『ワンナイトインモンコック』

September 20 [Tue], 2005, 23:57
 「カンフーハッスル」「2046」を抑えて香港三大映画賞の全ての監督賞を取ったイー・トンシン監督の2004年香港映画。

 「カンフーハッスル」も「2046」もサミームービーストックの中では、高得点作品。先日観た「香港国際警察/NEW POLICE STORY」もスゲエ面白かったし、久々に香港映画に期待大!っつーことでこの映画も期待をして観ました。

 チンピラの小競り合いからモンコックでの2大組織の争いが激化。そこに主役の殺し屋、ダニエル・ウーが登場。話の流れは悪くありません。画像が暗くてガサガサしているのが気になりますが、期待をして観続けます。

 が、しかし、この殺し屋、頼りないです。っつーか殺し屋っぽいことを何もしません。それは100歩譲って良いとしても、もっと強いところ観せてくれよ〜。なんか主役なのに何の見せ場もありません。ヒロインの娼婦、セシリア・チャンをチンピラから助けるあたりは期待しましたが、そのシーンもなんだか熱くなれません。むしろシラける。

 で、どんどん失速。あ〜、眠い。一時間くらいウトウト。クライマックスでそろそろ主役ダニエル・ウーの見せ場か!?っと思い観ていたら、弱ええっ!とんでもなく夢も希望もない主役です。

 おまけに弱いくせに大流血で疾走しだします!ありえね〜。そんな元気なら最初からノリノリで行こうよ!っつーかナニしに来たの?田舎から。

 唯一救いだったのはヒロインのセシリア・チャンが暗い出演者陣の中で紅一点だったことですかね。田舎モノの役なんだけど、ポジティブで明るくて良い感じです。中国語も良い。なにより大陸の人間が香港ではどういう感じなのかが何となく伝わって来る演技が良かった。

 まあ、とにかく暗い映画でした。夢も希望もないのです。2大組織のボス達はどうなったんでしょうか?こんな屁タレな主役は久々に見ました。結構他の人たちの評価は高いですね、意見を見ているとなるほどって感じで楽しい。俺は限りなく0点に近い1点です、セシリア・チャンと香港の夜景に。
【1点/10点】
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