財布が世の中からなくなる日

May 20 [Mon], 2013, 17:54
少し前の話になりますが、先日「市中への流通を目的とする一円硬貨が2012年は1枚も製造されなかった」というニュースが報道され、ビックリした方も多いのではないでしょうか。

一円玉に関して言えば、製造されなかったのは2年連続。
五円と五十円に至っては、3年連続で製造が見送られたとの事。


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原因のひとつとして、電子マネーやICカードの普及が挙げられていますが、たしかに駅やコンビニはもちろん、カフェやスーパーマーケット、タクシーなど、あらゆる場所で小銭を出さずにピッと簡単に決済ができるようになりましたよね。

こんなニュースを耳にすると、「いずれ硬貨や紙幣がなくなり、財布が不要な時代がくるのではないか」なんて想像してしまいがちですが、実際のところそれはずいぶん遠い未来になるのではないかと思っています。


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例えば、「昨日立替えてもらった500円」を、私から友人に電子マネーで返す、ということは、現在のところは不可能ですよね。※ネットバンキングで振り込む、という方法もありますが、その場で今すぐに返す、ということはできません。結局は振り込まれたお金を「引き落とし」て、電子マネーにチャージしなければならないのですから

電子マネーやICカードは、商店や交通機関、銀行などとのやり取りは可能ではあっても、個人間の金銭の受け渡しはできないのです。


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それができるようになる、というのは、今のように特定の機関とやり取りをしたり、モノの購入を介してやり取りをすることとは全く別の次元の話であって、そう考えると、世の中からお財布がなくなる日というのはまだまだ先の事のように思えるのです。


その他にも「紙幣・硬貨がなくなる日は遠い」と思う理由はあるのですが、話が長くなりますのでまた別の機会に。


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