パクチー (パクチーブーム前に書いていた記事)

March 27 [Mon], 2017, 7:00
今回、紹介するのは、2014年9月に書いたものです。
まさか、その後に日本でパクチーがあれほどブームになるとは夢にも思わず・・・。
パクチーブーム、最初はフクザツな気分で眺めておりましたが、どうやら日本で身近な食材として落ち着いてきたようでホッとしております。
ブームの前の記事ですが、データとしては間違っていないでしょうから、特に修正せずにアップしてみます。
===
今回は、タイにいたら避けることのできない食材、パクチーを紹介します。
この時点でゲーッと読み飛ばしてしまう人もいるかもしれませんが、嫌いなら嫌いで、敵のことはよく知っておくべきでしょう。
それにしても、これほど好き嫌いが分かれる食材はないですね。
嫌い度にも段階がありますが、料理にちょっとでも混じったら、たとえ取り除いて姿が見えなくてもダメという、筋金入りのパクチー嫌いもいますね。
逆に熱狂的なパクチー好きもいて、世田谷にパクチー料理専門店「パクチーハウス東京」を立ちあげた方がいるほどです。
そのオーナーもずいぶんと物好きだと思いますが、そこに通う常連がいるのですから、いかにパクチーを愛している人たちが多いかもわかるでしょう。

私は、そこまでパクチーラブではありませんが、効用を思うともっとモリモリ食べたいなあとは思います。
時々、天候不順でパクチーが高騰することがあって、入手が難しくなるのですが、ネギのない蕎麦のように、あるべき料理にパクチーがないとなんとも物足りないものです。
パクチーというと印象に残っている話がいくつかありますので、その辺を織り込みながら、パクチーを紹介してみましょう。


<精力剤⁉>
もうずいぶん昔、15年以上も前の話になりますが、その頃の駐在員は、今より交際費もふんだんにあって、夜遊びももっと自由で豪快な感じはありましたね。
大企業の社長さんというのは、さすがその地位につくだけあって、なんともタフだな〜思わせるような方が多いですが、某企業の社長さんが自慢気にそのヒミツを語ってくれたことがあります。
ヒミツというか秘訣というか、それはズバリ、パクチーだそうです。
パクチーを夜にたくさん食べると精がつくんだそうで、ここぞという時には、どんぶりいっぱいのパクチーをムシャムシャと食べると語っておりました。
真偽はわかりませんが、千夜一夜物語では媚薬になると書かれており、インドでは精力増強剤にされているという話しもありますから、どんぶりいっぱいというのは、理にかなった話だったのでしょう。

<ニオイ>
ある日、家でくつろいでいると、急にカメムシのニオイがしてきました。
私は、秋田で育ちましたので、カメムシは非常に身近な存在で、油断しているとセーターの中やら鞄の中やらに入りこみ、知らないうちに潰しかけて大変なニオイに泣きたくなる・・・ということが常にありました。
東京に出て、カメムシに出会うことはほとんどなくなったのに、バンコクでいきなりあのニオイが!
どこにいるのかと、慌てて服についていないか、ソファにいるのではないかと探し回りましたが見当たりません。
ニオイは、もっと遠くからきているようです。
しかし、カメムシのニオイは、それほど遠くまで広がるものではないので不思議に思いながらたどっていくと、ナント、台所でパクチーを洗っている人がいるではないですか!
(旦那が料理担当の日でした。) 
パクチーは、それはもうイキイキとうれしそうにはしゃいでいたんですね〜。

パクチーをカメムシのニオイだという人はおりますが、この時ほどそれを実感したことはありませんでした。
真偽は不明ですが、パクチーの英語「Coriander」や学名の「Coriandrum」は、ギリシャ語のカメムシ(Koris)とアニスの実(Annon)を合わせた「Koriannon」という言葉から来ているとも言われます。
ギリシャ人もカメムシのような嫌なニオイとアニスのようないい香りとでネーミングも悩ましかったでしょうね。
ちなみに中国では、香菜と呼ばれ、もっぱらいい香りという認識のようです。

<ことわざ>
タイでは、パクチーを料理にたっぷり混ぜることもありますが、パセリのように最後に飾りとして使うこともあります。
そうしてパクチーを散らすことを「パクチー・ローイ・ナー(ผักชีโรยหน้า)」と言いますが、転じて、物事を飾ってごまかす「うわべだけの善行」ということわざになっています。

