終わり。 

February 28 [Tue], 2006, 4:05
猫は、白い猫のそばにいつまでもいました。

白い猫は、可愛い子猫をたくさん産みました。

猫は、もう「俺は、100万回も・・・・」とは、決して言いませんでした。

猫は、白い猫と、たくさんの子猫を自分よりも好きなくらいでした。


やがて、子猫たちは大きくなって、それぞれどこかへ行きました。

「あいつらも、りっぱな野良猫になったなぁ。」

と、猫は満足して言いました。

「ええ。」

と、白い猫は言いました。

そして、グルグルと優しく喉を鳴らしました。

白い猫は、少しおばあさんになっていました。

猫は、いっそう優しくグルグルと喉を鳴らしました。

猫は白い猫と一緒に、いつまでも生きていたいと思いました。

ある日、白い猫は、猫のとなりで静かに動かなくなっていました。

猫は、初めて泣きました。

夜になって、朝になって、また夜になって、朝になって

猫は100万回も泣きました。

朝になって、夜になって、ある日のお昼に、猫は泣きやみました。

猫は、白い猫のとなりで、静かに動かなくなりました。



猫は、もう、けっして、生き返りませんでした。



作:佐野洋子(講談社)より

続きA 

February 28 [Tue], 2006, 4:05
あるとき、猫は小さな女の子の猫でした。

猫は子供なんか大嫌いでした。

女の子は猫をおんぶしたり、しっかり抱いて寝たりしました。

泣いたときは猫の背中で涙をふきました。

ある日、猫は女の子の背中で、おぶい紐が首に巻きついて

死んでしまいました。

ぐらぐらの頭になってしまった猫を抱いて

女の子は1日中泣きました。

そして、猫を庭の木の下に埋めました。

猫は死ぬのなんか平気だったのです。




あるとき、猫は誰の猫でもありませんでした。

野良猫だったのです。

猫は、初めて自分の猫になりました。

猫は自分が大好きでした。

なにしろ、りっぱなトラ猫だったので、りっぱな野良猫になりました。

どんなメス猫も、猫のお嫁さんになりたがりました。

大きな魚をプレゼントする猫もいました。

上等のねずみを差し出す猫もいました。

めずらしいマタタビをおみやげにする猫もいました。

りっぱなトラ模様をなめてくれる猫もいました。

猫は言いました。

「俺は100万回も死んだんだぜ。いまさら、おっかしくて!」

猫は誰よりも、自分が好きだったのです。

たった1匹、猫に見向きもしない白い美しい猫がいました。

猫は白い猫のそばに行って

「俺は100万回死んだんだぜ!」と言いました。

白い猫は

「そう。」

と、言ったきりでした。

猫は少し腹を立てました。何しろ、自分が大好きでしたからね。

次の日も、次の日も、猫は白い猫のところへ行って言いました。

「きみはまだ1回も、生き終わってないんだろ。」

白い猫は

「そう。」と、言ったきりでした。

ある日、猫は白い猫の前で、くるくると3回宙返りをして言いました。

「おれ、サーカスの猫だったこともあるんだぜ。」

白い猫は

「そう。」と、言ったきりでした。

「おれは、100万回も・・・・・」と、言いかけて、猫は

「そばにいてもいいかい?」

と、白い猫に訊ねました。

白い猫は

「ええ。」

と言いました。

続き@ 

February 28 [Tue], 2006, 4:03
あるとき、猫はサーカスの手品使いの猫でした。

猫はサーカスなんか嫌いでした。

手品使いは毎日猫を箱の中に入れて、ノコギリで真っ二つにしました。

それから、まるのままの猫を箱から取り出し、

拍手喝采をうけました。

ある日、手品使いは間違えて、本当に猫を真っ二つにしてしまいました。

手品使いは真っ二つになってしまった猫を両手に

ぶら下げて、大きな声で泣きました。

誰も、拍手喝采をしませんでした。

手品使いはサーカス小屋の裏に猫を埋めました。




あるとき、猫は泥棒の猫でした。猫は泥棒なんか大嫌いでした。

泥棒は猫と一緒に暗い街を、猫のように静かに歩き回りました。

