そして旅はつづく。
Broken Flowers
この作品を観るべきかどうか迷っていました。そもそも、ジム・ジャームッシュ作品とあまり私が相性良くないこともあり・・・ひぇぇー、ごめんね。確か高校生の頃だったと思うけど、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』を観て???と目が点になったような記憶がある。もう内容は全く覚えてないけど。ストパラ観る高校生、相当当時から斜めってた様子。・・・まぁ、いちばん好きなのは『ナイト・オン・ザ・プラネット』だけど、それ以外の作品は・・・。最近の作品に至っては観てもいないという有様
Broken Flowers
この作品を観るべきかどうか迷っていました。そもそも、ジム・ジャームッシュ作品とあまり私が相性良くないこともあり・・・ひぇぇー、ごめんね。確か高校生の頃だったと思うけど、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』を観て???と目が点になったような記憶がある。もう内容は全く覚えてないけど。ストパラ観る高校生、相当当時から斜めってた様子。・・・まぁ、いちばん好きなのは『ナイト・オン・ザ・プラネット』だけど、それ以外の作品は・・・。最近の作品に至っては観てもいないという有様
そんな悲惨な状況の中、『ブロークン・フラワーズ』を観た。
観てもいないのに何だが、ここ最近ジャームッシュのイメージとして何となーく孤高なストイックさを過剰に感じて(←勝手な偏見)、それがネックになっていた気がする。私にとって、映画ってあくまでもfunなんです。今も昔も。
しかし、これ観て、ジャームッシュってこんな感じだったっけ?と思ってしまった。そうなんですか?(←誰に聞いてるの)
全編になんかゆるーい空気が漂っているというか、脱力感?ふにゃ〜。淡々とした語り口ながら、合間合間に挟まれるちょっとピントずれたような笑いも程よい感じで、気持ちよく観ることができました。
ドン(ビル・マーレイ)の元に届いた一通の手紙、それは昔の恋人からの息子の存在を知らせるものだった。隣人のウィンストン(ジェフリー・ライト)に焚き付けられ、ドンは差出人を求める旅に出る。ドン・ファンと言われていただけに、候補は4人(5人)もいるようです。これがどーにもみんな一筋縄でいかない変わり者揃いで、演じる女優さん達がまた豪華。何かウディ・アレンの映画みたいだよな、と思いましたよ。
@ローラ→露出狂(?)の娘と暮らすシングルマザー。天真爛漫、娘にロリータと名付ける。
Aドーラ→絵に描いたような家に優しい夫と暮らすが、なぜか表情は堅い。優し過ぎる夫がなんかわざとらしい。
Bカルメン→動物カウンセラー(?)。ドリトル先生よろしく動物と話せるらしい。関係ないけどペットの猫
が実家で飼ってた猫と激似。
Cペニー→エキセントリックなゴス女。魔女ことティルダ・スウィントン、ワンシーンのみ。
それで今付き合ってる彼女がおそらく一回りは年下だろうと思われる(親子でもおかしくない)可愛らしいジュリー・デルピー。やるねー、ドン(ファン)。その彼女にも三行半を突きつけられそうで、たぶん、ずっと昔から進歩ねーんだろーなこいつと思わせるドンを演じるビル・マーレイ、常に眉間に皺寄ってますが成長ないながらも同時に孤独を感じる中年男(←すべて推測)を飄々と演じています。なんかわかるんですよね。このままでいいのかと思いながらも、自分勝手な自分が変われないというのが(←すべて推測)。そしてそんな奴ほど、自分自身を見つめることは苦手なもの。『ロスト・イン・トランスレーション』からこんな感じですよね。絶妙な間を作り出して笑わせるところもさすがです。
結局、話はオチてないんですが、そんなに後味は悪くない。結論はこの映画にとってそんなに大事なことではないのかなと。息子の存在が事実だったのか、この後彼女とはどうなるのか・・・それは映画が関知すべきことではないのかもしれません。過去と未来をつなぐ現在の、まだ続く旅の一部分を観たような気がします。
観てもいないのに何だが、ここ最近ジャームッシュのイメージとして何となーく孤高なストイックさを過剰に感じて(←勝手な偏見)、それがネックになっていた気がする。私にとって、映画ってあくまでもfunなんです。今も昔も。
しかし、これ観て、ジャームッシュってこんな感じだったっけ?と思ってしまった。そうなんですか?(←誰に聞いてるの)
全編になんかゆるーい空気が漂っているというか、脱力感?ふにゃ〜。淡々とした語り口ながら、合間合間に挟まれるちょっとピントずれたような笑いも程よい感じで、気持ちよく観ることができました。
ドン(ビル・マーレイ)の元に届いた一通の手紙、それは昔の恋人からの息子の存在を知らせるものだった。隣人のウィンストン(ジェフリー・ライト)に焚き付けられ、ドンは差出人を求める旅に出る。ドン・ファンと言われていただけに、候補は4人(5人)もいるようです。これがどーにもみんな一筋縄でいかない変わり者揃いで、演じる女優さん達がまた豪華。何かウディ・アレンの映画みたいだよな、と思いましたよ。
@ローラ→露出狂(?)の娘と暮らすシングルマザー。天真爛漫、娘にロリータと名付ける。
Aドーラ→絵に描いたような家に優しい夫と暮らすが、なぜか表情は堅い。優し過ぎる夫がなんかわざとらしい。
Bカルメン→動物カウンセラー(?)。ドリトル先生よろしく動物と話せるらしい。関係ないけどペットの猫
が実家で飼ってた猫と激似。Cペニー→エキセントリックなゴス女。魔女ことティルダ・スウィントン、ワンシーンのみ。
それで今付き合ってる彼女がおそらく一回りは年下だろうと思われる(親子でもおかしくない)可愛らしいジュリー・デルピー。やるねー、ドン(ファン)。その彼女にも三行半を突きつけられそうで、たぶん、ずっと昔から進歩ねーんだろーなこいつと思わせるドンを演じるビル・マーレイ、常に眉間に皺寄ってますが成長ないながらも同時に孤独を感じる中年男(←すべて推測)を飄々と演じています。なんかわかるんですよね。このままでいいのかと思いながらも、自分勝手な自分が変われないというのが(←すべて推測)。そしてそんな奴ほど、自分自身を見つめることは苦手なもの。『ロスト・イン・トランスレーション』からこんな感じですよね。絶妙な間を作り出して笑わせるところもさすがです。
結局、話はオチてないんですが、そんなに後味は悪くない。結論はこの映画にとってそんなに大事なことではないのかなと。息子の存在が事実だったのか、この後彼女とはどうなるのか・・・それは映画が関知すべきことではないのかもしれません。過去と未来をつなぐ現在の、まだ続く旅の一部分を観たような気がします。
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