<効用>
パクチーは、古代エジプト時代から薬用に利用されてきました。
ビタミンB、ビタミンC、カロテンが豊富で、消化を助け、リウマチや関節の痛み、風邪、偏頭痛、下痢を軽くし、食中毒防止、二日酔い防止効果もあります。
また、タイ人が蚊に刺されないのはパクチーを食べているからという話もあり(パクチーにも蚊は群がるのでこの話は眉唾))、翌日に残るニンニクや酒のニオイ、さらには加齢臭まで中和させる消臭作用があるともいわれます。
最近ではデトックス効果が注目され、特に鉛やアルミニウムなどの有害金属の蓄積抑制・排出効果があるとされていますので、現代人には特にモリモリ食べて欲しい食材ともいえます。

<食べ方>
モリモリ食べるといっても、味もつけずにバリバリ食べるわけにはいきません。
おすすめは、キュウリや豆腐のサラダにたっぷり混ぜるというもの。
パクチーをハーブとしてではなく、水菜のような野菜だと思っていただくとレパートリーもひろがるというものです。
私の料理教室では、パクチーを細かく切って、梅干しのペーストと一緒にご飯に混ぜ込むというシンプルなご飯が意外にウケています。
パクチー好きは、何に入ってても好きというだけかもしれませんが・・・。


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大麦のヒミツ(2)

March 25 [Sat], 2017, 7:00
大麦は体にいい! 
血糖値の上昇抑制し、便秘を解消、コレステロール値も改善させ、肥満防止にもなり、血圧も改善!! 冠状心疾患(CHD)のリスクを減らす!

そんなスーパーフードですから、みんなもっと食べたらいいのに、どうもそういうわけにはいかないようです。
大麦をメインにご飯に混ぜる雑穀を積極的に販売している株式会社はくばくの方に商品を紹介いただきながら話を聞いてビックリしました。
大麦は、体にいいとわかっていても、ご飯にいかにもという感じで混ぜてあると、それだけで食べたがらない人がいるというのです。
えっ? なんで?? 

そういえば私の料理教室の生徒さんにも、玄米や雑穀を「体にいい」と言って食卓に出すと、それだけでご主人がイヤそうにするとこぼしている方が何人もおります。
身に覚えあります? 
「体にいい=まずい」ということで、働いて疲れて帰って来てるんだから好きなものを食べさせてくれよという理屈のようです。
いつも食べている白米の食感も食味も変えたくない人というのが思った以上に多いようです。
自分の体を作る食べ物だと思えば、ありがたくも愛おしくも美味しくも思えてきそうなものなんですが・・・どうやら私の想像以上に食に貪欲な人がたくさんいるようです。
そこではくばくは、白米と同じ大きさに大麦を加工した商品を開発したそうです。
なんという企業努力でしょう! 

もっとも大麦は、昔から嫌われ者だったようで、日本人のDNAか!? と思ってしまうほどです。
江戸時代に玄米にかわって白米が食べられるようになり、やがて麦飯も避けられるようになり、武士と町人に脚気が流行しました。
江戸を離れると病気が快方に向かうので「江戸患い」と呼ばれていました。

明治に入ると、さらに脚気患者が増え、毎年1〜3万人が脚気で死亡していたといわれるほどで、大正時代になって脚気の原因がビタミンB1と判明した後も状況はかわらず、戦争が拡大したこともあり深刻な国民病となっていました。
明治には、脚気は伝染病説など原因が判明しておりませんでしたが、海軍軍医の高木兼寛は、軍艦によって脚気の発生に差があることや患者の食事の違いから、食べ物が原因だと気がつきました。
そこで海軍に対して栄養のある洋食を採用したことで効果があることがわかり、その後パン食から麦飯に変更されました。

そんな実績にもかかわらず、高木の麦飯推奨がたんぱく質を原因として考えていたこともあり、科学的な証明が完全になされず、それ以上に麦飯が兵員に不評だったため、海軍の麦の割合が2割5分まで低下、なかには調理員が麦を海に捨てていたなんてこともあり、海軍の脚気発生率がまた上昇しました。

