運命論 

March 05 [Sun], 2006, 15:29
研ぎ澄ましてよ 私を
汚してよ もう少し
今なら留まれるから
その指で鳴らして

この部屋が
温かくなったら
夢から覚めて羽ばたくの

貴方の知らない
蝶(ひと)になれたら
貴方のために
舞って亡骸を落とすわ

気付いたなら
呼び止めて捕まえて
私が逃げてしまわぬ様
透明の虫篭に閉じ込めて

そうして

研ぎ澄ましてよ 私を
汚してよ もう少し
今なら留まれるから
その指で鳴らして

繰り返されるそれを
運命だと教えて
私に諭して

虚無 

March 04 [Sat], 2006, 15:32
私には無関係な恩恵だと
陽の光りを忌み嫌った
夢なら楽園 貴方に一片
手を鳴らして教えて

愛する事ができなかった
それが真実なら
愛そうと繕った
全てが偽りだった
ただ求めていたのは
二人きり眠るガラスケェス
…なのに何故私は一人?

私には無関係な慈悲だと
嫉妬に隠された密に
包む新緑 貴方に一寸
降り注ぐ風を巻いて

愛する事を望んでたのに
それが真実なら
愛せなかった心が
統べて偽りだった
ただ求めていたのは
二人きり誓う三途の空
…なのに何故私は一人?

DESIRE 

March 03 [Fri], 2006, 15:32
瞳を閉じたなら
まるで永いおとぎ話

深い森 迷い込んだ少女
今日も探し続ける
生きる意味 逝く意味

衝動によく似たそれを
貪り尽くせ
誰かが耳の奥で叫ぶ
全てを見透かされて
羽織られてく憎しみ

覚醒はまだ早い?
隔世は血を汚して…
撹乱に苛まれたなら
踊り続けませう
誰かがこの瞳を盗る迄

狂い焦がれても
嘆き疲れても
憎らしい程 貴方が響く

耳の奥で聞いた音
深い海の忠告が
愚かな二人を壊しても

私は果てない
少女は枯れない
私は死なない

だったら貴方
想う余裕も無い早さで
終わらせて

不眠 

March 02 [Thu], 2006, 15:33
眠れない夜が
最近続く

過去
記憶
その渦に飲まれて
結局捕われてる

痛みなんて多少も
感じていない

ただ
悲しいだけなんだ

私を取り巻いた周り
私を愛した人々
私の為に死んだ人

剥離されながら
やがて抹消されてゆく

そう思うと
そんな事が起こった
と 言う事実よりも

私は 私が
哀しいのかもしれない

あぁ何て都合のいい
あぁ何て滑稽な
生き物なんだろう

あぁ何て惨めな
あぁ何て愚かな
生き物なんだろう

結局は私も
自分が可愛いんだ

そうだよね

今気づいた…

閃光 

March 01 [Wed], 2006, 15:35
天気は晴れ
季節は春の手前

なのに心は湿気てて
感情は陰欝だったあの頃

広げたのは
真っ白なSketchbook

塗り潰して
真っ黒にしたくて

力いっぱい
クレパスや絵の具で
隅々を塗り潰した

是は私の心の中。

そう呟いてから
黒に依存して
取り付かれたかの様に
それでもその行為を
繰り返す

そのうち

Sketchbookは
クレパスや絵の具
私の汗や涙に塗れて
裂けてしまい

やがて次のページが
私の視界に映る

それが何だか
閃光の様に思えて
込み上げてくる
悲しみに耐えられず
私は手を止める

求めていたのは
闇なんかじゃなくて
きっとその眩しい
光だったのに…

どうして今になって
また
手をのばせずに
居るんだろう

求めていたのは
闇なんかじゃなくて
きっとその眩しい
光だったのに…

登場人物 

February 28 [Tue], 2006, 15:34
夢の中に
出てきた登場人物は

もう会わないで在ろう
かつて本気で愛して
溺れかけた人

偶然の再会に

強引なキス

思い出の場所

「30日に此処に来て欲しい また会いたい」

そう言われて
私は首を縦に振らず
立ち去った

そして目が覚めて

携帯を見る

「30日なんて無い」

だって今は2月


やっぱり…
夢だったんだ

喪失 

February 27 [Mon], 2006, 15:35
何かを失ったり
何かを切り捨てるとき

私はいつも相手の事を
忘れる為に
「死んでしまった」
「死んじゃったから」
なんて自分に
言い聞かせながら
忘れようと勤める

そしたら自然と
いつのまにか
色んな意味で
諦めがつくんだよね…

それからそれが
ずっと癖になって
いつからか人を
失う事も恐くなくなった

得てしても尚
失う恐さなんて忘れた

それなのに

涙は枯れたのに

愛なんて忘れたのに

不思議だね

いつか君に対しても
そんな諦め方を
する日が来るのかな
って思うと…

何だか
恐くて仕方がなくて
今は少しそれに
震えながら
何とか息をしてる

結局は強がりなのかも
しれないけど
もしも君が私の
強がりな性格を
わかっているなら……

私の中で
死んだりしないで

連鎖 

February 26 [Sun], 2006, 15:36
ねぇ お母さん 違うの
そんなんじゃない

「断ち切れ」なんて
貴方は言うけれど
そう簡単にあの出来事を
断ち切れてしまったら
私は人間じゃなくなってしまうじゃない…

だからそんな事
言わないで?
どうせフラッシュバックで苦しむのも
不安発作で苦しむのも私なんだから

いーじゃない…
この憎しみだけは
忘れられそうに無いの

だってあの男は何度も私を殺した

何度も


何度も。

pierrot 

February 25 [Sat], 2006, 15:37
誇り高き
道化の侭で一礼
こんな姿で笑われ様とも
まともな思考で
笑っています

誇り高き
道化の侭の一例
こんな頭でイカれ様とも
まともな趣向で
満足しています

喝采に耳を塞いで
上品に舌を出せば
ダマされた皆は
ボクの独壇に嵌まり込む

生きることは
最高のショータイムで

愛することは
傑作のサーカスさ

死ぬことは
絶頂のフィナーレ

だったら
ボクを見て笑う世界と
世界を見て笑うボク…
果たしてそのどちらが
本当の幸せ者なんだろう

WISH 

February 24 [Fri], 2006, 15:37
息が出来なくなったんじゃない
私が望んだから
その通りの世界になっただけの事


心から想って愛する誰かが居るなら
いつか過去も許される日が、きっと来る。


それはきっと、綺麗事なのかもしれないけど。


正直なところ、やっぱり
自分の存在を『許す』に
生きているのかもしれない。


ねぇ、ただ一つだけ願いを叶えてもらえるとしたら
貴女は何を祈りますか?
P R
2006年03月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新コメント
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:s-h_projecter
読者になる
Yapme!一覧
読者になる