今年 

2006年02月27日(月) 13時56分
大学入試終わった!って感じで今これやってます。正直大変だった。て、何が大変かはお察しください。
まぁ、そんなわけで、凄いですよ。俺も大学生になるんですよ。なのに、文は下手くそ。流石すぎて涙が出てきます(;△;)
まぁ、そんなことは置いておいて。大学は県外に出ることになったので、初の一人暮らしでワクワク期待しながら、心配でドキドキしてるわけです。そんな気持ちになってる人も多いのではないですか?ともに頑張ろうって変か。だけど、頑張ろう!!
以上現在の自分でした。乱文ですみません(^^;

何気ない日々の中でW 

2006年02月21日(火) 10時01分
「はい……」
買ってきたテディーベアを手渡す。その少年の顔には涙が流れていそうな表情が浮かんでいる。
テディーベアの値段がすごく高かったのだ。8000円という大金をはたいて、見知らぬ女の子に買ってあげたそれを女の子は受け取った。
「大事にしてね」
心からそう言う。
「もう、用事は無いかな?」
これ以上何かにつき合わされたくないので聞かなければ良いのだろうが、律儀にも聞いてしまう。
「もう無いよ」
その言葉にほっとする。そうしてそろそろ帰ろうと考え、
「それじゃ、俺は行くね」
背を向け、去ろうとしたとき、
「今年は迷惑かけたけど、もう大丈夫だから」
「え?」
背中に向けて聞こえてきた女の子の声で振り掛けると、そこにはもう女の子はいなかった。
首を傾げて辺りを見渡していると、頬に冷たいものが落ちてきた。
「水?」
頬に付いた水滴を眺めていると、空から沢山の雫が降ってきた。そして、今日一日雨に見舞われた。
あのときの女の子が雨の精というのは、あながち嘘じゃないのかもしれない。

何気ない日々の中でV 

2006年02月21日(火) 10時00分
聞いた自分が馬鹿だった。こんな子供の言うことを鵜呑みにした自分が馬鹿だったと、涙が出てきそうになる。
「……で、君は神様?それとも妖精?」
子供の戯言に一応聞いてしまったので相手をしようと思い、再度尋ねてみる。
「私は雨の精」
子供らしいと思う。だが、子供にしては何処か大人びた感じがするのは何故だろう。
「それで、雨の精ちゃんは俺にどうしてほしいのかな?」
ムスッとした顔をした女の子はすっと指を指す。示した先には先ほどのショーウィンドウの中の熊人形―テディーベア―がある。
「あれを買えと?」
尋ねると頷いた。
値段がいくらだろうかと考える。ああいうのは高い気がする。小遣いで足りるだろうか。
「他のじゃ駄目?」
何故か買うことになっている自分に驚きつつも、尋ねてみる。
「あれが良い」
断固として引くことのなさそうな雰囲気を出している女の子に、少年が折れた。
「分かった。あれを買ってくるよ。それじゃ、少し待ってて」
そう言うと、少年は店へと入っていった。

何気ない日々の中でU 

2006年02月21日(火) 9時59分
近所の子供だろうかと思いながらそのまま過ぎようとしたとき、ぐいっと何かに引っ張られる感じがした。
歩みを止め振り返ると、そこに先ほどショーウィンドウにへばりついていた女の子がズボンの裾を掴んでいた。
「……何か用かな?」
掴んで放さない女の子を見ながら尋ねる。女の子は少年の顔をじっと見て、何も答えない。その状態で数分固まっていると、暑さで額に滲んでいた汗が頬を伝う。
何が目的で引き止めたのか分からず、しかも何も話さないのでは流石にイライラしてきた。
「あのさ。俺も急いでるから、用が無いなら放してくれないかな?」
「人は私たちに要求ばかりなのに、どうして私たちの要求は聞いてくれないの……?」
「え?」
女の子からやっと発せられた言葉はいきなり理解し難いものであった。
私たち?目の前の女の子も人じゃないのか。言っていることが矛盾している。だが、目の前にいる女の子はそう言ったのだ。
「私たちって、簡単に言うとなんなの?」
理解できないので尋ねてみることにした。先ほどまで早く暑いところから涼しいところに行きたいと思ってたのだが、今ではもう考えにも上ってきていない。
「神様や妖精」

何気ない日々の中でT 

2006年02月21日(火) 9時57分
7月某日。6月からの猛暑を引きずり今もくそを付けたくなるような暑さにまいっている今日。それは下校時のことである。

「あちぃ〜……」
かんかんに日出る昼に足取り重く下校する少年が一人、愚痴をこぼしている。制服用のY-シャツの第二ボタンまだも開け、少しでも風を取り込み涼しくしようとしているのだが、如何せん風もなく、あまり意味を成してはいない。
「なんでこう暑いんだろうなぁ?夏だからって理由もあるんだろうけど、今年のは異常気象だろう」
彼がぼやくように、今年はありえないほどの猛暑が続いている。理由は熱帯性高気圧が云々とお天気キャスターが言っていたから、くらいのことしか把握していないが、それでもものすごい事だということ位は肌で実感していた。暑いと思うのが丁度それに当たるだろう。
「もうやだ。日本は四季がはっきりしてていい国だって言う奴いるけど、日本人からすりゃ迷惑なことだよな」
どれだけぼやこうと変わることのない暑さは重々理解している。だが、それでも口にしたくなるのは人の性と言ったところだろう。
手で仰ぐも涼しくもならず、無駄な労力を使いながら商店街を歩いていると、ショーウィンドウにへばりつき、何かを食い入るように見ている女の子が目に入る。
横を過ぎ際にちらりと見ると、どうやら展示用のおもちゃを見ているらしく、へばりついたまま動く気配がない。