一方、陸軍は、海軍の兵食改革に否定的で、白米をたっぷりとる日本食を採用しました。ところが脚気患者は増える一方のため、麦飯の稟議が出されましたが、森林太郎を中心とした軍医等が反対したため、麦飯は採用されることがありませんでした。
さらに自己判断で麦飯を採用した軍医が軍規違反で処罰されるほどに麦飯は目の敵にされました。
森林太郎とは、森鴎外のことです。
まさか日本を代表する文豪が日本の脚気史に関わっていたとは驚きです。
科学的な証明はないとしても、疫学として証明されたに久しい麦飯をどうしてそこまで避けたのか。
試すだけ試してみればいいのに理解に苦しみます。
まあ、当時の麦は今よりもさらに食べにくいものであったでしょうけれど。
脚気は、その後、1950年ごろにアリナミンが導入されて、やっと減少となったのでした。

当時は副菜が不足して十分に食べることができず、かわりに白米をどんなに食べても栄養にはならず、脚気が発症してしまうということを歴史が証明しているようなものです。
白米を食べるなとはいいませんが、白米は、嗜好品だと思って食べるくらいがよいかと思います。
大麦やその他の雑穀をご飯に混ぜるのがイヤなら、おかずやスープにさりげなく入れて美味しく食べる方法はいろいろありますので、ぜひ実践して欲しいと思います。

試しに食べてみたい方は、サラッディーへどうぞ!

参考: はくばく http://www.hakubaku.co.jp/
http://ja.wikipedia.org/wiki/日本の脚気史




人気漫画「JIN 仁」でもkの脚気の問題は、取り上げられていました。

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パックブン・ファイデーン

March 24 [Fri], 2017, 9:33
これからはマメに更新していくぞ〜! と思った途端に会社のネットが不調。
結局、今週は修理に来てもらえず、、、ビル全体が不調らしくていつになるやら・・・。
これは、めずらしく自宅で書いております。

さて今回は、タイ料理の基本中の基本!?
食べることの多いパックブンという野菜と代表的な料理パックブン・ファイデーンについてちょっと書いてみます。

念のために説明いたしますと、パックブンとはクウシンサイのこと、ファイデーンは赤い炎、つまり強火でいっきに炒めた料理のことです。
私がタイでまず初めに食べたタイ料理がこれでした。
タイ料理は苦手で避けているけれど、パックブン・ファイデーンは、タイ料理の接待の時やゴルフ場でよく注文するという方も多いのではないでしょうか? 
野菜嫌いだけどパックブンはOKというのは、日本人だけでなくタイ人にも共通しているようです。
タイ料理屋で何か野菜を食べようとメニューをめくって、やっぱりこれしかないか・・・ということもよくあります。



パックブンは、熱帯アジア原産のヒルガオ科の野菜です。
タイで通常食されているのは、「パックブン・チーン」という緑の濃い品種ですが、他にソムタムのつけあわせに出る赤い「パックブン・ナー」や色が薄くて太くより歯ごたえのある「パックブン・タイ」というのもあります。
英語では、Water Morning Glory、日本語でも朝顔菜の名があります。
最近では、クウシンサイ(空心菜/空芯菜)という名が定着しつつありますが、エンサイ、ヨウサイ、カンコンなどいろいろな名前で呼ばれています。



名前の通り、芯が空洞になっていてそれほど栄養があるようにも見えないのですが、これがビックリ、もしタイにパックブンがなかったら、タイ人はもっと失明した人が多かっただろうと言われています。
よくホウレンソウと比較されますが、ホウレンソウに比べてカルシウムが4倍、ビタミンAが5倍、ビタミンBとビタミンCが2倍も含んでいると言われます。
効用としては、目や血液、歯、骨の健康を守り、疲労回復、夏バテ防止、貧血予防の他、解毒作用もあります。
さらに血糖値上昇抑制効果があるので糖尿病予防にもなります。

食べても美味しく栄養も豊富なパックブンですが、難点はクロロフィル(葉緑素)と鉄分が豊富で、加熱するとお湯が緑になったり、パックブン自体が黒っぽく変色しやすくなることです。
見た目の美しさにこだわる日本料理での利用はなかなか難しいですが、栄養的に問題はありませんので、気にせずどんどん食べて欲しいところです。
タイスキの材料にもなっていますから、鍋にもよく合います。

