光圀伝 ※ネタバレあり

November 06 [Tue], 2012, 16:58
バイト先の人が沖方丁好きすぎて貸してくれました結ゥらいいますと面白いすごい時代小説といえばのぼうとか利休に尋ねよとかほんとにちょっとしか齧ってなかったんだけど時代小説の面白さ、醍醐味を存分に味あわせてもらった感じ。
幼少期からはじまり800ページ弱いやそれでも旦那に厚いねっていわれるけどさだけでこうも男の一生が書ききれるもんなんだなぁと。
感服。
水戸光圀は今ですら水戸黄門として愛される人なんだけどこんな人でも失敗とか恥とかそういうものを積み重ねてきて生きていて全部自分の糧にしていたんだなと。
全然ベクトル違うけど漫画の雛l言われている手塚さんだってただ聖人君主じゃなかったんだよね。
編集者泣かせだし。
丁度ブラックジャック創作秘話読んでたから余計こっちも面白かったよ小さい頃から自分と兄の関係に悩んだり、少年期にはふらふら不良していたせいで間違いをおかしたり、それで宮本武蔵に情けない姿さらしたり、自分の大義を見つけるけどそのせいで孕ませた自分の子供を流そうとしてめちゃくちゃ周りに迷惑かけたり、置き換えたらこれって今の日本でもありうる失敗や間違いなんじゃないかなってなることばかり。
でもその恥を忘れず、驕らず、自分の大義のために生き抜くことができる男って本当にかっこいいよね、男としてというより人間として尊敬する。
だいぶ美化されているところもあるみたいだけど実際財政とかは相当きびしかったみたいだしそれでも当時の江戸の平和を願い続けているところもいいよなぁ。
私はここ最近許しの物語が好きなんだけど、光圀もたくさんの人に支えられて生きているんだよね。
それはお兄さんだったり、友だったり、妻だったり、妻の側近だったり。
光圀がいきずまった時には必ず光圀を許してくれて、そっと支えてくれる。
そんな許しを与えられる人がもっと沢山いればこの世界はいいのになぁ。
あと、ラストで光圀が対峙し殺害する人物に対しては評価が分かれるところだと思うんだけど、人によってはこの人物に思い入れているとラストつらいかも正ェいくら勝っていても、歴史がそれを肯定していても、今の世の中が間違っていても、それを許して今の世界を、江戸の安泰を願った光圀は本当に副業求人立派な人物だったと思う。
もちろん、歴史をしっている私たちにとってはその人物の言っていることは後々起こりうる事で間違いではないのだけど、それでも今の平和を維持しようとした光圀はぶれなかったんだなぁ。
だからこそ悲しい。
この本の登場人物は本当にまっすぐで、それぞれの生き方を貫いていて、だからこそラストは泣いた。
次の直木賞は光圀伝でいかがでしょう
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