篠原と門間

July 07 [Thu], 2016, 18:49
インプラント手術の目的は、なくした歯を取り戻すことにあります。歯科医院はコンビニよりも多いですが、インプラントに力を入れている歯科医院は全体のおよそ2割ほどしかありません。その限られた中から信頼できる歯医者さんを探すことが大事です。
インプラントはどのくらいもつのか気になりますが、正直なところ知っている人はどこにもいません。インプラントが一般に広まってまだそんなに時間が経っていないので裏付けとなるデータが得られていないのです。一番必要としているのが高齢者ということもありますが、インプラントは死ぬまで問題なく機能しているようです。専門家によれば、インプラントの寿命は40年とも50年とも言われています。
インプラント治療を受けるのに、年齢制限の上限はありません。骨の成長が止まる20歳前後から受けることができます。70歳以上の方であってもインプラント手術を受けた方はいらっしゃいます。ただ、年齢的には問題はなくても持病によっては諦めざるを得ない場合もあります。
高血圧・糖尿病・心臓疾患・呼吸器疾患などをお持ちの方は、インプラント手術ができない可能性があります。もしもインプラントを希望されるのなら、かかりつけのお医者さんとよく相談してから決めるべきです。インプラントにしたい妊婦の方は、子供が生まれてから一段落してからにしましょう。
インプラント治療で真っ先に心配するのが痛みに関することです。チタン製のボルト状のものを歯茎の下の顎の骨に埋め込むわけですから、とんでもない痛みをイメージしがちです。でも実のところ、麻酔をしないわけがありませんので、歯を抜くときと同レベルの痛みしかありません。親知らずを抜歯するぐらいの痛みしかないんです。
自分の歯と同じように噛めるインプラントにしたくても、手術が怖くて踏み出せない、という方もいるかもいしれません。過剰に恐怖心を抱くとどうしても治療全般にわたって余分な反応をしてしまい、危ない状況を自分から作り出してしまいます。実は嬉しいことに、恐怖心を感じなくなるという麻酔があります。
インプラント手術のできる歯科医院は全体のおよそ20%ほどしかありませんが、その中から全幅の信頼を寄せられる歯医者さんを独力で探すのはとても難しいかもしれません。もしあなたが本気でインプラントにしたいなら、最初にしなければいけないのは情報収集することから始めるべきです。
インプラントで頼れる歯医者さんは、難しい症例でも対応できる歯科医、と言い換えることができます。難症例で代表的なものに『充分な骨がない』という症状があります。現在では骨造成という技術ができているので、インプラントを埋め込む場所に骨を創ってそこにインプラントを埋入します。
意外に思われるかもしれませんが、つい最近まで大学ではインプラントを学ぶことができませんでした。歯科医たちはインプラントメーカーが主催するセミナーに参加したり、インプラント学会に所属するなどして、知識や技術を磨いてきました。時代は変わって今は大学でもしっかり教えているので、今後インプラントに積極的な歯科医は増えそうです。
入れ歯からインプラントに替えたくて歯科医を訪ねたにもかかわらず、「あなたにはインプラントはできません」と言われたらどう思いますか。実はきちんと断ってくれる先生はいい歯医者さんです。残念なのは、症状と自分の技量が釣り合っていないことが分からない歯医者さんです。
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