2006年11月06日(月) 22時23分
携帯変えた。番号も教えてない。
でも、どっかで期待してる。
鳴るはずがないのに、逢いに来るはずもないのに、いつもそのときのことを空想してる。
家も、職場も何にもしらないのにね・・。

鳴らない電話を見ては悲しくなり、思わずかけたい衝動に駆られる。
でも私はもうアキラに逢ってはいけない。
どうせ元から好きでも何でもなかったんだもん。
憧れであり、依存の対象。
現実が辛いから、それを上回る夢が欲しかっただけ。
その相手としてアキラを選んだだけ。
なのにこんなに辛いなんて計算違いだわ。

2 

2006年11月06日(月) 23時43分
前は本性なんてどうでも良かったのに。
今はすごく知りたい。
これは恋?
ドラマや小説で客観的に見ればすごくよく解るのに
自分のこととなると解らない。
でも、知りたい。あの人が何をどう考えて生きてるのか。

出会ってまだ半年だけど、つい最近まで私はアキラについて
思い違いしてた部分がたくさんあると思う。

最初は表面上はとっても優しいけど自己中な人だって思った。
(それは今も変わらないんだけど)
女を振り回すだけで何もしてくれなそう。
だから私は恋はしないって誓った。

それからはあの人への評価は特になかった。
顔がタイプだから、言葉の感じが、接し方が優しいから、
勝手に利用してた。
私の空想の恋人としてw
実物には何にも期待してない。
ただ存在して、時々逢えて
ときめきをくれさえすれば良かった。

本当は期待はしてたけど・・アキラはすごくすごくすごくもてるし、
女なんて次から次に!って感じ出し、
私は私で意地っ張りだから・・
もっと解りやすく強引にしてくれないと一歩が踏み出せない。

だから強がってた。自分自身に対して。
自分に嘘ついてどうなるんだか・・。
なんもいいことなさそうだけど、そうやってバリアを張ってたというか、
自分を守ってた。

それは見事に成功して、きちんと割り切れてた。
恋以外のこと、
そういうことに力を使えてた。
だから自立できてた。


でも私には色々あって、
空想の恋人が必要だった。

だから連絡してた・・もちろん頻繁ではないし、
アキラが私のことを忘れるだろうなと思われる感覚ぎりぎりで・・
普通はあまり人に連絡しない私だから
やっぱ会いたかったんだ。

とにかくアキラは私の中にいつも居た。

3 

2006年11月07日(火) 3時57分
アキラは今年に入ってから目指してるものがあり
それに向けて頑張ってたんだけど、
その目指してるものというのが
相手がいて競いあうもので、
アキラはその優勝候補として一番にあげられる人だから
その分バッシングも凄くて・・

途中は投げ出して
仕事も休みがちになったりとかしてたみたい。
嫌がらせは日に日にエスカレートしていくばかりで
自殺とかしないよね??
って思っちゃたくらい。

ちょうどそんな時、
私は自分の周りの環境が変わってきたこと、
自分を変えなくてはいけない時期にきていること
体力、精神力ともに限界がきてることに気づいて悩んでた。

でも誰かに相談できることじゃなくて、
自分でもどうしていいのか解らなくて
そういう過酷な状況にいるアキラに
自分を重ねたのかもしれない。

全然違う環境だし、
接点はないんだけど
人に言えない悩みをもっているという共通点が
私をアキラに引き寄せたんだ。



4 

2006年11月07日(火) 3時59分
久しぶりに見たアキラはげっそりと痩せていて
頬がすごくこけてて、
いつもあるオーラが半分以下にまで消えていた。
半分というのも優しいかもしれない。
本当に可哀想になるくらいやつれてて
心労の深さが見えた。

私はそんなことあまり気にしない
素振りをしつつ、
今まで遠慮なく触れてきたような話題とか
も避けながら話すように気をつけた。

なぜだか知らないけど
共感してしまったことで
相手が空想世界の人間から
リアリティーをもった現実の相手へと
かわっていた。

 

2006年11月07日(火) 4時12分
そんな私も相手のことを気にする以前に
自分のことで精一杯だから
ひたすら飲んで飲んで飲んで・・・
正直その夜のことは忘れてしまいたい。

