第4話:勇者の神器A 

June 11 [Mon], 2007, 1:55
兵士長「そうでした! 王子、勇者の神器は地下でございますか(▼o▼ )!?」

お〜っと、それどころじゃない!と兵士長が話を戻す…が!!!


さくや「王子! 勇者の神器と姫を僕にください(;´Д`)ハァハァ」
前夜の悪夢の後では…姫はまさに天使そのものだった!

兵士長「要求が増えたぁぁぁ(▼Д▼;)!?」

フェルナ姫「Σ(・ω・`;o)oビクッ!」

後ずさるフェルナ姫…
興奮冷めぬ…勇者さくや(;´Д`)ハァハァ
オロオロする兵士長…

そして…
怒りに打ち震える王子…(・∀・)ワナワナ!


王子「…さらし首にしろ(・∀・)!」

さくや「えぇ( д)゜゜!? そんな…お兄様ぁ!」
王子の足元にすがりつく勇者さくや!!!


お兄様…だと…? (・∀・)ブチッ!


王子「誰でもよい…余の剣をここへ…今すぐにだ(#゚Д゚)ドリャァァァ!」

さくや&兵士長&フェルナ姫「(゚Д゚〓゚Д゚)!?」


大切な妹を傷つけられた(?)王子を止めるのに兵士総動員…
フェルナ姫は部屋の隅でビクビク!
兵士長は混乱の余りかろやかに踊り…
さくやは数箇所刺された…

血で血を洗う…
まぁ、刺されたのはさくやだけなんでそんな大したもんではないが…
確かにその日…そこには修羅場があったΣ(´□`;)!



王子「ほむ(・∀・) 地下から勝手にもっていけ!」
もう飽きた王子…

さくや「結局それぇかよ(゜Д゜#)!?」


そして…
余はもう疲れた…下がれ(・∀・)!と命令を受けた勇者さくや…
兵士長の案内で地下の宝物庫へと向かった…


そこはたいまつの火が灯る薄暗い場所…
宝物庫は牢屋のあるフロアの更に地下にある


ガシャンッ!

さくや「…ん(・◇・ )?」

なんと、勇者は前触れもなく牢屋に閉じ込められた!!!


さくや「ちょ…Σ((゚Д゚ノ)))!?」
何が…起きたんだ!?と慌てる勇者さくや!

兵士長「あ、申し訳ございません! つい(▼Д▼;)…」
また体が勝手に動いてしまった…

牢屋の格子越しに非礼を詫びる兵士長

さくや「ううん…誰にでも間違いはあるもんだよ… 早く出して(*´∇`*)?」

和やかな雰囲気…
こんなの大した事じゃない…笑いとばそう♪と牢屋が開くのを待つ勇者さくや


兵士長「…(▼д▼;)」
さくや「(*´∇`)…」

兵士長「……(▼Д▼;)」
さくや「( -∇-)……?」

兵士長「…………(▼□▼ll)」
さくや「ちょ….;゚;Д;゚;.ガクガク!」

な、なんと…
兵士長はすさまじい葛藤に顔を歪めている!

さくや「ハゥゥ━━━Σ(゜◇゜;)━━━ゥウッ!」
勇者はちょっとだけ『覚悟』を決めた…!


数分後…
我に返った兵士長はさくやを牢屋から出し…さらに地下へと案内する

そこには鉄格子に囲まれた大きな宝箱が…!

ガチャッ!
兵士長は鉄の扉を開けた!

さくや「(ノ´▽`)ノオオッ♪」

長年地下に眠っていたとは思えない程の輝きを放つ宝箱にさくやは大興奮!


さくや「開けていいの^−^?」

兵士長「どうぞ、お取りください(*▼∇▼* )!」


ギィィィィィィ……ガチャッ!

さくや&兵士長「…あれ?」

しかし、宝箱は空っぽだった!


( д)゜゜!?


中に一枚の紙切れが…
兵士長は紙切れを手に取り読み上げた

『勇者の神器は頂いた! 女盗賊ジェニファー』


さくや&兵士長「なんじゃこらぁ〜(゜Д゜#)!?」



スーサン城から盗み出された…勇者の神器!?
女盗賊ジェニファーとは一体何者なのか…
勇者と認められるのにも苦労し…神器すらも…
さくやの運命が捻じ曲がっていく!!!


