ローンのアドオン金利

December 14 [Sun], 2008, 11:34
ローンの実質年率に対して借入残高を減少しないと扱う(仮定する)方法がアドオン金利です。

ローンの実質年率と同じ5万円を毎月1回ずつ5回で返済することにする。(ただし毎回返済する元金は1万円ずつとします)

ローンのアドオン金利12%(=月利1%になります)の場合の利息 を計算しますと、
返済1回目、計算上の借入残高3万円×1%=500円 つまり、5回の支払いとも1万500円ということになります。
返済2回目、計算上の借入残高3万円×1%=500円
返済3回目、計算上の借入残高3万円×1%=500円
返済4回目、計算上の借入残高3万円×1%=500円
返済4回目、計算上の借入残高3万円×1%=500円

アドオン金利で計算した場合の利息の合計は2,500円 ということですね!

お分かりのように同じ金利の%であっても、ローンの実質年率に比べてローンのアドオン金利の方が利息が高いです。

※国や都道府県に貸金業としての登録をしない闇金融があります。

出資法の制限を超える金利を課したり、人権を無視した取り立てを行うそうですのでくれぐれもご注意ください!

貸して側の方からもローンの実質年率についてちょっと考えて見ましょう。

ローンの実質年率は名目金利から物価上昇率を引いて設定されるそうです。名目金利は物価の上昇率が含まれている金利です。

物価の上昇率を含んでおかなければ、金利と元本の実質的な価値を確保することができないからです。

たとえば、物価の上昇率が年率3%であれば、100円の物が1年後には103円になっています。

同じ時期に、あなたが100円を誰かに貸した場合を想定すると1年後に受け取る元利金は103円になります。

この時の年率は表面上3%の計算になりますが、この3%は、物価上昇率の3%に飲み込まれて、返済を受けた元利金で1年前の100円の物を買った場合、現在は103円になってる訳ですから金利を0としたことになってしまいます。

貸しての立場で考えると、実質的に3%の価値を確保したいのであれば、それに、物価上昇率の3%を加えて6%にする必要があります。

この時の3%がローンの実質年率で、6%が名目金利になります。

※物価が上昇傾向にある時は元本の実質的な価値と金利を確保するために、物価上昇率が織り込まれるため、名目金利は上昇します。

逆に、物価が下落傾向にある時は、名目金利は下降します。つまり、物価の上下を差し引いた金利が実質年率(金利)です。