記憶のしっかりしてる部分から
記憶の薄い部分へ以降するあたりから
思い出したくないような逃げ出したいような
いたたまれない気持ちになる。

気づいたら気持ち悪くて
喉が今までにないくらい腫れてて
声を出すのも苦痛で・・なぜか
知らない男と知らない家に
知ってる子と寝てたw

昨日を振り返ってみると・・
アキラに抱きついて散々言ってた・・。
あぁ。もう思い出したくもない
恥ずかしい出来事。


でも、そこはさすが女にもてるだけあって
女の扱いのプロ。

数日後・・

”あんなに飲み方するなんて・・何かあったの?
俺でよかったら聞くし、何でも話してよ。
俺、何聞いても引かないし。大丈夫だから。
支えたい”






カッキーン







ストライク!!







落ちた・・。
あんなに何ヶ月もバリア張ってたのに、
たった数分でスルリと中に入られた・・。

弱ってるときの女はそういう
解ってくれてる的な言葉に弱いのを
アキラはよーく知ってるね。




6 

2006年11月07日(火) 4時36分
肌が変わった。
特にお手入れは変えていないのに
内側から輝いてた。


むくみがとれた。
顔や表情がスッキリして周りに痩せた??
って聞かれた。


行動が素早くなった。
三日後に海外旅行を決めてみた。


今まで遠慮して自分を押し殺してたけど
その必要がないことに気づいた。
もっと個性をだしていいんだって気づけた。


今いる環境が変わってしまってもいいと思えた。
駄目ならそれでもいいと思えた。
だから言えなかったこと
ちゃんと伝えられた。


そしたらWさんは私が言い出すのを待ってた
と言ってくれた。
何時まで一人で頑張ってるのかと
見守ってたと。

でもそれは、私が言い出さなかったら
何時までもそのままだったということ。
見守ってくれてはいるけれど、
ただ見てるだけ。



自分しだい・・


自分の出方しだいで
良いも悪いも事態は進んでく。

あのまま諦めて投げ出さずに
ぶつかってみて本当に良かった。

それもこれもあの一日と
アキラの存在、言葉のおかげ。

負けずに頑張ってるあの人を傍に感じて
私も吹っ切れた。
もう少し頑張ろうと思えた。

 

2006年11月07日(火) 6時05分
あの電話以来、完璧にアキラは
私の中にいた。

食事をしてても、お風呂に入っていても
寝てる間ですら夢で出てきた。

私は怖くなった。
だから友達の誘われるがまま旅行を決めた。

向こうにいる四日間、
極力考えないように努力はしてみた。

でも、テラスから海を眺めながら
隣にいるのがアキラなら・・と思う
自分を止められなかった。

私はアキラに恋していた。

8 

2006年11月07日(火) 15時45分
空港から戻ると真っ先に
アキラに連絡した。

返事なし・・


私は落ちつくために荷物と部屋の片付けを始めた。



夜中、電話が鳴った。
着信音設定してるから誰かだかすぐにわかる。
私はわざと数秒音を聞いてから電話をとった。


もしもし・・?

久しぶりに聞くその声は
とっても耳に心地良くて
私はすぐにでもあいたくなってしまった。



今からあおう



私は夜中の3時なのにもかかわらず、
急いで支度をし、家を出た。

 

2006年11月07日(火) 15時54分
たぶん、心が浮き浮きしていたからだと思う。

家をでて大きな通りへ向かう途中
背後から近づいてきた自転車の男に
いきなり胸をわしずかみにされた。

あまりにビックリして数秒止まってしまったが
すぐに叫びながら追いかけた。
でも、男は笑いながら更に暗い路地へと自転車を
進めていく。

私は悔しかったけど、追跡をやめることにした。
深追いしたらもっと危険な目にあうかもしれない。
しょせん、女は男の力には勝てない。

私はタクシーを捕まえてアキラのところへと
急いだ。



10 

2006年11月07日(火) 16時01分
シートにもたれながら、私は考えた。

深追いすると危険・・

アキラのもとへ向かう私にも同じことが言えるのではないか??

日頃から迷信深い私は
さっきの事にも意味があったんではないかと
考え始めていた。



最初に会ったときから危険を感じて
まともに向き合うことから逃げてきた。

今私が向かってる先には何があるのか??

数十分前には凄く幸せに思えたこの道も
今は少し憂鬱になってしまっていた・・。
P R
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