読書から自己分析する方法

January 10 [Tue], 2012, 11:04




数年前に毎月読んだ本のタイトルを羅列してブログで紹介していたのですが、それは、本を紹介するというよりも、いったい私は年間どのくらい本を読んでいるのだろう、買っているのだろう、ということを確認したかったからなのでした。

そもそも、自分が今、読んでいる本をすべて羅列するという行為は、服を脱いで裸になるくらい恥ずかしいことといえます。なぜなら、その人の知識レベルや、趣向といったものが、そこにすべてさらけ出されるわけですから。

ゆえに、ライターである私は、それをごまかすために、仕事の資料本などを紛れ込ませたりして、個性を薄めてみたり、していたわけです。

ひさしぶりに、そういう恥ずかしい行為をしてみたのは、ここ最近、自分の趣向、関心事といったものが、大きく変わってきたように感じたからで、客観的に自己確認をしてみたくなったのです。

最近、詩を勉強するようになり、その流れで書棚から発掘した伊藤整を読んだり、マラルメは、2日に観に行ったNHKニューイヤーズオペラコンサートで、東京バレエ団が「牧神の午後」を踊ったからで、今、詩に興味がある私はマラルメ自身に興味を持ってしまったわけです。単純。

村上龍についても、彼の作品が特に好きというわけではなく、主人公が1型糖尿病患者さんというその一点に興味を持ち読み始めた次第。(医療ライターとして、糖尿病は私の専門分野なので)

下の書籍にいたっては、趣向のみ。バレエ、落語(柳家特集だし)、スピリチュアル本は大好きな道端ジェシカちゃんの対談本だから。本当に単純。

つまり、1月前半に私が読んでいる本たちは、私自身の今を顕わに露呈しているのでした。このように、読書というのは、その人そのものを映し出す恐ろしい鏡になるのです。

だから、以前私は、2年くらい続けた読書日記を止めたのでした。

しかし、自分を客観的に見つめ、自己分析するには、最適な行為であるといえます。そして、私は今、自分自身を今一度、見直したいと思っているところなのです。


とはいえ、今年、読書日記を続けるかどうかは、・・未定です。

福岡の1日

December 14 [Wed], 2011, 17:18








先月、天草出張の前日、どうせならと福岡に泊まって小旅行。学問の神さまに「この脳どうにかしてくれ」と頼みに行くあたり、小中高の頃と変わらぬ他力本願。「そのへんどうなのよ?」と神さまの遣いの牛に諭されて、でもみかんは私が置いたわけではないのでした。

それでもまあ、おみくじを引いてみれば「大吉」で参堂で頂いた抹茶と梅餅は相当美味しく、直営の焼き物屋さんで藤色のぐい呑みを2つ買ったりもして、大満足の一人旅。

夜は、10数年ぶりの友人と話が尽きないお夕食。ああ、こういうひとときを幸せというのだなと、しみじみと温かく思う博多の夜なのでした。

月蝕

December 12 [Mon], 2011, 23:32
Lunar eclipse


土曜日の月蝕は、なんだか幻想的でした。
なのでsachipon side bに詩で記録しました。

その日の昼間はテレビでもおなじみの
医師で作家の米山公啓先生のパーティでした。
毎年恒例の楽しいパーティで、昼間からすこし赤ワインを頂きました。
お友達にも久しぶりに会ったりして、たのしいひととき。


左からイラストレーターのラジカル鈴木氏、米山公啓氏、さちぽん。


左から元「クルーズ」編集長でかわいく優しいお友達の藤原暢子さん、さちぽん。


そして夜は銀座「卯波」で句会。
どこかで見たことのある人がいるなあと思ったら
作家の石丸元章さん。
詩の勉強会などをしている
pippoさんがやっているネットテレビで見たのでした。

pippoさんは、昨年、一緒に俳句の審査員でテレビに出たとき
お知り合いになった、素敵な詩女子。(最近、詩男子なるものが登場したので・・)

いろいろなことを知っていて、
こういう人がお話しているのを聞くのが
私は好きだなと思う今日この頃。
なんと、卯波の主人、宗男さんとお友達だとか。
そんなこともびっくり、ひゃっくり。