憂鬱なわけX 

2006年02月20日(月) 10時45分
ほたるは死んだ。俺の目の前で撥ねられて。事故だった。
けど、その原因を作ったのは紛れも無く俺だった。俺が傘をちゃんと持って行けば、ほたるが傘を届けに来ることは無かった。
そう。俺が殺したんだ……。
俺は、ベッドの上で静かに眠っているほたるを見ながら、泣いていた。声を上げ、喉がイカれそうになるまで、何度もほたるの名を呼び続けた。

「あれからもう3年か……」
今ではもう涙も出ない。悲しくないわけじゃない。俺は愛しい人を失った。そのことは大きい。ただ、大きいだけじゃない。上手く表現出来ないようなものが残った。それが何なのか、明確には分からない。だが、これだけは分かる。
「俺は忘れない。お前のこと。お前と過ごした日々。忘れず、お前の分も生きる」
自分に言い聞かせるようにそう言うと、俺は墓を去った。『白井ほたる』と書かれた墓の前を。

憂鬱なわけW 

2006年02月20日(月) 10時44分
雨が降っていた。放課後には止むと思っていたが、とうとう止まなかったようだ。俺は鞄を頭の上に構え、頭が濡れるのを防ぐように雨の中を走って帰っていた。
そんなときに限って、運悪く信号に捕まる。出来ればノンストップで帰りたかったのだが、そうも行かないようで、体は雨でびしょ濡れになっている。
イライラしながら待っていると、
「将人〜!」
左を向けばほたるが駆けてきていた。傘を差し、もう片方の手にはもう一本閉じられた傘を持っている。
「傘持ってきたよ〜」
軽く息を切らしながら駆けてくるほたるはいつものように笑っていた。楽しそうだった。
そして、こちらに向かって歩道を渡ってきた。俺はそれを待っていた。こっちに来るのを。
だが、それがいけなかった。俺の判断ミスだった。
パッパアァーー!と言う音と眩しい光がほたるの体を飲み込み、撥ね飛ばした。
その光景を見ていた俺は、ただ呆然と立ち尽くしていた。
人々が集まる。車が勢いよく逃げていく。俺は、何も出来なかった。ただ、倒れているほたるを見ることしか出来なかった。

憂鬱なわけV 

2006年02月20日(月) 10時43分
「もう。可愛い彼女の言葉くらいちゃんと聞きなさいよ」
足を大きく出しながら歩く様は、まるで機嫌の悪い子供のようで、なんだか笑ってしまう。
「何よ。笑うこと無いじゃない」
俺の態度に怒ったのか今度は真面目な顔で怒ってきた。
「お前が可愛いなと思って笑ったんだよ」
笑いながら言うと、俺はほたるの横につき、ほたるの頭に手を置く。
「こんなに小さいし。まるで子供だよな」
意地悪そうな笑みを浮かべて言うと、ほたるはまた怒った。だが、それはいつもの怒り方で、本気で怒ってるわけじゃない。長い付き合いだからこそ分かる俺だけの唯一のことだった。

憂鬱なわけU 

2006年02月20日(月) 10時41分
「でね、王子様はこう言うんだよ。『露に濡れた貴女は美しさを増す』って」
嬉しそうに隣を歩く少女の名は白井ほたる。俺、瀬戸将人の彼女でもある。俺の肩くらいの身長しかないほたるはぴょんぴょんと跳ねている。なんでもこの前読んだ本の主人公の台詞が気に入ったらしく、楽しそうに話している。当の俺はと言うと、殆ど上の空で聞き流していた。
「……さと?将人?」
空が青い。雲一つ無い良い天気だ。その下を俺たちは歩いている。意識したことは無かった。いつも見慣れた風景は面白くも無く、興味も湧かない。
「将人聞いてる?」
俺の前に回りこんだほたるが顔を覗き込んできた。大きな瞳で、真っ直ぐと。
「聞いてない」
素直に言うと、ほたるはムッと頬を膨らませる。
「どうして興味ないことだと聞かないかな?」
不貞腐れたように言い、また歩き出す。その後を俺はついて行く。
「俺が大概のことに無関心なの知ってるだろ……今更だな」
ため息を吐くと手で仰ぐ。6月に入り、ムシムシとした暑さが鬱陶しくなってきたこの時期、立っているだけ汗が出てくる。
だが、ほたるはなんのその。いつも通り元気である。

憂鬱なわけT 

2006年02月20日(月) 10時40分
雨、雨、雨……日本は6月になると梅雨に入る。
農家の人は恵みの雨だとか言うけど、俺には憂鬱の種でしかない。それをどうやって楽しめと言うんだ。
俺は雨が嫌いだ……あいつを奪った雨が。
「あれからもう3年か……」
P R
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