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第4話:勇者の神器 

June 11 [Mon], 2007, 1:54
スーサン城 王の間
今まさに…王家の血を引きし者と勇者の末裔が…そこに…!?


王子「嫌っ(・∀・)!」
無邪気に嫌がる美しき王子…

さくや「マジ勘弁して下さい…本当に勇者なんですよぉ(PД`q。)!」
必死に弁解を試みるさくや!!!


兵士長「そうですぞ、王子! 勇者殿を牢屋に入れるなど…できませぬぞヾ(▼ヘ▼;)!」
見かねて王子の説得にあたる兵士長…!

魔王ルータンが力をつけてきている今…勇者の存在は世界に残された一筋の希望の光!


王子「だって醜いの嫌いなんだもん(・3・)ブ〜!」
駄々をこねる美し〜い王子…

さくや「ストラ〜イク(゜Д゜#)!」


兵士長「そんな…王子! 勇者殿だって好きでこのような容姿で生きている訳ではございませぬぞ… あっ…ごめっ(▼Д▼;)!」
正直で真面目なその性格がうっかり口を滑らせた!

さくや「ストラ〜イク2(PД`q。)!」


兵士長は必死にさくやの弁護…
王子はただただ嫌がる…

さくやは生まれたての小鹿のように震えていた.;゚;Д;゚;.ガクガク


兵士長「王子! ここは一つさくや殿を勇者と認めて下されヾ(▼ヘ▼;)!」

認める認めない…
まずそこから始めなくてはいけない…前代未聞の勇者だった!

さくや「(ノД`)・゜ウワァァン!」

涙が止まらない勇者さくや…がんばる兵士長…


そして…

王子「余の人生において唯一の汚点である(・∀・)!」
かなり言い過ぎだった…!

さくや「ぐはぁ(゜Д゜#)! バッタ〜アウト!」
立っていることすらできず…膝をつくさくや



そんなこんなで…かれこれ30分経過…

王子「もう余はこやつの顔に慣れたから許してつかわす(・∀・)!」
長い歴史の中で…これほど恣意的な王がいただろうか…!?

兵士長「王子… も、もう慣れたのですか(▼Д▼;)!?」
まだ少し心のどこかに抵抗がある兵士長!

さくや「ちょ…待てよ…お前…(゜Д゜#)!」


さてさて…
とりあえず勇者さくやはお城を追い出されずに済むことになり…
事の次第を王子たちに説明したε=(。・ д ・。)ヤレヤレ…

王子「ほむ…(・∀・)」
慣れても直視はやはりきついの…と思う王子

兵士長「やはり勇者狩りの噂は本当だったのですなヾ(▼ヘ▼;)…」

さくや「僕タンの彼女たちも死んじゃったの。+゚(゚´Д`゚)゚+。」
平和だったあの頃を思い出しては涙する勇者

兵士長「勇者殿は恋人がおられたのですか…それはさぞかし辛いことでしょうに… ん? 彼女たち(▼o▼ )?」

さくや「ん^−^? 僕タンいっぱい恋人いたよ?」

兵士長「ほうほう…やはり勇者殿となると女子の人気もすごいのでしょうなぁ(ノ▼ο▼)ノ!」
仕事一筋の兵士長には羨ましい話だった

さくや「僕タンが近づくとみんなキャ〜キャ〜言ってね(*´∇`*)?」

兵士長「えぇ(▼∇▼*)…」
朗らかな笑顔で話を聞く兵士長

さくや「み〜んな散らばってねヾ(o・∇・)ノ?」
ジェスチャー付きで嬉しそうに話すさくや

兵士長「え、えぇ…」

さくや「追いかけっこが始まるの^−^」


勇者は綺麗な思い出話に酔いしれ…
兵士長は段々話が見えなくなっていく


兵士長「ちょ…それって…」

さくや「いつも僕タンが鬼なの(*´ω`*)エヘヘ…」

兵士長「……」

さくや「捕まえたら鬼交代なはずなんだけどね…みんな恥ずかしがり屋さんだからお家ん中まで逃げちゃって鍵しめちゃうの^−^」

勇者は気分良く話し終えた…
しかし、兵士長は何も答えない…!

と、言うよりも…返す言葉が見つからなかった!!!


王子「わいせつ物陳列罪の罪で牢屋にぶち込んでおけ(・∀・)!」

さくや「( д)゜゜…思い出がぁ!?」

どうしてもさくやを牢屋にぶち込みたい王子…
罪状などまったくもって些細な事だった!



