フォグランプ 

2009年11月13日(金) 3時08分




霧の濃い道路を走ったことはある?


近くだけでも照らさなきゃ、危ないな、

そう思って僕はフォグランプで照らした。


少し先も見えない道は小さな光で照らされた。

十分に進めるくらいの、ちょうどいい光は、

僕の進むちょっと先を、控えめに照らした。


霧の中を僕は進んだ、

急ぐ用事か、無いでも無いけど、

光は少し先しか照らしてくれないから、

僕はちょっと不安になった。


どれだけ進んだろう。

少し先を照らしてくれてる光に飽き足らなくなった。

もう少し速度を上げてみたくなった。


もうちょっと先を、照らしてみようか。


ラジオはもう聞こえない、

山奥は霧が深い。





僕は、ライトを切り替えた。


霧の濃い道路を走ったことはある?



ライトが、世界を一瞬で白く染めた。



白くて周りが見えないんじゃない、
見える世界がすべて白い。

見たかったものはもう見えなくなっていて、
見えていたものすらもう見えなくなった。

真っ白な景色の中、

ラジオがついた。


「週末のお天気は…」




真っ白な道で、
右も左も分からないまま、

いつの間に僕は山を抜けていたんだろう。


フォグランプが照らしてくれたほんの少し先の、
僕の道には何が待っていたのだろう。


ラジオはついた。

外からは騒がしさが戻ってくる。


目的地に、着いたようだ。

もうライトを点けておく必要もない。

早くスイッチを切り替えて、
ライトを消したいのに、

どうしてだろう、

ハンドルから手が離れない。



どうしてだろう、

霧を抜けたはずなのに、

視界は白いままなんだ。

バリアチェンジ 

2007年09月30日(日) 5時47分
 
 
 
少年は過ぎ去りし日を思う。



もはや何も感じない、

その手は汚れ切っていた。



いつからか、少年は絵を黒く染め始めた。


始めは好奇心から。


徐々にキャンパスには黒の比率が高くなっていく。



一つ黒くし、新鮮味を感じ。



二つ黒くし、薄い罪悪感を抱き。



三つ黒くし、物足りなくなり。



十黒くする頃には、心も染まり切っていた。










あの頃の僕は、事故って死んだ。


あの頃の君も、事故って死んだ。








あの頃僕の全てだった神様は、事故って死んだのだ。





そして理性が、本当の自分が僕を支配した。






そして世界は終わった。










でも、僕は見た。



もっと美しいものを。




それは、何色って言えばいいんだろう。










僕は探し始めた、その新しい色を。




黒い絵の上に、沢山の色を塗りたくった。










絵は、汚くなったよ。




でも、分かってる。






分かっているつもりでいる。




今の絵にはそうでなくても何かあるってことを。











少年は過ぎ去りし日を思う。


でも、思い出せない。


そして気付いた。










「ああ、神は事故って死んだ」






少年は手を汚し続ける。

届かない叫び 

2007年06月17日(日) 1時15分



もし僕が神様だったらこんな世界なんて作らないのに。







やり甲斐の無い世の中だ。



都内の老人を見て思う。


都内には気の強い老人が多い。




我が物顔で自転車の危険運転をしたり、

座席を譲っても当然のような顔をしたり、

バスや電車で我先にと必死に乗り降りをしたり。





都心の住みづらい環境が彼らをそうしてしまったのかもしれない

なんて思ってみた。






老人だけじゃない。

誰もが何か抱えて生きている。


そんなことは世界中どこへ行っても同じかもしれないけど、

都心のそれは外観から明らかに見えてしまう。




皆、一人で歩いてる時にそういう顔をしてる。








自分もそうじゃないかと不安になった。


都会に飲まれていないかと、不安になった。







都市の人々が悪いんじゃない。


世の中全体が腐ってるんだ。









僕は自分の道を歩けたらいいなと思った。



世の中が病んでる。

世の中は今、泣き叫んでる。











世の中はきっと、お医者さんを求めている。

言わなくてもいい事を言いたい 

2007年05月31日(木) 3時19分
 
 
 
