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ゴッド・ハンドとの出会い-後編 (2011年07月03日)
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ゴッド・ハンドとの出会い-後編 (2011年07月01日)
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ゴッド・ハンドとの出会い-後編 (2011年07月01日)
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ゴッド・ハンドとの出会い-後編 / 2011年06月01日(水)
気づくと天井を見上げていた。手探りで枕もとの携帯を手繰り寄せる。よかった、最後に起きてから2時間くらい寝てたみたいだゆらゆらよっこいせと起き上がる。が、痛みは無常にも昨晩と変わらず首に刺さったまま。

腹は減っているが食べる気力なし、
汗だくだが風呂に入る気力もなし 、、
喉は渇いているが、首が上がらないので飲めない ・・・。


昨日教えてもらった診療室。もうどこへ行ったらどうなるのか。やぶれかぶれ。行ってみよう。ほぼ起きたままの格好で家を出る。ゆっくり、そろそろと。


電車、歩いてそのビルへ到着。古い小さなビル。診療所のポストには 、
「土曜日は初診を受けていません」や、「受け付け時間になる前はビル隣にある近藤勇の墓の前で待っていてください」など、いろいろ注意書きがしてある。

エレベーターで昇ってドアを開ける。ワンルーム。ついたてとカーテンで向こう側は見えない。上がりかまちから向こう、7、8人ほどが座れる長椅子の待合室。静かに音楽が流れている。誰もいない。白壁が明るい。

せまい、怪しい、うさんくさい・・・。

カーテンの向こうから「どーぞー」と声。「初診です」と言うと、カーテンの隙間から、「じゃこれ書いて」と、人間の絵が印刷されて症状≠ニ書かれた名刺大の紙を渡された。首に丸をつけ裏に名前などを記入。書き終え中に入る。

カーテンをくぐった瞬間、ポロリとボールペンを落としてしまう。落ちたペンを目で追い、手を伸ばし拾おうとすると右足で蹴っ飛ばしてしまい、それをまた追おうとした刹那、首に激痛が走る。

「あててててて!!!」
「おいおい、大丈夫?腰か?」
「いえ、首です」
「とりあえずこっちのベッドに座って」


ベッドに座る。症状を説明すると、仰向けで寝ろと言われる。えええ、またあおむけ大丈夫、首支えてるから。ゆっくりそろそろ。いててて。

首の後ろに手を入れ、「あ、これだな?これだ。」と、いきなりピンポイントに痛い所に触れる。首の裏、痛みのつまった左側の筋がグリグリさせられている。「ここからこうだ、この筋。右はないでしょ?ってことは、はい起きて」と起こされ、ベッドに座らされる。

左腕を掴み前に回される。腕が後方へ行きかえたところで「ほら、ここで止まる」。右腕も同様に回されると、左腕よりはるか後方まで回る。「左肩が3割くらいしか動いてないね。ぶっ壊れてるよ。それを庇う為に肩から首の筋が張って骨を引っ張って結果、痛みが出てんの」と言うようなことを言われる。とても早口。首でなくて肩。肩を治せば首の痛みは消える、とのこと。

「はいじゃあそっちの台にうつ伏せに寄っかかって、倒しまーす」ビーンと電動で前に倒れる台。うつ伏せだが体重をすべて預けているので、首も痛まない。






ここからゴッドハンド




凄いスピードで背中、足、肩、腰に触れる手。“軽くもむ”と“軽くたたく”と“軽くさする”と“軽く突く”の中間のような感触が伝わる。音にすると『パシパシシュタッタタサースサースタタッ』2拍子、時に3拍子、スタッカートとスラーの連続。まるで服についた埃を掃っている感じ。服は着たまま。最中、「あれ?」という瞬間があった。一瞬前に突かれた首の痛み箇所が、次の突きでフッと緩んだ気がした。

施術およそ3分。「はいじゃあまたこっちで仰向け」と言われ、さっきのベッドへ。え、もう終わり?こんなに短いの?仰向けになる。あれ?痛みがさっきの半分以下になってる。仰向けできる。ひとりで。「ほーらここ、グリグリ無くなってるでしょ。触ってごらん」さっきのグリグリが消えた。痛みも半分以下。突かれた瞬間は錯覚じゃなかった。再びベッドに座って左腕を回す。さっきの倍くらい回る。


「一気に全部治すと急に動くようになって靭帯傷めたりするからさ、可動範囲が徐々に広くなるよう仕込んどいたから。あと2回で治るよ。別の所が痛んだりする好転反応出るけど自然なことだから気にしないで」と早口で言われ、お金を払って表へ出た。ここに来てから出るまで10分。前しか向けなかったのが、ほぼ全方向に動く。スタスタ歩ける。仕込んどいたって、あの人俺の体に何したんだ???