と、まぁ…
こんなしつこい展開を繰り返し…話はやっと勇者の神器へ!

さくや「長老がね、王子のとこで勇者の何たらがもらえるって言ってたの^−^」

王子「いいから死ね(・∀・)!」
どうにもこうにも激しい拒否反応が出てしまう王子!


カツカツカツカツ…

そこへ…
奥の階段からそれはそれは綺麗な女の子が近づいてきた

兵士長「フェルナ姫(▼o▼ )!?」

フェルナ姫「Σ(・ω・`;o)oビクッ!」
さっとカーテンの後ろに隠れる姫!

兵士長「どうかなされましたか? あ、こちら勇者殿でございますヾ(▼ヘ▼;)!」

さくや「(;´Д`)ハァハァ カワイイ…」
無意識の内にゾンビのようにフラフラと近づきだすさくや…

フェルナ姫「Σ(・ω・`;o)oビクッビクッ!」
同じ歩数だけ逃げる姫!

兵士長「はっはっはっ 姫は怖がり屋さんですからな(*▼∇▼* )」

王子「(・∀・)むぅ…」
何か…気に食わない王子…


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第3話:スーサン城と王子A 

June 11 [Mon], 2007, 1:51
絶望の淵に立たされた…さくや…
しかし、道具袋の中にはまだ希望の光が…

キラ〜〜ンッ!
勇者の証が眩い輝きを放っている!!!

さくや「(ノ´▽`)ノオォ!」


勇者の証を取り出し、天高くかざした!


さくや「おっちゃん! これいくらで売れる^−^?」

ちょ…( д)゜゜!?


武器屋の親父「少年…!? 勇者なのかいΣ(´・ω・`;)!?」
そのあまりに眩い輝きに目が眩む親父!

さくや「うん、僕タン…勇者だよ^−^?」

武器屋の親父「なら、まずお城へ行きなさい! 勇者には神器があるだろう(´・ω・`)?」

親父はお城を指差した


さくや「ん…^−^? そういえば長老も王だか王子だか…何か言ってたな…」

武器屋の親父「王は今はいないよ…」
どこか気まずそうに話す親父…?

武器屋の親父「既に王子が皇位を継承してこの大陸を支配…ゥウンッ!…治めているんだ(´・ω・`)」


スーサン城…
城下町を包み込むような強制力と威厳を感じる…


さくや「うん! じゃあ、僕タンお城に行ってくるね^−^♪」
明るく元気にお礼を言い、お城の方角へと歩き出す

武器屋の親父「気をつけるんだよ〜(´・ω・`)/~」
心配そうにさくやの後ろ姿を見送る親父…
 

ん…? 気をつける…?




数分後…
さくやはお城に着いた

さくや「す…すげぇ(゚Д゚〓゚Д゚)!」
あまりに立派なお城の造りに興奮するさくや!

兵士「なんだお前は!? 怪しいやつめ!」

さくや「僕タン勇者だよ^−^?」
その怪しい少年は勇者の証を兵士に見せお城へ入れてもらった


お城の中に入ると目の前には大きな階段…
それを取り囲むように水が流れている

さくやは架け橋を渡り階段を上った


そこは広い王の間…
その奥にはそれはそれは美しい顔をした王子が座っている

さくやは王子に近づき…話しかけた!



王子「醜い…つまみ出せ(・∀・)!」
チラッと見るや否や…間髪入れずに退出命令!!!

さくや「ちょ…あ…え…( д)゜゜!?」


すぐに数人の兵士が駆けつけ…さくやを無理矢理階段の方へと連れていく!


その時…

キラ〜〜ンッ!
袋の中の勇者の証が眩く輝きだした!!!


王子「…(・∀・)待て!」
チラっと…さくやを見る王子…

はっ! 兵士達は王子の命に反応し…さくやを放す!

さくや「ふぅ…(* ´Д`*)=3」
ホッと肩を撫で下ろすさくや…



王子「やはり醜いことには変わりはない…牢にぶち込んでおけ(・∀・)!」
直視しないように命令を下す王子!

さくや「(゜Д゜#)!?」


そして、必死な形相で勇者の証のことを説明するさくや!!!


