いつまでも「いじめ」がなくならないのはなぜなのか

June 14 [Fri], 2013, 15:22
文部科学省の調査によると、小・中・高・特別支援学校におけるいじめの認知件数(平成二十一年度)は約七万三千件と、前年度より約一万二千件も減少したそうです。
 しかし、生徒が自殺した後で、はじめていじめが認知されることも多く、残念ながらこの数字を鵜呑みにすることはできないようです。
 いじめが生じる原因のひとつとして考えられるのが「スケープゴート理論」です。白いヤギに人間の罪や苦難を背負わせて荒野に話す習慣があった(『旧約聖書』レビ記第十六章)ことに由来するもので、アメリカの人類学者ヘンリーが「家庭の平和は家庭内の一人が犠牲者になることによって成り立っている」と主張しました。
 また、ある集団が危機に直面すると、欲求不満を解消しょうとして特定の人物が非難や攻撃の対象とされる現象が起きることもあります。これを「フラストレーション攻撃仮説」と言います。
 歴史上、このフラストレーション攻撃仮説によって、たびたび悲劇が起きました。
 たとえばナチズムによるユダヤ人追害(経済破綻の原因が、ユダヤ費との陰謀と宣伝した)や、スターリン主義下のトロツキスト(トロツキーを支持する人々)やクラークと呼ばれる富農の弾圧(大量粛清を行なって個人独裁を実施した)。日本でも、関東大震災直後に朝鮮人虐殺(朝鮮人が井戸に毒薬を投げ入れたというデマによるもの)が発生し、罪のない多数の人の命が奪われました。
 


楽臭生活
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:龍二
読者になる
2013年06月
« 前の月  |  次の月 »
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
最新コメント
ヤプミー!一覧
読者になる
P R
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
http://yaplog.jp/ryuujimay/index1_0.rdf