はカウンセラーや医師など、ひきこもりの人にかかわる立場の側から書かれたものだった。俺はこの人の文章を読んで涙した。この人にとっても「自分のしたいことをする」ということがとても大事だったのだろう。彼の文章から引用してみる。(つづきは下の「続きを読む」をクリック)
February 22 [Tue], 2005, 13:02
ロンドン市内のエンジェルAngelにあるタパスレストラン「キューバ・リブレ」のタパス
今日はタパスの話ではなく、お好み焼きの話。右のリンク集にも張ってあるけど「フライパンで焼く、三平太の広島風お好み焼き」レシピがある。このページ作った当時にデジカメがなく、いまだに写真を追加していない。「広島風お好み焼き」「フライパン」ト入れてGoogleで検索すると、むかしは一番上に出てきたものだが、今はどうなんだろう。
さて、びっくりしたのは俺自身だった。むかしから「お好み焼きにマヨネーズをかけるのは邪道」と言ってはばからなかったのに、最近は「味は好みだから」と自分の作ったお好みを人にだす時も柔軟姿勢を示していた。
しかし
俺自身が、自ら進んで自分の作ったお好み焼きにマヨネーズをかけるとは、、、。これがまたおいしいのだ☆ イギリスに住んだせいで絶対に味覚がおかしくなっているような気もするが、ま、どんなものでもおいしく食べられるよい子になったと思うことにしよう。