王子「ほむ…(・∀・)」
首を90度曲げ…直視を避けながら耳を傾ける王子…

さくや「僕タンが勇者だってわかってくれた(;´Д`)?」

兵士長「勇者殿でしたか! 先ほどのご無礼お許し下さい( ▼O▼ )! 」

さくや「ん^−^? いいよ? 王子もわかってくれたし…」

ちょっと仲良しな雰囲気で話し始めるさくやと兵士たちだが…



王子「醜い上に見苦しい…つまみ出せ(・∀・)!」

兵士長「( д) ▼▼!?」
さくや「何を言っても無駄なんですかぁ(゜Д゜#)!?」



勇者の神器を求め…スーサン城へ…
歓迎どころか…醜い!と言われ牢屋にぶち込まれそうな勇者さくや…
このままさくやは…牢屋の中で一生を過ごすのか!?


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第3話:スーサン城と王子 

June 11 [Mon], 2007, 1:50
ソロ〜リ…ソロ〜リ…

さくやは道具袋を手に取り…忍び足で宿屋を抜け出そうとしている


さくや「….;゚;Д;゚;.ガクガク」
体の震えを必死に抑え…そ〜っと…そ〜っと…

女は満足そうな笑みを浮かべ…ベッドで小さな寝息を立てている


ドアまで…もう少し…

さくや「…あと…ちょっとだ…(;´Д`)ハァハァ」
頼む…このまま目を覚まさないで! さくやは心の中で叫んでいた!


そして…
さくやの右手が…ドアノブに…かかる!

その時!!!

マミィ「う〜ん…さくタン(* −∇−*)ムニャ」

なんと、おばちゃんが寝返りをうった!

さくや「(||゚Д゚)ヒィィィ!(゚Д゚||)」

ズダダダダダダッ!
さくやは一目散に宿屋を抜け出し、町の外れまで走り抜けた!

宿屋の部屋にはおばちゃん(推定年齢30代後半)と長老の遺体が残された…




町の外れの壁に寄りかかるさくや…
さくや「マジ勘弁…(;´Д`)ハァハァ」

少年とその横で裸で眠るおばちゃんと遺体…
どんな名探偵でも何が起こったのかは推理不可能!

誰かに見られでもしてたら…と心臓がまだバクバクするさくやだった


武器屋の親父「少年…どうかしたのか(´・ω・`)?」

小屋に『武器屋』の看板…
そのカウンターからおっちゃんが身を乗り出し優しく声をかけてくれた

さくや「( ;Д;)ウゥ……」
あまりにも急な展開(拉致)…そして…突然の優しさ…

武器屋の親父「だ、大丈夫か…少年(´・ω・`;)?」

さくや「o(´^`)o ウー…」
涙をこらえる…さくや
 
認めたくない…
泣いたらこの現実を認めてしまうことになる…泣くな…僕タン…


武器屋の親父「どうしたんだ…? 何か大切なものでも失くしたのかい(´・ω・`)?」

その優しさが…さくやの涙腺をゆるめた!


さくや「そうなんです! 失くしちゃったんですぅ…ウワァァァン(ノД`)・゜」
涙が洪水のように流れ落ちる!!!


武器屋の親父「そ、そうか…見つかるといいな(´・ω・`;)!」

さくや「初体験は一度しかないんですってばぁ(´゚ д ゚`)!!!」
血眼になって悲痛な叫び…!!!

しかし、武器屋の親父にその意味は伝わらなかった!


武器屋の親父「まぁ、元気出しなよ! ほら、何か買ってくかい? 安くしとくよ(´・ω・`)?」
カウンター越しにさくやの頭を撫でてやる親父

さくや「ん? 武器? 欲しい^−^♪」
ピタッと泣き止むさくや!


武器屋の親父「えとなぁ…」

さくや「ドキドキ(*´∇`*)ドキドキ」
生まれて初めての武器の購入にさくやの胸は高鳴る!

武器屋の親父「たけのこの剣と…竹の鎧…笹の薬草…あとはたけのこの里だ(´・ω・`)!

さぁ、どれにする!?とカウンターの上にずらっと並べられる品々!


さくや「おっちゃん…竹しかないんだけど^−^」

武器屋の親父「ごめん…(´・ω・`;)」

さくや「しかも、おっちゃん… 笹の薬草って…ちゃんと回復するの^−^?」

武器屋の親父「あ、ごめん…(´・ω・`;)」

さくや「ちょ…謝るようなもん売ろうとしないでよ(゜Д゜#)!」


ささっと品をカウンターの下へと引っ込める親父!


