ふぃくしょん89 

2006年02月25日(土) 2時18分
whirlwingの体が青白く光大量の魔力が流れこんでいく・・

『willよ・・一つだけ聞かせてくれ・・・
私亡き後・・GMを引き継いでくれないか・・』

『verdandi・・・それはできない・・・私は今ここにいる自分が好きだ
仲間の皆が好きだ・・時には上手くいかないときもある・・
傷つくときもある・・しかし私は今を大切に生きていたいんだ・・』

『そうか・・しかたないな・・・』verdandiは全員を見た・・

全ての魔力を吸収したwhirlwingが言う
『これから時間逆行を行う!全ての仲間を取り戻そう・・
そして帰ろう!私達の世界に・・』

その瞬間だった・・

verdandiは最後の力を振り絞り一本の触手を動かした。

その触手は鋭く尖りwhirlwingの背後から襲い掛かる・・

空気が凍る・・

verdandiの触手に体を貫かれ血を吐くwhirlwingを見たとき
誰も動けなかった・・言葉がでなかった・・・

『かはっ・・ver・・Verdandi・・なにを・・・』

『行かせない・・・お前達をこのまま行かせはしない・・・』
失った魔力がverdanidiの戻る・・

『我最後の魔力・・・貴様達を道ずれ・・・
共にいこう黄泉の国へと!』

verdandiは最後の呪文を唱えた・・

『みんな・・逃げて・・・自爆呪文だ・・・この部屋は全て消し飛ぶ・・』
whirlwingが苦しみながら言う・・

『もう遅い・・・』verdandiが笑った・・

光が襲い掛かってくる・・・

つづく


ふぃくしょん90 

2006年02月25日(土) 1時33分
時間の流れが遅く感じる・・・
人は死ぬときそんな風に感じるらしい・・

比較的verdandiから離れた場所にいた私は
その光が私の仲間たちを消滅させていくのを見ていた・・

声がでない・・

意識が暴走する・・失ったものの悲しみ・・
そして自らの死への恐怖・・

目を閉じた・・またどこかで会おう・・さようなら・・・

『桜!!』聖徳が桜娘を抱きかかえる。
それと同時に瞬間詠唱を始めた・・

その光が襲ってくるまでの時間・・・
数秒もない・・その時間に本来は終わるはずも無い詠唱・・
奇跡だったのか・・

『大聖堂よ・・我が身を守り全てを防げ!!バジリカ!!!!』

桜娘と聖徳の周りに絶対防御空間が出来上がった・・

『桜しっかりしろ!』聖徳が声をかける・・
『聖ちゃん・・・』

絶対防御呪文をもってしてもverdandiの最後の光は防ぎきれないようだ
聖徳の背中に青白い炎があがる・・

『く・・・・』聖徳は痛みに耐えながら桜娘を抱いた

『聖ちゃん・・離して・・君だけなら耐えれるはずだよ・・ねぇ離してったら!』

『・・・・・』聖徳は無言で耐えつづけた・・

『聖ちゃん!聖ちゃん!お願いだから・・
私を置いていかないで・・・死んじゃやだ・・ねぇ!ねぇったら!』

『さ・・さくら・・おまえは生きろ・・・・このverdandiを・・・
再びこのこのようなことが・・・おきないように・・・』

『やだ・・やだ・・やだよぉ・・・聖ちゃん・・やだよぉ・・・』

『桜と会えて俺は嬉しかった・・今君のためにこうしてできることは・・
俺が望んでいたこと・・・いままでありがとう・・・愛してるよ・・・』

『聖ちゃん・・』

私は強く聖徳を抱きしめてKISSをした・・・

光はやがておさまり私の腕のなかには動かなくなった聖徳がいた。

辺り一面には何も無い・・全ては焼き尽くされた世界・・
何もない・・誰もいない・・

私の失ったものは私の全てだった・・・

つづく

ふぃくしょん91 

2006年02月25日(土) 0時54分
私は何をするべきなのか・・

ただここに呆然と立ち尽くしていた・・

心の中で皆の姿を思い浮かべる・・
皆の笑顔・・楽しかった記憶・・

verdandiの野望は終わった・・

明日からまたいつもと変らない世界が始まるだろう・・

今日ここで起きたことは私しか知らない・・

多くの人間は変らない日常を過ごし
変らない世界に暮らしていくだろう・・

私は全てを失った・・・
私は全てを失ってしまったのだ・・・

『あぁぁぁっぁぁぁぁっぁぁ!!!!!!!』
私は叫んだ・・

両手を大地に叩きつけて泣いた・・

悔しくて悲しくて寂しくて・・・
泣いた・・泣いた・・・泣いた・・・

手から血が滲んでも痛みが麻痺しても
