幻の大会

2012年03月12日(月) 17時52分
昨日、3月11日は
第40回天草パールラインマラソン大会でした

「遅いあなたが主役です」のキャッチフレーズのもと
全国から健康マラソンファンのみなさんが
上天草市大矢野町に集まる
活気あふれるマラソン大会です。

今年は、東日本大震災の被災地(宮城県松島)より
お二人の招待選手をお迎えしての大会でした

実は昨年、この大会は中止されました。

予定されていたのは
3月13日…。

未曾有の被害が
刻々とつまびらかになる中で
主催者である上天草市は
急遽第39回マラソン大会の中止を決定しました。

一人ひとりの参加者へ
中止決定の電話連絡を入れ
そして全ての参加者へ
速やかに参加費の払い戻しを行いました。

その一方で
近隣自治体のどこよりも早く
支援物資を募り
自らのルートで
被災地へ向けて
支援物資を届けたのです。

どれだけの職員が
ぢれだけの市民が
どれだけの汗をかいたのでしょう。

それを思うにつけ
今年は、何としても
このマラソン大会に走らなければ
と言う想いを強くしたのでした。

そんな訳で
10Kmにエントリー。

いつも、この大会を支えてくださっている
陸上自衛隊の皆さんは
被災地へ出向かれた折の写真を
大会会場に展示しておられました。

一枚一枚の写真から
滲んでくる壮絶な状況に
胸がいっぱいになって
涙があふれました。

過酷な状況の中で
救援活動を続けられた隊員のみなさん達に
心からの敬意を抱きました。

震災で亡くなられた方々に
参加者全員で黙祷をささげたあと
マラソン大会はスタート。

強い向かい風を受けつつ
一歩一歩。

長い上り坂も
一歩一歩。

喘ぎながら
一歩一歩。

追い越されても
一歩一歩。

沿道の声援に応えつつ
一歩一歩。

自分のペースで
一歩一歩

その先に
確かに
ゴールがありました

春の日差しの中
潮風を浴びつつ
多くの人たちと一緒に
駆け抜けることが出来た幸せを
しみじみと感じた一日でした

大会に関わって下さった全ての皆さんに
心から感謝を申し上げます。




今日のHAIKU

集ひたる人と別れて春夕焼


3月11日によせて

2012年03月11日(日) 7時00分
あの日私は、遅い昼食を取りながら
ぼんやりとテレビを眺めていました。

そこに、突然地震速報が流れ…
臨時ニュースに切り替わったテレビからは
地震の規模の大きさと共に
衝撃的な津波の映像が
次々に映し出され始めました。

始めたばかりのTwitterからは
被災地からの声が
助けを呼ぶ生々しい声が
次々にリツィートされ
もう誰もが
何かせずにはいられない
そんな衝動に駆りたてられて
行動を起こし始めたのでした。

最初の半年は
緊急物資を集めては送り
集めては送り。



多くの天草市民の皆さんが
蒲鉾屋が上げた小さな声に賛同してくださり
真新しい服を、使い捨てのマスクを
ホッカイロを、赤ちゃんの紙おむつを
数え切れないほどの物資を
温かなお心とともに
届けてくださいました。



また、蒲鉾屋に設けた義援金箱には
5万円を超える寄付が集まり
昨年12月に、被災地へ送金させていただきました。

そうそう、熊本のアーチストたちが立ちあげた
「Pray from KUMAMOTO」の缶バッジも
沢山の方々に購入していただき
31,000円を、被災地支援の活動資金として
お渡しをすることができました。



そして、今も
少しずつではありますが
義援金箱には
寄付金が集まっています。

缶バッジを
購入して下さる方々も
いらっしゃいます。

日々の中での
ささやかな支援ですが
これからも
自分たちに出来ることは何かを
模索しながら続けて参ります。

最後に、これまでの一年
私たちの義援金や支援物資を
直接被災地へ出向き届けて下さった
素晴らしいボランティア組織を
ご紹介させていただきます。


★「日本ユニバ震災対策チーム」
http://www.ud-web.com/shinsai/

★「ふんばろう東日本支援プロジェクト」
http://fumbaro.org/

★「一般社団法人 日本リ・ファッション協会」
http://www.refashion.jp/lab/index.html

★「ゆいっこ〜ぼくらの復興支援IWATE&YUICCO」
http://yuicco.com/

★「遠野まごころネット」
http://tonomagokoro.net/

震災を通して
関わって下さった全ての皆さんに
心からの感謝を込めて。

そして何より
被災地の皆さんにとって
お健やかで穏やかな日々でありますよう
天草から、お祈りいたしております。




今日のHAIKU

闇ほぐし春告草のひらく朝

やみほぐし はるつげぐさの ひらくあさ

「愛の日」のできごと

2012年02月15日(水) 10時36分
バレンタインデーだった昨日
天草の特別支援教室(障害を抱える子ども達の学級)の先生方に
お話をさせていただく機会をいただきました。