パックブンに多く含まれているカロテンは、よく油との相性がよく吸収がよくなると言われますが、パックブン・ファイデーンはまさに理想的な料理とも言えます。
簡単でなじみのある料理ですが、それはそれなりに家庭の味というのがあるようです。
ナンプラーとオイスターソースを使ったり、片方だけだったり、ナンプラーのかわりに醤油だったり、タオジアオという豆味噌を使っているのもあります。
私は、この豆味噌を使ったのが好きです。ちょっと納豆っぽい感じもしますね。

定番だからこそ、いろいろ工夫をしている店もあります。
私がタイに来る前ですから、かれこれ18年も前にテレビで紹介されて話題になった「空飛ぶ空心菜」のお店は、ピサヌロークとパタヤで今も健在なようです。
最近は、パックブンを細切りにしてシャキシャキの食感をより楽しめるようにしたファイデーンもあります。
まるで歯ごたえのある細麺のような感じですが、最初に食べたのは、クルア・ジェーゴーという店で、ずいぶんと感動したものでした。
そのうちコカレストランも同じようなメニューを出すようになり、割とあちこちで目にするようになりました。
SALADeeでも定番メニューにしようかと検討中です。



細切りにすると食感がよくなるだけでなく、調味料が絡みやすくなるので、油や塩分を控えられるのでおススメです。細切りにするバックブンカッターという道具を当店で販売していますが、ベトナムからの輸入品です。
ベトナムは、細切りにしたのをサラダにして好んで食べています。たしかに生で食べても美味しいのですが、寄生虫の問題があるので、ベトナム政府は気をつけるよう呼びかけています。
それでいくと生の場合は、オーガニック栽培よりは、水耕栽培のものを食べる方がいいということになります。

もう一つ、豆知識。
日本で青梗菜と同じくらいに広まってもよかったと思うのですが、そうならなかった一つに名称問題があるように思います。
実は、「空心菜」「エンサイ」という名前を一企業が商標登録してしまっているのです。
ですから、その名で販売する場合は、その会社にお金を払わなければならないのです。
中国でも「空心菜」は一般的な野菜の名称だというのに、これを日本で一企業がその名称の権利を独占するとはオドロキ、それを許してしまった特許庁にも呆れてしまいます。
そんな成り行きもあって、流通の上で支障となっていろんな名称が広まってしまったようです。
いっそ日本でも「パックブン」と呼んじゃえばいいのにねぇ・・・。
コリアンダーも最近は、パクチーで通じるようになってきていますものね。
もう遅いか…!?


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大麦のヒミツ(1)

March 18 [Sat], 2017, 5:00
前回、「フードファディズム」とか食のブームについて述べました。

「〇〇がいい!」  
「××は食べちゃいけない!!」

こんな情報に踊らされないように・・・とエラソーに述べたわけですが、今回は、「雑穀がいい!」「大麦がスゴイ!」って話を書いてしまいます。
でもこれは、決してブームではないのです。
歴史的にもデータにも裏付けされた健康食材です。
もっとも最近になって新たに注目されるべき成分がみつかって、アメリカのFDA(The Food and Drug Administration)など、国として大麦の摂取を推奨するほどで、そういう意味ではブームな食材ともいえるかもしれません。
でも、これをブームで終わらせたくない、日常の食卓に当たり前のように並べて欲しいからこそ、今回、大麦を紹介させていただきます。

特に糖尿病や心疾患の心配がある方、メタボ気味の方には、この記事で大麦のことをしっかり知っていただいて、ぜひ試していただきたいと思います。

さて、大麦というとどんなイメージでしょうか? 
なんか古臭い? 貧乏くさい? まずそう? 
そもそもどんなものだかわからない? ビール? 麦茶? 麦飯?

大麦は、約1万年も前に西〜中央アジアで栽培されていた、世界最古の穀物の一つです。
日本には、米よりも先に伝来しています。
平安時代には、米と一緒に麦飯として主食として食べられてきました。
他にも麦茶や焼酎、ビールなどの飲み物にされたり、醤油や味噌などの原料にもなっており、日本人にはとても身近な穀物です。
怒涛の時代を生きたにもかかわらず、当時としては長寿であった徳川家康は、好んで麦飯を食べていたそうです。
ところがその後、白米が食べられるようになると、麦飯も避けられるようになり、やがて食べられる機会がぐっと減ってしまいました。

そんな大麦が今になって健康食品として注目を浴びています。
特に注目されているのが、食物繊維です。
食物繊維は、以前はカス扱いされていましたが、重要な働きがあるとして「第6の栄養素」として見直されるようになりました。
食物繊維には、野菜や玄米、キノコなどに含まれる不溶性食物繊維と海藻や果物、大麦に多く含まれる水溶性食物繊維の2種類があります。
大麦は、水溶性と不溶性をバランスよく含み、食物繊維の量は、精白米の17倍もあるのです。

血糖値の上昇抑制! 便秘解消! 
コレステロール値の改善! 肥満防止! 血圧改善!