そして次の日:

目覚めると、首の痛みは全て左肩へ移動していた。
 
   
Posted at 09:51 / 身体(からだ)の巻 / この記事のURL
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ゴッド・ハンドとの出会い-前編 / 2011年05月26日(木)
ひと月ほど前、風呂で頭を洗っていた時のこと。左手でシャワーを流し、右手で頭をゴシゴシやっていると、クイッと首が痛んだ。

あててててて

痛みで下が向けない・・・。その日は仕事。首から肩にロイヒつぼ膏を貼りまくり仕事へ。

ジュワーっと温感湿布が効いて痛みは徐々に薄れていく。

しかし日を追うごとに増してくる違和感。痛みも首から肩へ、肩から首へを繰り返す。もうどこがどう痛いのかわからなくなってきたので、数年前に薬指を直してもらった二子玉の整体へ行くことにした。


5月某日:
仕事が休みの日、整体へ。通称『ツボおばさん』に強烈な力で揉み解され、首から左肩をグリグリゴキッとやられて電気治療。3日連続で通う。


3日後:
あーだいぶ楽になったなー、ロイヒも効いているみたいだしもうちょいだな、なんて思ってたある日、ゴリゴリと本格的に首の関節が痛み出してきた。こりゃやばいな、首だし。やっぱちゃんと病院行っとこう。


その4日後:
駅近くの病院、整形外科へ。触診、レントゲン、首曲げると痛い。しかし首の骨に異状は見られない。「レントゲンでは骨以外のことはわからない」「筋が張っているかもしれない。プール行ってクロールかバタフライしなさい」と言われ、痛み止めとコリほぐしのために軽めの筋弛緩剤を処方された。夜、稽古へ。


その翌日:
会社から代々木方面へ昼を食べに出る。戻ってくると、なにやらまた首の違和感が始まった。

今度はきつい。シャワーで痛めた時のあの激痛が数倍の大きさとなって数分毎に押し寄せる。もうどの方向も向けない。前のみ。おまけに首が頭を支えていられない。ちょっとでも頭を前や後ろ出すと、首に走るキューッとした激痛。手であごの辺りを押さえながらでないと歩けない。頭に帽子を50個乗せた感じ。おさるとぼうし売り。それを見かねた会社の人が「いいとこ知ってるけど」と不思議な診療室の情報を教えてくれた。メモをもらいゆっくり歩いて帰宅。電車の揺れが首にきつい。

なんとか帰宅。あまり痛むため、会社に電話を掛け翌日休みを取る。



そこからがひどかった

まず、布団に横になるのに一苦労。両手で頭を支えて横になろうとするが、仰向けで後ろに倒れようにも、身体がある角度まで来ると首に激痛が走る。うつ伏せも同様。

このままでは横になれない・・・。

一計を案じ、後頭部から頭をタオルで包み、タオルの両端を握り、腕で頭の重量を支えるようにして横になってみる。しかしまたある角度から腕では頭を支えきれなくなるようで、タオルを使っても仰向けは無理。

試行錯誤の末、

タオルで頭をくるみ、頭が動かないようにタオルの両端を腕でガッチリ前へ支えながら横向き→うつ伏せ→ゆっくり横回転で最終的に仰向け

でようやく寝る姿勢を取ることが出来た。もう寝返りは不可能。頭の下のタオルは引き抜くことすら出来ない。しかし床につけた安堵感で一杯


そこからが
さらにひどかった・・・


仰向けで眼を閉じる。しばらくすると、まぶたの裏に登場した知り合い同士がストーリーを勝手に進めていく。4人目に出てきた人物がスープを注文した瞬間、頚椎だけが枕にキューッと引っ張られるような感覚と共に走る激痛。

大慌てで目を開け、頭の下のタオルを両手でグイと上へ引っ張る。
いてててててて!真上じゃなかった!いてぇいてぇ!!!!