バレンタインデーは
別名「愛の日」とも。

蒲鉾屋で、知的障害と身体障害を併せ持つ職員との
これまでの関わりの中で
感じたこと、起こった出来事などを
お伝えしてきました。

今、学校では
さまざまな障害を抱えた子ども達が
健常な子ども達と一緒に学んでいます。

私には、それがとても
意味のあることだと思えてなりません。

障害を抱えた子ども達と接する中で
健常な子ども達の中に
「自分と違う考えかた、行動」をするお友だちに対する
壁が溶ける…
そんな気がするからです。

奇声を発したり、無表情だったり、突然暴れ出したり…
それぞれの障害によって、目に見える行動は様々ですが
それに対して「どうしてそんな行いをするのかな」と関心を持ち
「身体が勝手に動いちゃうんだな」
「本当は嫌だって訴えたいんだな」
「そうか嬉しい気持ちの表れなんだな」と理解し
「お友だちの困りごとに、私たちにできることはないかな」と
心を寄せて手を差し伸べることができる
そんな子ども達が育つと思うのです。

自分とは違う、他者に対して
理解し共感できる力
これはとても大切な生きる力だと思います。

講演が終わって、先生方から質問を頂きました。

「松下さんの障害者に対する想いは
どこから生まれて来るのでしょうか」と
自らも障害を持つお子さんを抱えながら
特別支援教育に深く関わっておられる校長先生。

「障害を持つ子ども達が、生き生きと社会で仕事を得て
自立して暮らして欲しいと願っていますが
仕事ができるためには、一番何が大切なのでしょうか。
どんな力を育ててあげたら良いのでしょうか」と
涙をこぼしながら、お伝えくださった先生。

「学校の中でも、障害に対して理解をして貰えない現状があります。
障害者に対する、差別を無くしていくために
一番どんなことに心を砕かれたのでしょうか」と
ひたむきな眼差しで質問して下さった先生。

特別支援教育と言うのは、子ども達の抱える障害そのものが多種多様であり
それに複雑な生活環境が絡んで、課題の解決方法にマニュアルはありません。

だからこその難しさが、いつも先生たちについて回ります。

それでも、この天草には
日々真剣に障害を持つ子ども達と向かい合っておられる先生方が
沢山いらっしゃる…
そのことに、私は胸を熱くして帰路につきました。

国も文科省も
障害者を地域へ帰してみんなの見守りの中で暮らせるようにしようとか
特別支援教育の最終目標は就労だとか、言っていますが
本気でそう思うのなら
それが実現できる具体的な政策を実行するべきです。

でも、それを待っていては、何も変わらないので
自分たちの出来ることを、出来る場所から
それぞれに行動を起こすことが大切だろうと思います。

この天草で学んだ子ども達は皆
障害を持つ人々に対して
温かな思いやりに満ちた行動のできる大人に育つ…
そう信じます。

教育の力こそが
世の中を変えて行ける
新しい未来を創造できる
そう思うからです。



今日のHAIKU

愛の日のふつと差し伸べらるる傘

春の雪・:*:・゚☆

2012年02月09日(木) 11時01分
昨日、今日と
春の雪の舞う天草です。

今年は、二月四日が立春でした。

毎年、この立春を境に
ちいさな春を探すのが
私の楽しみです。

昨日は
ふうわりとした淡雪が
はらはらと
沢山舞い降りました。



「雪」は冬の季節の言葉ですが
湿り気がおおくて
すぐに溶けてしまう
「あわ雪」や「ぼたん雪」は
春の季節の言葉です。

そう思うと
寒さの中に舞う雪のひとひらにも
春を感じることができます。

天草では今
島椿が見ごろを迎えています。



真っ白な雪に
しずかに染まる
くれないの椿。

早春の天草ならではの
はっとする美しい景に
立ち止まることのできる速さで
日々を暮らしていきたいと思う
今日このごろです。


今日のHAIKU

思ひ出のベンチにひとり春の雪

楽しい給食〜♪

2012年01月23日(月) 15時48分
今日は、近くの小学校から
学校給食へお招きをいただき
いそいそとお出かけしてきました

毎年、文部科学省が実施している
「全国学校給食週間」(1月24日〜30日)にちなんでの行事で
保護者や地域の方々を招いて
子ども達と一緒に給食を食べてもらい
学校給食の意義について
理解と関心を高めよう…
そんな目的をもった
取り組みなのであります