大麦に含まれるβグルカンという水溶性の食物繊維は、血糖値の上昇を抑制する効果があります。
水溶性食物繊維は、小腸でネバネバの状態になってゆっくりと消化され、糖の吸収もゆっくりなので、血糖値があがりにくくなるわけです。
それによりインスリンの過剰分泌を抑えることになりますので、太りにくくもなります。
さらに腸内環境もよくなりますので、便秘の予防・解消に効果があります。
また、小腸でコレステロールの吸収を妨げる作用もあるのです。

食物繊維の他に、大麦は、カルシウムも白米の3倍、カリウムも2倍含んでいます。
カリウムが豊富なので、血圧を安定させることができますし、カルシウムが豊富なので年代を問わず食べて欲しい穀物です。

この大麦、健康効果が素晴らしいのはたしかですが、調べてみたらこの歴史がまたオモシロイのです。
本当に日本人って・・・とためいきつきたくなるような事件があったりしました。
食への興味というのは、栄養だけ、味覚だけではありません。
人類の歴史、文化と深くかかわっているというのがまた魅力でもあります。
次回は、大麦のヒミツ(2)でもっと大麦のことを知ってもらいたいと思います。

参考: はくばく http://www.hakubaku.co.jp/


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健康食品 今昔物語?

March 15 [Wed], 2017, 5:00
健康に気を使うようになり、何を食べるべきか? と考えた時に、てっとり早く「〇〇にいい」という食材に手をだしたくなるのは人情というものです。
ダイエットしなきゃなぁ〜と思っている時に朝バナナがいいとか納豆がいいとか、血圧や血糖値が気になって健康診断も近いし…と思っている時に寒天がいいとか酢がいいとか、そんな情報が盛んにメディアにとりあげられていたら試してみようと思うのも無理はありません。

食材には、とかくブームというものがあります。
本来、体にいいものは時代に関係なくいいものはいいはずなのですが、ある時、急に流行り出すものがあります。
それまで知られていなかった新たな効能が発見されて注目されたということでしょうが、流行りで終わってしまい、やがて忘れ去られてしまい供給過剰になってしまうなんとも残念な食材もたくさんあります。
流行りに関係なく食べている人にとっては、急なブームのせいで入手が困難になって迷惑な思いをすることもあります。
こうした特定の食品を摂取することで健康になる、あるいは病気になるといったマスコミによって作り出される健康情報に踊らされて、バランスを欠いた異常な食行動をとることを「フードファディズム」と言います。
その中には、体にいいからと量を無視して大量摂取し、かえって健康を損ねるといったこともあります。
また、食への期待や不安で極端な食事法や特定食品の推奨や排除、食品を善悪に二分化してしまうといった現象も含められます。

私も日頃から野菜は薬ではない、全体としてバランスのよい食生活が肝心と唱えつつも、おススメ食材を熱く語る時もありますし、マスコミの紹介にへぇ〜っと飛びついてしまうこともあります。
実際に「いい情報」もあるはずですから、日常に取り入れることは間違いではないと思うのですが、程度問題ということでしょう。
あるいは、本当にいいものであれば、きちんと長続きさせることが大事です。

それにしても・・・本当にいろんな流行り廃りがありましたねぇ。
思いつくまま検索しているうちに、ちょうどよくブームをまとめたサイトに行き当たりました。

「現代ビジネス」 経済の死角 −今度はトマトか!「健康食品」盛衰史 −
紅茶キノコ、にがり、納豆、バナナ...。これまでにもあったあらわれてはすぐ消えていく「〇〇に効く」ブーム。飽きっぽいのはもはや国民性なのか(笑)  
(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/31928

よくまとめられているのでそのままサイト内の表を添付します。
(いいのかな? 問題あったらお知らせください。)