上方向下方向いろいろ試して、軽く頚椎を伸ばすような上方向へ軽く引くと痛みもやわらいだ。

やばい、トイレに行きたい。朝まで我慢できないかな、いやこれは今行っておいたほうがいいな。掛け布団をはぎ、タオルを握り、引っ張りながらまずは横へ転がる。横は多少楽。ゆっくりゴロンとうつ伏せになり、首と相談しながらゆっくり起き上がる。


トイレから戻り、タオルを手にして布団に四つん這い。真夜中、暗い部屋。
これはいつまで続くんだ・・・。どうなっちゃうんだ、俺の体。


まどろんでは、
痛みで目が覚める午前2時30分、

まどろんでは、
迫る痛みの恐怖と緊張で目が覚める午前4時50分、


まどろんでは覚醒。
白んでくる空。


果たしてそれは、
朝の9時まで続いた。
 
   
Posted at 14:52 / 身体(からだ)の巻 / この記事のURL
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気付けば / 2009年12月22日(火)
あと9日で今年終わりじゃん!
10日後には来年じゃん!
今年が去年じゃん!
今は過去じゃん!


本番のお話しがボコボコ入り始めたのは夏。しかも半数以上が金曜日。秋口あたりから、今年の年末は忙しくなるな、なんて思っていて、12月頭から空いた時間に台所の水周りや風呂場のタイル磨きなどの大掃除を始めた。このペースでやれば、大晦日にはピッカピカ、と思いきや、タイル以降何もしてない・・・


掃除機かけてない
メシも作ってない
洗濯ギリギリ靴下火の車


右を見て、左を見て、
一歩進んで立ち止まって、
滞らないように、
戻らないように、


ひと段落ついたら湯に浸かりたい
 
   
Posted at 14:54 / 人生の巻 / この記事のURL
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今年度最初の公演 / 2009年06月18日(木)
劇団みるき〜うぇい今年度最初の公演は“ミュージカル 長靴をはいたねこ”!

ピアノ、ギター、タブラ(インドの太鼓)とともにお送りする生演奏オリジナルミュージカル。


日時:
2009年7月5日(日)
1回目 10:30開演
2回目 13:30開演
(開場時間は各回15分前です)

会場:
東山住宅集会所(目黒区東山2-17 3号棟前)
東急田園都市線 池尻大橋駅・東急東横線 中目黒駅 下車徒歩10分

参加料金:
大人(16歳以上)800円
子ども(15歳以下)500円
(2歳以下のお子様は無料です)チケットはありません。当日会場でお支払いください。

ご来場お待ち申し上げております。


劇団公式ブログ→http://blogs.yahoo.co.jp/milkyway_hq




今回は音楽隊での参加ではなく、役者として舞台に乗ることになりました。何年ぶりだろ。山手線以来じゃないかな。ってことは、8年・・・。


芝居はずっと続けていたとは言え、照明や美術だったから、役者としてのカンなんてあったもんじゃない。全身を直に見せるのって難しい。脳からの信号で体を動かしているんだけども、頭で作った動きが客席に伝わらない。脳みそ筋肉痛。


音楽隊のギターとして、初めてミュージカルの生演奏をやらせてもらった時とのような、久々の感覚。なんかフガフガしてる。


メイク道具買わなきゃ。
 
   
Posted at 14:42 / 芝居の巻 / この記事のURL
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ドラマ / 2008年11月28日(金)
先日、古本屋で文庫本を2冊買った。通勤電車で読むために。

前から欲しかった楡周平の5部作3作目。全部読んだことはあったんだけどもう一度読みたくなり、って言うかあまりの面白さに持っていたい本となり、1、2、4、5作目はあちこち回って何とか手に入れていたが、どーしても見つからなかった2作目を近所の古本屋で発見し、