私は、かまぼこ屋の工場見学に訪れてくれた
3年1組のクラスへお招きいただきました。



子ども達手作りの名札の席に案内されると
並んでお出迎えをしてくれた子ども達が口々に
「ようこそ、松下さん」の心を込めて
一人ひとり、挨拶の言葉を述べてくれました。

それから、素敵な歌声のおもてなし…
「虹」という、明るい希望に満ちた歌詞の歌を
元気に披露してくれた子どもたち

教室には
「にじ」と書かれた
お習字の作品もずらり…

いや、実に素晴らしい演出…(偶然



子ども達の歌声を聴きながら
ひととき幸せな気分に

そう言えば昨日
久しぶりに虹を見たんだったなぁ…
と心の中で呟いていたら
担任の先生から
「松下さん、一言お願いします」
と言う、まさかのヒトコトに、アタフタ



さて、今日の給食は
鶏肉と鶏のレバーの立田揚げ風と
蒲鉾と若芽と椎茸と野菜の入ったスープ。
真っかな苺と、牛乳と食パン。
そうそうパンには
チョコクリームが添えられています。

子ども達と好きな食べ物の話に昂じたり
蒲鉾についての質問に答えたり。

ポロリと零した
「私もこの小学校の卒業生です」の一言に
「うっそ〜!」「じゃ〜校歌歌えますか?」と盛り上がり
ついには、歌い出す子どもが現れて
それじゃ〜と、私も大きな声で歌い
とうとう、みんなで校歌の大合唱に…

そんな楽しいひと時は
瞬く間に過ぎてゆきました。



前に座った子どもは
「レバーが嫌い」と言いながら
最後は、私の顔を見ながら
一生懸命にレバーをパクリ。

隣りに座った子どもは
「牛乳の匂いが嫌い」と言いながら
ゴクゴクと飲み干してくれました。

子どもたちなりに
お客さまと一緒の特別な給食を
残さないように食べよう…と
ひたむきに努力をしている姿は
私にとって、一番のおもてなしの心に
写ったのでした。



玄関まで、見送ってくれた子ども達に別れを告げて
寒空の下、家路に着きましたが
心は、いつまでも
ほかほかと温かいままでした

本渡南小学校3年1組の皆さん
本当にありがとうございました


今日のHAIKU

教室にひびく歌ごゑ冬ぬくし

きょうしつに ひびくうたごえ ふゆぬくし

お手製のお味噌〜♪

2012年01月10日(火) 14時47分
気力と体力勝負の極月(12月の異称)が明けて
ようやく日常を取り戻しつつあります。

実は、昨年末
小学三年生のメル友から
嬉しいプレゼントをいただきました

彼とは、小学校の工場見学で
蒲鉾屋を訪れた後のお礼と感想を
メールで送ってくれたことがきっかけで
メールの交換をするようになったのです

年末、お客様でごった返す蒲鉾屋に
満面の笑みを浮かべた少年とお母さんが
私を訪ねてくれました。

毎年、500名を超える小学生が訪れるので
メールを書いてくれている男の子がどの子なのか
実は、初めて分かった瞬間でした

瞳の美しい、笑顔の素敵な少年です。

彼は、「松下さん、今年は、ありがとうございました。」
と言う手書きのメッセージを添えた「みそ作り体けん日記」
とともに、手作りのお味噌をプレゼントしてくれました



11月から12月にかけて
大豆を水につけ、丁寧にそれを茹でるところから始めて
麹をまぜたり、味噌団子を作って寝かせたり
本当に手間暇をかけて大切に、彼と…
おそらくお母さんが一緒になって作ったお味噌でしょう。