泥棒は犬のいる家にだけ泥棒に入りました。

犬が猫に吠えている間に

泥棒は金庫をこじ開けました。

ある日、猫は犬にかみ殺されてしまいました。

泥棒は盗んだダイヤモンドと一緒に、猫を抱いて

夜の街を大きな声で泣きながら歩きました。

そして、家に帰って小さな庭に猫を埋めました。




あるとき、猫は一人ぼっちのおばあさんの猫でした。

猫は、おばあさんなんか大嫌いでした。

おばあさんは、毎日猫を抱いて小さな窓から外を見ていました。

猫は、1日中おばあさんのひざの上で眠っていました。

やがて、猫は年をとって死にました。

よぼよぼのおばあさんは、よぼよぼの死んだ猫を抱いて

1日中泣きました。

おばあさんは庭の木の下に、猫を埋めました。

100万回生きた猫。 

February 28 [Tue], 2006, 3:52
100万回も死なない猫がいました。

100万回も死んで、100万回も生きたのです。

りっぱなトラ猫でした。

100万人の人が、その猫を可愛がり、100万人の人が

その猫が死んだとき、泣きました。

猫は一回も泣きませんでした。




あるとき、猫は王様の猫でした。猫は王様なんか嫌いでした。

王様は戦争が上手で、いつも戦争をしていました。

そして、猫をりっぱな籠に入れて戦争に連れて行きました。

ある日、猫は飛んできた矢に当たって、死んでしまいました。

王様は戦いの真っ最中に猫を抱いて泣きました。

王様は戦争をやめてお城に帰ってきました。

そしてお城の庭に猫を埋めました。




あるとき、猫は船乗りの猫でした。猫は海なんか嫌いでした。

船乗りは世界中の海と世界中の港に猫を連れて行きました。

ある日、猫は船から落ちてしまいました。

猫は泳げなかったのです。

船乗りが急いで、網で救い上げると猫はびしょ濡れになって

死んでいました。

船乗りは、濡れた雑巾のようになった猫を抱いて

大きな声で泣きました。

そして、遠い港町の公園の木の下に猫を埋めました。






夜中人間。 

February 19 [Sun], 2006, 4:42
このごろ本当に゙夜中人間"になってしまった・・・。
夜中に寝れなくなってしまったのだ・・・・。
やっぱり彼氏の家とかで泊まってたりしてたから、人肌恋しいのかしら?
いゃ、そんなんじゃなくて多分、家族が皆寝て、行動しやすくなってるからだと思う。だって皆が寝れば、どんなサイトでも見放題じゃん(笑  萌えでもエロでもトコトンだってんだっ!!
明日はあの人は引越し行ってしまうのね・・・・。あそこの所長は蹴りいれるらしいね(笑
彼氏も蹴られまくってるっぽいね★
大の大人が子供相手に蹴りいれんなよ(笑笑 でもかなり愉快な所みたいだし皆と打ち解けてるならウチは温かく見守りましょう!
通常の生活にはよほどの事がないと戻れそうに無いねぇ本当は眠いってのはあるかもなんだけど。日記とか書いてると余計に眠気がくるから頑張って長いほうも更新していくことにしましょう。あ〜、寝たい。。。

ムカついてきた。 

February 02 [Thu], 2006, 23:38
中学の奴等にムカツイた。
同じ事にあってる奴もいたのに、彼氏を馬鹿にした・・。
父親の自殺を見た奴もいたし、母親がいない奴もいるのに、彼氏を馬鹿にしてた。完全汚れきっていた。
でも彼氏は逃げなかった、強い一匹狼だった。
奴等は群れるしか脳がなかった、仲間外れを怖がり、仲間の中で争い、女みたいに仲間の一人をハブったりしてた。
彼氏は凄く友情に熱かった。
だから彼氏は今がある、今は高校生になってクラス皆と仲良しで幸せになれた。本物のヤンキーもいればオタクだっていて、彼氏と同じ人も沢山いる、幸せになれた。
中学時代の奴等は皆中学の時の糞みたいな生活になれちまった奴等が多くて、中学時代の奴等といまだにズット遊んでやがった。
ダセー奴等だ、新しい学校で生活が怖くなったのか、お前等がどんだけガキだったかおもいしれっ!カス野郎どもっ!
P R
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