ナガメと長嶺

January 31 [Sun], 2016, 16:26
インプラント手術の目的は、なくした歯を取り戻すことにあります。歯科医院はコンビニエンスストアよりも多いですが、インプラントを実施している歯科医院は全体のおよそ2割ほどしかありません。その限られた中から確かな技術のある歯医者さんを見つけることが重要です。
インプラントは死ぬまでもつのかが気になりますが、正直なところ分かる人はどこにもいません。インプラント治療はまだ歴史が浅いので、証明できるほどのデータが集まらないのです。インプラント希望者の多くが高齢者であることもありますが、インプラントは死ぬまで問題なく機能しているようです。有識者によれば、インプラントの寿命は40年とも50年とも言われています。
インプラント治療に、年齢制限の上限はありません。下限は骨の成長が止まる20歳前後から受けることができます。70歳を超えた高齢者もインプラント手術を受けた方はいらっしゃいます。ただ、年齢的には問題はなくても健康状態によっては諦めざるを得ない場合もあります。
高血圧・糖尿病・心臓疾患・呼吸器疾患などをお持ちの方は、インプラント手術ができない可能性があります。どうしてもインプラントを希望されるのなら、かかりつけのお医者さんとよく相談してから決める方が賢明です。インプラントを希望している妊婦の方は、赤ちゃんを産んでから一段落してからにしましょう。
インプラント治療で真っ先に心配するのが痛みに関することです。金属製のネジのようなものを歯茎に埋め込むわけですから、人生最大のヒドイ痛みを想像しがちです。でも実のところ、麻酔が充分に効果を発揮していますので、歯を抜くときと同じくらいの痛みしかありません。親知らずを抜くぐらいの痛みしかないんです。
自分の歯と同じように噛めるインプラントにしたくても、怖くてどうしても無理、という方もいらっしゃいます。あまりに恐怖心が大きいとどうしても手術全般にわたって無駄に大きい反応をしてしまい、危ないシチュエーションを自ら作り出してしまいます。実はありがたいことに、恐怖心を取り除くことのできる麻酔があります。
インプラント手術のできる歯科医院は全体の約20%ほどしかありませんが、その中から本当に信頼できる歯科医院を自分だけで探し当てるのはこの上なく厳しいかもしれません。もしあなたが切にインプラント手術を検討するなら、まずはしっかりとインプラントについての知識を身につけることから始めることをおすすめします。
インプラントで腕のいい歯医者さんは、他の歯科医院で断られた難症例でも問題なく対応できる歯科医、とも言えます。難症例で代表的なものに『充分な骨がない』という症状があります。現在では骨を創るという技術が確立されているので、必要な場所に骨を創ってそこにインプラントを埋入します。
あまり知られていませんが、最近まで大学ではインプラントを教えていませんでした。向上心溢れる歯科医たちは有名なインプラントメーカーが主催するセミナーに参加したり、日本のインプラント学会に所属するなどして、知識や技術を身につけてきました。ですが今は大学でも学べるので、今後インプラントに取り組む歯科医は増えそうです。
インプラントにしたくて受診した歯科医で、「あなたにインプラントは無理です」と宣告されたらどう思いますか。実はきちんと断ってくれた方があなた自身のためにもなっているんです。悲惨なのは、症状と自分の実力がバランスが取れないことが分からない歯医者さんです。
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