あ〜、あったね〜というのや、自分も試した…とか、今でもちゃんと続けてるよ〜といろいろあるのではないでしょうか。
他にもリンゴダイエットやおからクッキー、白インゲンなど、まだまだあります。
このサイトは、2012年のもので、ちょうどトマトのダイエット効果が叫ばれた時に書かれたものです。
トマトがダイエットにいいなら、日本人の何倍もトマトを毎日食べている西洋人があんなに太ってるわけないじゃん、、、と私は、あのブームは冷たく眺めていましたし、納豆の時も同じです。
最近は、雑穀がきてるかなという気がします。
雑穀は自分でも効果を実感していて、ブーム以前から推奨している身としてはフクザツな心境ですが、ブームが定着して栽培がもっと本格化し、長期的に手軽にもっと安く雑穀が入手できるようになるならそれもありがたいかなと思って眺めています。
そういう意味では、この機に乗じてやはり雑穀を熱心にすすめてしまいそうな予感(^_^;) 
次表、どうぞ飲み会のネタにでもしてみてください。



こちらから拡大画像が見られます。



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健幸食豆知識シリーズ始めます!

March 13 [Mon], 2017, 15:18
あまりにブログを放置するのもなんだし、自分の考えをまとめるためにも、初心に戻るためにも、過去にあちこちで書いた話をまとめてみようかと思い立ちました。
写真が少なくてつまらないかもしれませんが、よろしければおつきあいください。
(さて、どこまで続くか)

2014年4月 KANRIMANのための健幸食豆知識より

<健幸料理とは(1)>

この機会を利用して、私が生業としている「健幸料理」をひろめていこうと思いたちました。
以前、「KANRIMANのための簡単こだわり健幸料理講座」というシリーズを連載して、簡単なレシピを紹介しておりました。
その当時は、まさか店を開くとは思っておりませんでしたが、記事を書くために調べたり考えたことが、今に役立っているように思います。

今回は、レシピの他に食と病気の関係、野菜や果物の知識など小ネタを織り交ぜながら、健幸をキーワードに自由に書いていきます。
健康の常識なんて時代によって変わったり、年齢によって食べるべき食事、食べなくていい食事があったりしますので、なかなか簡単にまとめるのは難しい部分もあります。
このシリーズでは、あくまでも働き盛りのKANRIMANのみなさまを対象に、知っておいていただきたいお役立ち情報をお届けし、私も一緒に学んでいきたいと思っておりますので、よろしくおつきあいくださいませ。

◆ ヘルシー&ハッピー! ◆

健幸というのは、単に健康診断で異常がなかったということではありません。
朝パッチリ快適に目をさまし、日中しっかり働き、よく笑って、美味しいと感じながら食事をし、夜はぐっすり眠れる状態が理想だと思っています。
身体が丈夫というだけでなく、心から幸せを実感、つまりヘルシーでハッピーな状態です。
そんな健幸状態に導く料理、それが健幸料理のめざすところです。
具体的な定義としては、野菜・果物・雑穀をたっぷりバランスよく使い、油を控え(いい油を使い、揚げ物はしない)、動物質は良質のものを適度に摂取、白米や白砂糖は嗜好品と考えてなるべく避けます。

ところが、「ヘルシー」と聞くだけで、眉をひそめて敬遠する方もおりまして、「俺はウサギじゃないから!」と言われたこともありますし、なんか無理に食べさせられるというイメージを持つ方も多いようです。
健幸料理は、そんなガマンを強いる料理ではなく、美味しく食べられて、食べた後に身体が喜ぶことを実感できる料理、しかも作る人にもうれし〜簡単料理です。
ただ、私の店SALADeeでも健幸料理と謳っていますが、まだまだ万人に受け入れられる状態ではなく、どうもウサギさんイメージを払拭しきれていません。
毎日食べる食事をめざして安い料金でがんばっていますので、まずは、お試しにいらしていただき、感想などいただけたらうれしいです。


◆ 野菜を食べよう! ◆

今さらな感じのこの小見出し、子供のころからどれだけ聞かされてきたことでしょう。
野菜嫌いの人からしたら、ほっといてくれ〜! という感じではないでしょうか。
そもそもなんで野菜を食べなくてはならないのでしょうか? 
理由は単純、まあ、おわかりでしょうが、これまでの調査研究において、野菜の摂取が生活習慣病やガンなどの病気を予防する効果があることがわかっているからです。
野菜の摂取量が多い人は、少ない人に比べてガンの発症率が低いという研究成果があります。
昔に比べて野菜の摂取量が減り、肉や嗜好物の摂取が増えるにつれて、病気が増えています。