やはりフジファブリックは秀逸、そして変態。

銀河、虹、蒼い鳥、モノノケ、そして新曲。

どれも気持ち悪くて好き。

志村さんカッコいいと思う。




・・・・・




気持ちがすれ違ってしまうということが多々あります。


喧嘩にはなりません。


「気持ち」のすれ違いであって、

心の中からそいつを引き出して相手にぶつけたりしないからです。


素直になれません。


そしてエゴが強いです。


それに、ぶつけても解決できないことを理解しているのです。





しかしながら、

最近相手の気持ちも考えないといけないと、

それに気付けるようになった自分は大人になったと思う。





小さなすれ違いですが、

こっから大きくなってくのは怖いと思うのです。




三角定規みたいに、

先端はそんなに二辺の距離は遠くないのに、

目盛りが大きくなるにつれて、

二辺が離れていってしまうのが怖いです。



でも、人間直進しかできないわけじゃないからね。




曲がって進んで、たまに離れて、またくっついて。





それがいいんじゃないかと思う。





ただ、向かう先が一緒ならそういう進み方できるだろうけどね。




どうだろうね。







そうこう色々思ってても、絶対言わないしなー。







言わなくてもいい事は言いたいけど、





言えない事はやっぱり言えないわけ。










とりあえず、明日はちょっと進む方向を変えてみよう、と。

Drawing 

2007年05月06日(日) 2時07分
 
 

  一つ一つの筆に、精一杯の気持ちを込めろ。



 



もっと一日一日を大切に生きなきゃな、と思った。




どこかの国で精一杯生きてる少年とか、

今にも息絶えそうなお爺さんとか、


そういう仰々しいことまで語るつもりは無くて。




   テーマが大きすぎる絵は、不明確になりがちで。





ただ、自分がやろうと思ってたことが、

今になってみると全然できていなくて。


「それでいっか」って思ってる自分に気が付いて。






   止まったな、自分。






「向上心の無いやつは馬鹿だ」


って言うのは、かの有名な小説の格言。




自分に言い聞かせていた言葉を、


いつからか言わなくなっていた。





後悔してるわけではないんだけど、

今は今でとても幸せなんだけど、


これが自分の求めた幸せなのかと思うと、悲しくなる。










一部を隠そうとしたって、

その部分は他と色が違うもので。



汚い絵は所詮汚い絵。



キャンパスを変える他無いのかい?




そんなことはない、



隠そうとしないで、

ありのままに描けばいい。

失敗を生かそうとか、

そういうことも考える必要は無い。




そしたらきっと、

隠そうとしてたことも立派な絵の一部だ。




ダメな部分も受け入れて、好きになろう。






等身大の意味って、つまりそういうこと。





   心なしか、キレイな筆遣いができそうな気がするよ。

会者定離 

2007年04月24日(火) 2時41分
 
 
 
会者定離、この言葉が頭を離れない。



弓道において、引き始めた矢は、

必ず離れていくもの。



会った者には必ず離れる時が来る。




そう、必ず。





弓道で大切なのは、

「故意に矢を離す」のではなく、

「矢は自然に離れる」という事。






人生も同じなのかもしれない。



人は「離す」のではなく、

人は「自然に離れていく」のが理想で。






オレは弓道においても、

人の道においても未熟者だ。





今は、自分の弓道で、

後輩を惹きつけなくてはいけない。


弓の道は、深い。

まだまだ、自分にはできることがある。

それができればという、望みはまだある。









人の道は、



どうしたらええんやろ?





