今月はじめ

December 31 [Sat], 2011, 14:13
今月はじめ、大学の先輩と仕事で宇部市に行ったんですが、ともに好きな建築家の故村野藤吾さんの作品群を観て廻ってしまいました仕事もした宇部全日空ホテル1983年新建築風、というか明るい近代テイストの建築ばかりの昨今ですが、村野さんの持ち味の一つが重厚な壁です。
こーいう、どどんと重い質量の塊をデザインできる建築家は今いてるかなぁもう一つの持ち味が曲面。
巨大な玄関ピロティに、巨大な傘状の柱が。
ほんとはこの柱の周りは噴水池だったらしいが、現在は駐車場になってます。
噴水プールがモータープールになってるなんて知ったら、村野さん怒るやろな渡辺翁記念会館1937年戦前の、村野さんの出世作ですが、すでに重厚なタイル壁面が構成されてます。
フランクロイドライトっぽい砂岩ブロックもアクセントになっていて。
しかも重厚でいて微妙な曲面のファサード。
ところが左奥に高層マンションが建っていて台無しに。
宇部市の景観行政はなっとらんです内装は34世紀前のデザインとは思えないモダンさです。
特に出色の壁は、地下室へ降りる階段の石絵みたいなん。
なんだか分からないけど、素敵じゃこの日記カテゴリー、ほんとは今年ベルリンへ行く予定だったので、ベルリンの壁画像を最後にPしようと作ったのでした。
ところがとんでもない繁忙期。
で、欧州おひとりさま旅行は来春に延期。
目玉個人的にはのないカテゴリーになってしまいました。
目の前に壁があるときにどうするか。
リスクを犯して壁を乗り越えるか、蛮勇を奮って壁を壊すか、あてどなく壁を遠く迂回するか、なすすべなく引き返すか。
古典的、というか安倍公房壁的な対処法ながら、壁に扉を開けるというのがあると思う。
今年3月の東日本大震災のあと、5月頃から夏にかけて岩手県某市の復興まちづくりに少しだけかかわりましたが、時期尚早というか国の方針が出ない段階での動きだったので具体的な話にはならず、現地も行かずじまいオークションで、とっても中途半端なことに。
来年早々、こんどは宮城県某市の復興都市計画に参加することになりました。
春までの短期間に、市街地400haの復興プランを一気に作ります。
国のためとか東北被災地のため、とかではなく、とにかく壁に扉を描いてこようと思う。
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