こころ 

August 28 [Mon], 2006, 10:46
大切なものをひとつ壊した

もとに戻らなくて

泣いた

何も変わらない自分と

もとに戻らない大切なもの

わかってる

わかってるけど

泥沼に足を掠め取られたあたしは

どう頑張っても動けそうにない

あぁ

なんて

なんてバカなんだろう

 

August 26 [Sat], 2006, 0:33
「おはよう。」
温かいコーヒーの湯気を見つめる
一人分のカップ
二人で迎える朝
もうとっくに数えるのをやめてしまった

眩しい日差しが差し込む
君はうざったそうに目を細めた

「急がなくていいの?」

俺の言葉など気にする風もなく
また眠りの淵を彷徨う

「もうそろそろ起きないとね」

窓が少しだけ開いている
夏の朝の風が寝息と共に流れる


俺は少し黙った
どちらにせよ俺の言葉は届かない

日差しは強いとゆうのに
それを感じさせない風はそよそよとなびく
俺はしばらくのあいだ心地よさを楽しんだ


30分後
のろのろとした動作で起き上がった彼女が
突然慌て出す

「あーぁ。だから起こしたのにな」

俺の言葉が彼女に届いた事はないけれど


支度を終えた彼女が
俺の横を早足で通り過ぎる
玄関の外に消えて行く彼女を見送り


「いってらっしゃい」


聞こえるはずもない声で…


壁に掛けてある向日葵のカレンダー
今日の日付には小さなハートマーク
きっと遅くなるだろう

俺はいつも通り
同じ場所に座り続け
彼女の帰りを待つだろう


ゆっくりとした優しい風が
イタズラな笑みを浮かべながら
俺の赤いリボンを揺らしていった

ひかり 

August 24 [Thu], 2006, 3:36
「お前の夢はなんだ」
俺の夢?
そうだ忘れてた
俺の夢?
なんだっけ

「行き先はそっちじゃないぞ」
そんなことわかってる
だけど道がないんだよ
ここはどこなんだ

真っ暗
どこまでも真っ暗なんだ
何も見えない
俺はどこだろう
なんだコレ
壁じゃねーか
俺はどこだ

「まだそこにいるのかよ」
いいじゃねーか
休憩中だ
あぁ…だけど
いつまで
一体いつまで休む気だろう

光が欲しい
何も見えないんだ
わかるだろう?

「あぁ怖いさ。だけど俺も持ってないんだ」



「その光ってヤツをさ」

あぁ、なんだ…



おまえもだったのか
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