私は、ありがたく頂戴いたしました。

年が明けて
私は、その大事なお味噌を
何に使おうか、考えあぐねていました。

せっかくだから
天草の海の幸と組み合わせてみよう

ふくふくとした天草のアサリ貝を買い求め
じっくりと貝のうま味を煮出したところで
手作りのお味噌を溶き入れました。



う〜ん、良い香りです

お味は…
おぉ〜味噌の豊かな風味が立ち上り
甘みとうま味が口の中いっぱいに広がります



丁寧に作られたものには
叶わないなぁ…
そんなため息交じりの感嘆を零しつつ
至福の味わいの貝汁は
瞬く間に、家族に食べ尽くされてしまったのでした


今日のHAIKU

味噌を溶く香りに四日始まりぬ

みそをとく かおりによっか はじまりぬ

季語:四日(一月四日のこと。三が日の正月気分も終わり、四日から仕事始めのところも多い)

クリスマスイヴ・:*:・゚☆

2011年12月24日(土) 19時59分
蒲鉾屋では
残業の日々が続いていますが
この季節のざわついた心を潤してくれるのは
ラジオから流れてくる
クリスマスソングだったりします・:*:・゚☆

今日は、とある小学校の子ども達から
思いがけないクリスマスプレゼントを
いただきました。



工場見学に来てくれた子ども達が
その感想文を、クリスマスバージョンで
まとめくれたものです♪

工場見学の時の
素直な感動が
たくさん散りばめられていて
とても嬉しいプレゼントでした

「これからさむくなりますが
どうぞ、からだに気をつけて
おしごとがんばってください」
の一言には、ほろり。

子ども達のエールを胸に
31日まで、怒涛の日々を
乗り越えてゆきたいと思います。

これから店内は
多くのお客様で混み合います。

ご予約のお客様のお品より
ご用意させていただきますので
急なギフトのお客様は
大変お待たせいたします。

また、お電話をいただいても
なかなか取ることが出来ない状態になることも。

どうぞ
年末の蒲鉾屋へは
お時間にゆとりを持って
お越しくださいませ〜(*´◇`*)ノ

今年のうちに届けたい想い…♪

2011年12月07日(水) 15時11分
12月に入り
かまぼこ屋では
さわさわと
慌しさが増しています。

そんな中
店に設置した募金箱のお金を
どうしても今年のうちに
被災地の方々へ
お届けしなければならないと
思い立ちました。



3月11日の東日本大震災の翌日から
店に置いた募金箱には
多くのお客様が
募金をしてくださいました。

集まった募金額は
50076円。

小さなお子さんを連れたお母さんも
小学生の男の子も
仕事帰りのサラリーマンも
年金で暮らしているご年配の方も
それぞれが
自分のできる範囲で
想いとともに募金して下さったものです

その中のお一人に…
募金箱を設置してから今日まで
お買い物にいらっしゃる度に
かかさずにお釣りの小銭を
全て募金箱に入れて下さる女性が
いらっしゃいます

わざと
お釣りの出るように
550円のお買いものであれば
1000円をお出しになり450円を募金箱に。
120円のお買いものであれば
500円をお出しになり380円を募金箱に。

ちゃんと小銭をお持ちなのに
大きな額で
釣銭が出るように
そして
全てを
募金に回せるように。

3月からこの12月まで
欠かさずにそうなさっていらした
お客様なのです。

この大切なお金をどうしよう…
ずっと、考えあぐねていましたが…

本日、その中から20000円を
岩手県盛岡市で被災地の支援活動を続けている
ゆいっこ「ぼくらの復興支援」さんへ。
http://yuicco.com/

そして、残りの30000円を
被災地の子ども達に
クリスマスプレゼントを届けてくださる
遠野まごころネットさんの
「サンタが100人やってきた」のプレゼント購入代として
送金させていただきました
http://tonomagokoro.net/