武器屋の親父「でも…ほら! このたけのこの剣なら…そこそこ… ねぇ(´・ω・`)?」

さくや「いや…ちょ…!? ねぇ?…とか聞かれてもΣ(´□`;)!」


まぁ、でも…
とりあえず拾った棒切れよりは幾分かはましな武器…
さくやは道具袋から財布を取り出し…所持金をチェックした


さくや「( д)゜゜!?」

なんと、財布の中身は空っぽだった!!!

代わりにメモが一枚…

『お姉さんは高いのよ(*´艸`*)? byマミタン』


さくや「何でこっちが払わなきゃいけないんだよぉヽ(´Д` lll)ノ!?」


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第2話:旅立ちの朝A 

June 11 [Mon], 2007, 1:48
タタタタタタッ! 町の中へ!


さくや「お姉ちゃん、お姉ちゃん! 僕タンと遊ばない^−^?」
必死に…血眼で…さくやは話しかけた!

女「あら! 可愛い子(*´∇`*)」

しかし、見事におばちゃんだった!

さくや「あ…Σ(・Д・`;o)oビクッ!」
十代の好奇心は一瞬で塵と化した!

女「マミィよ! 何して遊んでくれるのかしら…(* ノ∇ノ)キャ−」

さくや「いや…いいです…(´□`;)」
ゆっくりと静かに後ずさるさくや…!

マミィ「(「・ω・)「ガォー」
抱いて…と言わんばかりにジリジリと近寄る女!!!

ズタタタタタッ!
さくやは老人の元へ一目散で走り出した!!!

しかし、回り込まれた!!!


マミィ「虎穴に入らずんば虎子を得ずよ…坊や(;´Д`)ハァハァ」
既に興奮ピークのおばちゃんの息遣いは荒い…!

さくや「ちょ…違っ(゜Д゜#)!」


ティルリルリラ〜ン♪
さくやは戦闘に巻き込まれた! 嫌だぁぁぁあヾ( ゚ Д ゚ ;)ノ!


マミィのターン!

→・アプローチ
  ・脱ぐ
  ・脱がす
  ・大人のおもちゃ

さくやを抱きしめた!!!

さくやのさくやは恐れおののき縮こまっている!


さくやのターン!

→・戦う
  ・特技
  ・道具
  ・逃げる

しかし、さくやのさくやは完全に戦意を失っている!


マミィのターン!

  ・アプローチ
  ・脱ぐ
  ・脱がす
→・大人のおもちゃ

マミィは大人のおもちゃ『クロロホルム』を使った!


マミィ「さぁ…坊や! 素敵な世界へ連れてってあげるわ(;´Д`)ハァハァ」
大人にも程があるおもちゃだった!

さくや「あぁぁぁぁぁぁヾ(゚`Д´゚ )ノぁぁぁぁぁぁあ」
汚れを知らない無垢な少年の叫びも虚しく…




一夜が明けた…




チャリラリラリラリラ〜ン♪

さくやのレベルが上がった!

さくや「はぁ(゜Д゜#)!?」


→Lvが2になった!
→力が2上がった!
→体力が3上がった!

さくや「立派な経験値ってことですかぁ( д)゜゜!?」


→現実の厳しさを21知った!

さくや「Σ((゚Д゚ノ)))」


→かしこさの分母の値が4増えた!

さくや「うぉぉおΣ(゜◇゜;)!?」


→特技『現実逃避』を覚えた!

さくや「特技ぃ!? これで本当にレベル上がったのぉo(゚◇゚o)!?」
突然の奇妙なレベルアップに戸惑いを隠せないさくや…!


さくや「ん…^−^?」
まだ何か項目が…あるぞ?


→抱ける女の年齢層が12増えた!!!

さくや「うわぁぁぁ(((゚`Д´゚ノ)))!」


さくや「こうなったら…ヾ(`゚ Д ゚´)ノウリャ〜!!」
特技『現実逃避』を唱えた!

しかし、現実にも回り込まれてしまった!!!


ズド━━━━━Orz━━━━━ンッ!




爽快な日差しがカーテン越しに差し込む部屋
モーニングコーヒーでもなんて言いたくなるような朝…

目覚めたさくやの隣にはマミィが!?

さくや「ヽ(゚Д゚ヽ ミ ノ゚Д゚)ノ!?」
現実を受け止めきれない…さくや!


そして…
ベッドの下には老人が横たわっている!

