マトーヤの江島

July 18 [Mon], 2016, 10:09
技術力の足りない歯科医に当たってしまうと、せっかく手術したインプラントがグラついたり外れたりするケースもあります。もちろん経験豊富な歯科医が埋入してもそういったことは起こりえますが、その確率の差は歴然です。万が一のことも考えて保証の有無は事前に確認しておいた方がいいでしょう。
インプラント治療ではデメリットよりもメリットの方が比較にならないほど大きいんです。保険がきかなくて費用が高くても、治療完了までの期間が2年を超えても、外科手術が必須であっても、それ以上に大きなメリットを享受できます。入れ歯やブリッジは失った歯を見た目だけでしか補ってはくれませんが、インプラントは自分の歯と同じように噛めるという機能を取り戻すことができます。
インプラントにすることで、食事がとっても美味しくなります。味だけではなく、歯ごたえの違いや料理の温度まで再び感じられるようになります。固いものも普通に噛むことができるので、我慢していたものも食べられるようになります。インプラントでは噛む力は入れ歯の4倍もあります。
インプラントは自由診療なので、かなり高い出費を覚悟しなければなりません。でもだからといって、激安価格に釣られてインプラントを選ぶような愚を犯してはなりません。表示金額以外にも請求される場合や、そもそも品質に大きな問題を抱えている場合もあります。インプラントを選ぶポイントは、最優先でその歯科医が信頼できるかどうかをチェックすることです。
インプラントは1本から手術できますが、多くのケースでは数本の手術となるケースが大半です。インプラントを希望するのは高齢者が多く、失っている歯が1本ではない方の方が圧倒的に多いからです。また、大半の歯が失われている状態のことを多数歯欠損と言い、この場合にはall-on-4といった特別な方法が用いられます。
allon-4とは、歯がほとんどない方に行われるインプラント手術の最新技術です。これまでの方法ではインプラント1本に対して歯は1本でしたが、all-on-4では4:16となります。上顎もしくは下顎に4本のインプラントを埋入し、すべての歯を支えるという手法です。埋め込むインプラントの本数によって、all-on-8などと呼ばれることもあります。
近年では歯医者さんでもインフォームドコンセントを意識しているところが増えてきました。特にインプラントなどの治療費が高額になる保険が効かない自由診療を行っている歯科医院に多い傾向があります。外科手術というリスクと高額な治療費、長い治療期間を考えれば、患者側からしてみれば当たり前のことのようにも思えます。
インプラントの治療期間がとても長くなる理由としては、埋入したインプラントと顎の骨が結合するのを待たなければならないからです。ソケットリフトなどの骨造成を行う場合には更に時間が必要となります。長い場合には治療期間が2年を超える場合もあるようですが、完了後には以前と比較して生活の質がガラリと変わります。
インプラントは失った歯を取り戻すための治療ですが、同じような治療に入れ歯とブリッジがあります。入れ歯もブリッジも保険が使えますので安く済みますが、それ以上にデメリットの大きさが際立つことも事実です。共通しているのは、『噛めない』『痛い』ということです。
入れ歯でもブリッジでも、ぱっと見では失っている歯はないように見えます。そうは言っても表面的な事で、歯の機能を取り戻せるかと言えば、残念ながらそんなことはありません。第一印象だけを気にするのか、もしくは噛むという歯の機能を気にするのかは判断が難しいところでもあります。
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