叩きつづけた・・

泣いて・・泣いて・・泣いて・・

地面に倒れこみ・・空を見上げてまた泣いた。

つづく

ふぃくしょん92 

2006年02月25日(土) 0時02分
涙でかすんだ目の中に空から降り注ぐ光が見えた・・

空は割れ眩いばかりの光・・・
舞い落ちる白い羽・・

23人の白衣のものがそこに現れた・・

『・・・ゲ・・ゲームマス・・タ・・・・』
私は立ち上がった。

『桜娘さん・・verdandiの野望をよく止めてくれた・・
私達審議者達は今verdandiの支配が解かれたこの世界に
ようやく辿り着くことができた・・』lokiが言う

『わ・・わたしが倒したんじゃない!み・・みんなが倒したんだから・・』

『心から感謝しています・・私達に出来ることは何でもするつもりです』

『じゃあ・・・じゃあ皆を帰して・・!元の世界に返して!!』
私はlokiにすがりながら言った。

『・・・・残念ですがそれはできないのです・・・・
この世界のことはこの世界のゲームマスターしかできません・・
私達は他世界の審議者・・この世界ではその力はないのです・・・』

『じゃあ早く新しいゲームマスターを選んでよ!そしたらその人が
できるでしょ!ねぇはやく帰して・・・・かえしてったら!』

『ゲームマスターになるためには数年の修行と選定を要します・・
今すぐに誰でも選べるというわけではないのです・・』

『数年・・その間にみんな消えちゃうよぁ・・・』

『残念ですが・・・』

つづく

ふぃくしょん93 

2006年02月25日(土) 0時01分
『そんなぁ・・・』私は力なく座り込んでしまった。

そんな私をみてthorが言う・・
『loki様・・・あれを試してみてはいかがでしょうか・・
この娘・・元審議者補佐のwillとも交流があったようですし
もしかしたら可能性があるかもしれません・・』

『ふむ・・・桜娘よ・・ひとつだけ・・・たった一つだけ
仲間を救う可能性がある・・』

『え・・・』私は再び立ち上がった・・

『それは・・・あなたがゲームマスターになること・・
今からその資格があるかの試験を行い合格すればその魔力を
もって時間逆行をすればよい・・』

『わ・・わたしが・・・ゲームマスター・・・』

『うむ・・しかし君には辛いことが一つある・・
それはゲームマスターになった場合今までの君に関する
全ての記憶を消去しなくてはならない・・
君の大切な仲間達は君のことを覚えてはおらず
君もまた仲間のことを忘れてしまう・・
それでもいいのかね・・』

『皆を忘れてしまう・・・私を忘れてしまう・・・』

『そう・・ゲームマスターが特定の人間に肩入れしてしまうことを
防ぐための規則なのだ・・それでもいいなら試してみるが・・』

皆に貰った命・・皆に貰った思い出・・・私は悩むことなんてなかった

『はい!お願いします・・私が皆を助けられるなら・・・』

『うむ・・では試そう・・・』
lokiは呪文を唱え桜娘の額に指を置く・・
桜娘の体が金色に光った。

『まだまだ精神は未熟なれど仲間を思う心・・正義感・・
大丈夫であろう・・・』

『じゃあ・・・私は・・』

『ようこそ審議者会へ・・ともに世界の真理を守っていこう・・』

つづく

フィクション94 

2006年02月25日(土) 0時00分
桜娘は白く輝きその容姿はゲームマスターのそれだった。

『新しい審議者桜娘・・いやverdandiに歓迎の意を表す!』

かつて経験したことの無い力・・
魔力の大きさ・・・
verdandiが力に溺れてしまったのも無理もないと思った。

『verdandiよ・・まず何を行う・・』odinが尋ねた・・

『それはもちろん・・・仲間達を取り返すことです・・・』
私は呪文を唱えた・・・

『悠久の大地・・真理の時計・・枯れし花は芽吹き・・死するものは生きよ・・
理をもって理を制し全ての事象を復元せよ・・・時間逆行!!!!』

辺り一面の景色が急激に変化する・・
草が生え枯れまた生える・・・
太陽は昇り沈み月が昇る・・・

私は全ての魔力を放出し力つきて崩れ落ちた。
lokiがそれを支える・・

『目的は達せられたようだな・・verdandiよ覚えてもらうことが
山ほどある・・・居城に行き・・辛い修行の日々だぞ・・』

『はい・・がんばります・・・・・・みんなもがんばってね・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バイバイ』