写真は撮るのを忘れたの。


なので、句会で出した俳句を一句。


   肩寄せて祇園小走り雪時雨


明日は京都に日帰り出張なのです。
それではおやすみなさい。



※リンクはそれぞれの人のサイトです。

お仕事の武器

November 02 [Wed], 2011, 20:56



忙しい・・

人生で一番といっていいくらいの忙しさです。
でも、仕事で忙しいのはありがたいことです。
感謝して、ひとつひとつの仕事をがんばりたいと思っています。

そんな仕事をサポートするアイテムが3種もそろいました。
半年ほど前に買ったICレコーダーは、
ライブ録音もきれいに録れるすぐれもの。
1週間ほど前に購入したカメラは、Nikon COOLPOXs8200。
はじめてのニコンは、ズームで撮っても、十分記事に使えます。
そして、ポール・スミスのメガネ。はじめての度入りということもあり、
おととい、伊勢丹で購入。
視力検査はもちろん、どんな形のどんな色が似合うか、
的確にコーディネートしてくれるのが、嬉しい限り。
やっぱり伊勢丹新宿店、大好きです。

ただ、欲しかったレンズは、タイの工場で作られているとのことで、
今回の洪水で入荷未定。在庫があるレンズから選ぶことに。
それはいいのですが、タイの人々のことを思い出し、
すこし、重い気持ちになりました。早く復旧されるといいのですが。

さて、3種の武器がそろい、
これで、仕事のクオリティも断然高くなるはずです!たぶん。

そして、そんなアイテムを収納してくれるのが、
叔母が以前作ってくれたパッチワークの小物入れ。
こんな中途半端なサイズの小物入れ、
使い道はあるのか?と思っていたのですが(叔母さん、ごめん)
なんと、カメラとICレコーダーにぴったり。

このためにあつらえたかのようなヒット感です(叔母さん、ありがとう!)

こういう経験って、人生において、たくさんありますよね。
あれ、これ、なんで私のところに来たの?という違和感。
そのときは、あれ?でも、あとで「なるほど」となること、
意外と多いようです。
だから、なんでも感謝して受け入れるのが、
人生をよりよく生きるコツのような気がします。


じつは、仕事だけでなく、私生活も非常に忙しい今日この頃のさちぽんです。

不可抗力で、余儀なく忙しい日々に悲鳴を上げそうにもなるのですが、
こういう状況を乗り切るのが、人生の醍醐味なのかもしれません。

そして、3種の武器が、忙しい日々をわくわくするものにしてくれます。
新しいものって、そういう喜びがありますよね。

だから、この究極の忙しさも、楽しく乗り切れそうです。

そんな日々です。

田尻幸子さんの不思議な作品を観て来ました。

September 16 [Fri], 2011, 0:19


彼女とははじめ、ロンドンで知り合いました。
英語学校で知り合った友人とルームシェアをしていたのが幸子さんでした。
穏やかで、感性豊かで、魅力的な女性です。
あれから20年が経ちました。
彼女は毎年のように作品を発表しています。
彼女の作品は、作品を鑑賞するというよりも、作品の一部になったような不思議な感覚に襲われます。
感性を押し付けるのではなく、こちらの感性を刺激して、引き出す、そんな作品です。

Septembaer Drops 2001
共振する間
9月12日(日)〜17日(土)

ギャラリー悠玄
http://www.gallery-yougen.com/
中央区銀座6-3-17悠玄ビル

彼女の作品はギャラリーの地下スペースにあります。
地下へと続く階段を下りていくと、黒いカーテンがあって、その奥に真っ暗な部屋が広がっています。
しかし、その部屋は漆黒の闇ではなく、作品の放つ幽かな明かりに照らされているのです。
闇に目が慣れてくると、徐々に作品が見えてきます。
部屋の中央を横断する作品は、まるで天の川のようです。
石ころが川にゴロゴロ転がっているように、正方形の作品がたくさん転がっています。
ダンボウルの紙と針金でできた箱の中にLEDの電球がひとつ入った作品が約200個転がっています。
帯状にしたダンボウルを編みこむようにして作られた隙間だらけの箱から、青白い光がこぼれます。
まるで空の上から眺める都会の夜景のようにも見えます。
川面に漂う蛍の光にも見えます。
床に座ってぼんやり眺めていると、蒸し暑い平日の昼下がりだということを忘れてしまいます。