では、野菜の代わりにサプリメントで済ませたら? 
βカロテンが肺がんを予防することはわかっています。
ただ、ニンジンなど野菜から摂取している人はたしかにそうなのですが、サプリでβカロテンを摂取した人は、むしろ肺がんのリスクが高くなったという報告があります。
サプリ自体の検証が完全になされているわけではないので断定は難しいですが、やはり栄養は食材からとるのがいいと考えさせられる研究でした。

厚生労働省は、健康のために1日野菜を350g、果物の可食部分150gを食べるようにと推奨しています。
日本人の平均は目標の7〜8割程度の達成率となっています。
私は、まずは野菜・果物を合わせてとにかく500g食べましょうとすすめています。
タイには、幸いにも豊富な果物がたくさんあります。中ぐらいのバナナ1本で可食部が約100gと覚えておくといいでしょう。
日本では、ダイエット法として朝バナナが流行りましたが、朝に限らず、飲み会の前にバナナ1本! はかなりおすすめです。




料理教室のご案内 プライベートレッスンも受け付けます!

March 09 [Thu], 2017, 13:06
うわ〜、びっくりです。
ブログ、更新しなきゃ、しなきゃ、、、と思ってましたが、まさか最後の更新からこんなに時間がたっていたとは・・・( ;∀;)
たしかに毎日、忙しくしてるんですけど、なんかもっときちんと時間決めてメリハリとあれこれこなせるようにならないといけないですね〜。
すでに今年も1/6が過ぎてしまって、間もなく1/4も過ぎようとして焦りますが、改めてメリハリ生活を今年の目標にしようと思います。

さてさて、3月は、年度末でなんだか落ち着かない毎日を送っていらっしゃる方も多いようですね。
健幸料理倶楽部も送別会やら何やらで生徒さん少な目です、、、。
宣伝もしてないんだから集客する気あるんかいって感じでもありますね。
とりあえず、、、来月までの予定をお知らせしておきます。

【3月の予定】
10日(金) 雑穀1(大麦、キヌア、ハト麦等)
13日(月) 豆1(大豆、小豆、緑豆)
14日(火) バジル3兄弟
15日(水) クロントイタラートツアー
16日(木) クロントイタラートツアー
17日(金) 雑穀2(ヒエ、アワ、キビ、ソバ等)
20日(月) 豆2(レンズマメ、ヒヨコマメ等)
24日(金) 雑穀3(チアシード、オート麦)
29日(水) ショウガファミリー

【4月の予定】
4月4日(火) タイ料理(イサーン料理)
4月5日(水) バジル3兄弟
4月20日(木) 雑穀1(大麦、キヌア、アマランサスなど)
4月27日(木) 雑穀2(アワ、ヒエ、ソバなど)
4月28日(金) 豆1(大豆、小豆、緑豆)


1回800バーツ、3回分まとめての支払いで2.100バーツ(申し込みは後日で可)。

お忙しい方や旅行者の方など、下記のスペシャル講座をプライベートレッスン(個人でもグループでも)お受けしますのでご相談ください。(+200バーツ) 夕方の講座もOKです!
(1) 雑穀1〜3  (2) 豆1〜2 (3)パクチーとバジル

ご連絡は、saladee.aosawa(アットマーク)gmail.com 青澤まで
迷惑メール対策ですので、(アットマーク)=@に変えて送ってください。
TEL/SMS 081-836-6350 でもどうぞ〜!


プロフィール
  • プロフィール画像
  • ニックネーム:☆青☆
  • 性別:女性
  • 誕生日:1967年
  • 血液型:O型
  • 現住所:国外
  • 職業:その他
読者になる
1996年末に来タイ、以来、タイの移り変わりを見ながら、自身も紆余曲折しつつタイの野菜・果物の勉強を続け、2012年に健幸料理の店「SALADee」をオープン。「幸せな毎日は、心身の健康から、心身の健康は、正しい食事から」をモットーに、ヘルシー&ハッピーな「健幸料理」を広めるのが夢です。店や料理教室の宣伝を交えながら、日常のつぶやき、お役立ち情報などを発信していきます。
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