『これ、俺持ってないよな、4作目とかじゃないよな』

なんて裏表紙を穴が開くほど見つめ、中をちょこっと読んだりして何度も確かめ、確かめている間に筒井康隆の本も見つけて、あ、これも欲しい、なんて思ってレジへ。

帰宅して本棚見たらバッチリ持ってない2冊目だった。


で、

筒井康隆から読み始める。


たとえば、大好きなエビフライを頼んだとする。運ばれてきたら真っ先にエビフライから食べる。だってハラ空いている時に一番食べたい物食べたら幸せになれるじゃん。

本は2番目から読む。でもきっと我慢できなくて、楡周平も並行して読み始めちゃう。





筒井康隆を読み始めて4日目の今日。午後0時半過ぎの東上線車内。半分ほど読んだあたり、ページをめくると『はらり』と何かが床に落ちた。


切符


西武新宿駅発行の100円切符。日付は平成3年6月(8?自動改札の穴が開いていて判別不能だが6っぽい)18日。どうやら前の持ち主はこの切符を栞代わりにしていたらしい。


ここまで読んで降りる駅に来たんだ。西武新宿線の切符が挟まれた本を、東武東上線内の古本屋で見つけた。本の持ち主がこちら方面に引っ越してきたのか、はたまた西武新宿線内の古本屋へ売られた本が古本市かなんかで偶然近所に来たのか、偶然この本と会った。

誰が読んでいたのだろう。ここから先は読んだのかな?もしかして、あまりの面白さにしまいまで一気に読んじゃって栞を取るのを忘れたのか、つまらなくて売っちゃったのか、好きで買った本なのか、切符の他に挟む物が無かったのか、

ちょっとワクワクしながら脳みそ始動。文章は遠く彼方、もう集中できない。





待てよ。


(きっと)当時一番安かった100円切符!?
ここにあるってことは、降車駅改札で回収されなかった・・・。






キセルじゃん
 
   
Posted at 00:55 / 見た!≠フ巻 / この記事のURL
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ゲーム / 2008年08月21日(木)
このゲームは、おもしろく、かつ、あっと驚く結果を貴方にもたらすでしょう。

約束してください。絶対に先を読まず、1行ずつ進む事。
たったの3分ですから、試す価値ありです。

■まず、ペンと紙をご用意下さい。先を読むと、願い事が叶わなくなります。

1)まず、1番から11番まで、縦に数字を書いてください。

2)1番と2番の横に好きな3〜7の数字をそれぞれお書き下さい。

3)3番と7番の横に知っている人の名前をお書き下さい。
(必ず、興味のある性別の名前を書く事。男なら女、女なら男、ゲイなら同性の名前。)

必ず、1行ずつ進んで下さい。先を読むと、なにもかもなくなります。

4)4、5、6番の横それぞれに、自分の知っている人の名前をお書き下さい。
これは、家族、知り合い、友人、誰でも結構です。


まだ、先を見てはいけませんよ!!


5)8、9、10、11番の横に、歌のタイトルをお書き下さい。

6)最後に、お願い事をして下さい。


■さて、ゲームの解説です。

1)このゲームの事を、2番に書いた数字の人に伝えて下さい。

2)3番に書いた人は、貴方の愛する人です。

3)7番に書いた人は、好きだけど、叶わぬ恋の相手です。

4)4番に書いた人は、貴方がとても大切に思う人です。

5)5番に書いた人は、貴方の事をとても良く理解してくれる相手です。

6)6番に書いた人は、貴方に幸運をもたらしてくれる人です。

7)8番に書いた歌は、3番に書いた人を表す歌。

8)9番に書いた歌は、7番に書いた人を表す歌。

9)10番に書いた歌は、貴方の心の中を表す歌。

10)そして11番に書いた歌は、貴方の人生を表す歌です。


これを読んでから、1時間以内にブログに貼り付けなさい。
そうすれば、あなたの願い事は叶うでしょう。

もし、送らなければ、願い事と逆のことが起こるでしょう。
とても奇妙ですが、当たっていませんか?

====================

こういうのは直感がいいだろうと思って、朝イチにやってみた。


人生を表す歌は『ルパン三世のテーマ』・・・。

どんなんだよ!
 
