
もう10月も半ば。
この時期になると受験生は少なからず真剣に進路について考える。
生まれて初めての自由に選ぶことができる未来。
中学が終わるということは同時に義務教育が終わるということだ。
高校へ進学すること、専門学校へ進むこと、就職すること、すべて君たちに与えられている権利だ。
意志をもって選んだ道ならいずれも立派だ。
逆に何の意志もない進路は君たちには選んでほしくない。
最近テレビで石川遼君(プロゴルファー)の活躍を見るたびにふと思いだす一人の生徒がいる。
その生徒は6年前の自分の卒業生である。
彼は小さい頃からゴルフをやっており、プロゴルファーになる夢を持っていた。
その為、高校も県外のゴルフの名門へ進学を希望した。
しかしその高校はゴルフだけでは入学できず、学力も必要な学校であった。
5科目の勉強とゴルフ、それは直接関係のないものかもしれない。
しかし彼は将来の夢へ近づく進路として高校を選び、その為に勉強もした。
結果は見事合格を果たした。
彼が塾から卒業する最後の日「プロになったら個別指導でゴルフを教えてね(笑)」という僕からの一方的な約束を交わし彼は卒業していった。
その後彼は高校1年生からレギュラーとなり団体戦で全国優勝をした。
高校2年生でも全国優勝をした。
高校3年生では主将になり全国3連覇を果たした。
そして夢を追い求め大学へ進学した。。。
いつの日か彼の名前をテレビで見る日を楽しみにしている。。。
そんな生徒のことを思い出す。
今の時代、彼のように将来の夢が具体的に明確な人は少ないかもしれない。
それでも意志をもって進路を選ぶことができる。
今の時点では美容師になりたいが、確実な夢ではない。。。
そんな時は美容師の資格を取る事ができる短大を目指すことで美容師以外の将来にも対応できる。
具体的な夢がないなら具体的な夢を持ったときに様々に対応できる普通科の学校を選べばよい。
アルバイトをしながら自分の適性を知るためにアルバイト可の学校を選ぶのも良いだろう。
文系・理系が決まっているなら必要な科目だけを選ぶことのできる単位制の普通科を選ぶのも良いだろう。
大学を卒業してから専門学校で学ぶこともできる。
夢がないなら将来を狭めない進路を選べばよいだろう。
全ては君たちが自分自身で決めることだ。
親や塾の先生が出来るのは君たちの参考になるアドバイスだけだ。
進路は自分で決めてほしい。
真剣に決めた進路なら先生も親も反対はしない。
時々聞く以下のようなセリフ。
「自分の行きたい学校に親が行かせてくれない」
このセリフは君たち自身が努力してでも行きたい進路を考えていない証拠でもある。
口先だけの進路で努力が伴っていない証拠でもある。
本気の人間には誰も反対はしない。
人に言われても決してぶれない進路を君たち自身で見つけよう。
塾でこんなことをいうのもなんだが今の時代、4年制の大学を卒業したからいい就職が出来るわけではない。
大切なのは大学を卒業するかどうかではなく、意志をもって大学を卒業するかどうかだ。
意志をもって専門を卒業するかどうかだ。
意志をもって就職するかどうかだ。
初めて自分で選ぶことができる進路。
だからこそとことん悩め。
そして自分で決めよう。
そして決めたら振り返らず努力するのみ。
最後は写真の遼くんのように全員でガッツポーズだ!(室)