『ブラザーズ・グリム』 

July 23 [Sun], 2006, 22:17
 鬼才テリー・ギリアム監督作品、どのヘンが鬼才なのかは良くわかりません。グリム童話にまつわる話なので入り込みやすいテーマ。

 主役の兄ちゃんはマッド・デイモンだったのね、「チーム・アメリカ」での馬鹿にされようしか思い出せない。モニカ・ベルッチも出てるんだけど相変わらず濃いなぁ。

 ガキの頃によく読んだり聞かされた「灰かぶり」「赤ずきん」「ヘンゼルとグレーテル」「白雪姫」「いばら姫」あたりのエピソードが要所に入っています。宣伝ではグリム童話誕生の秘話ってあったんだけど、そんな秘話を語ってたのかな?分からなかったです。



 懐かしいはずの物語も全然ワクワクすること無く、中盤「日本対クロアチア戦」に向けてかなり爆睡してしまいました。出演者も思い入れの無い人ばかりだし今イチ盛り上がらなかったな。



 とにかく日本戦の前に観てたから、集中も出来なかった。日本戦は残念だったな、柳沢のは決定的だったぁ。川口は良かったな。
【3点/10点】

『愛してる、愛してない・・・』 

July 17 [Mon], 2006, 21:35
 お客さんに勧められた2002年、「アメリ」のオドレイ・トトゥ主演作品。監督は女優・モデルでも活躍している女性監督レティシア・コロンバニ。この作品女性が監督しているところが凄い。

 こう言う構成の映画は結構好き。前半がオドレイの気持ちを中心に描いた世界で、一通りストーリーが一段落すると、また最初のシーンから物語が語られます。この後半が真実の世界。



 まあ、最初からこの主人公かなりイカレてて、純粋と言う域を超えてます。もの凄く彼を思うんですけど、それが凄いんです。あんまり言ってしまうと面白くなくなるんだけど・・。



 とにかく、ヤバい映画です、怖い。恋愛ものの映画と思ったらかなりサスペンスな作品です。俺は事前にストーリー展開を聞いてしまっていたので、ちょっと先が見えすぎてて残念でした。知識なしで観るともっと面白かったな。
【5点/10点】

『エクスタシー』 

July 03 [Mon], 2006, 22:40
 「ブレイド3」と「ステルス」でジェシカ・ビールは結構気に入っていて、今回この作品に出ているので観ることにした。タイトルがなんか海外のエロビデオっぽくてちょっと躊躇した。エロビデオかドラッグビデオかなぁと思いながらチェック。

 でも、もともとのタイトルはジェシカが演じるロンドンの名前がそのままタイトルです、最初からこのタイトルにすれば良かったのにと思います。邦題は妙にB級感が漂ってて良くないね。まあB級なんだけど。

 ストーリーは良くわからない、何が言いたいのか分からん。若い男女の関係?それにドラッグの要素を入れて・・・みたいな感じ。ずっとコカインとマリファナとアルコールをやり続けて、つまらないけどよくありそうな男女のエピソードをパーティで語り合うって感じ。

 パーティには40歳のドラッグ好きの金融関係で働いているオヤジもいるんだけど、いい年こいてなにやってんだって感じ。中盤パーティ会場で暴れ回るオヤジはかなり笑えました。



 あとは、元カレのチンコの方がでかくてジェラシーだとか、チンコがたたなくて悔しいとか、愛してるって口に出して言ってちょうだいとか、生涯3度くらいは聞きそうな恋話がポツポツ、どうでもいい感じだけど。オッサンの話はもっと濃くてバカバカしい。



 そんなわけで、超どうでもいい映画。ジェシカも結構気に入ってたんだけど、あんまり魅力無かったなぁ。
【3点/10点】

『クレイマー、クレイマー』 

June 25 [Sun], 2006, 23:39
 日本のドラマってあまり好きじゃなくて殆ど観ないんだけど、恥ずかしながら2004年にフジテレビでやってたクサナギ主演の「僕と彼女と彼女の生きる道」はかなり好きだった。演技も皆よかったし子役も可愛いし、ストーリーも良いなと思って観てました。

 で、何となくこの1979年ダスティン・ホフマン主演の名作をチェックしたんだけど・・・あれぇ、こんな話だっけ?ガキの頃何度か観たと思ってたんだけど・・・とにかく「僕と彼女と彼女の生きる道」ってモロに名作パクってるやん!?