募金をしてくださった皆様に
心から感謝を申し上げます

残りの76円は
また、これからの募金活動の始まりとして
募金箱に戻しました。

そうそう
復興支援缶バッジの販売も
ひっそりと続けています。



この缶バッジの売り上げは
下記の団体へ全て寄付し
復興支援に活用していただいています。

東日本大震災復興支援 PRAY FROM KUMAMOTO
http://pfk2011.blogspot.com/

どんな形でも
ほんの少しでも
お役に立てればいいなぁと
思っています。

街にはイルミネーションが灯り
ラジオからは恋の歌が流れ始めました

被災地の子ども達に
サンタさんは
どんなプレゼントを届けてくださるのでしょう。

少しでもあたたかなクリスマスを
少しでも楽しいクリスマスを
そう願わずにはいられません。


今日のHAIKU

サンタクロース去り際の投げキッス

一切れの奇跡…♪

2011年11月15日(火) 14時52分
今日、11月15日は
「かまぼこの日」なのであります。

そんな訳で
蒲鉾にまつわるお話です。

先月、実家の父に癌が見つかり
胃とすい臓の一部と
十二指腸と胆のうの全部を
摘出する手術を行いました。

癌におかされている部分を切り取ったあと
新たに、小腸と胃を縫い合わせ
肝臓とすい臓と小腸を結ぶルートを作り…

つまり、生まれてからずっと用いてきた
食べ物の通る道筋が
すっかり変わってしまった父。

手術は成功したものの
術後40日が過ぎても
思うように食べ物を
口から摂取することが
できないまま…

このごろになって
ようやく、お粥だけは
お椀の半分の量を
食べることができるようになってきました。

でも、魚や肉といった
たんぱく質は全く受け付けず…

なんとか一口でもと
無理やり食べさせても
数時間消化できず
もたれて苦しい様子。

そこで
生の魚肉だけで造った
「天領」を病院へ持って行って
食べさせてみました。



一切れ口にした父…
「美味しい!」
そう言って、持参した「天領」を
喜んで食べてくれるではありませんか。

もちろん
胃もたれもせず
食後も笑顔のまま。

実は、蒲鉾と言うのは
一度魚肉をすり潰してしまってから
加熱する食品なので
体内では消化吸収が良いことが分かっています。

以前も、食道癌の患者さんが
何も食べられずにいらっしゃったので
知人の方が「天領」を贈られたところ
一口、モグモグと食べられたのだそうです。
「本物の味だね…」そんな風にも
言って下さったのだとか。

お客さまの中には
添加物が入っている食べ物には
喉の粘膜が反応して
声が出なくなるという
特異な体質の方もいらっしゃるのですが
この方は、「天領」を召しあがると
出なかった声が、すうっと改善して
出るようになるのだそうです。

「身体がよくなる蒲鉾だ」
そんな風に言って下さいました。

たかが蒲鉾
されど蒲鉾。



父を通して
改めて蒲鉾の良さを
再認識した今日。

辛い日々を送っていらっしゃる方に
蒲鉾で笑顔をお届けできるなら
こんなに幸せなことはありません


今日のHAIKU

病む窓を照らして冬の紅葉かな

やむまどを てらしてふゆの もみじかな

かまぼこ屋の宝とは…♪

2011年10月24日(月) 7時30分
この十月、かまぼこ屋の職員4名が
「優良従業員表彰」を受けました

勤続15年表彰を受けたのが
山下豊司さんと宮崎美恵子さん。

山下さんは、手先が器用で実直なため
営業の傍ら、すり身の製造にも関わっています。
宮崎さんは、女性ながら抜群の行動力と洞察力で
包装室の責任者のような存在です。

また、勤続40年表彰を受けたのは
岩崎勇一さん。

知的障害と身体障害を抱えながらの仕事ぶりは
コツコツと一歩一歩、理解し、行動し、やり遂げる…
そんなことの繰り返しの日々でした。
工場のムードメーカーでもあり
勇一さんの居るところには、笑いが絶えません。
「かまぼこ屋で、死ぬまで働く」との言葉通り
還暦を超えてなお、力仕事も立派にこなしています。

そして、勤続45年表彰を受けたのは
佐藤直文さん。

工場長として、製造の責任を担う佐藤さんは
誰よりも早く、毎朝3時半には出社し
工場に灯をともし続けてくれています。
真面目で、ずば抜けた記憶力を持ち
さらには忍耐強い佐藤さんのお陰で
安定した製品を、長く、お客様へ提供することができています。



週休二日制のご時世に
かまぼこ屋は、週休一日…
給料だって、公務員ほどは高くないし…

それでも、こうして
一生懸命にかまぼこ屋のために
汗を流してくれている職員さんのお陰で
大正14年から今日まで
商いを続けることができています。

かまぼこ屋の宝…
その一つは、もちろん職員さんです

≪キーワード:★『大』≫

今日のHAIKU

行く秋のひとつに工場の灯かな

ゆくあきの ひとつにこうばの ともしかな
P R
プロフィール
  • ニックネーム:さくら貝
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ご訪問ありがとうございます かまぼこ屋を商うかたわらで、天草の美しい四季を俳句に詠むことを日々の常としています。お気軽にコメントしていってくださいねなお、さくら貝は「俳句座★シーズンズ」のメンバーです
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