さくや「長老…長老ってばぁ(;´Д`)…!」
必死に小声で話しかけるさくや…

老人「( ´△`)…」

しかし、返事がない…
ただの屍のようだ…ε=(。・ д ・。)チーンッ!


さくや「お願い戻ってきて! 今だけは一人になりたくないのΣ(´□`;)!」



早くも大切仲間を失ってしまった勇者さくや…
巨大な敵はすぐ横で寝息を立てている…
勇者の運命や……いかに!?


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第2話:旅立ちの朝 

June 11 [Mon], 2007, 1:47
薄暗い空に映し出される魔王ルータンのビジョン…

長い黒髪に赤く…怪しく光る瞳…
その姿は見る者全てを魅了するほどに美しかった…


魔王ルータン「これで勇者は全て滅ぼしたぞ( `・ ∇ ・´ж)! この世界は魔王ルータン様のものだ!」

世界に絶望だけを残し…魔王ルータンの姿は消えた…



さくや「(;´Д`)ハァハァ ルータン…」
勇者(?)さくやは空に映し出された魔王とは思えぬ美しき姿に興奮している!

老人「…(;一一) ジィー」
無表情でさくやを見つめる長老…

さくや「あ…(゜Д゜#)!? 長老! 生きてたの!?」
横たわる長老に駆け寄るさくや!

老人「…グフッ!」
やっぱり無理な気がしてきた長老…危篤!?

さくや「ちょ…( д)゜゜!?」
僕タンのせい!?とさくや

どうにもこうにも心配で死ねない老人…もはや精神が肉体を凌駕していた!

老人「さくやよ…勇者の証を捨てるんじゃない… それを持って王の下へ行くのじゃ( ´Д`)…!」
話をするだけで全身に激痛が走る…それでも長老は必死に…!

さくや「ん(・◇・ )? さっきのやつ…?」
チラっと草むらに目を向けるさくや…

さくや「あれ…嫌い(*´∇`*)!」
プイっと目を背け…無邪気に一言!

老人「ちょ…嫌いって… うっ!」
肉体にも…精神にも大きなダメージ!

さくや「ん^−^?」

老人「( ´△`)…」


村の外れに広がる森
生い茂る草木の中…唯一陽の射す一角で無言で見つめあう二人…

そこに何とも言えぬ空気と音楽が流れた…

チャチャチャラ〜ン チャラララ〜ンッ♪

なんと、長老は仕方なく仲間になった!


さくや「( д)゜゜!?」
意味がわからない…さくや!

老人は勇者の証を拾い上げ…道具袋の中に入れた

老人「おらぁ! さっさと行くぞ(#゚Д゚)ゴルァ!」
長老のキャラは変わっていた!

さくや「(||゚Д゚)ヒィィィ!(゚Д゚||)」

そして、さくやは長老を仲間に加え勇者の村を後にした…


『さくや』
職業:勇者
性格:寂しがり屋
Lv:1
装備:とりあえず拾った棒きれ
    普通の服
    勇者の証

『老人』
職業:長老
性格:死にかけ
Lv:36
装備:魔法の杖
    長老のローブ
    思い出のペンダント(孫の写真入り)




滅ぼされた勇者の村から東の方角へ2時間ほど歩き続ける…
二人が向かった先はこの大陸を統率する…スーサン城…

まださくやが幼き頃…
さくやは一度だけ父親に連れられ城へ行ったことがあった

そこで一日だけのお友達ができたっけ…
顔すら思い出せないが笑顔で思い出に浸るさくや


そんなこんなで…
スーサン城に到着(* ゚∇゚ *)!


遠くからでも視界に入ってくるほど大きく立派なお城…
それを取り巻く城下町…

近くに港町があり…この城下町では色々なものが手に入る

武器屋… 道具屋… 大広場… 酒場…
薄っすらと残る記憶を頼りに幼き頃の友を探すのもいい…


さて…
さくやが選んだ行動は…?


さくや「おっしゃ! 行くぞぉ(っ゚听)っ!」

老人「ここで王に挨拶をするのだ…王は代々この地にて勇者の神器を守り続けておる…」
瀕死の体で必死に最後の使命を…と勇者を王の下へ導こうとする長老

しかし、さくやの姿がない!

老人「はぁ(;゜ロ゜)!?」
忽然と消えたさくや…戸惑う長老!