 最初から最後まで見事なまでに酷似してます。ここまで似てるなら、「クレイマークレイマー」のリメイクですとか言ってよ。なんか幻滅って感じです。ずりぃよ、

 「クレイマー、クレイマー」も当然ストーリーといい、役者の演技といい、子役の可愛さといい、素晴らしいものがあります。でも、話が進めば進むほど、「僕かの」とのシーンの真似度合いに目がいってしまってもったいない気持ちです。

 子供が怪我をしてオヤジが病院に疾走するシーンは感動です。子供のために手術に立ち会う台詞もいいですけど、この辺もしっかりパクってるね。家でのオヤジと子供の触れ合いのシーンも良い感じなんだけど、ここも酷似しまくり。

 とにかく、いい作品なんだけど、「僕かの」の記憶がいちいち邪魔してちょっと残念でした。それでも引き込ませる役者の演技とストーリーの展開はさすが名作です。最後が今イチだった気もしますけど。
【8点/10点】

『7人のマッハ』 

June 22 [Thu], 2006, 21:58
 「マッハ!」のパンナー・リットグライ監督作品。監督の愛弟子でトニー・ジャーのクラスメイトでもあるダン・チューポンを主演にしたアクション映画です。「マッハ!」もそこそこ面白かったし、7人の一流選手が集まって大奮闘すると言う触れ込みで相当期待しました。

 ノッケからアクションの連続です。カーアクションなんかはジャッキーを相当意識した感じで、スタントももの凄いことになってます、超危険!カーアクションまではまだまだ期待は高かったです。

 そしてシーンは貧しい農村に、7人の勇士も曖昧な感じで誰が肝心な7人で何をやってる人達なのかも中途半端に描かれつつ、いかにも事件が起こりそうな雰囲気にやや期待。

 で、あっという間にテロリストが占領して来てドンパチ始まりますが、その容赦なくエグクて卑劣なシーンの連続に唖然です。大丈夫かよ、この国?って感じです。

 ひたすら惨殺が続いて、なんか中途半端な7人がいつの間にか一致団結でテロに立ち向かいます。いやー、そのお寒いアクションと言ったら、スゴいです。アツくなるどころか寒くて寒くてビックリしました。サッカーボールとか体操とか・・・マジでやってんのか笑いでやってんのか分からなくなり、既に期待もクソもありません。



 極めつけの核爆弾阻止のシーンは、知恵も何もあったもんじゃありません。主役がヤケクソで怒りくるってチカラ技で飛ばした爆弾の進路も変えちゃいます。アホや。

 吹き替えなし、ワイヤーなしの本格スタントは認めます、これは本当にスゴいし危険過ぎる。でも映画としては悲惨だと思います。ボワ〜ン。
【3点/10点】

『ミート・ザ・ペアレンツ2』 

June 19 [Mon], 2006, 1:43
 ついでに2も観てみた。1はペンスティラーの演技で面白いところが幾つかあったけど、全体的にはそれほど面白い作品じゃなかった。今作はベンとロバートデニーロに加え更に大者役者ダスティン・ホフマンとバーブラ・ストライサンドが出演しているところが注目なのかな。

 確かにキャスティングが豪華なのは分かるし、ロバートデニーロとダスティンホフマンの妙な関係とコメディーは賛否両論あると思うけど、まあ悪くない感じ。でもなぁ、前回ほど笑ったシーンも無いし、くすっと笑えるシーンが幾つかあるくらいで印象も薄いです。

 赤ん坊が出てくるんだけど、なんかCGで動かされているみたいで可愛くない。アメリカで流行っている「ベビーサイン」を取り入れてた。何でも、赤ん坊は1歳半くらいから喋り出すらしいんだけど、実はその前から物事を理解できるようになっていて言葉を発したいんだけど、発声の仕組みが複雑で喋れないらしい。そこで手話みたいな方法で赤ん坊とコミュニケートするのが「ベビーサイン」なんだって。



 そんなことが出来るなんて犬の仕付けみたいだけど、神秘だ。0歳の赤ん坊が腹減ったとか眠いとか表現が出来るなんてスゴい。0歳でバイバイの仕草は良くやるけど、あれも一つのベビーサインなんだな。



 まあ、映画は確かに気を抜いてマッタリ観れて良い感じだけど、今後記憶には残らない作品だなぁと思いました。1の方がちょっとましかな。
【5点/10点】

『ミート・ザ・ペアレンツ』 

June 15 [Thu], 2006, 23:33
 2000年「オースティンパワーズ」シリーズのジェイ・ローチ監督作品。「オースティンパワーズ」はかなり好きです。DVDセットをいつか買いたいと思っているけど、なぜか高い。

 主演はベンスティラーとデニーロの異色コンビ。ベンは相当最初緊張してたみたいね。デニーロと言えば、日本の芸人で顔まねする人を思い出す、あれ面白いな〜。

 ストーリーはよくある間の悪い男のイライラムービーかと最初は思ったけど、ベンスティラーの笑いでカバーしてます。前半は結構ダレました。



 今日はサーフィンではしゃいでから帰宅後に観賞したので、疲れて今イチ感想が思い浮かばない・・・。
 
 とにかく、ベンスティラーの海パンシーンが笑える。それと、屋上でベンが猫を捕まえようとして、火事になってから逃げるシーンが一瞬だけど相当面白いよ。ベンスティラーは面白いねぇ、それでいて微妙にイケメンなのが良いね。

 最初は嫌な予感がしてたけど、段々と面白くなってくる感じ。終盤の盛り上がりは思ってたよりは良い感じだった。まったりリラックスして観れる作品で良かった。続編も観てみよう。
【6点/10点】

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』 

June 10 [Sat], 2006, 0:43
 「ロードオブザリング」とか「ナルニヤ国物語」は苦手。当然この「ハリー・ポッター」シリーズもいただけない。もう4弾目なんですなぁ、一作目で撃沈して以来です。