   
Posted at 08:23 / 人生の巻 / この記事のURL
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指の痛み / 2008年05月08日(木)
先月中ごろ出始めた右手薬指の違和感。月末には痛みになり、ここ数日は「これはおかしい」的激痛が走るようになった。

薬指は本当によく使う。キーボードを打つ時、本来なら小指が守備範囲のエリアを薬指で打っちゃってるし、マウスは親指と薬指で動かす。ベースでも、3連譜は薬→中→人差し指の3本で、ばべべばべべ、と弾いているが、痛みでそれもままならず、おかげで指2本で3連譜が上達した。


こうして退化してゆく薬指。これではいかん。連休明け、病院へ。



問診表を書き、待合室へ。病院の待合室って、どうしてあんなに不安になるんだろう・・・。俺より重いケガや病気と闘っている方がたくさんいるのに、なぜか、自分はこれからどうなってしまうんだろう、ああ、俺の体は異常なんだ、俺これもうだめかも知れない、なんて考えてしまう。



10数年前、渡米前に健康診断を受けた時のこと。血液検査、レントゲンを撮影、ほんじゃ3日後に健康診断書を取りに来て、と言われた次の日。「レントゲンのあなたの肺に影がある。大至急来院されたし」という電話が寮に来て、原チャでマッハ。「おい、肺の病気したことあるか?」と院長に言われ「いや、ないです・・・」と言ったが、とにかく再度撮影。

待合室で「ああ、俺本当にもうだめかもしれない、学校辞めなきゃならないな、肺の病気か、入院か、闘病か、何も出来なくなるのか・・・」と震えること15分。「影無かった。前回ちゃんと胸当ててなかっただろ、コラ」と院長に言われ、不安解消、ふたたび海の向こうへ燃え上がる若き心。



「Яozieさん、どうぞ」と言われ、診察室へ。
まずは触診。「腫れは無いですね、関節のゆがみも無いし。骨に異常があるかもしれない。レントゲン撮りましょう」ということで再び待合室へ。


待合室には日本語の達者な中東系の親子。母親が母の笑みを浮かべながら隣に座る。女の子はランドセルを隣に置いてジュースを飲んでいる。青いジャンバーのお父さんが診察室へ呼ばれ、入って行った。

車椅子の母親の付き添いで、松葉杖を抱きしめている会社を早退してきたと見受けられる若い女性。看護婦に「担当医は今手術中で、あと10分ほどで済みますので待っていてくださいね」と言われ、無理して笑みを浮かべてうなずく。


ここには“不安”がひしめいている。本人の、家族の。誰に悟られまいと、必死に隠す心の萎縮。隠せば隠すほど、痛いほど見えるよ。隠している≠チてことが。俺もそう見えてるのかな。いやいやこんな指一本に比べたら。とは言え俺の指だ。この間まで何の不自由も無く動いていた指だ。



そうだ、これを直すためにここに来たんだっけ。皆そうだ。



「Яozieさん、どうぞ」と言われ、レントゲン室へ。技師に全てを託す。大袈裟な。右手を開いて、上から、薬指だけ伸ばして横から、の計2枚撮影。三度待合室へ。



笑顔でカルテを運ぶ白衣や制服の病院職員。忙しそう。笑顔って大事なんだな、人の笑顔って、いいな、なんて思いながら仕事を見ていた。



「Яozieさん、どうぞ」と言われ、診察室へ。レントゲン写真をにらむ先生。「骨に異常は見られませんね、関節炎かもしれません。塗り薬出しときましょう」。



痛みの原因がわからない。でも痛みを緩和する薬を出す。西洋医学の限界だ。


骨に異常は無いということが判っただけで良し。処方箋をもらって薬局へ。だが、俺は原因と現状が知りたいのだ。西で無理なら東へ行こう。薬は塗る。痛みが和らぐのなら。そして東洋医学にもチャレンジ。
 
   
Posted at 23:34 / 身体(からだ)の巻 / この記事のURL
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前にあるもの / 2008年04月30日(水)
午後6時半、原宿。ふいと思い立って、新宿まで歩いて帰ることにした。


正面玄関を出て明治通りを新宿方面へ。昼飯を食べたのが遅い時間だったから、適当に腹減ったところで何か食べよう。代々木でハンバーガーでも行くか、いや昨日バーガー食ったな。目に付いた店で食べることにしてみっか。