老人「え…ちょ…(((゜◇゜;);゜◇゜)))あのやろ…どこに!?」
キョロキョロと辺りを見渡す長老…

老人「あっ…いた(#゜Д゜)!」

なんと、さくやは綺麗なお姉ちゃんを見つけ走り出していた!


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第1話:勇者の目覚めA 

June 11 [Mon], 2007, 1:45
さくや「長老…( д)゜゜!?」
血まみれなのでとりあえず焦るさくや!

老人「ちょ…( д)゜゜ さくやぁ!?」
まさかお前が最後の望みかよ!と生きる希望がかき消されそうな老人!

さくや「うん! 僕タン今起きたの^−^」
満面の笑みを浮かべるさくや

老人「そ、そんな馬鹿な( ´Д` )…」
絶望が老人の体を走る…!

さくや「ん〜^−^?」

血まみれだったから最初はビックリしたけど…
そんな昔の事なんて何のその!
さくやはニコニコと長老を見ている


このままでは死ぬに死ねない老人…
激痛を堪え…体を起こす

老人「聞くのだ…さくやよ 我々の村は魔王の手によって全滅した( ´△`)… 村の者は皆…うぅ…」
長老の目から涙が零れ落ちる…

さくや「(゜Д゜#)!?」
その言葉に驚きを隠せないさくや…!

老人「落ち着くのだ…さくやよ 今は悲しむ時間などない…」
尽きようとしている己の命…そう長くはない

さくや「長老…(´Д`;)」
拳を握り締め…何か思いつめたようなさくや…

老人「さくやよ…気持ちはわかるが…」
言葉にならない長老…

そして…
ゆっくりと顔を上げるさくや!

さくや「魔王って…なに^−^?」
まったくわかっていなかった…!

老人「…Σ(´Д` ||| )!?」
まさかそこから説明しなければならないとは!と驚愕する長老!

さくや「魔王…? おいしいの〜(´∇`*)?」
無邪気に何度も問いかける無邪気な馬鹿…

長老「( ´△`)アァァ…ァァ…」
これで世界は終わりなんじゃ…長老の中で最後の望みが音をたてて崩れていく!

さくや「ん? どうしたの^−^?」
世界の最後の望みは無邪気に微笑んだ!

老人「……グフッ!」
その顔を見て吐血し…息絶える老人!

さくや「ほぇ( ・◇・)?」
新しい遊びか何かかな…? まったく緊張感のないさくや!


まったく動かなくなってしまった老人…
状況が飲み込めていないさくやがポケ〜とそばでたたずんでいると…

キラ〜〜ンッ!
太陽の光を受け…何かが光った!

さくや「(ノ´▽`)ノおおぉ! な〜んか見〜っけ♪」

嬉しそうに駆け寄るさくや…
近くに落ちていた『勇者の証』を手に取った!

さくや「なんだこれぇヾ(o・∇・o)ノ!?」
手に持ち…不思議そうに眺めるさくや

手のひらサイズの紋章…
どこか威厳のある雰囲気を放っている


さくや「お…!? なんか文字があるぞ(*´∇`)?」

勇者の証にはこう刻まれていた

『我が一族の末裔の者よ…そなたの体に流れる血に秘められし力を信じよ…
 滅ぼすべき敵とこの勇者の証が揃うとき…そなたは勇者として覚醒するであろう…』

さくや「( ・◇・)?」
しかし、漢字の読めないさくやには意味がまったく伝わっていない!


『…が…の…の…よ…そなたの…に…れる…に…められし…を…じよ…
 …ぼすべき…とこの…の…が…うとき…そなたは…として…するであろう…』

と、さくやには見えている!(´Д`)=3


さくや「うわぁぁぁあ(゜Д゜#)!」
突如…物凄い不快感に襲われるさくや!

ポィッ!
さくやの体は拒絶反応を起こし…勇者の証を投げ捨てた!


カラ〜ンッ…
勇者の証は草むらの中へ…

さくや「ふぅ(* ´Д`*)=3 さ、村に帰って皆と遊ぼ〜っと♪」

長老の死も虚しく…
その言葉や想いはまったくさくやには伝わっていなかった!



魔王の手により滅ぼされた勇者の村…
世界の最後の望み…一人生き残った勇者の末裔…
それは小さな少年さくや!
馬鹿で…もう…どうしょうもない…さくや…

世界はどうなってしまうのか!?