そして全員は審議者の居城へと向かう・・

その道すがらirisに尋ねた・・

『ねぇねぇ・・ゲームマスターっていつまでやんないとダメなのかな?』

『ふふふ・・本当は嫌なのですね・・・後継者が現れるまで・・
自分よりも優れた後継者が育ってくれば変更してくれますよ・・
それが3日後か・・何年後になるか・・・ですけど』

『そうか・・・いつかまた帰りたいな・・皆のいる世界に・・・』

桜娘は後ろをちょっと振り返り笑った・・・

fin

ふぃくしょん95 えぴろーぐ 

2006年02月24日(金) 23時39分
いつもと変らない朝・・・
月帝は羅残と明日のGvについて話し合っていた。

『やっぱりwizがたんないよね・・』

そこに同盟の皆がやってきて雑談・・・
くだらない話・・でもその時間が楽しい・・・

羅残にwisが入る。職位を変更してほしいとのこと・・・
G情報を出し言われたとおりの職位を打ち込む・・あれ?

『なあ・・月帝・・この(櫻咲く)って職位誰がつけてたんだっけ?』

『えーっと・・・ちょっと覚えてないなー』

『そか・・・なんか忘れてるような気がするんだよな・・・』

『お・・私もなんか忘れてるような気がずっとしてて・・なんだろね』

ケツァカトルがやってきた。
『アモンラー沸きだよー皆でいかない??』

『いいねいいね!』

皆は立ち上がり支度を整える・・

『でもあれだな・・wizも足んないけどハンターもいれたいな・・』
羅残はそう言うとモロクへと向かった・・

エピローグ2へ

ふぃくしょん96 えぴろーぐ2 

2006年02月24日(金) 4時51分
聖徳は空いた時間を持て余していた・・

いつもはBOSS狩りに行くメンバーも今日はいないようだ・・
プロンテラの露店をいくつか見て気に入ったものを少し買って・・

なんとなくプロンテラ南から外にでた・・

今日もいい天気だ・・周りには雑談している人たちがいる

『マヤーでも見に行ってみるかな・・』
そのまま南へと歩き出した。

その途中一生懸命プパを叩いているノービスを一人見つけた。
とっさに辻ブレスをかけてあげた。

『ありがとうございます!』ノービスはお礼をいった。

『いえいえ・・』

『ところで今なにをしてくれたんですか??』

『あらw 初心者さんだったのか・・・ブレスっていって
ステータスをあげる魔法をかけたんだよ・・ほらダメージがあがってるでしょ)