代々木:
会社から歩いて10分ほどで代々木界隈に出る。山手線は明治通りの左手。雑多な背の低い建物が多い。通り沿いは会社やホテルなどが立ち並ぶ。なぜか埃っぽい。


新宿:
新南口手前で紀ノ国屋に寄る。半年ほど出ていないマンガの新刊、まだ出てないかな?おおっ、あった!!月の16巻出たよ。


花園神社:
どうせなら大久保まで歩っちまえ。ネオンで湿っぽい甲州街道を渡り歌舞伎町の東はずれを歩くと、左に入る路地に見えたのは鳥居。花園神社で願を掛ける。


大久保→馬場周辺:
大久保はこの間降りたっけ、ならもう一駅行ってみよう。商店が少なくなってきてマンション、アパートが増え始める。香辛料の香りがたまらない。学校もちらほら。道幅は広くハングルが目立つ。道路の反対側の立派な門構え。目を凝らすと、学習院大学だった。ここにあったんだ。神田川を超えると高田馬場。途端に活気付く街。汗臭さがそのまま街の空気となったような、甲高い声が響く。


目白:
電車でしか降りたことのない街、ひっそりと、さらになんとなく中途半端なイメージの街。ところが、駅に近づくにつれ、どでかいお屋敷がどかんどかんと姿を現す。高級なお屋敷ならば原宿や世田谷にもたんとあるが、どことなく日本的でない目白の雰囲気に気圧される。住んでみたくなった。


ココまで来たら池袋まで行っちゃえ:
と言う勢いで、っつーか、頭の勢いが体に移っていて「そろっと電車に乗りましょうか」という気にならない。豊島区日本庭園なんてのがあった。今度昼間に来てみよう。西武線沿いをジグザグといつの間にか縫うように歩き回っていてちょっと迷う。最終的には己の方向感覚でなくサンシャインを目指す。それが幸い。無事、池袋に到着。


っつーか、腹減った:
西口を離れる。ここは今の気分で歩く場所じゃなさそうだ。

歩きたい、歩きたい。

街はもうたくさんだ。きょうはたくさんだ。

道を歩きたい。

首都高脇のラーメン屋へ。油ギトギト。


北池袋駅:
そろそろ本格的に疲れてきた。電車乗ろう。しかし、ココから本日一番の迷いに入った。歩けど歩けど線路が見えない。住宅地の中、交差点を左へ行けば、いつの間にかその交差点の右に出てるし、サンシャインを目印にすれば、いやいや、そっちは池袋で逆方向だから、と反対方向へ歩みを進めるとなぜかまたサンシャインが視界に入ってきたり。You Are My Sun Shine。私はどこへ。

堂々巡りを続ける。
ここはどこだ、どこに向かっているんだ、これから行くべきは、家なのか、新しい道か。


右に曲がったら駅に出た。
東上線に乗り込み5駅で上板。
帰宅したら10時半。


寝るとしよう。
 
   
Posted at 08:43 / 人生の巻 / この記事のURL
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嬉しい偶然 / 2008年04月17日(木)
先ごろ、漫画大賞2008が発表された。この賞は、2007年の1年間で単行本が出版された作品かつ最大巻数が8巻までの漫画を対象に授与される。選考員は書店員、マンガ好きのボランティアなど、現場動向を知り尽くす、われわれ消費者のちょっとだけ上目線で選ばれる結構信頼できる(笑)と思われる賞。


その栄えある第一回漫画大賞の受賞作品『岳』。山岳レスキューのボランティアをしている『島崎三歩』という男の話。実在しないけど。


山登り≠ニいうスポーツ・レジャーのほんのちょっとした隙間に潜む山の事故、遭難。山からの救難信号を受けた県警は、すぐさまテントで山暮らしの三歩に救助応援の連絡。穂高の山を知り尽くす三歩は吹雪の中、嵐の中、尾根や谷を走り回り、雪渓や岩、氷の壁をものともせず、救助要求者の元へ登っていく。


作者は石塚真一。なんと大学時代の先輩、とはいえ、「せんぱいっ!」「なんだ後輩」というノリでは無い校風だったので、先輩と書くのもちょこっとはばかられるかな・・・。普段からよく話をする間柄でもなかったのだが、バンドでギターを弾き、低く太いその声で歌う彼のことを俺らは勝手に「しんちゃん」と呼んでいた。


