3/5養老孟司先生を囲んで「福島の森・里の未来を考える集い」@福島県福島市

March 14 [Wed], 2012, 21:31
福島浪江町の請戸地区は、原発の排気塔が目の前に見える6km圏内という近いところにありながら、立地条件により放射線量が年間1ミリシーベルトとかなり低い数値なのだそうだ。
放射線の専門家の東大の教授が、この地区から除染をして、復興を始めるべきだと主張し、政府も有識者として迎えるという、。
森の木を伐採して燃やしてエネルギーに利用して、煙は99除去できるフィルターを通して排気、あと処理は人工バリア型の処分場に封じ込めて土深く埋める。
皆伐後の山の土は数p剥いじゃえばいいそこに植林して森林再生を行なう。
30年後には汚染されていない森林が広がる。
という構想だそうだ。
ほんとうにそうだろうか教授は、日本の経済力と科学技術を結集すればできないことではないという。
生物学の専門家や地質学者生態学者の方々の見解はどうなのか調査はどのくらいなされているのか、日本の経済力と科学技術を結集して向かう先は、山の土を剥いだら自然界への影響は計り知れない、。
国にとって、企業にとって都合のいい政策でも自然はウソも誤魔化しもなくただただ自然の成り行きにそれはお金では解決できない、人間が元に戻すことはできない。
3月5日、福島市で行なわれた、養老孟司先生を囲んで福島の森里の未来を考える集いの円卓会議に出席する鋸谷さんに同行し、会議を傍聴させていただきました。
森はいったい誰のものというテーマで会議は始まりました。
ちょっと長いですが、メモから抜粋でご紹介します。
Q自然界というもののあり方を、養老先生はどう受け止めておられるのでしょうか昆虫をやっている人はすぐわかるが、地下の砂利の間に隙間があり、地面に落ちた水はその隙間を通る。
そこに虫が棲んでいる。
放射能も地下を流れている。
地面の水がどうやって川にいくのか考えていない。
地面の中にみんな関心を持たない。
根の深さ、広がり、となりの木との絡まり、深さ地面の下、どこまで深く生物がいるのかそれを、我々は、無いこと。
と見ている。
Q木はどのくらい放射能を吸っていくのか年輪に溜まるのではないか今年の年輪にくるのではなく、中に浸透して、木材全体に入る。
基本的に根から吸い込んで溜めこむということはないが、検出できるくらいには入ってしまう。
福島の木材産業、林業者が問題としているところ生物にどう影響するのか、研究者の方にちゃんと示していただきたい。
子供の場合、小さい時に細胞が壊れると増えていく理屈でいえば、危険が増える。
セシウムがどのくらいあるのか、地域で調査はされているのかまた、どのくらい調査され、検討しているのか森の除染に100億かけてなされたが、その前にどのくらい調査したのか計測中の通学路から80マイクロ出た山の中にそういう場所がどの程度あるのか全部の山を長期的に除染する計画があるらしいが、普通の人たちが生活している20mくらいまでの山を除染するという情報がある山の奥まで除染は不可能ではないのか山の除染は、森林を皆伐し、粉砕機にかけて袋に入れ仮置き場に置くという。
それは除染じゃなくてあくまでも移動ではないのか山の中のホットスポットは、気象条件にもよる。
広葉樹は夏と冬ではぜんぜん違う。
ちょっとした高さの違い、風の違いで変わる。
線量計では、夏はスギ林が低く、雑木林が高かったが、今は逆転している。
現在、福島の林業従事者の方々は、線量計をもって山に入り、線量の高い場所では短時間の作業で対応しているそうだ。
しかし、汚染された木材というレッテルのため、このままでは生活がなりたたないと、切実な状況にある。
山林所有者の方も同様に、安心を勝ち取れる除染方法に望みを託しておられた。
一方、宅地、45マイクロで、夏に草をむしって庭の片隅においた。
ドラム缶を半分に切った中で少しずつ燃やしてみた。
今、その缶の中は、54マイクロにもなった。
絶対に燃やしてはメだと思った。
と訴えた方もいた。
セシウムは粘土質に抱きついて離れない性質があるそうだ。
チェルブイリでも、土の表層にはいつまでもあり続け、土が動くときに一緒に動く。
粘土質のところまで取れればいいが、水で除染してもただ溜まるだけ。
健全な自然林の山のセシウムが、山から涌き出る水に入る確率はグンと低くなる。
田畑は人間がいなくなると自然に還るが、山は人間がいなくても成り立つ。
人間は山を利用しないと生きていけない。
天然林については人間はいらない。
数年、数十年、山を諦めるのもひとつの方法。
山が健全であれば、水は濁らない、泥が流れない、山の機能を健全にすることである程度抑えることができる。
人工林を健全にすることが大切。
天然林はいじる必要がない。
住宅周りは手を出さなければ安心できないが、山全体には手を出してはいけない。
森全体を考えた時、森の土、土壌は何十年、何百年自然の中で作られてきた。
見えない菌、微生物で自然は成り立っている。
一気に除染をしてしまったら、いくらお金をかけても元に戻すことはできない。
目にウェディングキューピット見えない微生物をわからずして除染するのはどうなのかもっと広い長い意味で考えた方がいいのではないか木曽は400年前、幕府の尾張藩によって厳しく規制し守られた天然更新の山で、現在、伊勢遂のご用材を供給している。
ヒキの最北端福島は、このまま手つかずの状態で、30年、100年、200年400年経つと木曽のような大木の森になるかもしれない。
木も虫も、だまってそれを受け止めている犠牲になられた方々や、そこに今も暮らしている人たちの土地に対して思う思い、。
簡単に割り切れる問題ではないと思うけれど、山の土を剥ぐことに膨大なお金とエネルギーを注ぐのではなく、山はそのまま自然の時に任せるのが一番良いと思う。
そして、日本中に溢れかえる不健全な人工林を健全な状態に導くための林業にシフトし、全国に林業技術者の出稼ぎや林業、木材関係者の受け入れ体勢を充実させ、日本中の山の機能を健全に回復させるという道が最善のようにわたしは思う、。
自然は絶対。
わたしたちを含め、生きとし生きるすべてのいのちはつながっていることを思い出し、自然の摂理に学び、自然の営みに則した解決策こそが、未来への道しるべだと信じる。
今回の福島で受け取ったもの、。
キーワードは、土、微生物。
そして受け取ったメッセージ、。
自分を侮らないでください。
この言葉は私の心に大きく響いた。
というのかイレクトに身体の中心にエネルギーとして定まったというような。
311をターニングポイントに変換し、よりよい未来へと歩き出した伝説の日になるようないのちの森にいのちの星に教えを請い、つながるいのちの循環の中でわたしたち人間が生きていく術を学び、未来を築いていく。
自分を信じて未来を信じてひたすらにそれが生きている今を生きるわたしたちの果たすべき責任だと思う。
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