『わー本当だ!』ノービスはプパを倒して収集品を拾い上げた。

『魔法を使えるってことは魔法使いさんですねー』

『いや・・ハイプリーストっていう職業なんだけど・・』

『なんでリンゴが頭に載ってるのですか?』

『はははw ねぇもしよかったら少し手伝ってあげようか?
ちょうどやることなかったし・・』

『いいんですか!!わーいわーい!』

『いいですよよろしくね』

『こちらこそよろしくお願いします!』

『ところで何になるのステータスの振り方とか解るかな?』

『えっとハンターっていうのになりたいんです』

『そかーじゃあとりあえずdexを振ってね』

『わかりました聖ちゃん!』

『聖ちゃんって・・・』

『あ・・なれなれしすぎでしたか・・・orz』

『いやいやいいよ・・じゃあ俺はなんて呼べばいいかなw』

『呼び捨てでいいですよー』

『そかじゃあ遠慮なく・・・・・』

ふぃくしょん END・・・

written by 桜娘

special thanks 
crescendo requiem and all friends


ふぃくしょん86 

2006年02月23日(木) 21時28分
私は思わず声のする方向を見た・・
そこに舞う一迅の風・・

その風が私の横を通り過ぎる・・

『ソウルブレイカー!!』
そのアサシンクロスは神速のスピードでverdandiを斬り付けた。

『く・・く〜さん・・・どうして・・・どうしてここに・・・??』

そのアサシンクロスはギルドの人間ではない・・
なぜこんなところにいるのだろうか・・

さらに背後からバチバチっといった音が聞こえた・・
『阿修羅覇王拳!!』

『d・・deepさん・・・』

続々と人が集まってきた・・
『ギルちゃん・・グスタフちゃん・・同盟の皆・・なんでここに・・』

『同盟だけじゃないですよ♪アスムプティオ!!』
ハイプリーストのハクが桜娘の肩を叩いた・・

『ハクちゃん・・・なんでみんな・・・』
それ以上は涙があふれて言葉にならなかった・・・
死の危険・・消滅の恐怖・・倒せる保障なんてない・・
得なんてない・・でも来てくれた・・

(真の友とは本当に困った時にはどこからともなく現れるものです)
私は鞍馬の言った言葉を思い出していた・・

くしゃくしゃっと頭をなでる手・・
『ほら・・いつまでも泣いてんじゃないよ・・やんぞ桜・・』

『うるさいなぁ〜そんなの・・いわれなくったって・・
わ・・わかってんだから・・CROWのばかー』

同盟Gの皆・・そして友人達・・
その友人の友人・・そして続く人の輪・・

全員は一丸となりverdandiに攻撃を開始した。

つづく

ふぃくしょん85 

2006年02月23日(木) 21時10分
『かはっはは・・どうした愚民どもよ・・その程度か・・』
verdandiが笑う。

『許さない・・たとえ一人になったとしても
皆の仇・・必ず・・・』私はverdandiに返した。

『ふん・・みな自分がよければいいのだ・・
自分自分自分自分自分自分
自分自分自分自分自分自分
自分がよければいい・・自分だけが得をすればいい・・
世界が変わろうと私が選んだ世界にいられることで
得をしていると思うものだ・・
ワタシハエラバレタ・・ワタシハトクヲシテイル・・
ワタシダケ・・ワタシダケ・・・ワタシダケ・・・・・
人より優れた装備・・
人より強い力・・
なにかを得るための犠牲・・
与えてやろう・・
我が世界においてすべての欲望を満たしてやろう・・
競う必要などない・・
オマエダケハトクベツナノダカラ・・
そういってやろう・・・
支配されることの楽さを教えてやろう・・
何も考える必要はない
何もする必要はない
私に従い
私のために生きるのだ・・
求めれば与えたもう・・
おまえたちは欲望の輪廻の中を彷徨うだけの存在・・
カンガエルナ・・カンガエルナ・・ギモンヲモツナ・・ギモンナンテモツナ・・
そうただいればよい・・それだけでいい・・』
verdandiは叫んだ・・

『かわいそうな人・・・ゲームマスターをいう崇高な立場を得たこと
と代償に何か大切なものを失った人・・あなたに仲間はいないの?!』

『仲間・・?かはっはっ!そんなものは絶対主にとって必要ない。
我こそが唯一にして最高の存在・・誰も我を脅かすことなどできんのだ!』

『そんなあなたには私は絶対に負けない!私には仲間がいるから!』

『笑わせてくれる・・この圧倒的な力の差・・理解できないのか〜?
お前のいう仲間もどんどん減ってきているというのに〜??
もう飽きたな・・冥府に落ちて私の活躍でも黙ってみておれ・・』
verdandiが力を溜める・・

そのとき聞きなれた声がした・・

つづく
2006年02月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28
最新コメント
をとこ
» クジ大会! (2008年10月05日)
まさる
» クジ大会! (2008年09月29日)
みしゃ
» クジ大会! (2008年09月26日)
まあむ
» クジ大会! (2008年09月25日)
さくら
» 関係者なのか! (2006年03月14日)
ちび
» 関係者なのか! (2006年03月14日)
ニルギリ
» 関係者なのか! (2006年03月13日)
さくら
» 旅にいく! (2006年03月10日)
ケッァカトル
» 旅にいく! (2006年03月09日)
おおじ
» 旅にいく! (2006年03月07日)
プロフィール
  • ニックネーム:sakuramaitiru
読者になる
Yapme!一覧
読者になる