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http://sakuyanodaibouken.com

挿絵等で充実してますよヽ(● ´ ー ` ●)/

第1話:勇者の目覚め 

June 11 [Mon], 2007, 1:41
グ〜 グ〜…ウヒィ! ムニャ…zzzzz

とある小さな村のはずれの森…
気持ちの良い陽射しの下でお昼寝をする少年が一人


さくや「う〜ん…(ノД`)ムニャムニャ」
ヨダレを垂らしながら幸せそうに眠る少年の名はさくや

さくや「僕タンね…君のことが大好きなの ん…君も? ムニャ…わ〜ぃ…」

とてもお馬鹿そうな顔
お気に入りの黒いサングラス
髪は金髪…地毛!
あ…えぇ…まぁ…何ともお馬鹿そうな雰囲気いっぱいな少年(´▽`)ケラケラ

その日は天気が良かったのでさくやは一人森へと入りお昼寝をしてたのだった



そんな小さな幸せとは裏腹に…その頃!!!

彼の村…
そう、勇者の村では…
魔王ルータンの手によって勇者狩りが行われていた!


魔王ルータン「勇者の血を引く者は一人残らず殺ってしまうのだ( `・ ∇ ・´ж)!」
上空に映し出される魔王の姿…村を恐怖と絶望で包み込む

キャー! 助けてぇ! …村人の悲鳴が!?


魔族A「ギャッハッハ! 魔王様のご命令だ…そらぁ(∴`┏ω┓´)/!」
長く…鋭い爪! 襲いかかる魔物!

いやぁぁ! やめてぇ! …鮮血が!?


魔族B「ヤーハッハ! ほれ…ほれほれほれ(*゚┏∇┓゚)ノヘ!!」
快楽に酔い…慈悲など一欠けらもない!

あぅ! 鞭はやめてぇ…あぅ!! …隅っこの方で何かが!?


それはもう地獄絵図のような光景…

明るく晴れていた空も魔王ルータンの悪しき力により暗雲がたちこめていた…


勇者の末裔が住む村…
さくやの大切な仲間が絶体絶命…
まさに、勇者となりし者が目覚める時!!!

…なんだけど、さくやはまだ寝ていた〜(ノ゜凵K)ノオォ〜トット!!!


さくや「う〜ん…僕タン寒くなってきちゃった(ノД`)ムニャ…」
ブルッと震え、丸くなるさくや

さくや「ん? 君が抱きしめて暖めてくれるの^−^? ムニャ…わ〜ぃ…」
ニコ〜っと比較的気色の悪い笑みが顔に広がる…

さくや「あれ…? でも、君…少し毛深いね… ううん…案外好きかも…ムニャ…」

暗雲の下で冷たい風を受けながら…
まだ幸せそうにお昼寝♪



そして、村では…
正統な血を引きし者達の望み…
『生きたい』ただそれだけのささやかな望みが粉々になる!


ズガァァァァァァアアアアンッ!!!!

村を襲う止めの一発!
魔王の黒き雷『ルータンの涙』!!!

その一瞬の黒い輝きと爆音と共に村人は……Σ(´□`;)アァ!



そして、その頃…
その大きな音に後々の勇者…さくやは目覚めた!

さくや「ちょ…待っ(゜Д゜#)!?」
何か恐ろしいものを見てしまったかのように起き上がるさくや!

タタタタタタッ…!
木の陰で少年を覗いていたうさぎが驚き逃げ出す…

あれ…何が起きたんだ?と辺りを見渡すさくや


さくや「ふぅ… 顔だけ可愛くて…体はペンギンとか…マジ勘弁だよね^−^」
勇者の血を引きしさくやの夢…擬似恋愛のお相手は… え(゚Д゚〓゚Д゚)何!?

さくや「顔がペンギンでも体さえ女の子なオッケーだったのに(*´∇`*)」

…いいのか!?


さくやがまだ寝ぼけモードでポ〜っとしてると…

そこへ…
血まみれの老人が!

老人「うぅ…そこにおるのは誰じゃ…?」

ふらふらと手探りで歩く…
どうやら『ルータンの涙』の衝撃で失明したようだ…


老人「誰でもいい…我が村の者は皆勇者の末裔…この勇者の証を持って王のところへ行くのじゃ…」
その命は風前の灯…最後の力を振り絞り…伝える

老人「魔王ルータンを倒せるは我々…勇者の末裔だけじゃ( ´△`)…」

バタンッ!
血を吐き…倒れる老人!


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