檸檬のころ

April 22 [Sun], 2007, 0:23
片田舎の高校を舞台に、5人の高校生のレモンな日々を綴る瑞々しい青春映画。懐かしさを静かに呼び起こす素朴で清々しい語り口が軽やか爽やか♪

2人のヒロイン、加代子と恵。何気ないときめきが嬉しい、高校時代を駆け抜けて・・・やがて卒業と成長の時期が訪れる。
もう、私の好みど真ん中ストライク入った感じのキラメキ☆青春日記でございます。
一見、あまり抑揚のない作りだけど、その飾らないナチュラル感がすー・・・っとあの田舎町の生活風景に入り込ませてくれる。あの間とか、淡々とした流れの中で、ちょっとくすっと笑える感じが、とっても愛しくなる映画。
高校生といってもキャラクターもエピソードも、イマドキ感は皆無。そんなところが逆に胸キュン(死語)度を加速させちゃうのですー。
ていうか、あの田舎の風景は私の故郷とかなりかぶりまして。自分の高校時代をも思い出してしまいました。あの場から抜け出したくなるよなぁ・・・とか。(爆)

中心になるのは加代子(榮倉奈々)と恵(谷村美月)。基本、それぞれ独立したエピソードになっています。何かと対照的な二人だけど、二人ともかわゆーい☆

美人で優等生の加代子の世界には2人の気になる男子がいる。中学校から一緒だった西(石田法嗣)と、彼と同じ野球部の佐々木(柄本佑)である。
加代子と西はお互い気になる存在で、おちゃらけたキャラの柄本くんは相手にされない方か・・・と勝手に自己判断してたら、加代子は佐々木と付き合うことに。およよ。柄本くん、(見た目で)決め付けてごめんよー。といっても西くんも別にイケてるわけじゃないんですけどね・・・(爆)

西はちょっと遅かったのね。もし3年前に気持ちを伝えてたら・・・若い時でも、そうじゃなくても、人生はその思いの繰り返し。
加代ちゃんはホントに佐々木くんのこと、好きになってたみたいだし。佐々木、この幸せものめー。

奈々ちゃんは、この映画で初めて観ました。先日ドラマでちょこっと拝見したけれど、その時は何の魅力も感じなかったのに・・・。誰からも愛されるマドンナ的な女の子が、とっても似合っていました。上京する自分と彼が離れ離れになるんじゃないか、って不安そうな表情が、ほんと可愛くて・・・それにしても、顔ちいさいなぁ・・・。

共感度が高かったのは、やっぱり恵ですねー。
音楽好きで将来の夢は音楽ライター。「人とは違う」自分を信じてるところとか、そうはいっても夢への不安を抱いてる様が、あーわかるよーって。アイタタ
同じ夢を持ってる友達が、雑誌に投稿が載っていきなり焦り出しちゃって、「音楽ライターの夢を諦めて頂きます!」なんて皆に言われちゃう妄想シーンなんてもうバリバリ共感しちゃいました。
私自身も文章を書いて仕事にできるって未だに憧れだし、そんな気持ちをこの場でささやかに発散したりもしてるわけだし(笑)

そんな恵が淡い気持ちを抱くようになったのが、同じ音楽の趣味を持つ軽音部の辻本くん(林直次郎)。一見スカしてるように見えるけど、実は結構かわいい天然くん。
ていうか、あの棒っぷりは辻本のキャラを出すために笑わせたいのか・・・?と実に好意的な解釈をしちゃったけど、辻本役の林くんは兄弟ギターデュオ「平川地一丁目」の弟くんだとか。
最初メタメタだった演奏が、文化祭のステージでいきなり激上手くなったのに突っ込みはナシね☆

谷村美月ちゃんは、くるくる変わる表情がとっても豊かで魅力的。コメディエンヌとしてもいけそうだし、これから楽しみな女優さんですね。

恵の初めての想いに、やがて痛みが突きつけられる時がやって来る。そして加代子の世界と、恵の世界が重なり合う瞬間。

経験から、それまで生まれなかった言葉が生まれる。成長は痛みの積み重ねであり、その積み重ねが前進を生む。
そのほんの少しの一歩を踏み出していく彼らの、ぎこちなくもすがすがしい姿が、たまらなく愛しく思えるのだ。
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