 この3人の子供は良く覚えているけど、すっかりでかくなって気色悪さ倍増って感じです。特にロン役の彼はクビだろ、キモイよ。女の子もスター気取りでちっとも魅力はありません。ハリーポッター役の少年はまぁ観れるかなって感じ。

 映画が始まって、確かに風景とか建物の感じは神秘的でちょっとワクワク感を煽るんですけど、人物が出てくると途端に睡魔に教われます。開始3分くらいですぐに眠り王国に引き込まれます。

 気づいたら、なんか魔法学校対抗試合をヤルとかなんとか・・・。これどんな学校なんだ?生徒を獰猛なドラゴンと戦わせるんですわ、炎は吹かれるわ、噛み付かれそうになるわで、酷い学校です。殺されたりしたら学校はどう責任をとるの?



 更に2試合目では、生徒を湖に沈めて選手に助けさせるんですけど、こんなスパルタあるかって感じ。戸塚ヨットスクールばりです。酷すぎる。

 更に更に3試合目では遂に死人が出るんですね。馬鹿みたいに学校は大騒ぎ。何だろう?ちょっと良くわかりません。どういう学校なんだろう??

 そうそう、良い面は10代の学校のくせにダンスパーティみたいなのを盛大にヤルんですね。それぞれパーティまでにカップルを成立させるんですわ、おませさんです。妙なロックパーティも始まったりして・・・。



 ハリー・ポッターが年頃になって、初めて経験する恋の行方も見逃せない!なんて触れ込みがあったんだけど、全然恋のシーンなんて無かったよ。ソフト過ぎて退屈です。そのわりには怪物みたいなのは濃厚だし。

 まあ、思ったよりはどうにか観れた感じです。雰囲気とか映像とか結構感動したし。でも長過ぎるし、主演のガキに魅力が無くてダメです、ナルニアと一緒です。
【5点/10点】

『嫌われ松子の一生』 

June 06 [Tue], 2006, 23:14
 CM界の巨匠中島哲也監督作品。「下妻物語」も面白かったし、CMも好きなので当然この作品も期待してチェックした。CM監督の作品は何かと映像ばかりが気合い入ってて、ストーリーがよく分からない事が多いんだけど、この作品はキテました。

 あと中谷美紀がかなり監督にどつかれまくって一度も褒められること無く完成した作品と言うところも、どんな作品になったか気になった。

 場所はお台場のシネマメディアージュ。ほぼ満員。

 劇中には色んなタレント、ミュージシャン、お笑いの人も続々登場します。続々登場する事はどうでもいいんだけど、この一人一人のほぼ役者としては素人の彼らを凄く上手く演出していると思った。結構他の監督だとこの辺のタレントを出すと、ただ珍しいだけって感じの配役が多いと感じるんだけど。



 中谷美紀は散々監督にどつかれて女優としても自信喪失だったみたいだけど、他のどの作品よりも気合い入ってるって感じたし、女優としてのカブも相当上がったんじゃないかと思う。

 他の出演者もほんと良かった、役者を本業としていない人を含めこれだけ良く出来ているのはやっぱり監督はスゴいなと素人目でも感じました。ボニーピンクの役は椎名林檎でも面白かったかなとか思ったりして。



 当然、CM界の巨匠、映像もスゴく良かったと思います。強烈で毒のあるポップな色使いと、松子の転落人生のギャップが良いです。日常的に花にはちっとも関心は無いんだけど、この作品でいつも松子の感情を映すように映像の隅に添えられている花はスゴくビビットで衝撃的で好きだったです。

 主役の松子は女の子だし不器用で無様でとても共感できるキャラじゃ無いんだけど、なんか魅力的で引きずり込まれた。それは松子がスゴいストレートで泥臭く人間臭いところが良かったんだろうな。あと、松子役が美人だから惹かれるのかな。チョイブスだったら悲惨なだけかも。

『Mr.&Mrs.スミス』 

May 28 [Sun], 2006, 22:43
 去年公開されてすぐに映画館で観ようと思っていて、観る機会を逃して、DVDが出てからもしばらくほっといてやーっと観ました。

 ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーと言うビッグキャストの競演。アンジェリーナは結構好きなんだけど、最初の登場で二人がカウンセリングを受けるシーンから、なんか大者振りがちょっと鼻につく感じ。

 でもやっぱり演技が上手いんだか、存在感のせいか、突っ込みどころ満載で意外とサムイシーンのオンパレードなんだけど、二人は魅力があったな。アンジェリーナはルックス的にそんなにストライクではないんだけど、なんか良い、存在感があります。



 ストーリーは単純明快。もっとテンポの良さを期待してたんだけど、意外とワクワク感が少なかったような気がします。もの凄い夫婦喧嘩がテーマなんかな?



 ストーリーも設定も悪くないし、キャストも豪華だし、映像も技術も迫力も申し分無いんだけどなーんか物足りない。メッセージがなんなのか分からないし伝わるものが何も無い事に気づきました。そんなわけで感想を書くのも一苦労な感じです。何も考えず頭空っぽで観賞するのが良い感じ。
【6点/10点】