about 田尻幸子作「UNTITLED(2007)」



Cicada

August 21 [Sun], 2011, 15:31


昨日、ベランダで仰向けに落ちていた蝉。
触れるとまだ手足を動かすので、
元の状態に戻して植木の中に入れてあげた。

今朝、もう死んでしまったかなと思って覗くと、
まだ生きていて、なんと歩き回っていた。

さらに、お昼頃に一度飛ぼうとして、やっぱりベランダ内に落ちた。
また助けて、今度はバジルの植木に入れなおすと、
かろうじて動きバジルの枝にしがみついた。

羽がなんとなくぼろっとしてきた。

最後の時まで、精一杯生きる蝉にちょっと感動の午後。


近所の神社から祭りの太鼓が聞こえてくる。

ちびっこたちは、もうすぐ、夏休みも終わりだね。

Book reviews0208

August 16 [Tue], 2011, 1:38

「脳ストレス」に強くなる セロトニン睡眠法

新宿紀ノ国屋に本を買いに行ったら、
ちょっと前にお手伝いした本が、平積みされていて、
それは、とってもうれしいのだけれど、

医学書のコーナーっていうのが、がっかりな感じ。

もっちょっと普通の人の目に付くところに置いといてくれるとうれしいのだけど・・
ストレス解消法なども書いてあって、なかなか役に立つ1冊に仕上がっています。
ぜひお手に取ってくださいませ。

それにしても早寝早起きでセロトニンとメラトニンをちゃんと出しましょう、
という本書の出版を手伝った私が、

こんな夜中に、この本のことを書くなんて。

そっちの方が、よっぽどがっかりな感じだよ! とか言われそう。

Book reviews0108

August 07 [Sun], 2011, 16:30


図解でわかる糖尿病―血糖値を下げる2週間メソッドつき (徹底対策シリーズ)

お手伝いした本が発売中です

かたやま内科クリニックの片山隆司先生ご監修で、主婦の友社から糖尿病の解説本が発売されました。新しい情報を盛り込み、分かりやすく解説してありますので、気になる方はぜひお買い求めいただけると幸いです。

片山先生は、よく市民セミナーなどでご講演されますが、話のテンポが良く、分かりやすいので、糖尿病について勉強したい人は、機会があれば、ぜひ先生のご講演にも足を運ばれることをおすすめします。

Vege first

August 06 [Sat], 2011, 10:24


ベジタブルファーストという食べ方

食事の最初に、繊維の多い野菜をたくさん食べると、
食後の血糖値が、緩やかに上昇し、高血糖になりにくい。
メタボの人や、糖尿病予備軍におすすめの食事法。
最初に繊維をたくさんとるので、食べ過ぎも防げて
ダイエット中の女性にも最適。

写真はまさにベジファーストなランチの前菜。
AWkitchen白金高輪店にて

Goutte d'eau du Nil

August 04 [Thu], 2011, 1:30
人間が出来て、何千万年になるか知らないが、その間に数えきれない人間が生まれ、生き、死んで行った。私もその一人として生まれ、今生きているのだが、例えていえば悠々流れるナイルの水の一滴のようなもので、その一滴は後にも前にもこの私だけで、何万年溯(さかのぼ)っても私はいず、何万年経っても再び生まれては来ないのだ。しかも尚その私は依然として大河の水の一滴に過ぎない。それで差支えないのだ。

志賀直哉「ナイルの水の一滴」

この秋から中学生を対象とした「生きるの教室」がバイエル薬品の主催で開催される。その授業で放映されるビデオのテーマが志賀直哉の「ナイルの水の一滴」。講義を担当する東京大学のがん専門医、中川恵一先生がプレスセミナーでテーマの意味について解説された。

いい文章だなと思ったので紹介。

「がんナビ」というサイトに「生きるの教室」のレポートをまとめました。

命はひとりにひとつ、かけがえのない大切なもの。誰かの代わりになる命はないからこそ、みんなの命がいとおしい。でも中学生には、スマップの「世界にひとつだけの花」を例にして説明すると、きっと分かりやすいかも。なんて思ったりしました。
about me
  • ニックネーム:Sachi_pon
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  • 現住所:東京都
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執筆業。医療、健康、クラシックバレエ、クラシック音楽、旅行、アロマテラピー、落語など。日本医学ジャーナリスト協会会員/日本医療学会会員(発起人&会員)/日本アロマ環境協会アロマテラピーアドバイザー。相棒はアメリカンショートヘアのジルとサリー。
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