ヴィンセントだけどあっちゃん

May 26 [Thu], 2016, 8:48
腕の良くない歯科医に当たってしまうと、せっかく手術したインプラントが安定しなかったり脱落したりする場合もあります。もちろん経験豊富な歯科医が手術してもそういったことは起こりえますが、その確率には大きな開きがあります。リスクに備えるという意味でも保証の有無は手術前に聞いておいた方がいいでしょう。
インプラント治療ではデメリットよりもメリットの方が比較にならないほど大きいんです。保険が効かないので高額な治療費を支払っても、治療期間が長期間にわたっても、外科手術を行う必要があっても、それ以上の価値があります。入れ歯やブリッジは失った歯を見た目だけでしか補ってはくれませんが、インプラントは歯の機能自体を取り戻してくれます。
インプラントにすることで、美味しい食事が味わえます。味は当然ですが、歯ごたえの違いや料理の温度まで再び感じられるようになります。固いものも普通に噛むことができるので、控えていたものも食べられるようになります。インプラントでは噛む力は入れ歯の4倍もあります。
インプラントは保険が使えないので、高額な治療費が必要です。でもだからといって、安さを優先させてインプラントを選ぶようなマネは決してしないでください。表示金額以外に手術費用等を追加で請求される場合や、安全性に問題のある製品だったりという場合もあります。インプラントを選ぶときに優先させるべきものは、何をおいてもきちんと任せられる歯科医かどうかを見極めることです。
インプラントの埋入は1本からできますが、たいていの場合複数本の手術となるケースが多いです。インプラントを希望するのは高齢者が多く、なくなった歯が1本ではない場合が圧倒的に多数だからです。また、大半の歯が失われている状態のことを多数歯欠損と言い、このようなケースではall-on-4といった特別な方法が採用されます。
allon-4とは、ほとんどの歯がない方に行われるインプラント手術の最先端の技術です。元来の方法ではインプラントと歯の割合は1:1でしたが、all-on-4では4:16となります。片顎に4本のインプラントを埋入し、すべての歯を支えるという手法です。インプラントの埋入本数によって、all-on-8などと呼ばれることもあります。
この頃は歯科医院でもインフォームドコンセントを前面に打ち出しているところが増えてきました。特にインプラントなどの治療費が高額になる自由診療を行っている歯科医院に多い傾向があります。外科手術というリスクと高い費用、すぐには終わらない長い治療期間を考えれば、患者側からしてみればあって然るべきことのようにも思えます。
インプラントの治療期間が長くなる理由としては、歯の土台となるインプラント本体と顎の骨が結合するのを待たなければならないからです。GBRなどの骨造成を行う場合には治療期間は更に長くなります。長い場合には治療期間が3年に渡ることもあるようですが、完了後には生活の質が一変します。
インプラントは抜けてしまった自分の歯を人工の歯で補うための治療ですが、似たような治療に入れ歯とブリッジがあります。入れ歯もブリッジも保険が使えますので治療費は安く済みますが、それ以上にデメリットの大きさが際立つことも事実です。共通しているのは、『噛めない』『痛い』ということです。
入れ歯でもブリッジでも、一見しただけでは抜けている歯はないように見えます。ですがそれはあくまでも見せかけだけで、普通に噛んでも問題ないかと言えば、残念ながらそんなことはありません。第一印象だけを気にするのか、それとも歯の機能自体を気にするのかは判断が分かれるところかもしれません。
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