百夜行 

July 27 [Thu], 2006, 22:42
百夜行  東野圭吾著作 <集英社文庫>

1973年10月、近鉄布施駅近くの廃墟ビルで、質屋の店主が殺害される。
容疑者でありそうな人物は謎の死を遂げていくため、
この事件は迷宮入りしてしまう。
被害者の息子である亮司と
容疑者のひとりとして考えられていた女の娘である雪穂。
ふたりの周りで相次いで起こる事件・その真相とは…。
ふたりが互いに歩んでいく人生とは…。

私は実は今まで、゙ 読書 ゙ にはそれほど興味も持っていませんでした。
ボキャブラリーが少ないのはそのせい?
擬音を使って話すのが得意なので、文章がまとまらないのはご勘弁を。
読んだ本が心に残るとゆう経験をしたことがなかったんですね〜
なので、この『百夜行』に出会った時は、かなり衝撃的でした。
手に取った理由は・・・なんとなく・・・でしょうか。
ドラマになっていたことさえ知らなかったので。
ただなんとなく目にとまって、「読んでみようかな〜」と。
これが出会いなんですよね〜。
『百夜行』と共に、『東野圭吾さん』との出会いでもありました。
自分では信じられない位ハマり、夢中で読みました。
同じ作品を続けて何回も読むなんて、まず今までには考えられないことです。
この作品を読み終わった後の感想は… 「 ・ ・ ・ 」 です…。
なんとも言い表せられないのが残念なのですが、
重く、暗く、苦しく、呆然と立ちつくす、とゆう感じです。
それでも何度も読んでしまう、読みたくなってしまう、それほどの作品です。

亮司の行動 ・雪穂の行動の至る所に、次への鍵が隠されています。
前への鍵の場合もありますが。
亮司は雪穂のために、雪穂は亮司のために、ふたりは互いのために。
そう思いながら最後まで読み進め、ラストでは言葉がなくなってしまいました。
ふたりの感情が一切書かれていないことから、色々と想像できるのですが、
ふたりの関係は・・・互いの存在はどういったものだったんでしょう…。
亮司にとっても、もちろん雪穂にとっても・・・
『太陽に変わるもの』が、雪穂であり亮司であってほしいです。
あたたかい場所がお互いであってほしいです。そうであると信じたい。

こんなに心を奪われる本があるんですね〜。
いろんな意味で、この本に出会えて良かったと思います。
ドラマも観てみたいのですが…
色々な感想を聞くので観ないままでもいいかな。

眠りの森 

July 27 [Thu], 2006, 21:34
眠りの森  東野圭吾著作 <講談社文庫>

若き敏腕刑事・加賀恭一郎登場作品。
あるバレエ団に進入した男が殺される。
バレエ団のひとりが正当防衛を理由に殺したと言うが・・・。
隠され続ける切なすぎる真実とは・・・。

大好きな加賀恭一郎の出ている作品で、
なぜか最後まで手にできずにいた作品でした。
バレエのことなんて何一つ知らないし、ちょっと手に取りにくかったのですが…
読んでみると・・・全く・・・違いました。
好きな作品のひとつに入ったことは間違いなしでしょう。
まだ読んでない方もいらっしゃると思いますので詳しくは書きませんが。
(ちょこっと書きますよ〜)
この作品には、悲しい真実がいくつかあります。
真犯人の隠し続けられたそれも大きなものでしたが、
それを受け止めた【人物】が見せた愛情表現に胸が熱くなりました。
父親に想いを語る場面 ・ラスト・・・切なすぎます。

・・・「守ってみせる」・・・
温かく包み込むような愛が育まれていることを願ってやみません。

◆加賀恭一郎作品◆作品順不同かも・・・
『卒業ー雪月花殺人ゲームー』・・・刑事になる前、学生時代の作品です。
『眠りの森』 『どちらかが彼女を殺した』 『私が彼を殺した』
『悪意』 『嘘をもうひとつだけ』  『赤い指』
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