冷たいギターを抱える前に、


できることを探さなきゃな。

P7725 

2007年04月19日(木) 2時21分
 
 
 
前のアパートにはシャワーしかなかった。

つまり、湯船が無かったって事。


新居では、お湯を張って日々お風呂を楽しんでいる。



うちには、灰皿が三つ。

部屋と、キッチンと、そして、風呂場に。



湯につかりながらもタバコを吸う。

まぁ、たまにだけど。

それでも、いつか死ぬんじゃないかと思う。


風呂で死んだらなんか嫌だな。


でも、風呂で考え事するのは好き。




・・・・・



昔ミクシーの日記の方に、

人生は小説みたいで、

選択肢だとか伏線だとかって話をしたんですが、



やっぱり人生は小説みたいだと感じます。


しかし、伏線は驚くほど些細なものであって。


4ページくらい前には予想できていなかったことが、

いきなり起こり得る。







今、本気で悩んでいることがあって、




至極複雑なことなんだけど、

本当に単純なことで、








それは、自分は誰のことを好きなんだろうって事。







自分の気持ちが分からずに、

悩み生きています。





それに付け加え、



突然の出来事に動揺している、

動揺してしまっている自分が実に嫌いです。





動揺してしまった事実が、


それ自体、自分を動揺させています。





複雑でも、元をたどれば簡単で。




ただそのことを考えるのが嫌なだけなのかもしれない。







ああ、意味不明なこと書いてごめんなさい。

お花見 

2007年04月01日(日) 2時16分
 
 
阿佐ヶ谷からバスで10分くらい、

善福寺川緑地というところに、

彼女とお花見行ってきました。













東京に、

やっと思い出の場所ができました。

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ 

2007年03月04日(日) 19時12分
 
 
 
なんだか、ハングリー精神を煽るような言葉ですね。

こういう言葉、好きです。

一回突き落とされっちゃえばいいんです。
オレみたいな奴は。


そしたらもっかいはい上がるのです。

どっかの首相よりもよっぽど再チャレンジですよ、僕は。



『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』

これ、実は今度やる映画のタイトルです。


主題歌がチャットモンチーなんですよ。

なんかこう、3月・4月って良い歌が沢山出て素敵ですね。



本命はレミオロメン『茜空』

大穴は…まだ内緒です。



・・・・・



そんな感じで、今いわきにバスで向かってます。


色々と両親に迷惑かけてしまっていて、

帰るのも憚られたのですが、


「帰ってきたら?」

と一言頂いたので、帰ります。


 THE 謝罪帰省


怒られないことを切に祈ります。

あ、今回はあと一週間くらいいるつもりでござい。


ではでは。

Flavor Of Life 

2007年02月28日(水) 2時32分
 
 
 
宇多田ヒカルの新曲、久々に良いと思います。

何だか、すごい日常の事を歌っているのに、

曲自体が壮大で。

宇多田ヒカルっぽい、歌詞の使い方もステキです。


 どうしたのと急に聞かれると

 『ううんなんでもない』


っていう、使えなさそうな部分を歌詞にできちゃうあたりが、

やっぱりすごいんですよね。


しかも、すごく共感できる部分だし、

この曲で一番お気に入りです。

検索すると無料で聞けるページがあるので、

聞いてみてはいかがでしょう?




・・・・・



最近は心休める時間が少ないです。


引越しをするって決めてから、


お金、お金、お金...。


お金で悩むのって、嫌なもんです。

何度契約を取り消そうとしたことか。



今はちょっと前ほど悩んでないですけど。


なんか、

「こんな事で悩むのって、ちっちゃいな」

と思えるようになり、

「別にお金なんて、無くなったらまた貯めりゃいいじゃないか」

と開き直り。



だから、引越しするだけして、

そっから頑張ろうと思いました。




新生活と同時に、

色んなものを変えてみようと思いました。



それから、

今やれることは今やっちゃおうと思いました。

引越しだけじゃないんですが、色んな物に対して。





頑張ってみます。



来週あたり、みんなのいるいわきに帰ります。






そして、今日は眠いので、もう寝ます。
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