改編期の忙しさもひと段落したとある土曜日。暇な時間に会社でネットやってたら「漫画大賞」の記事を見つけ、なんとなくリンクを覗くとシンちゃんの名前。そういえば以前、彼は帰国後に漫画家になった、と大学のOBホームページで見たのを覚えていて、これってもしかして、と友人数人に電話を掛けるとビンゴ。うっひょうと飛び上がりながらその日のニュースデスクの小娘に「おい、これ報道しろよ」と脅迫めいた圧力を掛けるも「えーだってこれー、きのうのネタじゃないですかー、古いからダメッ」と、ボツ。

帰る道すがら、新宿の紀○国屋にて今出ている全6巻買い込み、家に帰って一気読み、しようと思ったが、あまりの面白さに読んでいるうちにもったいなくなってきて、その日は2冊でやめといた。


高校の読書感想文で読んだ、井上靖の『氷壁』。ザイル(登攀用のロープ)切れたのか、それとも切ったのか。親友を山で失っても山に迷いは持ち込まない男の話。小説なぞほとんど読んだことの無い高校生が初めて垣間見た大人の世界。会社、上司、女、小料理屋、新宿発の夜行列車、上高地、穂高、尾根、B沢、沢渡、新宿、銀座、ザイル、死、体面、山小屋。

クソ暑い浦和の実家2階で汗だくになりながらページをめくった。あれからもう何度読み返したか解らない。小説で描かれている山が、岩が、草木が、雪が、しんちゃんの腕でそこに絵となって現れた。


彼は渡米し、クライミングを始めて山の虜となったという。道具描写の精緻さ、山を知る者しか知らない景色、万全の知識・装備でも簡単に遭難してしまう山の恐ろしさ、山を通じてつながるドラマ、岩にへばりついたときの体の使い方や、裏トビラ絵(?)で彼が登った数々の山がエピソードと共に描かれていて、山へ、人間への愛であふれている。



俺の数々が『岳』でつながった。しんちゃん、おめでとう。岳を書いていてくれてありがとう。俺もがんばる。
 
   
Posted at 23:59 / 見た!≠フ巻 / この記事のURL
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春欲 脳の自由 / 2008年04月08日(火)
昼休み。会社の建物には食堂が無いので表へ出る。


暖かくなった。でも寒い日もあったりしてうどんが食いたいけどカレーうどんはこの時間じゃ品切れだろうな、今日はどの弁当屋に行こうかな、やっぱ中華屋行ってやきそば食おうかな、ラーメンは腹持ち悪いから半チャン定食か盛り合わせ定食かな、久々にバーガーって手もあるな、いや、無いな、どーしよーかなー。


雨に洗われて衣を脱がされつつある葉桜の下で信号待ち。花びらの合間にしゅるしゅると芽を出している緑の葉っぱ。きれいだな、やらかいだろうな、

今の時期に塩漬けにすると桜餅が美味いのだな、そうだそういえばたべられるんじゃん、こいつをてんぷらにしたらさぞかし美味いだろうな、桜って枝折っちゃいかんらしいが葉っぱも取っちゃいけないのかな、あああ本当に美味そうだな、美味いかな、左手がついと伸びる、あ、こら、いかん、止まらない、右手も、おいおい、公衆の、靴を脱ぐ、面前で、上る、上ってる?なんか恥ずかしいけど、あいたたた枝やめろ俺、目の前にはピンクと緑、幹から枝に分かれる部分で足場を確保、上っちゃったよ、鼻先がくすぐったい、ココまで上ったんなら試しに一枚、唇で食んでぴちっと千切りそっと噛む、ほほほほちょといい香り、おおぅお俺何やってんだ、口いっぱい鼻いっぱいで味わいたい、ああもう、口を開け枝を葉を花を、ここは原宿、顔を左から右にスライド、いいや、ずりずり千切れ口に入ってくる葉と花、引っ張られるシャツ、皮は苦い、あれえっ、枝が遠のくのに香りは口と鼻の中、いたたたた誰かに引きずられてる、でもこの香りは俺のもの、奪われないよう、奪取されないよう、ダッシュで奪取、それを悶絶拒絶する季節。


なんてこと考えてたら両頬が上がってて青信号点滅。
きょうはパンと肉食おう。
 
   
Posted at 16:00 / 食の巻 / この記事のURL
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